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3/24ばんえい記念予想 目黒貴子

今年もオレノココロを現地で応援

 あぁ、今年もまたこの季節が来てしまったか。

 少しずつ春めいてくるのはとてもうれしく、それと同時に、大一番へ向けての様々なレースをみながら、さて今年のばんえい記念はどの馬が勝つのかな?と考えること。実はその予想をすることが最も楽しい時間なのではないかと思ったりします。今年の総決算を前にワクワク感と答えが出てしまう寂しさが交錯します。

 ◎はかなり前から決めていました。そうですね、もしかしたら昨年のばんえい記念から決めていたのかもしれません。なんといっても◎オレノココロです。「もしかしたら強いカモ」から「いやー!強いね!」となり、「さすがです!」と変遷してきた私の中のオレノココロ。今や、少々の不利も気にならない存在となりました。今回は三連覇のかかる大きなレース。現地で見たオレノココロの強さが今年はどう変わるのか?そこも楽しみで仕方ありません。

 今年は出走を決めた○センゴクエース。大事に使われてきたこちらは、昨年も充分出走可能だったと思いますが、無理をせず見送りました。最近はベテラン勢を相手に存在を示すようになりました。「重い斤量だといまひとつ」という評価がこの1年で大きく変わった気がします。満を持してのばんえい記念。ここでどれだけできるのか興味深い一頭です。

 ▲にはこれが引退レースとなるフジダイビクトリー。16年の優勝馬で今年の帯広記念も3着と年が明けての5戦は2勝、2着1回、3着2回とパワーは健在です。特にこのばんえい記念に向けて調子を上げてくるタイプで、最近の好成績は充分納得です。有終の美となるか楽しみです。

 今季1番調子が良かったのは△コウシュハウンカイだと思います。前半は連戦連勝、たまに2着、4着とほぼパーフェクトの成績でした。ところが今年に入ってからはいまひとつ。復調を期待しましたが、なかなか成績につながりません。ここは慎重に△としたいですね。もう一頭は力をつけてきた印象の△シンザンボーイ。

 今年もまた現地で歩きながら応援したいと思います。もし見かけたらお気軽にお声かけください。

◎2 オレノココロ
○5 センゴクエース
▲4 フジダイビクトリー
△1 コウシュハウンカイ
△8 シンザンボーイ

3連単
2→4,5→1,4,5,8 900円
5→2→4 600円 計6000円

3/24ばんえい記念予想 須田鷹雄

2019年3月22日(金)

オレノココロの首位有望

 私のばんえい記念予想は、毎年「その年度の古馬重賞における着順平均値・中央値」をもとに行なうことにしている。正確には、前年のばんえい記念から始まって、今年のチャンピオンカップまで(ドリームエイジカップを含む)を対象に、出走したレースにおける着順の平均値・中央値を求めるのである。
 今年の結果はこちら。
   
 馬名(対象レース出走数)   着順平均値   着順中央値
 オレノココロ(10走)      2.300      1.500
 コウシュハウンカイ(8走)    2.750     2.500
 センゴクエース(8走)      3.375     3.000
 シンザンボーイ(4走)      3.500     3.500
 フジダイビクトリー(9走)    4.333     4.000
 カンシャノココロ(3走)     6.333     7.000
 ソウクンボーイ(8走)      6.375     6.000
 ドルフィン(0走)        集計外     集計外

 ◎はオレノココロ、買い目は1着固定でいいだろう。◎は障害で膝を折って馬券外というシナリオもありうるが、無事に下りれば勝ちきれる。ばんえい記念は過去の優勝馬をまたアタマ付けにするのがよいレースでもあり、なおさらこの馬本命&1着固定ということになる。疑うとしたら本線の馬券とは別に、この馬が4着以下前提の大穴ボックスを組むのがよいかと思う。

 ▲コウシュハウンカイはもちろん打倒オレノココロの一番手なはずなのだが、昨年の内容と、ここへ来てのレースぶりがちょっと気になる。そうなると、○フジダイビクトリーがまた好走してくる可能性を視野に入れなくてはならない。僅差2着だった昨年と比べても臨戦課程は悪くない。

