「ビューチフルドリーマーカップ」は1975年からスタート。明治40年、小岩井農場がイギリスから輸入した『グレートマザー』に敬意を表して創設された。
当初は牝馬特別で実施され、2000年から重賞へ昇格するとともに、東日本の地方競馬にも門戸を開放。さらに2010年から『GRANDAME-JAPAN』古馬シーズンに組み込まれ、現在に至っている。
その1年目はマイネべリンダが現調教師、齋藤雄一騎手を背に見事な逃げ切りで地元優勝を果たしたが、以降は遠征馬に凱歌。特に北海道勢は6勝と圧倒的優位に立っている。
今年もジュエルクイーンが参戦。3歳挑戦だった1度目はサンバビーンの2着に敗れたが、2016年、2017年と現在2連覇中。
過去に2連覇はマサリュウクイン、ケイワンベイブ、サイレントエクセルの3頭。2度制覇はセスラダケ、アイノウエスタンの2頭がいるが、3連覇達成は1頭もなし。ジュエルクイーンが3連覇すれば史上初の偉業となる。
ジュエルクイーンは今季、コスモバルク記念から始動。2戦目を快勝し、続くヒダカソウカップは3着に敗れ、3連覇はならなかったが、前走・ノースクイーンカップでディナスティーア、アップトゥユーに雪辱。
昨年、一昨年は地元・門別のブリーダーズゴールドカップから連闘で臨んだが、年齢的なことも考慮して今年は自重。Bドリーマーカップ1本に絞って調整を進め、態勢も万全。3連覇に自信満々で登場する。
ただ不安点がない訳ではない。ジュエルクイーンは地元牝馬では圧倒的強さを誇っているが、ヒダカソウカップ2、1、1、3着。ノースクイーンカップ3、2、1、1着。
いずれも4年連続で出走し、これ自体がすばらしいことだが、2連覇まで。同一重賞の3連覇は一度もないのが気になるところ。果たしてビューチフルドリーマーカップ3連覇できるか、非常に興味深い。
ステップオブダンスはゴールドアリュール産駒でデビュー4戦目から一貫して牝馬重賞路線を歩み、ユングフラウ賞、ロジータ記念を優勝。また関東オークス(JpnII)でもクイーンマンボ、アンジュデジールに次ぐ3着に善戦した。
今年2月、エンプレス杯10着後、5ヵ月休養から兵庫サマークイーン賞で復帰。1番人気に支持されたが、ディアマルコに完敗2着。久々の実戦と初の長距離輸送もこたえた。
しかし今度はひと叩きされて変わり身は確実。JRA強豪牝馬と見劣らない血統背景とパワーで逆転首位まで十分考えられる。
ユッコは一昨年、ジュエルクイーンの0秒1差2着。昨年は4着に敗れたが、伝統のシアンモア記念を制し、岩手競馬最優秀牝馬に選出された。
今季は4戦連続で着外に沈んでいたが、トライアル・フェアリーカップ2着で復調の兆し。本音を言えば勝ってほしいところだったが、まだ本調子ではなかったかもしれない。加えて水沢は若干割り引きが必要で展開の手助けが必要か。
アリッサムは南関東から再転入3戦目にフェアリーカップを逃げ切り完勝。自らハイペースを形成しながらしのぎ切った。前走も牡馬相手に3着に粘り、充実一途。有力2頭がけん制し合えば漁夫の利を得るかもしれない。
ダンストンレガーメはここに入るとパンチ力不足は否定できないが、コース替わりはプラス材料。牝馬特有のシャープな切れが武器。前崩れで台頭。
◎④ジュエルクイーン
○⑤ステップオブダンス
▲⑧ユッコ
△⑦アリッサム
△①ダンストンレガーメ
<お奨めの1頭>
11R タイセイファントム
岩鷲賞6着のお返しとばかり、すずらん賞を完勝。古豪健在を誇示した。賞金の関係で負担重量が1キロ増の57キロを背負うが、貫禄でこなす
