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2014年10月24日 アーカイブ

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10/26北見記念予想 矢野吉彦

2014年10月24日(金)

思い切ってフクドリ

 「ばんえい戦国時代」って言ってるんだから、センゴクエースを買うべきでしたね。そう、ナナカマド賞の話です。でも、同馬を◎にした他の予想陣も、相手が抜けて枕を並べて討ち死に。われわれにとっての"乱世"はまだまだ続きそうです。

 さて、今週は北見記念。大波乱となった岩見沢記念と同じメンバーで争われます。岩見沢記念の1、2着馬は40㎏増で、キタノタイショウは今回10番枠。なんとも厄介なことになっちゃいました。そろそろインフィニティーの出番かな、と思ってしまいがちですが、どうも今季は昨シーズンのような勢いが感じられませんしねぇ。
 ここは、思い切って(またか!)フクドリを狙ってみます。今季は障害がサッパリで苦戦を続けていましたが、安部騎手に乗り替わったここ3戦で少しずつ変化が出て来ました。岩見沢記念では、先行態勢から早めに障害を仕掛け、かなり手こずったもののよく粘って上がり、最後はいい脚を使って5着に健闘。そして、その後の2戦は、勝負を度外視して障害をひと腰で上がれるように馬を立て直した、というふうにも思えるレースぶりを見せてくれました。障害の手前で口向きの悪いところを見せていたのがなくなって来たんです。これはひょっとしたら・・・。なにしろ今年のばんえい記念で2着に来た馬ですから、いつ大幅な変わり身を見せてもおかしくありませんよ。
 たぶんあまり人気にはならないでしょうから、ここは得意技の総流し・・・、いやいや、関係者のみなさんには申し訳ありませんが、いくらなんでもホッカイヒカルだけは来ないでしょう。この馬だけはハズしちゃいます(これが命取りだったりして)。あとは全馬へまずは馬単を500円ずつ。さらに、以下に印を付けた馬が頭でフクドリが2着の馬単も500円ずつ流します。

 馬単
 4→1,2,3,6,7,8,9,10 500円 計4000円
 6,7,8,9→4 500円 計2000円

 ホントにそろそろ当てないといけないのですが、ハッキリ言って自信はありません! では、今回はこのへんで。

 ◎フクドリ
 ○インフィニティー
 ▲ニュータカラコマ
 △ホクショウユウキ
 △オイドン

10/26北見記念予想 斎藤修

別定プラス20キロでもキタノタイショウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10キタノタイショウ
 ◯2ニシキエーカン
 ▲7インフィニティー
 △9ニュータカラコマ
 △1ホリセンショウ
 △6ホクショウユウキ

 3連単1頭軸マルチ
 10→1,2,6,7,9 100円 計6000円

今週の見どころ(10/25~10/27)

 10月26日(日)のメインには、古馬路線重賞の北見記念が組まれています。出走10頭は、すべて岩見沢記念(9月28日)を使われていた馬。当時より30キロから40キロ重い負担重量での争いで、どのように結果が変わるのか。注目の一戦です。

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【第15回開催1日目】
 10月25日(土)のメイン第10レースは、端野峠特別(B2級-1組・20:10発走予定)。出走10頭中に4歳馬が9頭いるメンバー構成になりました。
 直近のこのクラスの特別戦・千樹橋特別(9月29日・B2級-1組混合)で2着に入っているカツオーカンに期待します。現B1級のメンコイワタシに逃げ切られたものの、第2障害2番手クリアから詰めの甘さも見せず、しっかりと歩き通しました。同レースはB1級との混合でしたが、今回はB2級同士の争いなので、相手有利は明らかです。障害力を生かして逃げ切りを狙います。
 マツリダワッショイも障害巧者。千樹橋特別には不在でしたが、今季、B2級特別でカツオーカンと2度対戦し、ともに1秒前後の差のない争いをしており、互角の勝負が可能でしょう。
 9歳馬ライデンロックは2008年の3歳二冠馬で、古馬重賞でも善戦していた実績馬。近年は上級では苦戦が続きましたが、B4へと降級した今季はさすがに役者が違う感じで11戦8勝、2着1回の好成績を収めています。近2走は5、4着と4歳馬にスピード負けしている感もありますが、特別戦へ替わって変わり身がありそうです。
 9月6日のオッズパーク杯長月特別(B2級-3・4組決勝)を制しているピカイチは障害さえ無難であれば好勝負できそう。同2着でスピードあるサクラリュウも争覇圏でしょう。

