
4月を迎えて水沢競馬場にも桜の季節がやってきました!
・・・なんですけども、今週の水沢競馬場向こう正面の桜並木はまだ開花途上という感じ。昨年は4月の2週目の週末に満開になったのですが、今年は3月下旬頃から寒さが戻ってきたこともあってか、日曜日で3分咲きくらい、月曜日で5分咲きくらいか・・・?という咲き具合に留まっているように見えます。
この13日~15日に行われている桜並木一般開放も、この開花状況から次週の末、20日~22日にも行われることになりました。雨が降って寒いながらもある程度は開花が進んでいるので次の週末には満開のピークを過ぎているかも・・・ですが、なんとか保ってくれて、そしてファンの皆さんに桜並木と競馬を楽しんでいただければ・・・。
さて4月15日のメインレースは12Rです。OP級ダート1600mの重賞『赤松杯』。注目の実績馬たちがここから始動。8頭立てですが見逃せない一戦になりました。
本命は(4)フジユージーンです。
昨年の岩手競馬年度代表馬がいよいよ登場。前走後は御殿場で休養し3月に帰厩、シアンモア記念直行になっても良いからじっくりという前提で調整を進めてきたようですが、この赤松杯に出てきたということは態勢は整ったのだと考えていいでしょう。
もちろん大目標はまだまだ先、ここで100%の仕上げということにはならないでしょうし、昨年11月以来の実戦、初の対古馬戦とクリアすべき課題も残っていますが、それでも・・・と期待して当然の存在。ここは順調に発進してほしいと思いつつの本命視。8頭立てにはなりましたがメンバーは近年の重要な重賞競走を制してきている非常に骨っぽい顔ぶれでもあります。ここを突破すればこの先の展望も・・・という意味でもどんな戦いを見せてくれるか注目。
対抗は(5)ヒロシクン。こちらも3月開催ではなく4月になってから始動という前提でじっくり休養・じっくり調整。3ヶ月開くのは岩手では初めてになりますが以前の戦績を見る限りそれほど苦にしないのでは。それでもやはり休み明けのハンデはあるでしょうが、自分の競馬の形がはっきり固まっている馬。ここでもそれを貫くのみ、貫いた先の活路を狙ってくるでしょう。
三番手は(2)ボウトロイをピックアップしてみます。春初戦の気配の良さから白嶺賞で狙ってみましたが1400mはさすがに短かった。マイルならトウケイニセイ記念の僅差2着もありますし、安定したデキの良さに改めて注目してみます。
以下はまず(3)フレイムウィングス。この馬のベストは直線長い盛岡。それは確かですが、水沢でも、勝てないまでも地力の高さで上位に食い込んできています。馬券圏内の争いでなら可能性は十分。そして(7)スズカゴウケツ。昨秋からの南関移籍は結果に繋がりませんでしたが大きな消耗なく岩手に戻って来た模様。勝った昨年のあすなろ賞より相手の歯ごたえ増していますが、気持ちよく流れに乗れれば上位争いくらいは期待して良いはず。(横川典視)
●12Rの買い目
馬単(4)=(5)、(4)→(2)、(4)→(3)、(4)→(7)
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