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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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初夏の水沢・紫陽花賞/ヤマニンエステル A級通用の勢いをここで発揮

 5月28日に行われた3歳のマイル重賞『イーハトーブマイル』。この春ここまでの3歳重賞で上位を占めた馬がほとんど不在となったメンバーで争われたこのレースは2番人気に支持されたケープライトが優勝。2歳時には重賞若駒賞を制していた同馬が復活ののろしを上げる勝利を飾りました。

230528-640.jpg

 「今日の馬場傾向を考慮して少し控え気味の位置で戦おうと思っていました」とレース後の山本聡哉騎手が語っていたように道中の位置は4~5番手あたりに付けていたケープライト。直線はマツリダワールドとの競り合いになりましたがそれも凌いで半馬身差でゴール。昨年11月以来の白星を手にすると共に若駒賞に続いて二つ目の重賞タイトルを獲得しました。
 これで3歳重賞戦線はここまで全て牝馬が勝利。そして山本聡哉騎手は今季7個目の重賞制覇です。



 さて岩手競馬は昨年・一昨年とは開催日程が異なり5月~9月は水沢・盛岡の両競馬場を移動する形で行われます。異なりというか、それ以前のカレンダーに戻ったというべきでしょうか。ということで2開催4週間の盛岡競馬を終えて今週からは2開催4週間の初夏の水沢開催。今季はこのようなコース替わりの要素をどれだけ掴めるか・・・が予想のカギになっていくでしょう。

 メインレースは12Rです。B1級ダート1600mの特別『紫陽花賞』。本命は(2)ヤマニンエステルを採りました。
 今季の成績は前走で確保した2着が最高。しかし3月の春初戦以降はA級で戦っており、そこで徐々に成績を挙げてきていたという点は着順の数字以上に評価していいでしょう。
 A級から降級して戦うという点は、ここは直近でB1級で戦っていた馬たちばかりでなく元A級という馬も多くそれほど大きな利点にならないかもしれませんが、そこは自身の良化分も武器にすることができると見ました。

 対抗は(5)ストロングフォースを。こちらも春にB1→A級と昇級したりしての今回がB1に戻っての2戦目。この辺ではさすがに昨冬のような連勝こそできないものの、A級でも存在感ある戦いをしていた点は力を付けていると言っていいのでは。4月のB1特別桜並木賞では2番人気4着でしたがこの時は58kgを背負っての厳しい戦い。これもまた、それで大きく崩れなかったという評価になるはずです。

 (9)レールガンは単穴三番手に。前走はあくまで展開負け、春の水沢での2着も勝ち馬がマイネルアンファンでしたからここは致し方ないところでした。水沢マイルに変わっても問題ないですし無理に評価を下げる必要は無いのですが、それなりに展開の影響を受けるタイプということでここは▲としました。


 以下はまず(4)ベルフラカン。この馬もA級で戦って5着だった前走は展開負けと言っていいでしょう。同型が近い枠に揃っている点、逃げて有利とも言いがたい今週の水沢の馬場傾向からここまでに止めましたが、流れを掴めばの怖さとそれだけの地力があるのは確か。もう一頭は(10)キタノポケット。春先の勢いが薄れた感はあるものの、盛岡のダートは合わないと言い切っても良い成績です。コース替わり分を大きく見込む手はありでしょう。

●12Rの買い目
馬単(2)=(5)、(2)=(9)、(5)=(9)、(2)→(4)、(2)→(10)

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2023/05/30
レース展望
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29日メインは「夢・希望 未来へ前進」。前回快勝ノースリュシオルでもう一丁いけそう

前日28日(日)から舞台が水沢競馬場へ替わった。現在ある地方競馬場で同一県に2ヵ所の競馬場を持っているのは岩手競馬のみ。昨年は3月から6月中旬まで水沢競馬だったが、以降は11月末までぶっ通しで盛岡競馬を実施した。

しかし今年は水沢競馬場に照明施設が設置されるなどの理由により、1ヶ月間の盛岡競馬から水沢競馬場へ移った。改めて言うことではないが、盛岡と水沢は真逆のコース。左回りバンケットコースから右回りフラットコースへと替わる。必然的に盛岡データは一旦クリアー。水沢コース適性も重要なファクターに加わる。

さらに開催替わりはコース傾向をつかむのにも時間がかかる。内が有利か外が有利か。先行有利か差しが届くか。時計はかかるのか、それとも高速決着か。馬場状態もしっかりチェックしてほしい。

