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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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スプリント特別/ベストの条件・盛岡1200mでウラヤが雪辱狙う

 9月7日に行われた牝馬の地方競馬全国交流重賞『ビューチフルドリーマーカップ』は大井・ローリエフレイバーが優勝。自身3つめの重賞タイトルを獲得しました。

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 9番人気クイーンカードが逃げて1番人気の地元ミニアチュールが2番手、遠征勢がその後ろに続く・・・という形で始まった今年のビューチフルドリーマーカップ。しかし向こう正面に入ってすぐクイーンカードが後退、替わってミニアチュールが先頭に立った所から本格的にレースが動き始めました。
 先頭ミニアチュールの外に並ぶローリエフレイバー、そのさらに外にザオ、ラブラブパイロ。そしてその後ろにマテリアルガールとこの時点で人気上位勢が先団でプレッシャーを掛け合う状態。これで苦しくなったのがミニアチュールで4角を回る頃には手綱が動き始めます。
 直線に向いて先頭に躍り出たのはローリエフレイバー。すかさず迫るザオ、ラブラブパイロ。「4角の手応えでは突き抜けると思ったのですが意外に後続に追い上げられました」とローリエフレイバーの鞍上・野畑騎手は"ここは焦った"と振り返りましたが、並ばれそうになってもう一度伸びたローリエフレイバーが1馬身差を守り切ってゴール。昨年11月のロジータ記念以来・重賞3勝目となる勝利を挙げました。
 2着はザオ、3着はラブラブパイロ。4着マテリアルガールと遠征勢が上位を占め、地元のミニアチュールは5着と昨年に続く連覇は成りませんでした。



 9月9日のメインレースは12Rです。オープン・ダート1200mの『スプリント特別』。
 7月から続いたロングラン・夏の盛岡開催も今日9日まで。次週からは秋の水沢競馬として水沢競馬場に開催が移ります。
 「夏の」「秋の」と書きはしましたが、まだもうしばらくは30度超えの残暑が続くようです。朝晩はだいぶひんやりとするようにもなって秋の気配も感じられるようになっては来ましたが、日中はまだまだ。早く秋らしく日中も涼しくなってほしいですね・・・。


 さてスプリント特別。本命は(5)ウラヤです。
 今季の勝ち星こそ1勝に留まっているものの重賞でも僅差の走りを見せてきており、前走クラスターCも6着とはいえ掲示板争いに加わって・・・でしたから十分に好内容と言えるものでした。現状ベストの盛岡1200mで戦った岩鷲賞は、この時はかなり極端な前残り傾向の影響を受けながらの僅差の2着。これも決して力負けとは言えない走りだったはずです。昨年もそうでしたが今季も概ね一ヶ月間隔のローテーションを守ってきて好調も持続。そして今の馬場傾向は展開ひとつ道中のペースひとつで差し決着もありうる状況。今季2勝目をここで手にして秋の重賞戦線に挑んでいきたいところ。

 対抗には(10)レディブラウンを。もうひと押しという所で勝てずに来た今季ですが重賞でも存在感を示しているのはこの馬も同じ。このメンバーでは力の差は無いですし、展開ひとつで着順が一気に上昇しておかしくない存在。

 三番手に(8)オスカーブレイン。今季の盛岡では4戦3勝2着1回、完全に"盛岡巧者"と割り切ったローテーションを採るようになって成績も安定しています。ベストは1000mでしょうが1200mでも自分の形で戦えれば問題無いのは証明済みのこと。例え同型強力でも徹底先行あるのみ、それで活路を切り開ければここでも近走の再現まで。

 (3)エイシントルペードは同型強力という事で印はここまでに留めましたがこの距離は二走前に重賞を制している条件。その時同様に主導権を握れればここでも、の警戒は当然必要。そしてもう一頭(7)テングクラブ。短距離のOP特別通用の今季とはいえ今回のような重賞級メンバーとなると相手強化感が増してきますが、ここまでの好調さを高く評価しての一点を。(横川典視)


●12Rの買い目
馬単(5)=(10)、(5)=(8)、(5)=(3)、(5)→(7)

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2025/09/09
レース展望
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レース回顧。8月31日・ビギナーズC。8日メインは適性一番トーセンマッシモが中心

8月31日(日) 「第43回ビギナーズカップ」(2歳 盛岡ダート1400m)


 今シーズン最初の2歳ダート重賞。1着馬から3着馬にネクストスター盛岡の優先出走権が与えられる。
入れ込みが目立ったラウダーティオがゲート内で立ち上がり、一瞬ヒヤッとさせたが、うまくスタートを切って先手を奪う。2番手にコンバットスネル、3番手にセローム、4番手外に1番人気レジェンドバローズ。3馬身離れてフォーエバートライ。

