7月2日はJRA交流戦デー。メインの「東京カップけやき賞」に加え、8R・フレンドリートロフィー・オニキス賞、9Rのフレンドリートロフィー・ガーネット賞の3レースがJRAとの条件交流競走となっています。今週もこの3レースを予想していきましょう。
■10R 東京カップけやき賞
OROパーク盛岡競馬場のオープンを記念し、JRA東京競馬場で行われる「オーロカップ」との姉妹提携競走としてスタートしたこの「東京カップけやき賞」。当初は岩手勢だけのレースでしたがのちにJRAとの条件交流競走となりました。
以降、8戦して岩手1勝対JRA7勝と圧倒的JRA勢優位の結果。ただ、岩手勢も必ず上位に食い込み、3着までを独占された事は一度もありません。今回もそういう視点で予想していきたいと思います。
本命は、JRAフサイチギガダイヤで仕方がないところでしょうか。昨冬に1000万下を勝った後休養、降級するのを待って再始動した前走が2着。叩かれた今回は上積み十分で、ここは確勝を期しての遠征でしょう。ダート中距離向き・先行馬というのも魅力的。
対抗は岩手のニホンピロゼン。能力はオープンでも十分通用するはずの期待馬で、調整が難しい馬ゆえどうしても不確定要素があるという分、対抗に留めましたが、こちらを頭で狙ってもいいくらいに思える馬。他のJRA馬が差しタイプで楽に先行策を取れそうなのも好材料です。
もう一頭も岩手からタイキコジャックを。重賞ではさすがに思うようなレースができなかった、というより距離が少し長かったようで、一ハロン短縮はプラス。相手なりに走る強みも。
JRA勢のアサクサムスタング・ゲイリーリボルバーはどちらも追い込みに近い差しタイプ。前残り傾向が強い今は狙いづらいものの、はまった時の末脚は確実だけに要警戒。どちらかといえば坂を苦にしないアサクサの方でしょう。
買い目は2枠2番フサイチギガダイヤ、3枠3番ニホンピロゼンを中心に1、4、6へ。最初も書いたとおりこの過去のこのレースで「岩手勢が3着までに1頭も入らなかった事はない」ですから、そのデータに従うなら、3連勝のBOXには必ず1頭は岩手勢を絡めておくのがセオリーです。
■8R フレンドリートロフィー オニキス賞
やや手掛かりの弱いメンバー構成、これといった馬がいませんが、であればジョーネンボーでも通用するはず。未勝利脱出は簡単なはずの馬でここは相手関係楽だし、何より頭数が少なめなのが嬉しい。ここまで多頭数に揉まれて流れに乗れませんでしたが、この頭数なら戦いやすいのでは。
対抗もJRAからアイアムラブリー。先行して詰めが甘いのはJRAでも地方でも同じですが、この面々の中で先行競馬ができるのは有利です。うまくペースを掴みたいところ。
あとは似たり寄ったりで、休み明けの素質馬グランプリカメ、タイムオーバー明けながらダート合いそうなハルノドトウーあたりも足りていい雰囲気。岩手勢の中ではタケショウの格が信頼できそうですが、出番はかなりの混戦時では。
買い目は7枠10番ジョーネンボーを軸に1、6、8、9。頭は大丈夫と見ますが2番手以下は難解。無理せず流すかBOXで対応を。
■9R フレンドリートロフィー ガーネット賞
芝の1700m戦となるこちらは本命プラネタリーリングで。JRAの中央場所でも勝ち負けを演じられる馬なら一枚上。鞍上も盛岡芝の経験多く、コースへの対応もこなしてくれるでしょう。
対抗はペニーロイヤル。連闘ですが前走の落ち着きぶりを良い方に評価しておきたいところ。ここが正念場でもあります。
スイートピピンは使われて良化してきているのは確か。じっくり行ける距離もプラスになりそう。サクラアリエルは、一息入った前走では直線までしか息が保ちませんでした。叩いた上積みあるし、芝もそんなにヘタではなさそうです。ワクワクヨークンは芝でも追い込める事を証明したものの、連闘の影響が心配。馬体重が減ってなければ買い。
