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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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10日メインは3歳芝交流・オパールカップ。北海道モリデンブラックが昨ジュニアGPを再現!

 先週5日(火)、「2022ヤングジョッキーズシリーズ」の開幕第一弾トライアルラウンド盛岡2レースが行われた。第1戦を制したのはJRA美浦・永野猛蔵騎手。4番人気ブラントンに騎乗し、後方から鮮やかな直線抜け出しを決めた。

永野騎手「前半は追走に手こずりましたが、前進気勢があったのでリズムを大事に乗りました。ペースも速かったと思いますが、直線を向いたら渋太く伸びてくれました。昨年は振るわなくて不本意な結果に終わりましたが、今年は第1戦から勝つことができましたから、残りのレースでもいい結果を出してファイナルラウンドへ進みたいと思っています」
 
 昨年、永野猛蔵騎手は獲得ポイント24で終わり、JRA東日本で最下位。その悔しさをバネに、盛岡ラウンドで45ポイントを獲得。暫定首位に立った。次回9月7日、トライアルラウンド大井での活躍も期待したい。

そこでコウジクンは思った。「第1戦は永野『猛』蔵騎手かぁ。なら2戦目は及川『烈』騎手だな。盛岡は『猛』、『烈』でコンプリートだ。OH!モーレツ!!」(注1)

結果は及川烈騎手1着。6番人気ラブリボーンに騎乗し、直線鮮やかなまくりで完勝した。

及川騎手「先生(工藤裕孝調教師)からひと脚は強いが、バテてしまうところがあると聞きましたから、うまく脚を使えればいいなと思って騎乗しました。前半は馬群が細くなってからいいところを取り、コーナーで息を入れてあげたら直線でいい脚を使ってくれたので、マジかなと思いました。今回はうれしい以上の言葉が見つかりません。これでファイナルラウンドがちょっとだけ見えました」

インタビュー後、名前の由来を聞いたら「両親が烈しい人生を送ってほしいと願ってつけてくれたそうです」。確かに及川烈騎手の勝負服はオレンジ一色。それも鮮やかなパッションオレンジだった。今後も猛々しく、烈しいレースを期待したい。

(注1)OH!モーレツを知らない方が多いと思います。1969年、一世風びしたCMで小川ローザさんが言いました。興味のある方は小川ローザで検索してみてください。小学生のコウジクンには、とても刺激的でした。

 
 10日メインは3歳馬による地方競馬全国交流「第23回オパールカップ」(盛岡芝1700m)。今年は遠征馬6頭、地元7頭の計13頭で覇を競うが、適性比較が非常に難解。昨年も3連単23万8000円の高配当が飛び出したが、今年も波乱の要素をたっぷり含んでいる。

モリデンブラックは昨年、JRA札幌・クローバー賞8着から交流・ジュニアグランプリへ参戦。直線でギャレットとの叩き合いを制して1馬身差。北海道勢10度目の制覇を果たした。その後は勝利から遠ざかっているが、北海優駿7着後はここに照準ピタリ。

ウンは門別1700m・スーパーフレッシュチャレンジを3馬身差で完勝。3戦目にコスモス賞(札幌芝1800m)に挑戦して0秒5差4着。直後に川崎に移籍してもJRAへ果敢に挑戦し続けた。その間にも勝ち星を一つ積み重ねた。小回り対応がネックだが、JRA芝を4度使った経験を生かす。

リュウノアンは実戦を使われながら地力アップ。中央2戦0勝から転入後、5勝マーク。前走・はまなす賞では初芝を問題にせず、逃げ切りを決めた。今の芝は時計が出やすいが、それでも水を結構含んでいた稍重で1600m1分38秒2は優秀。相手は強力だが、勢い一番。

ギャレットは2歳時に重賞・若鮎賞を制し、ジュニアGPはモリデンブラックの2着。冬期間は笠松へ移籍して2ヵ月半の休養を経て再転入。はまなす賞で1番人気に支持されたが、伸びひと息で3着。叩かれた変わり身を期待したい。