4コーナー手前からレジェンドバローズが徐々に差を詰めて直線入り口でラウダーティオに馬体を併せる。ラウダーティオは直線半ばまで渋太く粘ったが、ラスト1ハロンでレジェンドバローズが交わすとあとは突き放す一方。7馬身差をつけてデビューから無敗3連勝を飾った。

1着・レジェンドバローズ=山本聡哉騎手
「ゲートだけが心配で用心していました。前の馬がちょっとやり合い、その外の4番手だったので外々を回り続けないように、自分のタイミングで仕掛けたらすごくいい反応で、前走とは全然違った、これなら大丈夫だと思った。これでもまだちょっと遊びながら走っているようなところがあるのと、レースの前に力が入りすぎてしまうので、そこが成長していってくれればと思います」


菅原勲調教師
「スタートさえ決まればどこからでも競馬ができる馬ですからね。人気を分け合う馬もいたが、力を出せば大丈夫かなと思っていた。マイルまでならまったく問題ない。次走はネクストスター盛岡の予定でいます」

 
 8日メインはA級一組「白露特別」(盛岡ダート1600m)。実績馬、上がり馬、距離を試す馬など多士済々のメンバー。馬券的にもおもしろい一戦となった。

トーセンマッシモは重賞では苦戦を強いられるが、特別戦で持てる能力をフルに発揮。好タイムを連発して2連勝を飾っている。今回はくせ者がそろったが、レース運びのうまさでリード。盛岡マイル6勝と最も得意とし、軸に打ってつけ。

ラストマンは中央ダート4勝、南関東A2から転入。初戦は終始刺さりっ放しに加え、小回り水沢も合わず7着に終わったが、矯正具を着用して一変。目下5連勝中と地力の違いを見せつけている。A級入りでも格負けは一切ない。

ダブルラッキーは今季初戦4着後、4勝2着3回3着2回と9戦連続で馬券対象。時に取りこぼしもあるが、相手なりに駆ける堅実派。トーセンマッシモと同様、。盛岡1600mがベスト条件。

スプラウティングは中央3勝クラスから転入戦で重賞・栗駒賞を快勝。以降もスプリント路線を歩み、クラスターカップ9着。今回は実績が低いマイル戦だが、折り合いは問題なし。仮に克服なら今後の選択肢も広がる。

モズユイユイは成績安定しないが、転入2戦目のA級戦を快勝して通用を証明。前走3着にまとめ、再び上昇ムード。

ウイニングライブは前走5着だったが、内枠で出遅れがこたえた。距離1400mも合わず、マイル延長で反撃に転じる。

◎⑥トーセンマッシモ
〇③ラストマン
▲⑨ダブルラッキー
△⑪スプラウティング
△②モズユイユイ
△⑩ウイニングライブ


<お奨めの1頭>
2R ロードアルフィーネ

レース間隔が開いたが、能力検査を使って態勢は整った。1000m戦を得意とし、首位を奪取する


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2025/09/07
レース展望
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7日メインは牝馬交流ビューチフルドリーマーC。ローリエフレイバーがヒロインを演じる

 7日メインは"GRANDAME-JAPAN2025"「第51回ビューチフルドリーマーカップ」(盛岡ダート2000m)。今年は遠征馬4頭、地元岩手6頭の計10頭で覇を競う。

ローリエフレイバーはデビュー2戦目から4連勝を飾り、東京2歳優駿牝馬を快勝。翌年は東京プリンセス賞2着。秋にはロジータ記念を優勝した。今年は休み明け2戦目・スプリングヒロインカップ(A1以下)を5馬身差で圧勝。今回の遠征馬をすべて一蹴した。前走・中原オープン10着大敗の評価が微妙だが、以降はレース間隔を開けて立て直しに専念。実績を前面に重賞3勝目に王手をかけた。


 ミニアチュールは3歳時、牡牝馬クラシック四冠制覇。昨年はシーズン6戦目から5連勝。ビューチフルドリーマーカップで遠征馬を迎撃。2010年、マイネベリンダ以来の地元優勝を果たし、最優秀牝馬に選ばれた。今季はシアンモア記念3着、あすなろ賞2着、一條記念みちのく大賞典3着からフェアリーカップを2秒差で圧勝。待望の今季初勝利を飾り、BドリーマーC2連覇を狙う。