 △センゴクエースは今年の重賞でオレノココロ、コウシュハウンカイの2頭両方に先着したレースが無い。もともと1トンを引くのが向いているタイプという感じでもなく、ここでは3着候補。ここへきて充実してきた△シンザンボーイとならびの扱いでいいだろう。

 カンシャノココロとソウクンボーイは戦績からもかなり厳しいところ。ドルフィンは草ばんばで鍛えられているぶん高重量戦が向く説も流れているが、さすがに予想には組み入れづらい。

◎2 オレノココロ
○4 フジダイビクトリー
▲1 コウシュハウンカイ
△5 センゴクエース
△8 シンザンボーイ

3連単
2→1,4→1,4,5,8 1000円 計6000円

3/24ばんえい記念予想 斎藤修

2019年3月23日(土)

安定感を増したオレノココロ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2オレノココロ
 ○1コウシュハウンカイ
 ▲5センゴクエース
 △8シンザンボーイ

 3連単
 2→1→5 4000円
 2→1→8 2000円

今週の見どころ(3/23~3/24)

2019年3月21日(木)

 早いもので今季のばんえい競馬も最終週。今季もいろいろなドラマが生まれました。最終週の目玉は何といっても24日(日)のメイン第9レースに組まれているBG1・ばんえい記念。人気が予想されるオレノココロは3連覇の偉業を達成するのでしょうか。なお、16年の優勝馬フジダイビクトリーはこれが引退レースとなっています。
 最終週もお楽しみください。

ばんえい記念当日のイベントはこちら

【第26回開催4日目】
 3月23日(土)のメイン第10レースは、桜月特別(A1級・18:10発走予定)
 目下3連勝の◎ホクショウユヅルが主役でしょう。前走とかちえぞまつ特別(A1級-1組)では、A1昇級初戦でしたが、逃げ切って勝利。止まりかけのひと腰でしたが、賞金ハンデが5キロ増えても4連勝に期待です。
 ○カイシンゲキは、前走A1級-1組・2組決勝混合では展開が合わず7着に敗れましたが、障害はひと腰とスムーズに越えています。もともとはオープンで勝ち負けしていた実績上位の存在。きっかけひとつで勝ち負けになるでしょう。
 同じ前走で4着と先着している▲ホクショウメジャーは、勝ち切れない面があるものの、大崩れしていないのが魅力。2走前のとかちえぞまつ特別(A1級-1組)では45キロと一気の増量がこたえたか、障害で手間取って5着。しかし終いはしぶとく伸びて、ホクショウユヅルとは6秒0差と格好はつけています。当時と同じ770キロの今回は重量慣れが見込め、巻き返してきそうです。
 △ホクショウマックスは、ホクショウメジャーらと同じ近2走を使われ、4、2着と好走しています。展開次第では圏内でしょう。

【第26回開催5日目】
 3月24日(日)のメイン第9レースは、BG1・第51回ばんえい記念(17:15発走予定)。負担重量・定量1トンによる古馬最強馬決定戦です。
 ◎オレノココロは、ばんえい記念初挑戦だった17年、18年と連覇しており、1トン競馬で無類の強さを誇っています。前走白樺賞(オープン-1組)は5着も、障害に重点を置いたレース内容と悪くはありませんでした。近3走では勝ち切れていませんが、重いハンデがこたえた面もあるだけに、1トン定量戦に替わる今回は豪脚一閃で3連覇が有望でしょう。
 16年ばんえい記念優勝馬○フジダイビクトリーは、同じ前走では障害をひと腰先頭から粘れずも、勝ち馬センゴクエースとは1秒8と僅差の3着。近走ではハンデが軽かったのもありますが、6戦連続3着以内と安定感抜群。昨年の当レースでも2着とこの条件との相性も良いだけに、引退レースでチャンスは大いにあるでしょう。
 ▲コウシュハウンカイは、前走白樺賞(オープン-1組)8着を含め、年明け後の4戦はすべて5着以下ですが、今季も重賞を3勝しており実績は上位の存在。ばんえい記念では16年の初挑戦から3、5、3着と善戦止まりなだけに陣営のここに懸ける思いは確か。定量戦に替わって巻き返しに期待です。
 △センゴクエースは、前走で前述の有力馬3頭を下し勝利していますが、ばんえい記念初挑戦と1トン競馬は未知のぶん連下評価に。しかし、年始の帯広記念では、910キロの重量で勝ち馬オレノココロとはコンマ1秒差の2着と好走しているだけに侮れない存在です。

