先週18日、JpnIII「第26回メイセイオペラ記念マーキュリーカップ」が盛岡ダート2000mを舞台に、フルゲート14頭で行われた。今年は例年以上に粒ぞろい。どの馬が勝っても不思議がなく、まさに伯仲メンバーの争いとなった。
勝ったのはバーデンヴァイラー。姉が昨年のブリーダーズカップ・ディスタフ優勝の偉業を果たしたマルシュロレーヌ。3連勝でGIII・アンタレスステークスに臨んだが、直線失速15着。その後は馬体回復とリフレッシュに専念し、マーキュリーCへ臨み、早め先頭テリオスベルをキッチリ捕らえて初重賞を手にした。
福永祐一騎手「よく勝ち切ってくれた。栗東で2週続けてまたがったが、減っていた体重も戻ってコンディションも良かったと思います。今まで連勝してきた時は逃げか2番手だったが、今日は先に行きたい馬がそろっていましたからね。今後のことも考えて砂を被らせる戦法を採った。レースはイメージどおりだったが、テリオスベルのリードが大きかったので早めに動いた。(テリオスベルが)渋太く粘っていたので最後まで分からなかったが、大きい白星だったと思う。今回の内容に関していうことなし。上手に競馬をしてくれました。まだまだ良くなる余地がありますから、これからも楽しみです」
齋藤崇史調教師「前回(アンタレスS)大敗したが、馬体重が減っていたので立て直すことを重点に置いた。使うレースも決めていなかったが、状態が戻ってきた時にちょうど良かったのがマーキュリーカップだった。地方ダートを使うのはお姉さん(マルシュロレーヌ)も活躍してたので、躊躇はなかった。道中は1コーナーで内に入り、向こう正面では外から被せられて(バーデンヴァイラーに)苦手なシチュエーションがあったが、克服してくれた。これで偉大な姉に少しでも近づけたかな、と思う。次走については勝ったばかりなので白紙です」
バーデンヴァイラー。父がドゥラメンテ、姉は重複するがマルシェロレーヌ。ダート界に新たなスター誕生を予感させるに十分のパフォーマンスだった。
25日メインはB1級・芝1600m特別「浜木綿賞」。7月12日、B1・芝1600m戦から4頭、そして前々走・朝顔賞(芝1700m)を使った馬が3頭。以上2レースが重要な参考レースとなる。
エルプシャフトは父ディープインパクト、母ビワハイジの超良血馬。中央芝で4勝をマーク後、北海道、佐賀、高知C1を経て岩手入り。3戦目の水沢1600mで1着同着を決めたが、あくまでも転入目的は盛岡芝。
B1特別・朝顔賞であっさり逃げ切りを決めて0秒4差で完勝。貫禄の違いを見せつけたが、前走・芝1600m戦は負担重量据え置きだったが、エムワンハルコに完敗2着。若駒の成長力に屈したが、今回はエムワンハルコが翌日26日の芝1700mへエントリー。首位を奪回するチャンス。
リンシャンカイホウは昨年、準重賞・ハーベストカップを快勝し、重賞・いしがきマイラーズ2着。盛岡芝で水の得た魚のような活躍ぶりを披露した。ハーベストC後。休養に入り、8ヵ月の休養から早池峰スーパースプリントで復帰。この一戦を叩いて得意の芝に臨み、2戦連続3着。マイル以上だと最後が甘くなるが、2戦とも外目の枠。今度は絶好の2番枠を引き当て逆転首位まで。
ホープホワイトは福島芝1200m・2歳新馬戦を快勝。その後、1勝クラスでも芝1400mで3着2回を残して転入。重賞・岩鷲賞で4着善戦したが、前後は苦戦の連続。しかし前走芝に替わり、逃げ粘って4着。ここでもマイペースの逃げに持ち込む。
タオルデスカーフは芝2戦5、6着はスローに落とされたのが痛かった。加えてじり脚タイプで展開に注文がつくが、レースが流れれば台頭十分。
ナムラバンザイは芝ダート兼用。今季3着1回が最高だが、好状態をキープ。好枠を生かしたい。