29日メインは岩手県調騎会騎手部会協賛「夢・希望 未来へ前進」。コース替わりだけではなく、各馬が一長一短。波乱の要素もたっぷりと含んでいる。

主軸はノースリュシオルとした。昨年10月、南関東1勝・C1から転入。格付けにも恵まれて2勝2着1回3着2回。着外一度のみと安定感を披露した。今季は初戦を快勝したが、2戦目7着。強豪がそろったB1特別・桜並木賞で2着に健闘し、続く一戦7着に凡走したが、前回快勝で雪辱。一戦置きの好、凡走で今回は凡走の順番が気になるが、前回パフォーマンスを素直に評価。水沢1400mも2着2回3着1回と問題ない。

 ボーンブレジーヌは南関東C2から転入後、5勝2着1回3着1回と依然、底を見せていない。C1特別・駒形賞も鮮やか逃げ切り、前走1200mも完勝。充実一途をたどっている。今回はB2一戦のみでB1へ昇級。相手がかなり強化されたが、一連のタイムから十分通用する。

フェブサンカラは今季未勝利だが、2着2回。差し競馬もできるが、本質的には先行粘りが身上。絶好の1番枠を引き当て、逃げ必至。マイペースに持ち込んで逃げ残りを期待する。

フィナルタは今シーズン3着1回が最高だが、すべてA級戦。今回はB1降格でメンバーが緩和されたのは見逃せない。加えて水沢2勝2着3回3着2回とコース替わりは大歓迎。あっさりの可能性もある。

ミヤコプレジールは中央1勝クラス1戦から再転入。初戦で好位抜け出しを決め、幸先のいいスタートを切った。550キロ台の大型馬で小回り水沢がネックだが、昨年の水沢戦は直線で不利があった点は一考に値。

サンエイウルフは南関東2勝2着5回・B3から転入。ノースリュシオル、ボーンブレジーヌより格は上位だが、3着1回が最高。先行激化が条件で浮上あり。

◎⑥ノースリュシオル
〇③ボーンブレジーヌ
▲①フェブサンカラ
△②フィナルタ
△⑧ミヤコプレジール
△⑤サンエイウルフ


<お奨めの1頭>
1R ノットオンリー

勝ち切れないレースが続くが、毎回のように上位争いを演じている。メンバーが甘くなり、今度こそ首位を奪取する


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2023/05/28
レース展望
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今週から舞台は水沢。28日メイン・イーハトーブマイルはケープライトが復活宣言

 28日メインは3歳重賞「第11回イーハトーブマイル」(水沢1600m)。今週から戦いの舞台が水沢に替わり、コース適性も重要なファクター。また次開催に岩手クラシック二冠目・東北優駿(岩手ダービー)が控え、ミニアチュール、リッキーナイトなどはスキップ。よってダイヤモンドC出走組、上がり馬の戦いがテーマとなる。

主軸にケープライトを指名する。2歳時4勝2着2回3着1回。着外は芝交流・ジュニアグランプリのみで重賞・若駒賞優勝、金杯3着など抜群の安定感を誇った。今シーズンは3歳牝馬重賞・あやめ賞から始動したが、馬体重がマイナス15キロ。春先の牝馬は体調を崩すケースは少なくない。完全休養から運動を再開すると飼い葉が上がり、毛ヅヤもひと息。立て直しに時間がかかる。

結果も7着に終わり、1ヵ月半ほど休養。ダイヤモンドカップへ駒を進めてプラス8キロ。まだ本来の張りは取り戻していなかったが、回復傾向は確か。5着入線を果たした。今回もたっぷり休養を取ってイーハトーブマイルへエントリー。しかも輸送のない地元水沢もプラス材料。昨年実績でほかをリードし、復活のお膳立ては整った。

リスレツィオは北海道4戦3着1回から転入。下級条件へ編入も恵まれたが、圧巻の4連勝。一気に3歳A級も突破し、ダイヤモンドカップへ挑戦。4番人気に支持されたが、中団のまま6着。重賞の壁は厚かったが、経験値の差も大きかった。しかし今回は重賞挑戦2度目に加え、メンバーも緩和。前々走・水沢1600m1着タイムからも反撃必至。

タイセイヴィゴーレは中央5戦0勝から転入後、あっさり2連勝。勢いを駆って重賞・スプリングカップへ駒を進めたが、初重賞にとまどって9着。競馬が出来ず終いだったが、続く1戦を快勝。前走も2着に粘って軌道修正。自分の型に持ち込めないとモロい面あるが、逆にあっさりまでの可能性。

クレンジングナイトは北海道未勝利から昨年12月、転入戦を完勝。直後に南関東へ転籍して3、8着から再転入。初戦を圧勝し、前走はタイセイヴィゴーレの3着だったが、0秒1差。大勢逆転のシーンまで。