ハッピースパイラルは大井2勝。重賞3戦とも着外に加え、芝未経験だが、血統からはむしろ歓迎。新味を出す可能性が十分ある。

ウインドケーヴは先行粘りを武器に園田2勝2着5回。長距離輸送、初芝とハードルは多いが、昨年3着トーセンアレックスより上を目指す。

◎⑨モリデンブラック
〇②ウン
▲④リュウノアン
△⑩ギャレット
△⑬ハッピースパイラル
△⑧ウインドケーヴ


<お奨めの1頭>
5R キバルスター

移籍2戦目から破格タイムで2連勝。クラスは一つ上がったが、まったく問題なし。追いかける一手だ


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2022/07/09
レース展望
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せきれい賞トライアル『かきつばた賞』/芝ならブラックバゴの実績優位!

 7月3日に行われたクラスターカップトライアル・古馬スプリント重賞『岩鷲賞』。12頭が挑んだこのレースは1番人気キラットダイヤが2着以下に10馬身差を付ける圧倒的な強さでゴール。あわせてこのレース連覇も果たしました。

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 今回もゲートを出た後の二の脚で加速したキラットダイヤはその直後にレースの主導権を握るとその後はマイペースのまさに一人旅。楽に加速していくキラットダイヤに対して後続は影を踏むどころか迫ることすら出来ないままのゴールは10馬身差、2着以下にあわや大差という圧勝となりました。優勝タイムも1分10秒1という好タイム。同馬はこのレースを連覇、前走の早池峰スーパースプリントもあわせれば2つの重賞を連続で連覇という快挙を達成しています。




 7月5日の盛岡競馬、メインレースは12Rの芝準重賞『かきつばた賞』ですが、その前の10・11Rでは若手騎手の交流戦『ヤングジョッキーズシリーズTR盛岡』が行われます。地方競馬から7名、JRAから5名の若手騎手(※減量適用の騎手)が参戦、ここから10月までのシリーズを戦い抜いてそして12月のファイナルラウンドを目指します。岩手からは関本玲花騎手が参戦。ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

 さて火曜日のメインレース、12Rに行われる『かきつばた賞』。本命は(6)ブラックバゴです。
 南関東から転入して2戦目となる同馬は直近の成績だけを見るとダートで勝ち星なしと読めますが、JRA時代は芝でオープン特別まで勝ち、地方に転じた後も2020年の岩手県知事杯OROカップを制している芝巧者。芝なら別の馬と考えていい存在です。
 そう思ってみれば、前走は水沢ダート1900mで2着でしたが、勝ったのは強豪マツリダスティール。雨馬場が味方した面があったにせよその成績なら力の衰えもないと見ていいでしょう。芝に変わって芝巧者ぶりに改めて注目。

 対抗は(11)スギノヴォルケーノでどうでしょうか。11月に行われるOROカップを目指してか今年は芝の実績馬の転入が目につき、◎のブラックバゴもそうなのですが、このスギノヴォルケーノもそんな一頭。JRA時代はオープン勝ちこそないものの3勝クラスを突破してオープン入りしているのですから力量は十分と見ていいはず。カギとすれば短距離主体に使われてきた距離で、1700mへの対応になるでしょうが、マイルにもまずまず対応しているのなら大きな問題にはならないと判断。

 三番手は(12)ダイワダグラス。この馬もJRA時代は芝の3勝クラス、芝での戦いは望む所。この馬の場合は長めの距離が良さそうで、狙いは次戦のせきれい賞かもしれませんが、まずは盛岡の芝でどれだけ戦えるか?に注目。

 昨年の最優秀ターフホース(10)ナイトオブナイツは、直近のダート戦は6着・7着と来ていますがこの馬なりの良化を感じさせていました。休み明け3戦目に加え芝に替わっての上積みは十分に期待できるでしょう。あとはどうしても展開に左右される脚質の馬、展開が向いてくれれば。(4)マコトガラハッドも中長距離向きのタイプであり戦績ですから狙いは2400mかもしれませんが、洋芝経験もありますし、ここでも流れひとつでしょう。

