鈴木圭一郎の仕上がりは良い
今節4日間は青山周平が4戦3勝(2着1回)に対して鈴木圭一郎は4戦1勝(2着3回)と成績は青山周が上回っているが、レース前半に前団が固まって行き場のない展開から追い上げて2連対に喰い込む競走を続けてできている鈴木圭の車は、スーパーハンデからでも捌いて行ける伸びと操作性が備わった良い状態にあると判断できる。10線3車が固まって青山周がスンナリ割れないようなら鈴木圭はその外を伸びて交わそう。
鈴木健吾が3日目から決め手を上げておりスタート先行から前半は逃げるが、アウト戦の威力高い中村友和が捲って先頭に立つケースも十分ある。
内枠の青山周が鈴木圭をブロックする展開になると両者とも進めず、その間に金子大輔の速攻が決まると優勝まであろう。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 3 中村友和
△ 7 青山周平
▲ 1 鈴木健吾
穴 6 金子大輔
おすすめの買い目
8ー3-76
穴なら
6-8=71
小栗勝太が藤岡一樹を微差振り切った!
午前0:30にもかかわらず、ミッドナイト優勝戦の売上は2800万近く。熱気を帯びた深夜の決戦で人気を分け合ったのは藤岡一樹と小栗勝太。3連単は6-3-1のみ10倍を切っていた。2連単のオッズは6-3が3倍、3-6が3.9倍を示していた。スタートで畦坪孝雄より先に出たのは竹中一成。逃げ態勢に入ったが小栗がマークから差し先頭立つ。藤岡も射程に入るが、小栗の伸びが良く微差で1着ゴール。福永貴史はイン戦で3着浮上。小栗は昨年4月以来の優勝で通算V5となった。
武藤博臣が2日目から4連勝でV
5日制の初日3着のあと準決勝戦まで3連勝で優出した武藤博臣は「エンジン悪くないので決勝に向けては扱わず」「交換したタイヤが良かった」と語り、決勝では堂々の1番人気に支持された。
スタートは0ハン中枠から間中大輔が飛び出し、武藤博臣はやや前輪を浮かせたが、1周回1コーナーでは同ハン最内枠の牧野貴博より先回りして2番手発進。10線から鋭いダッシュで迫ってきた森谷隼人をすぐに突き放した。そのまましばらくは逃げる間中を攻めあぐねたが、中盤の周回で間中のコースが大きくなった瞬間を見のがさず内へ入って先頭を奪取。そのまま逃走してゴールにトップで飛び込み、2013年9月以来11度目の優勝を決めた。
森且行は追い上げ届かず2着だったが、悲願のSG初制覇となった『日本選手権』以来3年半ぶりの復活優勝を遂げる日が遠くない予感を抱かせた。
文/鈴木
藤岡一樹が底力を示す
前節の昼開催から今節のミッドナイトに替わり本走タイムがみるみる上がってきた藤岡一樹の追い切りに期待。自身の置かれた30線の角度なら20線の内へスタート飛び込んで3車をそっくり叩くケースまでありそう。
通算600勝以上を挙げている強豪の竹中一成が、レース運びの上手さで同ハン畦坪孝雄をくだして主導権を掴む。
32期の2名は、高木健太郎の方が小栗勝太より現状のパワーは高そう。その同ハン2名に福永貴史は先行されそうだが、後ろのスタートを残して出ると捌く腕を道中で発揮するシーンは十分ある。
◎ 6 藤岡一樹
○ 2 竹中一成
△ 4 福永貴史
▲ 5 高木健太郎
穴 3 小栗勝太
おすすめの買い目
6ー2-453
穴なら
4=2-653
文/鈴木
展開を味方に武藤が激走を披露!
5日間のロングシリーズナイター一般開催はファイナリストが出揃った。軽ハン勢が大いに頑張り、優勝戦は0、10、20のハンデ構成。0ハン勢の粘りがあるのか。それとも最重ハン勢がしっかりと追って行くのか。
0ハン勢のスタート争いは牧野か武藤。独走力があるのは武藤の方で、こちらが先行した場合はかなりペースが上がりそう。10線は内枠の森谷が先行。斎藤撤は20線勢に叩かれないスタートを切りたい。20線勢は大外の佐藤摩がカマシ気味に行くか。最内の森が突っ張るか。
いきなり逃げに入りそうな武藤は、準決で素晴らしい上がりタイムをマークした。単純なタイム比較で言えば、後ろから追って行く選手は届きそうにない。そこで、本命には武藤を推したい。コースを外さずミスなく走れば2013年9月以来の優勝も十分ある。
牧野と間中は武藤に付いていくのは厳しいか。まずは10線の森谷が突破にかかる。その森谷も武藤を射程内に収めるのは難しそう。20線から森と佐藤摩が猛烈に追っていく。中団をすんなり抜ければ武藤に迫ることも可能。斎藤撤は序盤で悪くない位置につければ車券絡みがありそう。
◎ 3 武藤博臣
○ 6 森且行
△ 8 佐藤摩弥
△ 4 森谷隼人
▲ 5 斎藤撤二
おすすめの買い目
3-4568-4568
森も久しぶりの優勝を目指す
6-3458-3458