マツリダワールドは盛岡芝1000m・2歳新馬戦を快勝。以降は白星から遠ざかり、パワーの要るダートにも手こずっていたが、今季2着1回3着2回。成長確かなことをアピールしている。今回は相手が大幅強化だが、地力アップ疑いなし。

セイレジーナは今季2戦目3着をはさんで2度大敗。昨年、寒菊賞を優勝、金杯2着の迫力を取り戻せずにいるが、馬体の張りが戻れば侮れない。

◎⑪ケープライト
〇①リスレツィオ
▲⑧タイセイヴィゴーレ
△⑦クレンジングナイト
△④マツリダワールド
△⑥セイレジーナ


<お奨めの1頭>
4R セルゲイ

高知では精彩を欠いたが、大井で9勝マーク。岩手C2編入は明らかに恵まれた


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2023/05/27
レース展望
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23日、2023地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ取材あれこれ

 23日(火)、「2023地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ」ファーストステージ盛岡は見ごたえ十分の2戦だった。優勝は浦和競馬所属の福原杏騎手。第1戦8着、第2戦1着で合計34ポイントを獲得。2位・落合玄太騎手に3ポイントをつけ、首位で園田へ向かう。

福原杏騎手「2戦目は人気だった青柳(正義=ファムファタル)さんをマークする形でレースをした。交わせるか交わせないかでヒヤヒヤしたが、勝つことができてすごくうれしい。前日、トレーニングセールで札幌競馬場へ行って昨年優勝した(武豊騎手の)手形を見て、自分もワールドオールスターシリーズに是非、出場したいと思って今日へ臨んだ。前回(2020年)出場した時は2着もなかったが、今回は勝てた上、ファーストステージを首位で通過できたので、このまま1位で地方競馬代表にも選ばれたいと思います」

第2戦優勝後、奥さんと赤ちゃんを呼んで記念撮影。おそらく隣にいるサラブレッドが大き過ぎて怖かったのだろう、大泣きしたが、終了後、父(福原杏騎手)が抱くとすぐにおさまった。何年後か、この写真を家族で見たら笑い話になるだろう。

現在、福原杏騎手はホッカイドウ競馬で騎乗中。「2歳戦が多くて学ぶことが多い。とても勉強になります」。2020年はコロナ禍の真っただ中でジョッキーズチャンピオンシップは盛岡2戦のみ。福原杏騎手はヤングジョッキーズシリーズへダブルで出場。あれから3年が過ぎ、この豪華メンバー相手に1着し、さらには首位通過は本当にうれしかったに違いない。

続いて当日の話題あれこれ。第1戦は北海道代表・落合玄太騎手=チベリウスが快勝したが、担当厩務員は村上朝陽くん。実は落合騎手と朝陽くんは騎手学校の同期生だった。残念ながら体を壊して村上朝陽くんは騎手を断念したが、幾年が過ぎて優勝写真でいっしょに撮ることになった。その時、「岩本(怜騎手)もいっしょに撮りたい」と声をかけたのは彼も同期だったから。岩本騎手はすでにルームに戻っていたが、落合騎手と村上朝陽きゅう務員は盛岡で再会を喜び、友情を深めあった。落合騎手は2位を確保した。

高知代表・宮川実騎手は第1戦2着、第2戦9着。総合3位でファーストステージを通過した。1戦目に騎乗したキンジトーは前回1000m戦を快勝したが、ノド鳴り(喘鳴症)の持病を持っていた。今回は1200m戦で1ハロン延長がカギ。それで無理せず5番手外を追走し、直線鋭く伸びたが2着に終わった。

宮川騎手「距離延長を考えて前半は無理しなかったが、最後はいい脚を使っていた。もっと積極的に乗れば逆転があったかも」と反省の弁。ノド鳴りがあるのでベストの乗り方だと思ったが、本人は前向き。それもあって2戦目は逃げの手に出たと思う。結果は直線一杯9着だったが、いい競馬をしてくれた。ファンも納得したと思う。今回が初のジョッキーズチャンピオンシップ。ファイナルステージでの巻き返しに期待したい。

今週の岩手競馬

5月28日(日) 「第11回イーハトーブマイル」(3歳 水沢1600m)
5月29日(月) 「夢・希望・未来へ前進」(B1 水沢1400m)
5月30日(火) 「紫陽花賞」(B1 水沢1600m)



2023/05/26
その他
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『地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ』第1戦・第2戦/今回も激戦濃厚!