買い目は7枠10番プラネタリーリングの軸を信頼し、1、3、12へ流します。2番は馬体重を見てから判断。
◇お奨めこの一頭
4R:コスモユリウス
実質選抜戦のメンバーで前走よりも相手は強くなった。が、この馬も前走の勝ちで一皮むけた感。もう一丁を期待。
7月1日メインは盛岡ダート1200mを舞台に行われる地方競馬全国交流「第39回岩鷲賞」、13頭立て。
このレースの1着馬には8月15日、Jpn?・クラスターカップの優先出走権が与えられるが、今年の舞台は水沢1400m。コース形態を考えると盛岡ダート1200mから水沢に替わるのは疑問が残るところ。日程の都合、全国との調整があるにせよクラスターカップは盛岡競馬場に固定してほしかった。仮にコース変更するならマーキュリーカップの方だったと思う。
本命はヤマニンエグザルト。前哨戦・早池峰賞では5番手を追走し、直線でいい脚で伸びてきたが、その4馬身前をテンショウボスが走っていたため2着敗退。しかしテンショウボスがマークした1200m1分12秒1は当時の馬場を考えれば出色のタイムで、これは勝った馬を素直に讃えるべき。事実、テンショウボスは次の一戦に伝統のみちのく大賞典を選び、そこでも優勝。現時点で岩手古馬のトップに君臨している。
(ヤマニンエグザルト 写真・佐藤到)
今回、目の上のたんこぶ的存在テンショウボスが不在なら、メンバー有利は明白。元々、スプリント適性には定評があり、どんな流れにも対応できるのも強味となるはず。
ただ、一つ気がかりなことがある。ヤマニンエグザルトは時に凡走するケースがままあるからだ。例えば今年の成績を見ると3月、特別開催で1着、栗駒賞9着、シアンモア記念3着、あすなろ賞9着、そして前走・早池峰賞2着と一戦置きに好、凡走を繰り返している点だ。
とは言っても順調度、臨戦過程、距離適性など、ここではヤマニンエグザルトが一歩リードした存在であることは間違いがない。
タイキシェンロンは過去、岩手の重賞7勝マーク。とりわけ1400〜1600mで抜群の安定感を誇っている。ただ昨年7月の栗駒賞4着後、9ヵ月半の休養を余儀なくされ、今年4月に復帰を果たしたが、2戦8、7着と精彩を欠いていた。
しかし前回・早池峰賞は自身の守備範囲、盛岡ダート1200mが舞台で3番手の積極策。直線は一杯となったが、2着争いに参加してヤマニンエグザルトから0・2秒差5着に粘った。これが衰えたとは言え、3年前のG?・クラスターカップで0・3秒差5着に食い込んだ底力と見ていいだろう。
カシマハヤトは今年10歳。慢性的な脚部不安に悩まされながら、大事に使われて通算12勝、オープン特別でも3勝をマークしている。ここ数年は往時の迫力が薄れ、一昨年の姫神賞(水沢1400m)以降、ずっと白星から遠ざかっていたが、前回・早池峰賞は絶対スピードがモノを言う短距離戦で久々に好レースを披露した。
道中、後方待機策から直線勝負に賭けたのが功を奏し、馬群を割ってグイグイ抜け出して3着。当日、カシマハヤトは7番人気と低評価だったため本命サイドで決まりながら3連複4000円、3連単12340円の好配当を演出した。
ウツミジョーダンの評価が難しい。過去実績はタイキシェンロンを上回り、ここでは断然で格上の存在で昨年も重賞・青藍賞を制している。続くG?・南部杯6着後に戦線を離脱し、5月、シアンモア記念で復帰。しかし本来のシャープさには程遠く10着に敗れ、以降も7、8着と振るわない。
そこで短距離戦に活路を求めてきたが、盛岡ダート1200m戦は3歳重賞・トパーズカップ1着以来、実に4年ぶり。データ的には同条件で4戦2勝2着2回と連対パーフェクトの実績だが、如何せん3歳時前のこと。持ちタイム1分13秒0もここに入ると平凡に映ってしまう。それでも切れる末脚を身上とするのがウツミジョーダンで、ここでアッサリあっても不思議はない。