ベルフラカンはB2条件の芝1600m・ジュライカップ3着。相手強化だが、盛岡芝2戦目でさらに上位を狙う。
◎⑥エルプシャフト
〇②リンシャンカイホウ
▲④ホープホワイト
△⑤タオルデスカーフ
△①ナムラバンザイ
△⑦ベルフラカン
<お奨めの1頭>
1R ロイヤルウィーブ
前走4着に沈んだが、距離延長と2走ボケが敗因。1000m短縮なら絶対スピードの違いで逃げ切る
24日メインは3歳・地方競馬全国交流「第10回ハヤテスプリント」(盛岡ダート1200m)。ハヤテスプリントの創設は第1回から第5回まで地元3歳重賞で行われ、ダート1000mが舞台。
第6回から地方競馬全国交流に昇格し、距離も1200mへ延長。第6回アヴァレソー(浦和)、第7回ケンガイア(船橋)、第8回エイシンハルニレ(岩手・水沢)、昨年第9回ソロユニット(北海道)と各地区が勝利を分け合っている。
今年は遠征馬6頭がすべて南関東所属馬。迎え撃つ岩手勢は5頭だが、メンバー的に苦戦必至。結果的に印もすべて遠征馬となった。
ヒストリックノヴァはデビュー3戦目の中山ダート1200m戦を勝ちあがり、JpnIII・エーデルワイス賞(門別)に参戦。スピーディキックの強烈な末脚に屈し、惜しくもクビ差2着に惜敗した。その後、南関東・大井へ移籍してJpnII・兵庫ジュニアグランプリ6着。地元に戻って東京2歳優駿牝馬(1着スピーディキック)で2着に巻き返した。
今季は南関東牝馬クラシック路線を歩んだが、ユングフラウ賞11着、浦和・桜花賞8着に敗退。以降は1200m路線にシフト。若潮スプリント5着、優駿スプリント・トライアル6着、優駿スプリント9着と入着一杯だったが、強豪相手の結果。今回はメンバーが大幅に甘くなり、チャンス到来。勝機をがっちりモノにし、弾みをつけたいところだろう。
カプティフは1400mを使ったのはデビュー3戦目(9着)のみ。ほかは一貫して1200m戦を専門に走り続け、3勝2着3回。強烈な末脚が冴え渡った。3走前からヒストリックノヴァと同じ路線を歩み、当初2戦は後塵を拝したが、前走・優駿スプリントでヒストリックノヴァに先着5着。重賞のペースにも慣れてきたのは明らか。
注目点はヒストリックノヴァが左回りで馬券対象が一度もないのに対し、カプティフは船橋1200m戦で2着1回。盛岡と船橋が共通するのが3~4コーナーカーブが緩やかなこと。決め手を生かせるコースが合う可能性が高く、逆転筆頭に位置する。
オンラインボスは北海道7戦1勝から南関東・浦和へ移籍。浦和1500m1勝、浦和1400m1勝をマークしたが、気性難があったのだろう。2月に浦和を使った後、去勢。前走はその影響が大きくマイナス22キロと大幅に体重が減っていたが、それでも0秒6差5着にまとめた。今回のカギは減っていた体重がどこまで回復したか。あとは輸送もうまくクリアーできれば勝ち負けに持ち込める。
スターオブケリーは北海道2勝から浦和入り。2着4回にとどまっているが、名古屋遠征・東海クイーンカップで2着。続くのじぎく賞(園田)は11着に沈み、以降は休養。この一戦に照準を合わせて乗り込まれた。自分の競馬が出きれないとモロい面があり、展開がカギを握る。
ジェルジオは2勝がいずれも川崎900m戦だったが、1400mでも2着1回。2ヵ月半ぶりの実戦だが、このレースに合わせての復帰とのこと。ワンターンも合い、軽視できない。
エイシントゥランは北海道2勝、園田0勝、JRA2戦0勝から園田へ戻り、2戦2着から前回快勝。上昇ムードに乗って転入。逃げタイプが絶好の1番枠を引き当てたのは見逃せない。
◎⑤ヒストリックノヴァ
○⑨カプティフ
▲②オンラインボス
△⑦スターオブケリー
△⑩ジェルジオ
