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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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14日メインはB1・ねむの木賞。岩手2戦2勝ナリタメロディがスピードで圧倒

先日、岩手県競馬組合から転入条件の緩和について通知があった。

【現行】4歳以上で格付賞金10万円未満の馬は転入出来ない。ただしJRA及び南関東からの転入馬除く。

【改正】現状の競走馬資源を鑑み、緊急的措置として第4回水沢競馬から第11回水沢競馬まで(6月27日~H28年1月11日)の間、上記規定を適用除外とする。

 この緩和によって入り口が大幅に広くなった。改めて―になるが、岩手には右回り、左回り両コースがあり、さらに地方競馬では唯一、芝コースもある。

オーナーさんにお願いします。競走馬には適材適所があります。愛馬の可能性を求めて是非、岩手競馬に転厩させてみませんか。よろしくお願いします。

14日メイン(9R)はB1級・水沢1600m「ねむの木賞」、11頭立て。最大58キロから54キロまでのハンデ差も影響しそうな一戦となった。

主軸はナリタメロディ。とにかく2連勝の強さが圧巻。自慢のスピードを前面に、盛岡ダート1600m、1200mを破格タイムで逃げ切った。

ネックは1周1200mの小回り水沢対応。折り合い面に課題を残しているのも否定できず、コーナー4つをこなせるか否か。

結論は可能と見た。外枠発走だが、それでも逃げ必至。単騎逃げが打てるメンバー構成ならマイペースでいけるはず。最軽量54キロの軽ハンデも後押しする。

シャークは今年も驚異的な勝負根性は健在。2勝2着2回3着1回とすべて馬券対象を果たしている。一度3着は1800m・駒形賞。マイル以下で最大能力を発揮する。

不安は58キロのトップハンデ。過去最高は56キロで未知の負担重量を背負うことになる。420キロ台の小柄な牡馬に厳しいかもしれないが、先行馬は行き切ってしまえばおそらく大丈夫。うまく2番手をキープし、流れ込みを期待する。

リトルキングは前走8着の敗因ははっきり。JRA馬相手に加え、転入後では初めての芝。レースを見ても明らかに戸惑い、追走にも手こずっていた。

それでも直線では鋭く伸びて勝ち馬から1秒まで差を詰めたのはさすが。ベストの水沢1600mに戻り、反撃のお膳立ては整った。

コスモナダルは今季着外に沈んだのはスローに泣いた駒形賞7着のみ。他はオール連対。追い込み馬でこの安定度は評価に値する。流れ速ければ突き抜けるシーンまで。

レディアントデイズはシーズン2戦目から連勝。ムラなタイプがひと皮むけた。ここ2戦4着はJRA交流戦である意味仕方なし。地元同士の戦いなら首位まで十分。

オメガベントレーは盛岡3戦で4着最高。反応ひと息だったが、水沢は1勝2着1回と自在脚が冴え渡った。コース替わって巻き返しに意欲。

ほかにもカネツパワー、イキナヤツなど侮れず、思った以上に難解な一戦となった。


◎(10)ナリタメロディ
〇(6)シャーク
▲(9)リトルキング
△(1)コスモナダル
△(7)レディアントデイズ
△(4)オメガベントレー


<お奨めの1頭>
6R アフリカンブルー

転入初戦の強さに舌を巻いた。C2ではモノの違いが明らかだし、走破タイム1分12秒5はB級以上でも通用。迷わず追いかける手

2015/06/13
レース展望
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今週から戦いの舞台は水沢。開催替わり初日はB1・1600m。主軸はロケットボールだ

今週13日(土)から舞台は盛岡から水沢へ。開催替わりは荒れることで定評あるが、盛岡競馬のとき馬場の砂を総入れ替えした。時計が相当かかるとの話だから、頭を完全に切り替えなくてはならない。

しかも金曜日午後から土曜日にかけて雨模様。この降雨がどこまで影響するか。正直なところ実際に走ってみないと分からない。

参考までに今シーズンの特別開催から前開催までのデータを紹介してみたい。極端に先行有利の傾向だった。

◇水沢1300m・脚質別連対率(全71R)

逃げ 54回(38%)
先行 67回(47・2%)
差し 17回(12%)
追込 4回(2・8%)


スタートして300mで1コーナーに入るため内枠、そして先行馬が有利。これが定石だが、特に今季は1番枠の連対率が54・9%!。2回に1回以上、連対を果たしているのは強烈だ。また逃げ、先行馬を合せて85%の連対率も恐ろしい。


◇水沢1400m(全93R)

逃げ 61回(32・8%)
先行 69回(37・1%)
差し 42回(22・6%)
追込 14回(7・5%)