 5月21日に行われた一條記念みちのく大賞典トライアル『あすなろ賞』はグローリーグローリが危なげのない戦いぶりで快勝。シアンモア記念の雪辱を晴らすと共に改めてみちのく大賞典の主役候補へと名乗りを上げました。

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 古馬の重賞としてはこれが唯一の盛岡ダート1800mという条件になるあすなろ賞。流れが落ち着きやすいとされる距離ですが、今回も逃げたユノートルベル、二番手スズカゴウケツの作る先行ペースはかなりのスローに。それを三番手で追走したグローリーグローリは前後の動きを見ながらじっくりと仕掛け、4角ではゴールドギアの強襲を受けたもののそれも直線の競り合いで凌いでゴール。シアンモア記念は2番人気に推されつつ5着に終わりましたが、ここでは赤松杯で見せた強さを改めて示した結果でした。



 5月23日、今季最初の盛岡開催もいったん区切りとなるこの日のメインレースは夏のJRA札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズを目指す地方騎手の戦い『地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ』、その開幕となるファーストステージが行われます。

 地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップは全国の地方競馬場から集まった12人のトップジョッキー達が札幌行きの切符をかけて今回の盛岡、7月6日の園田の2カ所のべ4戦を戦うというシリーズです。1戦目からしっかりとポイントを獲得していく必要がある厳しい戦い。それだけにレースも人気通りでは収まらない事が非常に多いレースともなっています。

 ではまず第1戦、第11レースの『地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップファーストステージ第1戦』ダート1200m12頭立ての予想から。本命は(8)チベリウスです。
 昨年JRA未勝利から岩手に転入した同馬は盛岡で5戦3勝2着1回の成績を残し冬は南関東へ。そこでは勝ち星を挙げることができなかったもののこの春岩手に再転入して4着・2着となっていました。
 父ロードカナロアという血統イメージ通りに短距離での安定感はなかなかのものがあり、この春の岩手での2戦にしても勝つことこそできなかったものの内容は上々と言えるもの。前走の1000mはちょっと短い印象もありましたし、ひとハロン伸びてよりベターな距離レンジに入る今回はこの馬の本来の力が発揮できると見ました。

 対抗は(4)ヤマショウキャット。マイルもこなしていますがより短い距離の方が力強い戦いを見せている印象。盛岡戦績が今ひとつな点も昨年の盛岡戦はほとんどがマイルでしたからいったん度外視、ここでは2~3歳時には盛岡・水沢の1400m以下で好走していたことを思い出したいですね。

 そして三番手に(12)キンジトーを狙ってみます。人気薄で勝った前走だけではまだなんとも言えない段階も、昨年一時所属した門別での走りを見ればこの辺で通用しておかしくない馬だと言えるはず。前走でようやく調子を取り戻したということであればここでも注目。


 以下、勝ち味の遅さはあるものの混戦向きのしぶとさを持つ(6)ホープホワイト、やはり短距離の方が合う(5)ダンストンレーヴを押さえに。

●11Rの買い目
馬単(8)=(4)、(8)=(12)、(4)=(12)、(8)→(6)、(8)→(5)

 続いて第2戦、第12レースの『地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップファーストステージ第2戦』ダート1600m。こちらの本命は(9)プリンスチャームを採りました。
 前走は2着でしたが勝ち馬にマークされた結果でしたからむしろよく粘ったと評価したいところ。マイルにもメドを立てた内容でした。ここにはその前走で負かされた相手がいたり、騎手対抗戦だけにマークも厳しくなるでしょうが、それでも底力で・・・と期待しましょう。

 相手は(2)ファムファタル。こちらは距離伸びて良さが増してきた近況。途中ずっと右回りの戦いが続いていた同馬でしたがかつてのJRA時代は左回りを苦にしていなかったように盛岡も初戦でこなしました。ここでもベテラン牝馬の地力が勝るという見方はもちろん可。

 三番手は(4)ニューヴァージョン。岩手ではマイルを6度目の挑戦で克服。◎の所で触れたように一騎打ちの形で終始マークできた点、戦いやすかった面はあったにせよ、力を付けてきているという評価が必要なはずです。ここでも主力の一角。


 (3)ナムラバンザイには今年の盛岡の馬場はちょっと深いのかもしれませんが、しかしマイルの方が持ち味が活きるタイプという点には注目。(12)アウティスタも同様のタイプでしょうが、こちらは距離を問わず手堅く戦える点が武器になると見ました。

●12Rの買い目
馬単(9)=(2)、(9)=(4)、(2)=(4)、(9)→(3)、(9)→(12)

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2023/05/23
レース展望
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