 ラブラブパイロは9勝2着5回3着8回。なかなか重賞タイトルを手にできなかったが、昨年7月に門別・ノースクイーンカップを完勝。続いてビューチフルドリーマーカップで牝馬重賞2連勝を狙って参戦。1番人気に支持されたが、ミニアチュールの2着に敗れた。以降は精彩を欠いたが、3走前3着から前々回快勝。今年はノースクイーンC2着から昨年の雪辱を果たす。

 ザオは昨年、東海クイーンカップ(名古屋)2着、JpnIII・マリーンカップ3着。古馬編入後はオープンで2戦10着に終わったが、B級で2勝。前走は再びオープン入りを果たし、0秒4差4着に粘った。ペース落ち着けば好勝負に持ち込める。

 マテリアルガールは中央未勝利から南関東へ移籍。7勝をマークしてロジータ記念3着。昨年のBドリーマーカップでも3着を確保した。以降は苦戦が続いたが、金沢・読売レディス杯3着で復調ムード。

 ケープライトは3歳、ひまわり賞でミニアチュールの2着だったが、2歳時に若駒賞、3歳時にイーハトーブマイルと重賞2勝。昨年10月以降は白星から遠ざかっているが、徐々に良化気配。地の利を生かす。

◎⑩ローリエフレイバー
〇⑥ミニアチュール
▲⑧ラブラブパイロ
△⑦ザオ
△⑨マテリアルガール
△④ケープライト


<お奨めの1頭>
1R キタノセレナード

中央2勝クラス、大井B1から転入し、岩手C2へ編入。格付けに恵まれて地力の違いを見せつける


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2025/09/06
レース展望
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先週のレース回顧、次走へのメモ。9月2日、「第57回不来方賞」

9月2日(火) 「第57回不来方賞」(3歳・JpnII 盛岡ダート2000m)


 メイショウズイウンが若干つまづいたが、ほかは一斉。各馬がけん制し合う中、大外からナルカミが馬なりで先頭に立ち、2番手にルヴァンユニベール、3番手外にハグ、4番手にメイショウズイウン。先団4頭から5馬身ほど離れてロードラビリンスが追走。

スタートからハロンタイムは12秒0-11秒5-11秒6-12秒8-12秒9-12秒4-12秒7-11秒8-10秒6-12秒9。リケアカプチーノは経験がなかったハイラップ競馬にとまどい7番手につけるのがやっとだった。

残り3ハロンからピッチが上がり、ハグ、メイショウズイウンがナルカミに接近を図ったが、4コーナーまで持ったまま。直線を向いて鞍上・戸崎騎手がゴーサインを出すと、ナルカミが鋭く反応。10秒6の脚を使い、あとは余裕でゴール。2着ハグに2馬身半差をつけて初重賞を獲得。ダート三冠目・ジャパンダートクラシックの優先出走権を獲得した。


1着・ナルカミ=戸崎圭太騎手
「この馬はフットワークが大きい馬。ごちゃつくと心配だったが、今回は大外だったので問題なかった。ポジションはゲートを出てから。ほかの様子を見ながら併せる形よりもリズムを優先させたら、いいペースで行けた。道中の手応えが良かったし、仕掛けてもまだまだ余裕があったので、強いレースだったと思う。まだ揉まれた経験がないのでそこだけが未知だが、左回りも2000mも特に問題ない。次走も楽しみです」


田中博康調教師
「デビュー2戦後にうちのきゅう舎に来たが、左右のバランスが気になった。それが左回りでパフォーマンスを出せなかった要因だったのではないかと思った。不来方賞を選んだのは左回りでも走りやすいだろうと考えたから。思った以上にしっかり応えてスタミナ、ストライドとも最後まで力尽きなかった。新馬戦をあれだけに勝ち方をするのだから、ポテンシャルが相当高いと思っていた。今回はジャパンダートクラシックから逆算して臨んだローテーション。無事に権利を取りましたから、大井へ行きたいと思っています」


 6着・リケアカプチーノはJRAの壁が厚かったが、自身の走破タイムは2分2秒9。気になって調べてみたら2014年、JBCクラシックでコパノリッキーが樹立した2分00秒8の盛岡2000mレコード時、ナムラタイタンがマークした2分2秒6が岩手所属馬での最高タイム。それを考えれば3歳時点でリケアカプチーノは破格タイムで走ったことになり、一條記念みちのく大賞典優勝も納得。入着は果たせなかったが、大健闘といっていいだろう。

9月7日(日) メイン11R「第51回ビューチフルドリーマーカップ」(牝馬・地方競馬全国交流 盛岡ダート2000m)
9月8日(月) メイン12R「白露特別」(A級一組 盛岡ダート1600m)
9月9日(火) メイン12R「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1200m)