△①エイシントゥラン
<お奨めの1頭>
2R コールオンミー
転入2戦目を0秒6差で逃げ切り、実力を発揮。走破タイムもすばらしく、もう一丁いける
7月18日に行われたダートグレードレース『マーキュリーカップ』は2番人気のJRA代表バーデンヴァイラー号が優勝。自身2度目の重賞挑戦でのタイトル獲得となりました。
先行タイプが多く先行争いが激化するだろうと見られていた今年のマーキュリーカップ。バーデンヴァイラーもその中の一頭と思われましたが今回はさっと控えて5番手あたり。道中は先行勢を見ながら進み、出し抜けを図ったテリオスベルを追って仕掛け始めてからは粘るテリオスベル・追うバーデンヴァイラーの一騎打ち。しかし最後まで脚を伸ばし続けたバーデンヴァイラーがテリオスベルをクビ差捉えた所がゴール。「一度こういうレースをしてみたいと思っていたが、いきなりクリアしてくれるとは思わなかった」と鞍上・福永騎手も馬を褒める事しきりの勝利でした。
7月19日のメインレースは12Rに行われるオープン級芝1000mの『OROターフ特別』。昨日18日はなんとか持ってくれた空模様も夜半から崩れて夜の間は雨が続きました。その代わり今日の日中の雨予報は無くなったものの、その雨の影響でコース状態は芝ダート共に重の発表になっていますのでご注意ください。
このレースの本命は(6)スギノヴォルケーノです。
前走の岩手転入初戦、芝1700mの準重賞『かきつばた賞』では3着だったスギノヴォルケーノ。逃げて主導権を握ったものの直線半ばあたりから脚色劣勢になったのは初めての盛岡芝での実戦という面だけでなくキャリア最長の距離だったことの影響もあったでしょう。今回の1000mはそれとは反対方向の、キャリア最短の距離に挑む事になります。今度は短すぎないかという懸念は確かにありますが、JRA時代は主に1200mでオープンまでのし上がった馬。転入二戦目・芝二戦目の上積みも含め前走とは違う姿を見せてくれると期待しましょう。
対抗は(3)トミケンキルカスでどうでしょうか。ダート短距離の実績が厚い馬ですが芝でもJRAオープンで悪くない走りを見せており芝が決して苦手という事はなさそう。前走は流れに乗れずじまいの大敗でしたが元々人気の逆を行く事が目立つタイプだという事を思えば大敗後が逆に狙い目という見方もできそう。
三番手は(4)ルチルクォーツを狙ってみます。これがキャリア初の芝というハンデはありますが、ここに来ての調子の良さ、短距離向きの実績には魅力が十分。流れに乗りきってしまえばの怖さあり。
馬場状態を考慮して内枠優勢と考え、ヒモは敢えて枠順で選ぶ形で(2)グレイトホーン、(1)トンデコパ。どちらも未知の部分が多いですが芝も短距離もこなせる力はありそうで、穴っぽいヒモとしてならの選択。
●12Rの買い目
馬単(6)=(3)、(6)=(4)、(6)→(2)、(6)→(1)
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18日メインは今シーズン第一弾のJpnIII「第26回マーキュリーカップ」(盛岡ダート2000m)。盛岡ダートはリピーターが多いので定評があるが、2連覇を果たしたマスターフェンサーは残念ながら引退。2年連続出走馬は地元岩手も含めて1頭もなし。非常にフレッシュなメンバー構成。しかも11月3日にJBC盛岡が控え、例年以上に粒ぞろい。特に南関東の布陣が重厚となった。
ケイアイパープルはデビューが遅かった上、激しい気性で知られるパイロ産駒。トントン拍子で出世はできなかったが、年を重ねるごとに地力強化。昨年12月、名古屋グランプリ2着から佐賀記念を1秒差で圧勝。6歳にして初重賞を獲得した。以降も名古屋大賞典2着、アンタレスステークス5着、平安ステークス2着。