遠征組ではケイアイダンシングが怖い。これまで盛岡へ2度参戦し、ウイナーカップ(芝1600m)は13着に沈んだが、昨年のG?・南部杯では7着に入っている。
過去実績はマイル前後の勝ち星が目立つが、本質的にはスプリンターではないかと踏んでいる。昨年、園田重賞・フレンドリーカップを制し、2連覇を狙った前走は出遅れを喫しながらも3着なら上々。やはりスプリント戦で能力全開のタイプと見ていいだろう。
他ではナイキアヘッドも軽視できない。中央6勝はいずれも芝短距離戦。ダート短距離でも未勝利ながら2着4回とスプリント適性は非常に高く、あじさい賞2着で上昇ムードも見逃せないだろう。
◎ ?ヤマニンエグザルト
○ ?タイキシェンロン
▲ ?カシマハヤト
△ ?ウツミジョーダン
△ ?ケイアイダンシング
△ ?ナイキアヘッド
3連単は3を1着固定に5、4を厚め。13、10、6にも手広く流したい
馬複は3−5、3−4、3−13、3−10、3−6
<お奨めの1頭>
9レース マイネルヘルシャー
前回は取り消し除外だったが、無理をしなかったのが今後にはプラス。ここは自身の連勝を伸ばすのみ
30日(土)メインはA2級馬による盛岡ダート1600m戦「第8回ねむの木賞」、10頭立て。中心はトーホウライデンで動かないだろう。
中央3戦未勝利から一昨年11月、岩手へ転入。C3スタートからいきなり5連勝をマークし、トーホウエンペラーの再来かとも噂された逸材だった。
しかし昨年はB3級でも頭打ちのレースを繰り返したため、思い切って7月から4ヵ月半ほど休養。結果、それが功を奏し、再び3連勝を飾った昨シーズンを終了した。
今年は冬期休養明けの特別開催A1、2混合戦から始動だったが、馬体重がマイナス17キロ。大幅に体重を減らしたこともあって5着に沈み、一瞬暗雲が立ち込めたが、その一戦を叩かれて気配アップ。シーズン開幕初日メイン・岩手日報杯(A2)を快勝し、周囲を一安心させた。
そのA2特別を勝ってついにA1級入り。さすがにメンバー強化がされ、タイキコジャック相手に連続2着に敗れ、前々走は6着。
これで再びA2級へ降級し、その初戦となった前走は3番手追走から直線鮮やかな抜け出しを披露。2着ヘライカントリーに6馬身もの大差をつけ、A2では力の違いをマザマザと見せつけた。
今回は距離が1ハロン短縮されたが、これはむしろ大歓迎のクチ。どんな流れにも対応できるし、追い出してからの反応の良さはピカイチ。ここも前回同様、好位抜け出しを決めてくれるに違いない。
(写真:佐藤到)
軸選定に迷いはなかったが、相手捜しがちょっと微妙。展開が勝敗に大きく左右しそうだからだ。前回、マイル戦を快勝したメタモルキング、ゲッタウェイはいずれも逃げ切り。おそらく今回は枠順と脚質の幅からゲッタウェイが逃げ、メタモルキングは2番手に控えると思うが、スローの流れになるとはまず考えられない。
そうなるとワラッテオクレヨにもチャンスは十分にある。今季は初戦A2級、水沢1600mで早めマクリから快勝。その後、はまゆり賞9着、A2戦4着に止まったが、前々走は本来のシャープさを取り戻して今季2勝目をマークした。
前回はメタモルキングの絶妙な逃げにしてやられて4着だったが、これはあくまでも展開のアヤ。今度こそ自慢の末脚を爆発させる。
そのメタモルキングはシーズン初戦から5戦連続で2着連対。抜群の安定感を誇る半面、詰めの甘さに泣き続けたが、前回でようやく白星をあげて弾みがついたのが心強い。
