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2020年11月 アーカイブ

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11/29ドリームエイジカップ予想 赤見千尋

10歳コンビ、オレノココロとコウシュハウンカイに注目

 4歳以上の各世代から賞金上位2頭が出走して来るドリームエイジカップ。昨年は初めて4歳馬のアアモンドグンシンが勝ちましたが、今年は古豪2頭、10歳コンビのオレノココロとコウシュハウンカイに注目しています。

 オレノココロは今シーズン初戦こそ4着でしたが、その後はすべて馬券圏内という堅実ぶり。重賞では2着3回、3着1回と上位に食い込みながらも勝ち切れていないため、積載重量は770キロと、トップハンデの馬たちよりも20キロ軽いです。夏場にゆっくりと休養し、涼しくなっての復帰4戦目。そろそろ今シーズンの初タイトルが欲しいところです。

 コウシュハウンカイはばんえい十勝オッズパーク杯と岩見沢記念を勝ち、トップハンデの790キロを曳きます。最も軽い馬とは50キロの差がありますが、コウシュハウンカイにとってこの積載重量は苦にならないでしょう。北見記念もあわやの3着で見せ場十分でしたから、ここも上位争いを期待しています。

 この2頭を軸に、4歳最強馬メムロボブサップ、北見記念を勝ったメジロゴーリキまで。

◎5 オレノココロ
○2 コウシュハウンカイ
▲4 メムロボブサップ
△10 メジロゴーリキ

3連単2頭軸マルチ
2,5→4,10 各500円 計6000円

11/29ドリームエイジカップ予想 須田鷹雄

重量魅力のココロと4歳ボブサップに期待

 実績を考えると◎オレノココロの770キロ、▲コウシュハウンカイとの20キロ差、○メムロボブサップや☆メジロゴーリキと同斤量はお得感がある。苦手な夏をスキップしたのが大正解で、今シーズンは初戦のスプリングカップ以外すべて馬券圏内。10歳でも衰えを知らない。

 ただここは期待を込めて○メムロボブサップも馬券上の扱いを同列にしたい。ドリームエイジカップは過去10回のうち5歳馬が4勝と若い馬も戦えており、昨年はアアモンドグンシンが4歳で優勝。5歳になったアアモンドグンシンは休み明けということを考えると狙いづらく、同じく5歳の△キタノユウジロウは勝ち切るところまでは期待できない。4歳でここまでの戦績が抜群のメムロボブサップに期待するしかない。

 馬券は◎○で1,2着か1,3着の3連単で。

◎5 オレノココロ
○4 メムロボブサップ
▲2 コウシュハウンカイ
☆10 メジロゴーリキ
△6 キタノユウジロウ

3連単
4,5→4,5→2,10,6 各500円
4,5→2,10,6→4,5 各500円 計6000円

11/29ドリームエイジカップ予想 斎藤修

2020年11月27日(金)

障害も安定して好調持続オレノココロ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5オレノココロ
 ○6キタノユウジロウ
 ▲4メムロボブサップ
 △7アオノブラック
 △2コウシュハウンカイ

 3連単1着固定
 5→2,4,6,7 500円 計6000円

今週の見どころ(11/28~11/30)

2020年11月26日(木)

帯広競馬場の開場について

 今週から、準ナイター開催がスタート。これまでより発走予定時刻が40分程度繰り上がります(詳細はこちら)。
 11月29日(日)のメインには、ドリームエイジカップが行われます。4歳、5歳、6歳、7歳、8歳以上の各世代から通算収得賞金順の上位2頭が参戦。出走資格が現在と同じ4歳以上となった14年以降の勝ち馬は、14年インフィニティーは8歳にして初挑戦での制覇でしたが、15~19年は、すべて4歳時にこのレースを経験。昨年のアアモンドグンシンの4歳(初挑戦)での勝利は史上初でした。今年、オレノココロ、コウシュハウンカイが勝てば、ニシキダイジン、ナリタボブサップ、カネサブラックでも成し遂げられなかった10歳での制覇となります。