その平安Sを勝ったのは昨年の帝王賞、チャンピオンズカップを制し、JRA最優秀ダートホースに選出されたテーオーケインズ。サウジCから帰郷戦だったとはいえ、地力を誇示した一戦。むしろ2着確保を評価するべき。近走の充実度から主軸視が妥当だろう。
ただ死角がない訳ではない。安定した成績を残している半面、名古屋大賞典でクリンチャーに交わされてアタマ差2着。佐賀記念のように早め先頭に立てば問題ないが、最後のひと伸びが課題。実績上位メイショウカズサが58キロに対し、ケイアイパープルは55キロ。好走要因がそろい、連対確保の確率は非常に高いが、あとは接戦に持ち込まれないことが優勝条件。
メイショウカズサも初勝利まで9戦もかかった遅咲き。しかし未勝利を脱出すると4連勝をマークして一気にオープン入りを果たした。当初3戦は大敗の連続だったが、プロキオンS(小倉)で初重賞を制すると、一戦置いて白山大賞典(JpnIII)、浦和記念(JpnII)と2連勝。
一躍注目の的となったが、続く佐賀記念3着、ダイオライト記念9着。いずれも1番人気に支持されたが、あっけなく失速した。その後は休養に入り、マーキュリーCで復帰。トップハンデ58キロを背負うことより、最後まで集中力を持続できるか、できないかが最大ネック。
あとは冬場に好走ケースがなく、寒い季節が苦手の可能性もある。確かに初勝利を飾ったのが、6月の阪神。プロキオンSを制したのも7月。とすれば7月のマーキュリーCなら全能力を発揮できる可能性がある。
バーデンヴァイラーは昨年、本場アメリカ(デルマ―競馬場)のブリーダーズカップ・ディスタフを優勝したマルシュロレーヌの弟。父がオルフェーヴルからドゥラメンテに変わった。
デビュー2戦目から2連勝、2戦置いて3連勝マーク。オープン入り初戦の総武Sもあっさり逃げ切り、重賞・アンタレスSへ挑戦したが。一気に相手が強化されて15着大敗。それでも4角で一度、先頭に並びかけて見せ場は作った。そのダメージが気になるところだが、ドゥラメンテ産駒は立ち直ればさらにワンランク以上パワーアップ。その意味でマーキュリーCは試金石の一戦となった。
テリオスベルはデビュー7戦目、芝からダートへ路線変更。それが功を奏し、今年4月に3勝クラスを卒業。前走はマーキュリーCと連動性が高いスレイプニルSを逃げ切った。しかも負担重量が52キロ、絶好の内2番枠。ついつい手を出してしまうが、それほど甘くないのも事実。仮に突破できれば牝馬路線のヒロインを演じることができるだけに、陣営も力が入る。
ギガキングは門別1勝から2歳交流・南部駒賞を完勝。昨年は豪華メンバーがそろったダービーグランプリも完勝。参戦直前の短夜賞も完勝し、好ムードで臨む。盛岡2000mの持ちタイムが2分6秒8。現在、盛岡は断続的に雨が降り続け、おそらく2分3秒を切る決着。果たして高速勝負に対応できるかが不安だが、ギガキングの過去履歴を振り返ってほしい。
ギガキングは門別1700mの新馬戦を勝ったが、南部駒賞まで未勝利。また南関東移籍後も勝ち星は盛岡と船橋のみ。船橋はスパイラルコース、盛岡は3~4コーナーのカーブが緩やかで、決して器用なタイプではないギガキング向きのコース。JRA勢が強力なのは百も承知。心の本命はギガキングだ。
エルデュクラージュは中央ダート7勝、JpnII・ダイオライト記念2着。南関東移籍後もJpnI・川崎記念でチュウワウィザードの2着を確保した。8歳馬だが、実績はまったく引けを取らない。
◎⑨ケイアイパープル
〇⑥メイショウカズサ
▲⑧バーデンヴァイラー
△②テリオスベル
△③ギガキング
△⑫エルデュクラージュ
<お奨めの1頭>
4R ブーシェガール
