NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
岩見沢記念とまったく同じメンバーで争われる北見記念。その岩見沢記念は9番人気のホクショウユウキが勝って大波乱の結果となった。そのなかで目立っていたのが、障害を越えてからのキタノタイショウの歩き。高重量戦でのこの馬の平地の歩きは目を見張るものがある。この重量なら別定プラス20キロも気にしない。10番枠だが、外の枠からゲートに入れていた19日(天気:晴れ)の開催で、その大外の枠はけっこう馬券にからんでいたので、それも目をつぶることにする。
ニシキエーカンは、旭川記念2着、北斗賞4着、そして岩見沢記念3着と、5歳ながら古馬重賞線戦での安定勢力にまでなった。
インフィニティーは、ばんえいグランプリ4着に岩見沢記念も4着。基礎重量がさらに重くなったところで、この馬自身は別定重量の加増を課されてないとあれば、出番も十分にあるのではないか。
岩見沢記念で1番人気ながら9着に敗れたニュータカラコマは、障害をまったく上がらなかった。巻き返しのかかる一戦。
この重量でも十分にこなせるホリセンショウに、岩見沢記念を制したホクショウユウキまで。
岩見沢記念で本命にして6着だったオイドンだが、まだこの重量は無理なような気がした。フジダイビクトリーは、別定プラス30キロはいかにもきびしい。
◎10キタノタイショウ
◯2ニシキエーカン
▲7インフィニティー
△9ニュータカラコマ
△1ホリセンショウ
△6ホクショウユウキ
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