藤岡一樹が圏内へ上がってくる
決勝戦のおこなわれる時間はあいにくの雨予報。良走路ならハンデ有利な人見剛志の速攻抜け出しが十分ありそうだが雨は不安。
今回初優出となった村田光希は準決勝戦の勝利により本日3日目はハンデ重化。雨走路はデビューから6走を経験して未勝利、4着が最高と、推せる要素に乏しい。人見に日室志郎も雨が得意でなく、40線から角翔太郎が進出を図るが、底力に優り雨の実績も豊富な50線の2車が追い上げて首位争いしそうだ。藤岡一樹は良走路の今節2走とも他者を大きく上回る本走タイムで走っており、走路が雨に変わってもエンジンの良さで勝ちきろう。
◎ 6 藤岡一樹
○ 5 山本将之
△ 3 角翔太郎
▲ 1 村田光希
穴 2 日室志郎
おすすめの買い目
6-5-312
晴れたら
4=6-351
文/鈴木
三浦康平が今年の初優勝を決めた!
伊勢崎オートの優勝戦は試走タイム一番タイの三浦と大月に人気が集まった。その三浦は20線に6車並んだ大外に置かれていたが、見事なスタートダッシュを決めると1周目の2コーナーを出るところで2番手に浮上。早々と0ハン北渡瀬と一騎打ちの状態に持ち込んで。そこからの攻めも早く、あっさりと先頭に立つと後続を振り切って優勝を決めてみせた。2番手には田中哲が粘っていたが、機力上位の大月が交わし準優勝。他の選手はあまり動きがなかった。
三浦は今年5度目の優出にして初優勝。勝因はなんと言ってもスタートだろう。通常なら内枠勢の5車を捌かなくてはならないハンデ位置だったが、一気に置き去りにして好展開を作れた。SGの裏開催で主力選手がごっそりいなかったというシリーズだったが、そこでしっかりと結果を出したのはさすがの一言。ここから今年の良い流れを作っていきたい。
森本優佑が通算200勝、4Vを達成!
山陽オートの優勝戦は、初優勝がかかる0ハン単騎の中村颯に人気が集まった。その中村颯は序盤からペースを上げたかったが、20線から先行した古城に捕まってしまう。その古城も逃げ態勢を確立する前に、スタートで後手を踏んだ吉松優の巻き返しに遭ってしまう。吉松優が逃げる展開になったが、後方から追ってきたのは森本。森本は仕掛けのタイミングを図るとインに切り込み先頭を奪取。鮮やかな追い込みを決めてみせた。
森本はこれで自身4V。通算勝利数が200となる節目で優勝を決めてみせた。展開的に楽ではなかったが、最後方からきっちり追い込んでみせた。31期では青山周平の活躍が目立っているが、森本もまだまだ成長の余地を大いに残している。今後は記念レースでの活躍を期待したい。
2節連続Vへ 田中哲が先制
雨の準決勝で勝ち上がった7名。今節の主役を務める三浦康平も雨走路を克服して見事に優出。単騎0ハンの北渡瀬充は逆転勝利での優勝戦進出で喜びもひとしお。20mの比較は前節のVでハンデ10m重くなってるが田中哲の最イン有利。大月渉は新品クランクに交換したのが功を奏しエンジン急上昇。三浦は大外からカマシ決めないと苦しい戦いを強いられそう。枠の利で田中哲、機力では大月となるが北渡瀬の逃げペースにも注目したい。
◎ 2 田中 哲
○ 3 大月 渉
△ 7 三浦 康平
▲ 4 栗原 俊介
穴 1 北渡瀬 充
《おすすめ車券》
2-3=7、2-3=4、2-7=4
《穴なら》
1-2-3、1-2-7、1-2-4
中村颯斗に初Vのチャンスが訪れた
20線4車は良走路の今節初日、吉松優輝と古城龍之介の2名が、松尾隆広と田中正樹より速い本走タイムで走っているが、同等の時計で初日に勝利している0ハン中村颯斗がハイペースで逃げる。中村颯は試走タイムが出ない時でもレースではしっかり走れるタイプなので、他者より極端に遅い試走タイムでなければ狙い目が立つ。
30線3車の初日は、この決勝戦と同じ時間帯に藤岡一樹と森本優佑が本走3秒台で勝っており、20線勢に追い付けば攻め込んでいける。飯塚6車vs山陽2車と地元勢は数の上では劣勢で、藤岡と古城は地元代表として気合の入るところだろう。
◎ 1 中村颯斗
○ 7 藤岡一樹
△ 8 森本優佑
▲ 3 古城龍之介
穴 6 阿部仁志
おすすめの買い目
1ー7=83
穴なら
6=7-235
文/鈴木