●12Rの買い目
馬単(6)=(11)、(6)=(12)、(6)=(10)、(11)→(12)、(6)→(4)

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2022/07/05
レース展望
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4日メインはA級一組・青葉特別。南関東A2から転入セイヴァリアントが好発進を決める

 先週26日(日)から舞台は盛岡。その開催替わり初日メインは3歳重賞「第46回ウイナーカップ」(盛岡ダート1400m)。1着馬から3着馬に地方競馬全国交流・ハヤテスプリントの優先出走権が与えられた。

優勝はカクテルライト。好枠3番枠に入って先手を主張。流れは結構速かったが、そのまま押し切って2着サンエイブレーヴに3馬身差。昨年、若駒賞以来、久々の勝利を飾った。

山本政聡騎手「春先は気持ちと体のバランスがもう一つでしたが、ここにきてかみ合うようになったのも勝因。張りが出てきたし、トモも丸くなってきましたから、今日は2歳最優秀馬の意地を見せたいと思って臨みました」

小西重征調教師「水沢競馬だと馬運車に乗せる時から大変なので、輸送のない盛岡が合います。春に比べて体がフックラしてきましたし、トモにも肉がついてきた。ようやくいい状態で使えるようになりました。昨年終盤から今春まで精彩を欠いていましたから、今日は復活を賭けた一戦。このレースに全力投球でした」

 この週のMsTVは小生が担当だったが、前回、カクテルライトが出走した留守杯日高賞(5月15日)が解説担当だったが、今後は脚質転換が必要なのでは―と答えたら、佐藤哲三さんが「まずは個性を伸ばした方がいいケースが多い」と話したが、まさにズバリ。調子を上げて本来のカクテルライトが戻ってきた。

28日(火)は3歳芝準重賞「第26回はまなす賞」(盛岡芝1600m)。1着馬から3着馬に交流・オパールカップの優先出走権が与えられた。2番人気リュウノアンがハナに立ち、直線では後続を突き放して完勝。初芝も問題にせず、初重賞を手にした。

高松亮騎手「逃げにこだわっていなかったが、いいスタートを切れましたので先手を取りました。今回はJRA時代以来の輸送競馬でしたから少し心配でしたが、まったく問題なかった。これで芝も大丈夫なことが分かりましたから、今後も楽しみです」

 板垣吉則調教師「調子は良かったので、あとは初めての芝がどうかなという感じでした。輸送しても体重が増えていますからね。走るたびに成長を感じます。次走はオパールカップへ直行します」

4日メインはA級一組「青葉特別」(盛岡ダート1600m)。南関東A2級から新たな刺客セイヴァリアントが登場。仮に勝利を飾れば重賞戦線に名乗りをあげるのは確実だ。

本命はそのセイヴァリアント。中央ダート1800m、ダート1600mでそれぞれ1勝。南関東移籍2戦目も快勝し、ほかに2着1回3着1回。典型的な追い込みタイプで展開に注文つく面はあるが、ここで持ち味の破壊力を発揮できれば重賞でも上位を確保できる。

リリーモントルーは今季3勝2着2回と連対100%を継続中。重賞・あすなろ賞でも2着を確保して前回快勝。セイヴァリアントの実力を測るには格好の相手。ロングスパートをかけ、新興勢力の台頭を防ぐことができるか興味深い。

タイセイブラストは今季6戦1勝。一昨年6勝、昨年は5勝マークしたが、なかなか軌道に乗れないでいる。前走も5着。年齢的な衰えか、巻き返しなるか正念場を迎えた。
 
 アマルインジャズは逆に6戦5勝。次第に相手は強化されているが、難なく突破。充実期を迎えている。レース運びのうまさでここも突破するか。

ダルマワンサは終いの脚確か。再々転入後もA級で4、3着。常にマークが欠かせない。

バーントシェンナは高知B級から転入戦2着。外枠に入ったが、すんなりの流れなら粘りを発揮。

◎⑥セイヴァリアント
〇②リリーモントルー
▲③タイセイブラスト
△⑨アマルインジャズ
△①ダルマワンサ
△⑩バーントシェンナ


<お奨めの1頭>
6R ロイヤルウィーブ

大型馬が1年ぶりの実戦を使われて反応が一変。出遅れながらも逃げ切りを決めた。これで軌道に乗ったのは疑いなし



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2022/07/03
レース展望
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3日メインは重賞・岩鷲賞。キラットダイヤが早池峰SSに続いて2年連続で優勝する