ミナミノサニーオーの評価を下げてしまったが、ここでも勝ち負けに持ち込める実力馬だ。3月の特別開催から一戦置きに1着。前回は凡走する順番だったか分からないが、勝負どころの3コーナーでモタモタし、直線で盛り返したものの3着に敗れた。
その時のポジションは6番手、前々回快勝したときは早め3番手を追走から快勝。位置取りがカギを握りそうだが、ここも早めに動くことができれば首位も十分に考えられる。
以下は前回、メタモルキングにタイム差なしの2着まで肉薄したドントコイタカトモ、移籍2戦目で見事な逃げ切りを決めたゲッタウェイも軽視はできないだろう。
◎ ?トーホウライデン
○ ?ワラッテオクレヨ
▲ ?メタモルキング
△ ?ミナミノサニーオー
△ ?ドントコイタカトモ
△ ?ゲッタウェイ
3連単は6を1着固定に2、4、7を厚めに。10、3は3着押さえ
馬複は2−6、4−6、6−7、6−10
<お奨めの1頭>
11レース チェリーフォティ
今季は最下級C3スタートでメンバーにも恵まれて5戦5勝。今回からC1へジャンプアップ、マイル戦に若干不安あるが、そこは勢いでカバーする
先の土曜日、競馬場内で行われた県競馬組合運営協議会において、収支計画の見直しと新たなコスト削減案が承認されたことが報道されました。その記事をみたところ、コスト削減の具体案として書かれていたのは出走頭数の制限(重賞以外で10頭以下に)、水沢内馬場の車載型映像スクリーン(ムーヴィジョン)の廃止、ファン優待バスの本数を削減など。例としてあげられていたのがいずれもファンにとってマイナスな、はっきり言えばファンの岩手競馬離れを加速させかねない内容ばかりで驚いてしまいました。もちろん人件費や事務費など内部のお金も減らすのでしょうが…
より良い案を持っている訳でもない私がここで言っても口先だけになりますが、レースやサービスがお客様の目に見えて低下するとなると、何かとても不安になってしまいます。
先週の続報になりますが、この削減案の中で誘導馬の廃止もひとまず決定してしまいました。なんと!こちらは即実行ということで、先日の25日月曜の11レースが最後の誘導となってしまいました。
話は少し逸れますが、今シーズン、馬場入場のあと逆回りで返し馬を行う出走馬が増えたことにお気づきでしょうか?気性の問題で入場しても行進ができない馬は、これまでほとんどはスタンドと反対方向(盛岡・水沢とも1コーナー方向)へ走り去っていましたが、最近はスタンドの前を通過して4コーナーのほうへ逆走することが多くなりました。これはファンからの「レース前の馬の動きを近くでよく見たい」との声に組合が応え、厩舎側に協力を要請したのだそうです。このような対応は大変良いことだと思うのですが、誘導馬の廃止はこれに逆行することになるでしょう。基本的に出走馬は並歩(なみあし)で行進、Uターンして駆歩(かけあし)で戻ることになっており、脚さばきを吟味するにはこれが一番良いわけですが、比較的おとなしい馬でも誘導馬がいないことで落ち着いて行進が出来なくなる可能性が少なくないからです。
これまで誘導馬として働いていたのはティエッチマインド号とエイダイラビ号。ティエッチマインドは元岩手のA級馬ですからこの馬のファンだという方もおられるのではないでしょうか。そして12歳のマインドはともかく、お年寄りのラビ君は、おそらくもう行くところが無いかも…
今までみんなにお馴染みだったものが、告知も無く突然消えてしまうというのはちょっと寂しすぎますよね。廃止が致し方ないのであれば、せめてちょっとした引退式でもやってもらえないのでしょうか。
組合では来週から誘導馬無しでやってみて、出走馬の様子やファンの反応を見るそうです。誘導馬やその他の削減案についてご意見やアイディアをお持ちの方は、岩手競馬公式ホームページの下の方にある、「ご意見・お問い合わせはこちらから」のバナーをクリックして下さい。