逃げ、先行有利は変わらないが差し連対が22・6%と一気に増える。枠順の有利不利が少ないのが1400m戦。ただ1番枠は連対率23%。包まれると明らかに苦戦となる。


◇水沢1600m(全24R)

逃げ 15回(31・3%)
先行 18回(37・5%)
差し 12回(25%)
追込 3回(6%)


差し連対が1400m戦よりさらに増えている点に注目。あとは1番枠の連対率37・5%、2番枠が29・2%。昨年は外枠有利だったが、今季は内枠有利の傾向がはっきりと出ている。果たして今開催の水沢はどう出るか。


 13日メインはB1級・水沢1600m戦「平庭闘牛大会つつじ場所賞」、12頭立て。コース替わり歓迎の馬が多く、難解さに輪をかけている。

主軸はロケットボール。南関東C1から転入初戦、鮮やかなまくりを決めて9馬身差で圧勝。これ以上ない岩手デビュー戦となった。

通算2勝馬だったが、羽田盃8着の実績はダテではなかった。不安点は小回り水沢への対応力。デビューが門別で南関東移籍後も大井1場のみ。つまり1周1600mの広いコースだけを使われて盛岡も同じ1600m。

これが1周1200mの水沢でも末脚をさく裂させることができるか、どうか。しかもフルゲート12頭立て。最終的に総合力でリードと判断したが、馬群をさばくのに苦労するようだと脚を余す可能性もある。

逆転筆頭はピースワントゥルー。中央7戦0勝からの転入だったが、岩手ではすべて3着以上。抜群の安定度を誇った。

しかし前走は伸びを欠いて5着。初めて馬券対象から外れたが、それでもタイム差は0秒5差。今度は6戦4勝2着1回3着1回の水沢コース。実際、水沢の方が反応が鋭く反撃に燃えている。付け加えるなら水沢1600mは内枠有利。絶好の2番枠を引き当てた。

スパンコールはシャープな切れが最大のセールスポイント。前走も直線鋭く伸びて2着を確保した。展開に左右される面あるが、メンバー構成からだと明らかにハイペース模様。

マンセイグレネードは南関東から里帰り初戦で豪快なまくりを披露。ひと皮むけて帰ってきたが、以降は展開にも泣いて3着止まり。コース替わりに活路を開きたい。

ジャイアントスターは前走9着に沈んだが、久々の1200m戦にとまどったか。今ならマイルの方が合い、反撃一考。

オーバートゥループは同型との兼ね合いがカギだが、こちらも水沢歓迎。スンナリなら軽視できない。

◎(10)ロケットボール
〇(2)ピースワントゥルー
▲(6)スパンコール
△(11)マンセイグレネード
△(1)ジャイアントスター
△(4)オーバートゥループ


<お奨めの1頭>
8R シークロム

中央未勝利から転入初戦のスプリングカップを快勝。続いて北斗盃2着にまとめて再転入し、はまなす賞2着。ここでは実績が違いすぎる



2015/06/12
レース展望
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初夏特別/好調・好走続くダノンボルケーノにチャンス!

★かきつばた賞はモズが優勝
 6月6日に行われたオープン・芝2400mの重賞『かきつばた賞』。人気を集める事が予想されたシルクアーネストが出走取消となって波乱含みのスタートとなりましたが、終わってみれば2番人気モズが逃げ切り勝ちを収めました。
 重賞戦線で欠かせぬ存在になったモズですが、実は重賞制覇は2013年の北上川大賞典以来1年半ぶり。鞍上共々久々の美酒となりました。

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★早池峰賞はデュアルスウォード
 7日のオープン・ダート1200mの重賞『早池峰賞』。こちらはデュアルスウォードが差し切り勝ちを収めました。直線の攻防を制したデュアルスウォードは転入3戦目の岩手初勝利が初重賞制覇。鞍上の菅原辰徳騎手もこれが2010年のデビュー以来の嬉しい初重賞。

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 6月8日のメインレースはA級特別『初夏特別』ダート1600m。5月の連休からスタートした盛岡開催も今日でひと区切りとなるだけに、予想をきっちり締めくくって水沢に向かいたいもの・・・です。

 本命は(2)ダノンボルケーノを採りました。今季は春初戦こそ崩れたもののその後は4戦連続で馬券圏内を確保。ただ、戦法が、差したり追い込んだり、あるいは先行したりとなかなか定まらない。展開に左右されやすい感じなのが難しい所です。
 とはいうものの、直近の戦績で言えば"格下"と判断できるライバルがほとんどのここなら、そして9頭立てという捌きやすい頭数なら、地力で突破できると思います。なにより展開に左右されつつも常に上位というのは、それだけ調子もいい証のはず。今回はこの馬に期待してみましょう。