先週19日(日)から舞台は水沢競馬に替わったが、逃げ馬が圧倒的有利の馬場だった。以下のデータを見たら驚くかもしれない。
8月19日(日) 逃げ<9.2.0.0>
8月20日(月) 逃げ<7.2.0.2>
8月21日(火) 逃げ<8.3.0.0>
開幕初日の19日、3日目の21日は逃げた馬が連対100%。20日だけ連対から2度外れたが、3日間の逃げ合計が<24.7.0.2>。完全な逃げ馬天国だった。
もう少し詳しく分析すると道中で外を回った馬はことごとく消え、連対は馬順が関係なくインを追走したのみ。つまり内1頭分だけが非常に軽かったことが分かる。
週が替わってこの傾向が続くのか、それとも差しタイプにもチャンスが出てくるのか。まずは第1Rから傾向をしっかりチェックしないと痛い目に遭う。
また齋藤雄一調教師が水沢初日19日から開業。第2R・リアンノン2着から2戦目の第4R・トーコージュエリーで見事1着。開業2戦目で早々ときゅう舎初勝利を飾った。
齋藤雄一調教師「ジョッキーには特に指示は出さず、思い切って乗ってきてほしいと伝えました。今日が開業初日でしたが、騎手時代には味わったことがない緊張感がありました。"無事にレースを終えて帰ってきてほしい"と先輩調教師さんが常々おっしゃっていましたが、本当にそのとおりでした。師匠(小西重征調教師)、馬主さんからいい馬を譲っていただいて感謝の気持ちで一杯です。こんなに早く勝つことができたのはスタッフが頑張ってくれたから。今後も1頭1頭を大事に作ってレースに送り出していきたいと思っています」
当初4頭からのスタートだったが、その後、続々と入厩。既定のマックス10頭もすぐに埋まっていきそうなムード。今後も齋藤雄一調教師の動向から目が離せない。
25日メインはC1「田瀬湖賞」(水沢1600m)。冒頭に記した傾向が今週も続くのか、それとも一転するかで予想も大きく変わるが、ひとまずセオリーどおり実力重視で印をつけてみた。
ドルメロは中央芝1勝2着2回から南関東B3を経て転入。最下級C2編入に恵まれてアッサリ3連勝をマークした。
以降は白星を手にできなかったが、着外はB2ジャンプアップの8着のみ。C1降級後は毎回上位争いを演じている。
先週と同様、馬場が逃げ有利だと厳しいが、今回はメンバー有利は明らか。勝機到来と見るのが妥当だろう。
サンラファエルはセン馬になったように激しい気性が出世を妨げていた。それでも中央、大井でそれぞれ2着1回があり、C1格付けは恵まれた。
転入初戦で1番人気に支持されたのも当然だったが、後方から差を詰めた6着。テンションが上がり過ぎてレース前に終わった印象だった。
今度は輸送のない地元競馬。パドックの気配次第だが、落ち着いてレースに臨めればアッサリまで十分。
スクリーンハッピーは絶好の1枠。逃げたい馬が願ってもない枠を引き当てた。ただ前走9着に沈んだように自分の競馬ができないとモロさも同居。マイペースに持ち込みたいところ。
レーヴドブランは堅実さが身上でコースも水沢向き。盛岡2戦3着から得意の水沢に替わり、連対以上もあり得る。
ギミックも直線で確実に台頭するタイプ。4戦連続で3着以上にまとめているが、馬場がカギ。差しが届く馬場か逃げ馬場かで評価はガラリ変わる。
ロビンエッグは出遅れた前走は度外視。スンナリの流れで持ち味の粘りを発揮する。同型との兼ね合い次第。
◎⑤ドルメロ
〇⑦サンラファエル
▲①スクリーンハッピー
△④レーヴドブラン
△⑥ギミック
△③ロビンエッグ
<お奨めの1頭>
6R コスモディヴァイン
前走は3ヵ月ぶりの実戦をモノともせず逃げ切り圧勝。ひと叩きされ、さらに期待が集まり2連勝に疑いなし
