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2025年5月 アーカイブ

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今週の見どころ(5/24~5/26)

2025年5月22日(木)

 先週から再開されたばんえい十勝。17日のカーネーションカップで4歳馬カフカ、18日のばんえい十勝オッズーパーク杯では、9歳馬コマサンエースと、ともに金田勇厩舎の馬が重賞初制覇を飾りました。
 ところで、今季ここまでの8日間で、22年デビューの今井千尋騎手が12勝を挙げ目下リーディング。20年デビューの金田利貴騎手がばんえい十勝オッズパーク杯での重賞勝ちを含む11勝と若手ジョッキーの活躍が目立っています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…18万0,040円
5重勝単勝式…45万4,720円

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【第4回開催1日目】
 5月24日(土)のメイン第11レースには、黒岳特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 シーズンをまたいで3連勝した◎ミヤビウルフに注目します。2~3月にB1級で2連勝し、今季初戦のB2級-4組も逃げ切って完勝。前走の1組平場戦(5月19日)はやや追走に苦労していた印象で4着でした。B1からB2と降級幅は小さいですが、ここでも好勝負を演じてくれるはず。
 ○レジェンドボスは、B1から降級した今季2、3着と好調。5月19日の1組平場戦は障害離れた3番手から前2頭を追い詰めました。とはいえ引き続きの今井千尋騎手でも今回は減量がないため対抗評価です。
 ▲ショウリノホシは、前走B3級-2組・3着からの昇級初戦。しかし昨季最終出走での勝利が、ミヤビウルフ(B1級-5組)より上のB1級-3組であることを考えても妙味十分。
 △タイタスは、今季初戦の同条件・水晶特別で3着に好走。前回の1組平場戦は7着ですが、特別戦に戻って巻き返しがあるかもしれません。

 5月25日(日)の見どころは枠順確定後に掲載します。

5/18ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2025年5月19日(月)

コマサンエースが念願の重賞初制覇

 5月18日(日)には重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜)が行われました。当初はシーズン最初の重賞として4月27日(日)に行われる予定が、馬インフルエンザによる開催取止めで日程を変更して開催されました。レースはコマサンエースが単勝1番人気に応えて念願の重賞初制覇を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.インビクタ(720) 19.1
 2.マルホンリョウユウ(720) 7.8
 3.オーシャンウイナー(720) 3.4
 4.キングフェスタ(720) 出走取消
 5.ジェイホース(710) 83.0
 6.コマサンエース(720) 2.5
 7.タカラキングダム(720) 7.9
 8.コウテイ(720) 4.6
 9.クリスタルコルド(720) 30.4

 昨年度の収得賞金順で選抜されるばんえい十勝オッズパーク杯ですが、昨年の優勝馬で収得賞金1位のメムロボブサップは出走を回避。4歳シーズン三冠馬キングフェスタも出走取消で8頭立てとなりました。出走していれば人気になっていたであろう実績馬2頭が不在となって、重賞未勝利ながらばんえい記念2着のコマサンエースが2.5倍で1番人気。前走の青葉特別で2に着好走したオーシャンウイナーが3.4倍で2番人気。帯広記念で王者メムロボブサップを破ったコウテイが4.6倍で続きました。

 レースはオーシャンウイナーが第1障害を先頭でクリア。マルホンリョウユウ、コマサンエース、インビクタ、ジェイホースの4頭がほぼ同時に続きます。これらの先行争いに道中止まらず加わったコウテイとクリスタルコルドが先に第2障害に到達。ここまで48秒というペースで、オーシャンウイナー、コマサンエース、インビクタ、マルホンリョウユウもほとんど差なく続きました。
 第2障害はコウテイが先頭で下りると、コマサンエース、インビクタ、マルホンリョウユウが差なく続きます。4頭の追い比べからまず脚色良くコマサンエースが抜け出します。ほか3頭も必死に食い下がりますが、コマサンエースは脚色衰えず残り20メートル付近からじわじわ引き離してそのまま先頭でゴール。2着争いは接戦となりましたが、コウテイが粘って2着、0秒2差でインビクタが3着に入り、タカラキングダムが後方から強襲したものの4着でした。

 重賞挑戦18回目で初制覇となったコマサンエースは、4歳シーズンまでの重賞出走は銀河賞と天馬賞の2戦のみ。メムロボブサップ、アオノブラック、インビクタなど強い馬がいる世代重賞には恵まれませんでしたが、7歳で出走した旭川記念では3着と力を見せていました。障害力に定評があり、ばんえい記念では昨年3着、今年2着に好走するなど9歳でもまだまだ元気で、今後の活躍にも注目です。

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金田利貴騎手「この馬はいろいろな意味で特別な馬なので重賞を勝てて嬉しいです。強い馬ばかりの世代に生まれてなかなか勝てなかったので夢のようです。昨日の雨はあまり好ましくなく、登坂力が使える展開になってくれればと思っていたところ、意外とそんな感じになったので結果としては良かったと思います。道中は先頭で行くつもりでしたが行けず、強い馬たちがいるので五分ぐらいで障害を下りればと思っていました。下りてからは本当に強くなったなという歩きで、たれることなく歩いてくれました。がむしゃらでぐちゃぐちゃになりましたが、ゴールに入って止まった時に勝ちを確信しました。勝った時は感慨深く、駆け寄った厩務員の顔は見れませんでした。今日はチャンピオン(メムロボブサップ)がいないメンバーで、恵まれたところもあったと思いますが、(メムロボブサップが)戻ってきた時にどこまでやれるか、簡単ではないですがいつかは勝ちたいと思います。9歳でも衰えていなのでまだ楽しみです。ばんえい競馬は感染症で休みがあった分、楽しい白熱したレースをお見せ出来ればと思います。応援よろしくお願いします」

ばんえい十勝オッズパーク杯 予想結果

今回は2名が的中!