 3日メインはJpnIII・クラスターカップ(今年は8月16日)トライアル「第54回岩鷲賞」(盛岡ダート1200m)。1着馬に優先出走権が与えられる。

昨年は中央ダート1000m2勝から転入後、2戦目・早池峰スーパースプリントを完勝したキラットダイヤが6馬身差で圧勝。重賞2連勝を飾り、以降もヴィーナススプリント、絆カップと短距離重賞4連勝。満票で最優秀短距離馬に選出された。

今年は4月24日、栗駒賞(水沢1400m)から始動。前年11月、絆カップ以来、5ヵ月半ぶりの実戦でプラス8キロ。太め残りに加え、距離も守備範囲を超えていたが、道中で掛かり気味ながらタイム差なし2着。最後はロックスピリットに交わされたが、敗れて強しの内容だった。

その一戦を使い、当初の予定どおり早池峰スーパースプリントに駒を進めて圧勝。850m戦で7馬身差をつけ、絶対能力の違いマザマザ。楽々と同レース2連覇を達成した。

今回のターゲットは岩鷲賞2連覇。昨年、盛岡ダート1200m戦は3戦3勝とパーフェクト成績を誇り、いずれもワンサイド決着。トミケンキルカスとは未対決だが、実績のある盛岡1200m戦で連覇に王手をかけた。

そのトミケンキルカスが逆転筆頭。東京ダート1300m2勝、新潟ダート1200m1勝。さらに芝1400mで2勝をマークしてオープン入り。芝重賞にも2度挑戦した。一昨年4月、南関東へ移籍して2着1回3着2回が最高。結果、昨年暮に岩手へ新天地を求めてきた。

すでに9歳の高齢馬で半信半疑の面があったが、年をまたいで4連勝中。今年も健在を誇示した。若干気になるのが前走タイム差なしだったこと。メンバーは確かに骨っぽくはなっていたが、それ以前の3連勝時に比べて反応ひと息。お釣りがなかったのも否定できなかった。

しかし今回は中央時代、3勝をあげたダート左回りが舞台。距離も歓迎とくれば逆転首位の可能性も出てきた。

ロックスピリットは中央未勝利、金沢3勝、大井0勝、金沢2勝、高知6勝・A級から転入。一戦ごとに着順をあげ、3戦目の栗駒賞を快勝。初重賞を獲得した。勢いを駆ってシアンモア記念に臨んだが、レース中に鼻出血が発生。大差10着も仕方なしの結果だった。

盛岡コースは初めてだが、道中で折り合いが難しい面があり、1200m短縮は基本歓迎。ペース速くなれば直線一気に伸びてくる可能性も十分考えられる。

 スティンライクビーは全国を渡り歩いて中央3勝、地方7勝。今年10歳を迎えたが、2着2回3着2回。未勝利ながら元気な姿を見せている。重賞・栗駒賞で3着、そして前走はトミケンキルカスにタイム差なし3着。3角から早め先頭に立ち、最後まで渋太く粘った。残念ながら最後の詰めが甘く、勝つまではどうか微妙だが、連対を確保できる状態を今回もキープした。


 トンデコパは2歳時に牝馬交流・プリンセスカップへ参戦して4着。昨年12月、北海道から岩手入りして初戦の水沢850m戦を快勝。コースレコードを樹立した。その直後に南関東へ転籍し、C1級で10、6着。2戦とも外枠に入ったのも影響して自分の競馬ができずに終わり、3ヶ月の休養をはさんで再転入。

スピードはすでに証明済みだが、不安点は2つ。一つ目は左回りが未経験。二つ目は坂があるコースが初めて。いわゆるピッチ走法でコース広く坂のある盛岡対応が最大ネック。幸い内2番枠を引き当て、一気にスピードに乗ることができれば克服できるはず。