※今週のイベントはこちら

【第17回開催1日目】
 11月28日(土)のメイン第10レースには、北見富士特別(A1級-1組・19:30発走予定)が行われます。
 A1級は頭数が少なく、秋雲特別(10月24日)、五稜郭特別(11月7日)、暑寒別岳特別(11月16日)から4走連続で対戦する馬が7頭、3走連続では8頭となります。
 ◎インビクタは、4歳ながらこのクラスの古参。昇級後の自己条件で、6着ともっとも着順が大きかった五稜郭特別も、障害はひと腰で越えており、毎回好勝負しています。前走の暑寒別岳特別を逃げ切って、A1級初勝利をマーク。勝ちみの遅さを克服したとなれば、連勝でオープン昇級を決めたいところでしょう。
 ○マツノタイガーは、A1昇級直後の2走はA2級との混合戦でひと息でしたが、A1級同士の特別戦と条件強化の五稜郭特別で逃げ切り勝ちを収め、変わり身をみせました。暑寒別岳特別の5着は障害でのロスが響いた格好ですが、末脚を発揮し3着争いに加わっており、さほど評価落ちにはなりません。
 ▲フクトクも、インビクタと同様勝ち切れないレース続き。6月のA2昇級後は1勝のみで、今開催からA1へ昇級してきました。11歳馬で、近走はスピードある3、4歳が多い組み合わせだったことを考慮すれば、今回はむしろ戦いやすい印象です。
 △シンエイボブは、秋雲特別では逃げるインビクタを差して勝利。軽めの馬場に恵まれた印象もありましたが、その後も4、3着と崩れていません。

【第17回開催2日目】
 11月29日(日)のメイン第11レースは、BG3・第11回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:25発走予定)。コウシュハウンカイとミノルシャープがトップハンデで790キロ。ハンデ差は最大50キロと大きく、フルゲート10頭で争います。
 ◎オレノココロは、今季は苦手な夏場を休養に充て、オープン特別戦で3勝などここまで大崩れのない成績。重賞では4戦して2着3回、3着1回とあと一歩が足りないですが、このレースは15、18年と2勝している得意条件。トップハンデの2頭から20キロ軽い770キロでの参戦なら久々の重賞制覇に期待です。
 4歳馬○メムロボブサップは、2歳二冠、3歳三冠そして、今年も二冠と世代重賞では無類の強さを発揮。前走オータムカップ(オープン-1組)では、障害を先頭で通過すると、2番手で越えたオレノココロに交わされましたが、4秒差に逃げ粘って2着。負けて強しといえました。ふた開催空いた前走を使った上積みがあれば押し切るシーンまでありそうです。
 ▲コウシュハウンカイは、前走の北見記念ではトップハンデでしたが、残り30メートルをあたりで先頭に立ち押し切りを狙うところ、メジロゴーリキ、オレノココロにつかまって、両馬とはコンマ5秒差で惜しくも3着。今回もハンデ差克服が課題も、見せ場は作ってくれそう。
 以下、北見記念で復活の勝利を遂げた△メジロゴーリキ、6月北斗賞(2着)以来の実戦も昨年の覇者△アアモンドグンシンも押さえておく手がありそうです。

【第17回開催3日目】
 11月30日(月)のメイン第11レースは、知床賞(オープン・19:25発走予定)
 ◎ゴールデンフウジンは、近6走が1、2、3、1、2、3着とすべて3着以内。前走のオータムカップ(オープン-1組)では障害4番手からしぶとく脚を伸ばして3着と善戦しています。勝ち馬オレノココロ、2着メムロボブサップともに前日のドリームエイジカップに出走し、相手関係に恵まれたことから勝機十分といえます。
 ○センゴクエースは、前走のピヤシリ特別(オープン-2組)で今季2勝目をマーク。近走苦戦した障害をひと腰先頭でクリアして押し切る快勝でした。ゴールデンフウジンとは4走ぶりの対戦ですが、当時より状態面がよく、逆転があるかもしれません。
 ▲マツカゼウンカイは、2走前の能取湖特別(オープン)でゴールデンフウジンを2着にしりぞけ4連勝を達成。前走のオータムカップ(オープン-1組)は4着も、前述のとおり1、2着馬の実力が上でした。3着ゴールデンフウジンとタイム差はなく、引き続き互角の勝負を演じそうです。
 △ウンカイタイショウは、2走前の能取湖特別(オープン)、前走のオータムカップ(オープン-1組)ともに5着。持ち味の先行力を生かしてどこまで粘れるかです。

今週の見どころ(11/21~11/23)

2020年11月19日(木)