2025/09/05
レース回顧
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不来方賞/長距離向きのスタミナを持つハグが本命 若武者を背に戴冠だ

 8月31日に行われた2歳馬の重賞『ビギナーズカップ』。岩手では実は今季最初のダートでの2歳重賞となったこのレースはレジェンドバローズが人気に応える完勝でタイトルを獲得。デビューから3連勝、今年の岩手の2歳馬の頂点へ向けて大きく前進しました。

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 レース前の評価ではレジェンドバローズが単勝1.5倍、同じく2戦2勝で駒を進めてきたラウダーティオが同2.5倍で人気を分け合うような形。レースもこの2頭の一騎打ちの形になりました。
 ハナに立って後続を引っ張ったラウダーティオとその先行グループの外目を追走したレジェンドバローズ。3コーナーを過ぎるあたりで並んだこの2頭が早くも後続を引き離し、直線に向く頃に3着以下を5馬身以上離した所での2頭のせめぎ合いに。しかし残り200m、レジェンドバローズが引き離しにかかると差はすぐに拡がってあっという間にレジェンドバローズの圧勝体勢。終わってみれば、このラストひとハロンだけでラウダーティオを7馬身引き離したレジェンドバローズがその強さを見せつける結果となりました。
 ラウダーティオもしかし2着はしっかり確保。さらに8馬身離れた3着争いは2頭接戦の末セロームがフォーエバートライをハナ差退け、ネクストスター盛岡の出走権に繋がる貴重な3着を獲得しました。
 これで3戦3勝としたレジェンドバローズは次走はネクストスター盛岡へ直行の予定。この馬の強さがさらに際立つか、あるいは追い上げる馬が現れるか?そんな注目度も大きく高まる今回の勝利と言えるでしょう。



 9月2日のメインレースは10Rです。今季3つめのグレードレースは3歳馬によるJpnII『不来方賞』。12頭立てで地方他地区からの遠征馬は無く、JRA勢5頭・岩手勢7頭の戦いになりました。今年も1着馬にはジャパンダートクラシックの優先出走権が与えられますが、出走馬の中には現時点で同レースの出走権を確定させている馬はいないだけにこの先を目指す馬にとっては力が入る一戦でもあります。


 さてこのレースの本命は(7)ハグを採りました。
 ここまで7戦して2勝、敗れた時は大きく敗れている一方で勝った時は僅差でもしぶとい強さを見せている馬。勝っても人気にならずに来ていますが5番人気で勝った鳳雛S、10番人気で4着だったレパードS、どちらもフロック視の必要はない戦いぶりだと見ました。
 ごちゃごちゃ揉まれ込んだりするのは嬉しくないタイプですがここでは包まれて動けなくなるような事は心配しなくていいでしょう。であれば距離を気にせず自力で動いていける豊富なスタミナが武器になってくるはず。ヨーイドンの決め手勝負になってしまうと不利。自力で積極的に押し通してしまえば・・・想像しての本命視です。

 (5)ルヴァンユニベールが対抗。この馬も大トビでゴチャついた所にハマってしまうと捌けない事があった馬でしたが、前走では馬群を捌いて2着に食い込んできてこれまでとは違う姿を見せました。それが馬場や展開の影響による一戦だけのものなのか馬が成長した分なのか?ですが、後者であればここでも警戒が必要なはず。

 (12)ナルカミは3番手としました。他のJRA勢がそれぞれ何度か対戦していて勝ったり負けたりをしてきている中でこの馬だけはちょっと別路線から来た印象。その分、重賞・リステッドクラスでしのぎを削り合ってきた他に比べるとここまでの相手がやや軽めだった印象もあります。左回りは心配しませんが大外枠はあまり良い材料ではないような気もしての▲の評価。

 以下はまず(10)リケアカプチーノ。勝ち負けとなるとかなり時計を詰めなくては・・・でしょうがこの馬も当面の課題を前走でクリアしています。まだ時計を詰めていけるはず。(11)メイショウズイウンは先頭に立つのが早いとフワフワするという点を鞍上がカバーしながら強くなってきた印象。ここでも最大の脅威は"盛岡巧者"の鞍上でしょう。もう一頭は(8)ロードラビリンス。前走の敗因はあくまでも不良馬場。本来の立ち回りの巧さでは他と遜色ないはず。(横川典視)


●10Rの買い目
馬単(7)=(5)、(7)=(12)、(5)=(12)、(7)→(10)、(7)→(11)、(7)→(8)

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2025/09/01
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