★重賞 クラスターカップ/マリーグレイスが初勝利で初重賞制覇
8月15日に行われたダート1200mのグレードレース『クラスターカップJpnIII』。結果はJRA勢のワン・ツーで、優勝したのはJRAオウケンビリーヴでした。
逃げるネロをマークするオウケンビリーヴという形で進んだレースは終盤までその様相のまま。懸命に粘るネロでしたがオウケンビリーヴが最後はクビ差交わしてゴール。自身初の重賞タイトルを手にしました。
2着にはネロ、3着には岩手のラブバレットが入り、4着に1番人気のディオスコリダー。今年はJRA勢の間にラブバレットが食い込んだ結果でした。
なおJRAコパノマイケルは直線に向いたところで故障発生、競走中止となっています。
★重賞 若鮎賞/マリーグレイスが初勝利で初重賞制覇
8月12日に行われた今シーズン最初の2歳重賞『若鮎賞』は8番人気のマリーグレイスが先行押し切って優勝しました。
芝マイルで行われたこの若鮎賞。人気は前哨戦を快勝していたミラクルジャガー、デビュー戦を好タイムで制していたサンエイフラワーらが集めましたが、レースはマリーグレイスが序盤から主導権を握る形に。
勝負所からはサンエイフラワーに厳しくプレッシャーをかけられ続けたマリーグレイスでしたが最後まで屈することなく、逆に後続の追撃を首差凌ぎきってゴール。デビューから3戦目の初勝利が重賞制覇となる快挙でした。
今週から水沢競馬場に移った岩手競馬。この週末は過ごしやすい日々が続きましたが来週末は再び猛暑が戻ってくるようです。もう秋になったと思ったのになあ・・・。気温の上下が激しい日がまだしばらく続くようですので、皆様体調管理には十分にお気を付け下さい。
今日21日のメインレースは11R、B1級ダート1300mの『震災復興子ども達に夢と笑顔を』、9頭立ての戦いです。
開催替わりの最初の週は馬場傾向の把握に悩まされることが多いのですが、今回もやはりそうで、ここまで2日間は比較的深めの砂で先行有利。しかし月曜日には逃げ馬の外2番手を追走していた馬が終い脚色を失って止まるパターンが頻発。馬群の外を通った馬が伸びないパターンも多く見られました。予想する側とすれば相当に難しい状況になっており細心の注意が必要です。
このレース、本命は(3)ミスターシーバスとしました。
昨シーズンは芝の2400m戦などにも挑んだ同馬ですが、今シーズンは春初戦こそマイルを使ったもののその後は短距離戦を選んで出走してきました。微妙に勝ち切れないパターンもあるものの基本的にはこの短距離転向は成功、二走前のように圧勝するシーンも見られるようになっています。
今回はB2からB1への昇級になっていますが相手関係は3走前4走前あたりで互角に戦っている馬たち。昇級は問題にならないと考えて良いでしょう。
対抗は(4)ブライアントピース。ここ2戦のマイルは苦戦しましたが6月の水沢1300m戦では◎を破っているようにこの馬も短距離のスピード馬。待ち望んだ条件で巻き返してくるはず。(5)コウギョウヘイローも同様に今季の好走はいずれも短距離戦。追い込みに近い差し馬ゆえ今の馬場傾向への対応がカギですが、流れが向けば当然チャンスも。
あとは(2)コウギョウスター、(1)サチノリーダース。先行するにせよ差すにせよ何らかの展開の助けが必要かとは思いますが、内枠が有利な馬場傾向だけに上位食い込みを警戒しましょう。
●11Rの買い目
馬単(3)=(4)、(3)=(5)、(4)=(5)、(3)→(2)、(3)→(1)