土日連続の予想対決第2Rはばんえい十勝オッズパーク杯。第2障害を4頭差なく越えると、残り30メートルで1番人気コマサンエースが先頭に立ち、後続と差を広げて勝利。3番人気のコウテイが2着、6番人気のインビクタが3着に入り、予想対決は2名が的中。特に荘司さんが馬複とワイドを的中させ、大幅なプラス収支となりました。

荘司:馬複2000円+ワイド2000円的中! 収支+19,600円
斎藤:馬単1000円的中! 収支-500円

【集計】投資額 6,000円×2R=12,000円

須田  +20,860円
荘司  +13,600円
矢野  -5,580円
斎藤  -6,500円
目黒  -12,000円
赤見  -12,000円
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白組  +8,780円
紅組  -10,400円

カーネーションカップ 予想結果

2025年度の予想対決スタート!

今年度の著名人予想対決の開幕戦はカーネーションカップ。障害6番手から追い込んだカフカが、ゴール線上で転倒したスーパーチヨコを交わして勝利。2着に2番人気ダイヤカツヒメ、3着に4番人気ニシキマリンが入り、予想対決は2名が的中。特に須田さんが3連単を的中させ、大幅なプラススタートとなりました。

須田:3連単200円的中! 収支+26,860円
矢野:ワイド600円ダブル的中! 収支+420円

【集計】投資額 6,000円×1R=6,000円

 須田  +26,860円
 矢野  +420円
 斎藤  -6,000円
 目黒  -6,000円
 荘司  -6,000円
 赤見  -6,000円
---------------------------------------
 白組  +21,280円
 紅組  -18,000円

5/17カーネーションカップ回顧

2025年5月18日(日)

カフカが重賞初制覇

 5月17日(土)には重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)が行われました。当初5月4日(日)に行われる予定が、馬インフルエンザ発症による開催取止めで日程を変更して開催されました。レースは単勝3番人気のカフカがゴール前の接戦を抜け出し重賞初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝オッズ
 1.シンエイアロイ(680) 33.6
 2.ニシキマリン(660) 13.9
 3.ダイヤカツヒメ(680) 3.2
 4.サクラヒメ(690) 1.4
 5.スーパードリーム(660) 競走除外
 6.スーパーチヨコ(660) 38.0
 7.スーパークイーン(660) 192.6
 8.スマイルカナ(670) 51.4
 9.カフカ(650) 9.6

 スーパードリームが競走除外で8頭立てとなった今年のカーネーションカップ。昨年の優勝馬サクラヒメが1.4倍で断然の1番人気。2年前の優勝馬ダイヤカツヒメが3.2倍の2番人気で昨年同様この2頭に人気が集中。昨年のばんえいオークス2着の4歳馬カフカが9.6倍の3番人気で単勝ひと桁台はここまで。昨年のヒロインズカップで3着に好走したニシキマリンが13.9倍で4番人気と続きました。

 18時過ぎから降り出した雨の影響で馬場水分1.3%の表示以上に軽い馬場でレースはスタート。スピードに乗ったダイヤカツヒメが先頭で第1障害を越えると、後続も続々とクリアしていきます。ダイヤカツヒメ、サクラヒメ、ニシキマリンらが道中止まらず前半39秒のハイペースで、ほぼ同時に第2障害下に到達。
 第2障害では先行した3頭がほぼ同時に仕掛けますが、3頭とも天板付近で一旦ストップ。立て直して先頭で下りたのはニシキマリン。ダイヤカツヒメが膝を折りかけながらも立て直して2番手クリア。その後にサクラヒメ、スーパーチヨコ、シンエイアロイがほぼ同時、少し遅れてカフカが6番手で続きました。
 先頭で障害を下りたニシキマリンですが後続馬も徐々に差を詰めてきます。サクラヒメは2番手のダイヤカツヒメに迫るも残り20メートル手前で一杯になり上位争いから脱落。いい脚で伸びてきたスーパーチヨコが残り10メートル過ぎでニシキマリンをとらえて先頭に立ち、そのまま勝利かと思われたところ、ゴール線上で脚が止まってまさかの転倒。長くいい脚を使ったカフカが一気に差し切って勝利。粘り込んだダイヤカツヒメは2着、ニシキマリンが僅差で3着。人気のサクラヒメは5着でした。

 カフカはこれが重賞初制覇。2歳シーズンは2勝を挙げたのみでしたが、力をつけた昨シーズンは6勝。コウシュハクィーン、ミスタカシマ、2年前のダイヤカツヒメに次ぐ4頭目の4歳馬による優勝となりました。

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渡来心路騎手「びっくりしましたが勝てて嬉しいです。初騎乗で何も知らない状況で乗りましたが、すごくまじめな馬で障害は上手な馬だと聞いていて、その通りだなと思いました。雨が降って馬場は軽かったけれど脚抜きはちょっと悪かったかなと感じました。速い流れで道中は前を見ながらになりましたが、障害を上手く登ってくれて、下りてからは追うたびに伸びてくれたので、ゴールが近くなるともしかしたらと思って必死に追いました。ゴールして勝ったがどうかは分からなかったですが、勝ったと知って嬉しかったですね。ばんえい競馬は馬インフルエンザで開催中止などありましたが、変わらず頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」

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