 相手はさしあたり(4)マイネルヴァルム。どちらかと言えば水沢向き、昨年盛岡で勝った時も不良馬場で先行した形で、今の馬場傾向では厳しい面が多そうですが、二走前のように単騎先行できれば当然怖いしここはそれが狙えるメンバーでもあります。だいたい昔から1番人気に応えて勝つよりはちょっと盲点になった時にポンと勝つようなタイプ。今回は余計に怖い存在かも。
 ▲に(8)トーホクアロー。近年は以前ほど長い距離向きではなくマイルあたりで末脚を爆発させるのが合っている様子。ここまでの盛岡戦は追い込み馬に厳しい馬場傾向が続いていたのも運がなかった。前のめりの展開にさえなればチャンスはあります。

 ヒモは(5)ゼンノブショウ、(6)ジョウノムサシ。アテにはしづらいものの逆にそれが魅力でもあるタイプ。今回のようなレースは人気所から素直に入るよりは思い切って穴目を狙った方がいいのかも・・・。


●10Rの買い目
馬単(2)=(4)、(2)=(8)、(2)=(5)、(2)=(6)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

2015/06/08
レース展望
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7日は短距離重賞・早池峰賞。シアンモア記念馬ライズラインが征く!

 7日メインは短距離重賞「第41回早池峰賞」(盛岡ダート1200m)。ここからクラスターカップへの道が始まるが、すでに先日のさきたま杯で4着に健闘したラブバレットが挑戦を表明している。

続いて名乗りを上げる可能性が高いのがライバル・ライズライン。今回の早池峰賞の結果次第では、矛先を短距離路線に替えるかもしれない。

今回、ライズラインについて詳しく紹介してみたい。スクリーンヒーローの初年度産駒で栄えある重賞勝ち馬第一号。

スクリーンヒーローは今年の日本ダービーにグァンチャーレ、ミュゼエイリアンと2頭を送り出し、今日の安田記念でも人気の一角を形成するモーリスが出走。スクリーンヒーロー産駒がブレイク中だ。

ライズラインはデビュー当初、ラブバレットの後塵を拝していたが、若駒賞で逆転。盛岡ダート1600mをレースレコード1分37秒2で逃げ切り、周囲の度肝を抜いた。

参考までに先日の岩手ダービー・ダイヤモンドカップを圧勝し、無敗6連勝中ロールボヌールは若駒賞1分37秒9だった。

ライズラインは続いて南部駒賞を制し、2歳三冠がかかった金杯はラブバレットの2着。その直後に南関東へトレードされ、雲取賞11着、京浜盃13着。

その後、牧場で2ヵ月ほど休養して水沢へ里帰り。再び勢いを取り戻してやまびこ賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、芝交流・オパールカップと重賞3連勝。完全復活を遂げた。

3ヶ月の夏休み明け初戦は古馬A級2着だったが、ひと叩きされて不来方賞を優勝。2歳に続いて二冠を達成した。

ダービーグランプリは全国の壁に阻まれて6着。以降はマイル路線に切り替え、白嶺賞優勝、トウケイニセイ記念2着。大井A2下でも3着に粘って帰郷。

赤松杯は出遅れが響いて3着に終わったが、続くシアンモア記念で見事雪辱。今度は短距離にターゲットを向けた。

ライズラインのすばらしさは芝ダート、距離の長短を問わずに結果を出してきたこと。今では珍しいオールラウンドホースに成長した。

果たして短距離適性があるのか。これが最大ネックだが、レース内容を詳細に見ればマイルでも折り合いを欠くシーンも多々。それを考えると1200mはさらに合うかもしれず、新たな才能が発揮させるか。馬券を抜きにしても興味深い。

ちょうどいい尺度となるのが同厩のランドオウジ。こちらは盛岡の鬼。昨年3重賞を制したが、いずれも盛岡戦。今季初勝利も盛岡ダート1000m戦で飾った。

あすなろ賞3着は距離の壁。マイルまでが守備範囲だが、1800mは若干長すぎた。昨年の早池峰賞が記念すべき初重賞制覇。連覇とともに後輩ライズラインに貫禄を見せつけるか。

アフリカンハンターは中央4勝・準オープンから転入したが、裂蹄に悩まされ、なかなか体を絞ることができなかった。それが凡走の最大理由だったが、あすなろ賞では514キロまでシェイプアップ。結果4着に善戦した。

今度は勝ち星すべてあげているダート1200m戦。持てる能力をフルに発揮できる舞台を迎えた。

デュアルスウォードも同様、中央5勝のうち4勝がダート1200m戦。転入後、短距離で2戦2着。ベストの条件で初タイトルを狙う。

コウギョウデジタルはあすなろ賞連覇はならず8着に沈んだが、今季初戦の水沢1300mでラブバレットの3着に善戦。現状は短距離が向くかもしれない。スズヨシーズンは追い込み馬で展開に注文つくが、前崩れになった際に浮上する。