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★オッズパークLOTO 5重勝/8月21日(対象7R~11R)
7R/評価A: 7番 評価B: 2番、 1番 穴:6番
8R/評価A: 6番 評価B: 1番、 3番 穴:5番
9R/評価A: 2番 評価B: 5番、 8番 穴:3番
10R/評価A: 9番 評価B: 2番 穴:3番
11R/評価A: 3番 評価B: 4番、 5番 穴:1番
先週15日、盛岡ダート1200mを舞台に行われたJpnIII「第23回クラスターカップ」は牝馬オウケンビリーヴが快勝した。
オウケンビリーヴは外からネロがハナを主張したのを見て2番手に控えて外につけ、3番手をラブバレットが追走。その外にディオスコリダーがつけ、結果的に先団4頭の決着。
しかしラップを見ればオウケンビリーヴ、ネロの強さが際立っていた。スタートからのハロンラップが12秒4-10秒5-11秒4-11秒1-10秒9-12秒8。ペースがまったく緩むことがなく、直線で逃げたネロ、オウケンビリーヴが後続を突き放す一方。2頭のマッチレースに持ち込まれた。
残り200mでオウケンビリーヴが一旦交わしたが、内からネロが差し返すデッドヒート。ネロは渋太く粘ったが、最後はオウケンビリーヴの脚色が優勢。クビ差抜け出した待望の重賞制覇を果たした。
北村友一騎手「ゲートを気をつけたが、思いのほか好スタートを切ったので楽に2番手を取れた。少し右に張るところがあるので3コーナーでは半信半疑だったが、4コーナーで手前を替えて伸びたので、勝てそうな感触をつかんだ。今回は気合も良かったし、52キロの負担重量も勝因。この勝利で次につながってくれると思います」
次走予定は「選ばれたらコリアスプリント(ソウル競馬場)だが、最大目標はJBCスプリント」と安田隆之調教師。そこには2着惜敗したネロ、今回4着に敗れたが、叩かれて上昇確実ディオスコリダーも目指す。さらにマテラスカイも名乗りを上げ、激戦必至。今後も有力馬の動向から目を離せない。
20日メインはB2特別「オーガストカップ」(水沢1600m)。前走2着シーセクションに勝機到来。
シーズン3戦目、今回と同じ水沢1600m戦を快勝。その後は伸びを欠くレースが続いていたが、前走で復調のメドが立った。
しかも水沢1600mは2勝2着3回と最も得意とする条件。メンバーも手頃で絶好の勝機を迎えた。
リンノメサイアは高知A級から転入後<1.4.3.1>。着外に沈んだのは守備範囲外の1800m戦のみと抜群の安定感。前走はシーセクションの後塵を拝したが、4角で先頭に並び見せ場は十分作った。コース替わりも問題ない。
マキシマイザーは7戦連続で着外に沈んでいたが、前回大駆け。不良馬場も合ったが、直線の競り合いを見事制した。これで復活したと解釈でき、7勝マークの水沢で2連勝十分。
ロケットボールは減っていた馬体重も徐々に回復。前走4着でようやく上昇ムード。馬場が渋るのが理想だが、時計かかっても水沢なら好走実績。格でアッサリまで。
あとはムラだが一発秘めるアクティブボス、3走前3着ティアップポケット押さえ候補。
◎①シーセクション
〇②リンノメサイア
▲⑥マキシマイザー
△③ロケットボール
△⑦アクティブボス
△④ティアップポケット
<お奨めの1頭>
7R ゲンパチマハロ
芝ダートで2連勝。時計も優秀で能力の違いを見せつけている。メンバー強化でも追いかける手
今週19日(土)から翌月9月10日(月)までの4週間、戦いの舞台は水沢競馬場へ替わる。岩手競馬のおもしろさは1周ダート1600m左回りバンケット、1周1200m右回り平坦と真逆のコースを持っていること。