今週の見どころ(3/16~3/18)

2019年3月15日(金)

 今季のばんえい十勝も残すところ1開催5日間となりました。最終日となる来週24日(日)のメインには、ばんえい競馬の総決算であるBG1・ばんえい記念が組まれています。なお、ばんえい記念当日は帯広競馬場でのイベントが盛りだくさん。お近くの方は是非、生で観戦してください。
 また、今週の17日(日)のメインレースには、ばんえい記念へ出走しないオープン馬が多数出走する陽炎特別が組まれています。こちらにも注目していきましょう。

ばんえい記念当日のイベントはこちら

【第26回開催1日目】
 3月16日(土)のメイン第10レースは、アクアマリン特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 ◎ゴロウマルは、前走B1級-2組を含め、B1級昇級後は3戦連続連対と能力上位の存在。2走前の深雪特別(B1級-1組・2組決勝)では、勝ち馬がホクショウマサルと別格でしたが、2着争いを制した内容は良かっただけにここでも勝ち負けになるでしょう。
 ○ノエルブランは、近2走のB1級-1組平場戦が3、2着。ともに障害を先頭で通過し複勝圏内に粘り込んでいます。昨年3月にはB2級ながら730キロで2着と好走しており、735キロにも対応できそうなだけに好勝負を期待です。
 ▲ブラックダンサーは、ノエルブランと同じ近2走では、ともに6着と上位争いに加われていませんが、決め手は確かなだけに展開次第では台頭可能です。
 △ホクトシンバは、5着だった前走B1級-1組では障害で止まってしまいましたが、腰の入りはよくふた腰で通過と修正しているだけに、特別戦替わりでも食い込みはあるでしょう。

【第26回開催2日目】
 3月17日(日)のメイン第10レースは、陽炎特別(オープン混合・18:00発走予定)。A1級からはカネゾウ、サカノテツワンの2頭で、残り8頭がオープン馬という10頭立てです。
 ◎マルミゴウカイは、前走白樺賞(オープン-1組)では、障害をふた腰でまとめると勝ち馬センゴクエースとはコンマ7秒差の2着に好走。今回は相手関係が一気に楽になるだけに、昨年9月の岩見沢記念以来となる勝利に期待がかかります。
 ○キンメダルは、前走弥生特別(オープン-2組混合)では、コウリキの2着に敗れましたが、障害を先頭で通過からコンマ6秒差に粘り込んでいます。6戦連続3着以内と条件を問わず安定しているのが魅力だけに、ここでも大きくは崩れないでしょう。
 その▲コウリキは、前走ではキンメダルから離れた2番手で障害を通過すると、計ったように差し切って勝利と決め手が光りました。ただ、展開がはまった感もあるだけに、スムーズに障害を越えられれば出番がありそうです。
 △フナノクンは、前走白樺賞(オープン-1組)では4着も、昇級初戦を考慮すれば上々の内容。相手緩和になるだけに前進も十分あるでしょう。

【第26回開催3日目】
 3月18日(月)のメイン第11レースは、ブラッドストーン特別(B1級-2組・18:10発走予定)
 ◎キタノサカエヒメは、5着だった前走B1級-2組では障害で止まりましたが、腰の入りが良く三腰でまとめており、2走前から良化したと言える内容でした。初の715キロですが終いの脚は確実に使うタイプだけに、相手緩和になる今回は勝ち負けが十分でしょう。
 ○タナボタチャンは、前走B1級-3組では障害前でじっくり息を入れたこともあって、ひと腰通過から伸びて3着に追い込んでいます。特別戦と前走から30キロ増えた725キロになりますが、前走よりペースが落ち着きそうなだけに、障害次第では好勝負になりそうです。
 ▲ホクショウサスケは、前走B1級-1組の9着を含め精彩を欠く近況ですが、時計がかかる特別戦替わりは歓迎。地力では上位の存在だけに、障害次第ではチャンスはありそうです。
 △マツノテンリュウは、3走前には障害で大きく手間取りましたが、2走前のB1級-3組、前走のB1級-2組では、ともに障害をひと腰で通過して4着。内容が良化しているだけに侮れない存在です。

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