(文/写真・佐藤 到)
6/23 第33回ジューンカップ
1着:ツジジオット
楽にハナを奪えたわけではなかったが、先頭に立ってしまえばあとはマイペース。後続も追って追って追走してくるわりには競りかける形にならず、終始楽な競馬ができていた。2着馬の猛追にはひやりとさせられたものの、結果的には直線入り口で作っておいたリードが生きた。
ツジジオットにとってはこれが盛岡初勝利。鞍上の関本浩司騎手は「いままでも左回りが合わない感じではなかった。相手関係が強かったのと、馬がビジョンとかを気にして集中していなかったのかも」とコメントしたが、考えてみれば盛岡マイルでの持ち時計はこの馬が1番。
2着:ヤマトスピリット
スタートしてしばらくもたつくのはいつもの事。先行争いが激しくなりそうに見え、後方からのレースという判断は間違っていなかったはず。強い前残り傾向のコース状態がこの馬にとって不運となったか。
3着:ゲンパチコジーン
前走1000m戦を使ったおかげか格段に良化。直線はほとんど最後方から、2着馬をも上回る豪快な伸びを見せたが、あと一歩及ばず。
5着:リマンドリーダー
ここまで3着を外した事がない盛岡マイル戦だったが、今回は5着に終わる。とはいえ上位馬は元A級の格上、その力関係が出たのと、この馬も少しイレ込み気味だったのが影響したかも。
6/24 第12回はまなす賞
1着:サイレントステージ 「前走の結果から、使える脚はこちらが上だろうと思っていた。芝ならどこからでも動ける馬だし、安心してレースができました」と板垣騎手。ジャンプ気味のスタートで一瞬包まれかかるが、馬群の中から楽に抜けだして好位を確保。この辺りの動きからすでに力の差を感じさせる。
道中も鞍上の言葉通り、相手の動きに合わせていつでも行ける、という余裕のポジション。着差が少なかったのは「最後になって刺さりかけたので立て直していた」という事。オパールカップが目標になるようだが、そこでは対ボスアミーゴが焦点になりそう。
2着:カネショウエリート
最内枠からのけれんのない逃げ。競られても譲らぬ潔いまでのレースぶりで最後まで闘志を失わなかったが、ここは勝ち馬が一枚上手だった。
3着:シュクジャンヌ
叩き3走目となって型どおり良化。カネショウエリートを追いかけ回しても余力は十分、直線はいったん先頭に立ったのだが・・・。そこからの追い比べで負けるという事は、芝適性の点で上位2頭と差があるのか。
5着:ペニーロイヤル
レースがとにかくやんちゃ。これでは直線一杯一杯なのも仕方ない。ただ、前走よりは落ち着きが出てきており、その点はプラスに評価できる。次走に期待。
6/25第8回緑風賞
1着:トウショウグローズ
粘るウエスタンフォルスを最後の最後できっちり捉えたレースは見事だったが、鞍上・菅原勲騎手にいわせると「狙ったわけではなくてあれで目一杯、ギリギリだったよ」。
「1800mや1400mに比べるとマイルはペースが合わない。今日もコーナーで置かれかかって、その後が辛くなった」との事。とはいえこれで今季6戦3勝2着3回の完全連対をキープ。
2着:ウエスタンフォルス
「距離はね、折り合いがつけば大丈夫。ペースも悪くなかったと思うんだけど。盛岡は直線が長いね!」と沢田盛夫利騎手。前に行った馬がいたのを幸い、番手につけて流れに乗る絶好の位置。直線では楽に差を拡げてセイフティリードに思えたが・・・。
3着:コスモシュクレ
後方からずっと追い通し、最後まで追って追ってかろうじて3着に。力があるのは間違いないが、この距離は短く、ちょっと忙しいようだ。
4着:テンポウキング
勝ち馬と同じような位置取りでレースを進めたが、直線の追い比べで及ばず4着に。マイルがダメではないが、1400mの方がもっと強気に動ける印象。