毎度記すことだが、我々予想陣もコース替わりに頭を悩ます。直近の盛岡成績は一旦クリアー=白紙にしなければならない。もちろん重要な馬券ファクターだが、鵜呑みにできない。盛岡で走るからと言って水沢でも走る訳ではない。大跳びの馬は特に小回りに手こずるケースは多い。
さらに開催替わりは馬場状態を把握できない。先行有利か差し有利か。速いタイム決着か、時計がかかるか。内が有利か差し有利か。騎手も手探り状態で臨む。
ひとまず頭に入れておきたい水沢の基本データをいくつかピックアップしてみたい。
1300mは内枠有利。なぜならスタートしてすぐに1コーナーに入るため、そこで減速するから。外から先手を取ろうとすると脚を使ってしまう。
1800mはさらに内枠有利。スタート直後に1周目3コーナーに入り、内枠に入った先行馬は楽にハナに立てる。逆に大外に逃げ馬が入った場合、1300m以上に脚を使わなければならない。
1600mも同様に基本は内枠有利だが、コーナー入りがある程度緩いので1300m、1800mほどではない。
あとは大前提として小回り平坦だから先行馬有利。各コーナー入りが早いため、先行馬は息を入れることができるからだ。
もちろん冒頭に記したとおり、以上のことは馬場状態に左右されるので、第1レースから傾向を早くつかみたいところ。自分も以上のことを肝に銘じて水沢競馬へ臨みます。
開催替わり初日19日メインはB1「ムーンライトカップ」(水沢1800m)。さっそく内枠が圧倒的有利と言われる条件でメインが行われる。
アドマイヤイバマは昨年、中央ダート3勝、南関東B1から転入。A級で未勝利ながら2着4回の実績を残した。
今季はB2へ降格してシーズン2戦目を快勝。これで弾みついたと思ったが、以降は足踏み。しかし4走前、向う正面から強引なマクリで3角手前で先頭。2着に1秒8の大差で圧勝し、続く水沢2000m・ジューンカップでも再現。
盛岡に替わった前々走はまくり切れずに3着止まりだったが、前走ロングスパートを決めて盛岡初勝利。いいムードで得意の水沢戦を迎えた。
過去実績どおり一度ペースが落ち着く水沢1800m以上がベスト。好走条件がそろった。
アルアンダルスは盛岡でも3勝マークしているが、4着以下も3度。左回りはあまり得手ではない。ここ2戦は夏負けもあったが、盛岡も敗因。
今回はすべて3着以上の水沢戦。1800mは長い気もするが、レース運びで距離はこなせるはず。反撃必至と見る。
サッチンは前走0秒1差3着。あわやのシーンを作った。一戦ごとに上昇ムードは明らか。アドマイヤイバマが先行馬を掃除しに行けば展開も後押し。岩手初勝利まで。
ウインシンフォニアは南関東B3から移籍初戦と3戦目を快勝。前走は5着だったが、2ヵ月近くレース間隔が開いて仕方なしの結果。ひと叩きされた上、A級から降格で相手有利。
ゴールドジャイアンは逃げがベストだが、ゆったりと流れる1800m戦で粘りをフルに発揮。近2戦連続2着でも証明した。ここも逃げマイペース必至なら残り目は十分。
ラベルヴィーは芝で好成績だが、ダートも園田1勝2着3回でこなせることを証明。右回りに替わり、好枠を味方に一発を秘める。
◎③アドマイヤイバマ
〇⑦アルアンダルス
▲①サッチン
△⑨ウインシンフォニア
△⑤ゴールドジャイアン
△②ラベルヴィー
<お奨めの1頭>
4R トーコージュエリー
本日、齋藤雄一調教師がデビュー。2Rのリアンノンが第1号だが、トーコージュエリーはメンバー比較からチャンス。きゅう舎初勝利をこの馬で飾る