帯広競馬場の開場について

 ばんえい競馬に新人ジョッキーが誕生します。金田利貴騎手は、現在ばんえいで最年少の赤塚健仁騎手(29歳)を下回る1998年生まれの22歳で、20年12月1日付けの免許です。所属となる父の金田勇厩舎には有力馬が多数在籍しており、1年目から活躍が期待されます。なおばんえいでは、昨年12月デビューの林康文騎手が8年ぶりの新人騎手でした。
 22日(日)の準メインの十勝産駒特別は、12月30日に行われる2歳重賞・ヤングチャンピオンシップの予選第3弾。このレースの勝ち馬からは、昨年のヤングチャンピオンシップを勝ち、先日のばんえい菊花賞も制したキョウエイリュウをはじめ活躍馬が多数出ています。今年も注目です。

※金田利貴騎手についてはこちら
※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第16回開催4日目】
 11月21日(土)のメイン第10レースは、十勝岳特別(B1級-1・2組決勝・20:05発走予定)。11月15日(日)のB1級-1組、11月16日(月)のB1級-2組の両予選上位5頭による決勝戦です。
 ◎ヤマトテンリュウは、2走前の羊蹄山特別(B1級-1組)、B1級-1組予選ともに4着。障害ひと腰から3秒3差、4秒7差と見せ場は作っています。9月の白露特別(B1級-1組)では、2着と特別戦での好走歴もあることから、持ち味の障害力を生かせば勝ち負けが期待できます。
 ○ホクトシンバは、B1級-1組予選では、最低人気ながら障害3番手から差し切って勝利。今回は決勝戦と相手強化となりますが、10月の桔梗特別(B1級-1組)では2着。ヤマトテンリュウ(7着)に先着していることから通用するメンバー構成。B1昇級後の初勝利を挙げ、勢いが出たのなら軽くは扱えません。
 ▲ヤマノホシは、近8走すべてで逃げて、白露特別、B1級-2組予選など4着が7回。ここもどこまで粘れるかです。
 △マオノダイマオーは、B1級-1組予選が昇級戦でしたが、障害をひと腰7番手から追い上げて3着と善戦。初の負担重量700キロ台の特別戦でも、同じようなレースができるでしょうか。

【第16回開催5日目】
 11月22日(日)のメイン第11レースは、オータムカップ(オープン-1組・20時05分発走予定)
 ◎マツカゼウンカイのオープン5連勝に期待します。重賞と同じ開催の裏オープンや、2組など相手に恵まれた感はありましたが、長く好調を維持できています。前走の能取湖特別(オープン)を逃げ切って、今回から特別戦では賞金ハンデが5キロ増え10キロに。オープン一線級との対戦で条件は厳しくても、好勝負できればシーズン後半戦で台風の目になるかもしれません。
 ○ゴールデンフウジンは、2走前の狩勝賞(オープン-1組)ではオレノココロを並ぶ間もなく交わし去って快勝。能取湖特別はマツカゼウンカイを最後まで抜くことができずコンマ5秒差の2着でしたが、近走のように逃げ馬を早めに射程圏に入れることができれば、差はありません。
 ▲オレノココロは、今季2勝、2着4回、3、4着各1回。出走してきたときは好勝負しています。前走の北見記念2着で賞金を稼いだため今回から賞金ハンデが15キロに増えますが、ここなら実績断然。問題にしないはずです。
 △ウンカイタイショウは、狩勝賞では逃げて僅差の3着。能取湖特別が5着でも、普段の障害のキレが戻れば侮れません。

【第16回開催6日目】
 11月23日(祝・月)のメイン第11レースは、北海道競馬記者クラブ特別(A2級-1組・20時05分発走予定)
 ◎コマサンブラックは、5走前の長月特別(9月5日・A1級混合)がA2昇級初戦ながら、優勝争いを演じて僅差の3着に善戦。1、2着馬はその後、オープンに出世しています。今回のメンバー9頭中8頭にとっての前走A2級-1組平場戦(10月31日)でも3着でしたが、今回はクラス2度目の特別戦でしかもA2級同士。前進がありそうです。
 ○フクトクは、同じ前走が2着。コマサンブラックとほぼ同時の障害クリアから少しずつ離していきました。今季A2級の特別戦(混合戦含む)では6戦1勝、2、3着各1回、4着2回で、大崩れしたのはオープン馬との対戦だった1度のみ。特別戦のほうが走りが安定するタイプといえます。
 ▲カクセンキングは、9月以降に3勝と持ち直しています。前走は7着でしたが、障害で苦戦しても、ひと押しで3着争いに届きそうな走り。昨季後半はA1級の特別戦で何度も掲示板に載っていた実力発揮の場面もあります。
 △ダイリンファイターは、前走が3着コマサンブラックからコンマ6秒差の4着。シーズン後半が稼働期という印象だけに、ここも上位を期待します。

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