【第15回開催2日目】
 10月26日(日)のメイン第10レースに、重賞・第35回北見記念(20:10発走予定)が行われます。
 基礎重量850キロに、今季の収得賞金60万円につき10キロが課せられる別定重量戦。フジダイビクトリーが30キロ増(880キロ)でトップハンデ、キタノタイショウ、ニュータカラコマが20キロ増(870キロ)、ホクショウユウキ、オイドンが10キロ増(860キロ)での出走です。
 メンバー的には、9月28日に行われた重賞・岩見沢記念の再戦。同レースで逃げ切り勝ちを収めたホクショウユウキ、第2障害4番手から2着に差してきたキタノタイショウとも、当時から別定重量の加増が10キロ増えています。
 そこで注目は3着だったニシキエーカン。第2障害ではひと腰で天板に脚をかけ、ひと息おいて2番手でクリア。自慢の末脚でホクショウユウキに迫り、差し切ってしまうのではないかと思わせました。結局残り10メートルで一杯になりましたが、見せ場はたっぷり。成長途上の5歳馬にとって850キロは決して楽ではありませんが、2011年には当時5歳のフクドリが、初の800キロだった北斗賞2着、830キロの岩見沢記念4着、そして860キロの北見記念3着と、徐々に重くなる重量に対応し善戦を続けていたことは、今年のニシキエーカンの戦いぶり(初の770キロ・旭川記念2着、北斗賞4着、岩見沢記念3着)に被るものがあります。2011年はニシキダイジンやカネサブラック、ギンガリュウセイ(休養中)、フクイズミなどがおりオープンの層が厚かった時期で、今年のような混戦模様なら、5歳のこの馬にも勝機が見込めそうです。
 昨年のこのレースの1、2着馬は不出走で、3着だったのがインフィニティー。今年の3月にはばんえい記念を勝ったように高重量戦に自信を持っています。岩見沢記念では障害で崩れ4着でしたが、前走の狩勝賞(オープン)で立て直されており、不安なくここへ臨めそうです。
 キタノタイショウは狩勝賞では7着でしたが、重賞の今回は変わり身を見せるはず。ハンデは有利といえませんが、底力上位の存在。障害で多少苦戦しても挽回できる決め手の持ち主です。
 岩見沢記念で古馬重賞初制覇を成し遂げた5歳馬ホクショウユウキももう少し追いかけてみたいところです。

 【第15回開催3日目】
 10月27日(月)のメイン第10レースは、ししゃも特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 キタノストロングホクショウサスケキタノサムライジャングルソングとB1級の決め手自慢が大集合というメンバーだけに、ひとまず前に行ける馬に注目。イッキフジは前走の十勝川モール温泉杯(B1級-1・2組決勝混合)が圧巻の逃げ切り勝ち。追い込んできた1番人気キタノサムライを3秒7差2着に退けており、今回も前走と同様、逃げて障害でどれだけ後続を離せるかがカギになりそうです。
 レインボーライデンは十勝川モール温泉杯で3着。障害を2番手で降りたもののゴール手前でキタノサムライに捕まってしまいましたが、この馬なりのレースはできていました。3走前にA2・B1級決勝混合特別で逃げ切っているマゴコロも有力です。
 前述の差し馬勢はすべて障害次第というタイプですが、すんなり越えてしまえば上位独占までありえるでしょう。

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