◎(5)キラットダイヤ
〇(10)トミケンキルカス
▲(9)ロックスピリット
△(12)スティンライクビー
△(2)トンデコパ


<お奨めの1頭>
5R トキノノゾミ
2歳時に重賞・たんぽぽ賞(九州産馬)制した実力馬。佐賀A2から岩手C2編入は恵まれた


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2022/07/02
レース展望
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3歳芝の準重賞「はまなす賞」/岩手復帰ギャレットの芝実績が優る!

 6月26日に行われた3歳ダート1400mの重賞『ウイナーカップ』は4番人気のカクテルライトが優勝。昨年の2歳最優秀馬が圧巻の逃げ切りで復活Vを成し遂げました。

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 昨年10月の若駒賞で優勝して以来勝ち星から遠ざかっていたカクテルライト。春初戦のあやめ賞、2戦目留守杯日高賞と続けて11着に終わっていましたが、前走のイーハトーブマイルで逃げて2着と復活の兆しを見せていました。
 そして今回、3番枠からじわりとハナに立つと徐々にペースを上げ、1000m通過が1分を切るハイペースに持ち込んで後続を引き離しにかかります。最後まで食い下がっていたマルルットゥが直線半ばで離れるとあとはカクテルライトの独擅場、約8ヶ月ぶりの勝利を見事な逃げ切りで飾ってみせました。




 6月26日から盛岡競馬がスタートしました。今年も11月下旬まで約半年間のロングラン盛岡開催。そして今年の山場はなんといっても11月3日に行われるJBCです。11月なんかあっという間という感じがしますけども、マーキュリーC、クラスターC、ダーグラ、南部杯、そしてJBCと次々繰り広げられる大レース、一緒に楽しんでいきましょう。

 28日のメインレースは12Rに行われる3歳芝の準重賞『はまなす賞』です。芝1600m、オパールカップのトライアルレース。本命は(2)ギャレットとしました。
 今回が東海地区からの復帰戦になる同馬ですが、昨年はデビュー戦の水沢ダート850m戦でこそ2着に終わったものの盛岡の芝に転じてからは4戦2勝2着1回3着1回と一変。2歳芝の重賞若鮎賞を制しただけでなく、ジュニアグランプリでも遠征勢を相手に2着を確保していますから芝での強さは確かなものだと言っていいでしょう。
 東海地区でのダート3戦は3着が最高でしたが、そんな成績の持ち主ですから芝なら話は別。少し間隔が開いている分はコース適性でカバー。
 ひとつ気がかりなのは天候です。当初は月曜日が雨で火曜日はあまり降らないという予報だったのが1日ずれて火曜日が雨となりました。お昼頃まで降る・徐々に弱まるという予報ですが強く降るようだと馬場状態への影響が大きくなってきそう。その辺は当日の天候・馬場状態にご注意ください。

 対抗は(7)スターソルジャーを採ります。春に転入した時は最下級でしたがそこからポンポンと勝ち進んで東北優駿にも出走。芝がベストという血統ではないでしょうけども、トーセンジョーダン産駒は洋芝の盛岡ではそこそこ走っています。ならば最近の勢い重視で。

 三番手は思い切って(12)リックタンジロウ。最近は不振が続きますが馬の状態自体は悪く見えません。デビュー戦で勝っている芝で変化を期待してみます。

 (1)エイシンリュージュは初の盛岡芝という点が課題になりますが、ダートでの近走の走りは、安定感はまだ薄いもののこのメンバー中では頭ひとつリードしていると言っていい内容です。距離に苦手感がないのもここで武器になって良いのでは。(11)セレブナヴィーナスもダートではちょっとパワー負けしてしまう。今ならある程度じっくり動ける距離の芝で狙ってみてもいいのでは。

●12Rの買い目
馬単(2)=(7)、(2)=(12)、(7)=(12)、(2)→(1)、(2)→(11)

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2022/06/28
レース展望
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