◎(4)ライズライン
〇(10)ランドオウジ
▲(3)アフリカンハンター
△(7)デュアルスウォード
△(1)コウギョウデジタル
△(2)スズヨシーズン


<お奨めの1頭>
11R レオナビゲート

左回りが課題だったが、前回快勝で克服。走破タイムもすばらしかった。中央4着2回がダート1800m戦ならマイル延長は望むところ

2015/06/06
レース展望
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6日メインは盛岡芝2400mが舞台・かきつばた賞。シルクアーネストが貫禄を見せつける

 まずは6月1日、盛岡ダート2000mで行われた「第35回岩手ダービー ダイヤモンドカップ」の報告から。

期待どおり単勝元返し100円の圧倒的1番人気に支持されたロールボヌールが圧勝した。2着トーホクライデンに10馬身差。前走と同様、持ったままで2分8秒5の好タイムをマークした。近年では2012年、アスペクトとロッソコルサ2頭のマッチレースとなった2分7秒3に次ぐ走破タイムだった。

山本聡哉騎手「スタートセンスのいい馬なので先手は予定どおりだが、前回は気負っていましたからリラックスさせるよう心がけた。
 大事には乗ろうとは思っていたが、抑えていくよりリズムを重視しました。
3、4コーナーでササり気味でステッキを入れたら鋭く反応。独走でしたが、いいタイムをマークしてくれました。
ロールボヌールは全国に羽ばたける馬だと思っていますので、今後も楽しみです」

 一方、管理する千葉幸喜調教師「期待したどおりの結果を出してくれた。今回は優勝が最優先。派手はパフォーマンスはいらないとジョッキーに支持しました。
 これから古馬と戦ってみて強くなっているかを試してみたい。状態が良ければみちのく大賞典に挑戦しようと思っています」

今後のスケジュールはすべて6月21日、みちのく大賞典の結果次第。ロールボヌールの動向に注目してほしい。

6日メインは3歳以上オープン、盛岡芝2400m「第18回かきつばた賞」。1、2着馬には地方競馬全国交流・せきれい賞の優先出走権が与えられる。

主軸はシルクアーネスト。昨年9月、中央芝6勝・オープンから転入初戦のOROカップを快勝。過去最強のメンバーがそろったが、2番手キープから1番人気カリバーンの追撃を封じた。

続いてJBC当日、地元同士の秋嶺賞を貫禄の逃げ切り勝ちを収めて連勝。この2戦で最優秀ターフホースの座を射止めた。

白嶺賞はダートに手こずって12着大敗を喫し、それシーズンを終了。4ヵ月半の休養を取って盛岡ダート1600m戦で戦列に復帰。ダート苦手の印象もあり、5番人気にとどまったが、好位抜け出しを決めて1着。

当初からダートを叩いてかきつばた賞が青写真。最高の形でかきつばた賞を迎えた。残る課題は馬場を1周半する盛岡芝2400mだが、折り合いに問題ないタイプならおそらく大丈夫。新興勢力がいても主役は譲れない。

ヒラボクビクトリーは中央芝2000m2勝、芝1800m1勝、芝2200m1勝の計4勝。準オープンから船橋2戦を経て転入。地方のダートに手こずっていたが、芝1700mに替わった前走を完勝。鮮やかなまくりを披露し、芝適性の高さを誇示した。

距離延長は望むところ。弾みついたのも心強く一気に重賞制覇なるか、注目が集まる。

モズは評価に迷うが、中央3勝のうち2勝は函館、札幌と盛岡と同じ洋芝でマーク。札幌2歳Sで2着の実績も光る。

気性難を抱え、好、凡走の落差が激しくアテにしづらいのは確かだが、前走・あすなろ賞では4角で一旦3番手に下がりながらも内から差し返してコミュニティのクビ差2着。芝は久々だが、自分の競馬ができれば距離も問題なし。実際、北上川大賞典(水沢2500m)を逃げ切っており、最大の惑星馬となった。

ユウキソルジャーは菊花賞3着馬。初の盛岡芝は8着に終わったが、あくまでも試走。もちろん長丁場は望むところ。

あとは先行力と粘りが身上マイネルナタリス、格下でも転入初戦の芝でヒラボクビクトリーの2着コスモミレディーも押さえ必要。

◎(2)シルクアーネスト
〇(3)ヒラボクビクトリー
▲(7)モズ
△(9)ユウキソルジャー
△(8)マイネルナタリス


<お奨めの1頭>
6R ネクストロード

前走は7カ月半ぶりの実戦に加え、大幅な馬体重増だったが、きっちり白星。C2ではモノが違うことを証明した。叩かれて変わり身必至

2015/06/05
レース展望
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