移籍2戦目を完勝して盛岡周りも問題ないことを証明。メンバー強化感もなく、もう一丁いける
明日18日(月)、JpnIII「第26回マーキュリーカップ」(盛岡ダート2000m)の枠順が発表された。詳細は明日お伝えするが、ひと言でいえば"実力伯仲"。負担重量差も含め、有力各馬にチャンスありの一戦となった。
①ヴァケーション
②テリオスベル
③ギガキング
④ノーヴァレンダ
⑤サンレイファイト
⑥メイショウカズサ
⑦ユアマイラブ
⑧バーデンヴァイラー
⑨ケイアイパープル
⑩メイショウフンジン
⑪マイネルアストリア
⑫エルデュクラージュ
⑬レールガン
⑭サトノディード
最大負担重量はダートグレード3勝メイショウカズサの58キロ、最軽量は5歳牝馬テリオスベル52キロ。さらに先行馬がそろい、どの馬がハナを主張するか。さらに11月3日(木)にはJBC盛岡が控え、クラシックはマーキュリーカップと同じ盛岡ダート2000m。JBCクラシックを占う意味で、例年以上に興味深い一戦となった。
まずは勝ちそーチャンネルのマーキュリーCデータ分析http://www.tesio.jp/をご覧になってほしい。気合いを入れてあらゆる角度から分析をしたので、参考になれば幸いだ。
17日メインはC1特別「区界高原賞」(盛岡芝1700m)。盛岡地域は金曜日朝から断続的に雨が降り、これがどこまで影響するか。水が多く含んだ芝になると切れ勝負型は苦戦必至。不良発表になるとダート変更の可能性もあり、当日の馬場状態は馬券検討の重要なファクターとなる。
フェイトリッパーは3歳時、盛岡芝で3歳準重賞・はまぎく賞(芝1700m)5着、重賞・サファイア賞(芝2400m)3着。3歳条件の芝1600m1勝と盛岡芝適性を証明済み。その後、南関東、名古屋と転籍して帰郷。初戦の芝1600m戦はゴーゴーレインボーの末脚に屈したが、2着を死守した。
今度は距離が100m延長されて芝1700mが舞台。当面のライバル・ゴーゴーレインボーは負担重量が2キロ増えたのに対し、フェイトリッパーは据え置き56キロ。好走条件がそろい、首位を奪取するチャンス。
ゴーゴーレインボーは中央6戦0勝、高知2着3回3着3回から転入。初戦2着以降は10、6着に終わり、前走芝1600mにエントリー。芝はデビュー戦の1戦のみ(12着)で10番人気の低評価だったが、鮮やかなまくりを決めて完勝。上がり35秒6の強烈な末脚を披露した。
当然だが、2連勝十分のレースパフォーマンスだったが、今回は前走より2キロ増の56キロ。加えて雨が降っているため、良馬場の可能性はほとんどなし。適性は認めても対抗に落ち着く。
マイディアライフは芝ダート兼用。今季2戦目から連続2着にまとめ、以降は2連勝。好調キープで芝に臨み、1番人気に支持されたが、伸びを欠いて5着。物足りない結果だったが、自身は36秒5の上がり脚を駆使。馬場が渋って時計がかかれば逆転のシーンまで。
サレンティーナは2019年のオープン準重賞・桂樹杯を快勝。以降は白星がなく、今季も2着2回止まり。前走は久々の芝で巻き返しあるかと思ったが、直線一杯8着。往時の迫力が薄れたが、ここでは実績上位。見限るのは早計だろう。
エアリエルは新潟芝1600mで2着1回。盛岡芝も一度使われて7着だったが、B1以下の上級条件。C1ならアッサリの可能性がある。
ソレンニータは盛岡芝1戦1勝。C2条件だったにせよ、盛岡芝が合うのは間違いない。
◎⑤フェイトリッパー
〇⑪ゴーゴーレインボー
▲①マイディアライフ
△⑨サレンティーナ
△⑫エアリエル
△⑦ソレンニータ
<お奨めの1頭>
3R コールオンミー
佐賀C1から転入戦2着で上々の滑り出し。しかも勝った相手が強く、今回は大幅にメンバーが緩和された