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今週の見どころ(10/18~10/20)

 10月18日(土)、19日(日)の2日間、帯広競馬場では「フードバレーとかちフェスティバル」が行われます。十勝こだわりの味覚をはじめ、ゆるキャラ選手権、花火大会、吉本爆笑ステージなど楽しいイベントがたくさんです。なお両日の競馬は全10レース制で実施(メインは第10レース)され、発走予定時刻も通常とは異なりますのでご注意ください。

※発走予定時刻のお知らせはこちら

 10月18日(土)メインの最終第10レースは、十勝川モール温泉杯(B1級-1・2組決勝混合・19:40発走予定)。B1級-1組(10月12日)、B1級-2組混合(11日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-1組予選勢が優勢でしょう。2着イッキフジは同レースがB1昇級初戦でしたが、第2障害をひと腰先頭で越えると、後続との差を大きく広げたものの、2番手から猛追してきたホクショウサスケに差されての惜敗でした。しかし、この障害力は特別戦でこそ生きるはず。ホクショウサスケが不在だけに巻き返しが見込めます。
 やや離されての3着だったキタノサムライですが、こちらもB1昇級初戦ながらしっかり伸びてきました。障害次第の面は否めませんが、上位争いに加わりそうです。
 同6着キタノストロングは9月22日の野分特別(A2・B1級決勝混合)で3着の実績があります。1組予選は10キロ減がある4歳馬が1~3着を独占しましたが、今回は重量が重くなる特別戦。B1級の先輩として貫録を示す場面もありそうです。
 B1級-2組混合予選勢では、同レース3着を含め善戦続くレインボーライデンに注目です。

 10月19日(日)メインの最終第10レースは、疾風賞(3歳以上選抜・19:40発走予定)。定量500キロ(4歳10キロ減、牝馬20キロ減)で争われる一戦で、1~3着馬にスピードスター賞(15年2月9日)への出走権が与えられます。
 オイドンは同条件特別では6戦し、12、14年のスピードスター賞など5勝(2着1回)と強さを見せつけています。走破時計も47秒台を2度マークするなど上位だけに、ここも実績どおりの走りを披露してくれそうです。
 ホクショウサスケは同条件特別での2戦ともオイドンの2着で、今年2月のスピードスター賞では2秒2差でした。伸び盛りの4歳だけに、オイドンとの差を詰めてくるでしょう。
 ヒカルブライアンは同条件特別へは初登場ですが、7月に行われた3歳・4歳混合の軽重量特別戦(全馬500~550キロ)で、逃げ切り勝ちを収めている実績があります。同レースで4秒6差2着に退けたサクラリュウが、8月の定量500キロ特別・稲妻賞で2着に入ったことを考えれば、この馬も適性十分と考えられます。

  10月20日(月)のメイン第10レースは、ペルセウス特別(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1級混合(10月12日)、A2級-1組(13日)の両予選上位馬による一戦です。
 A1級混合予選は、第2障害を先頭で抜けたトレジャーハンターに、2、3番手からアアモンドマツカゼ(1着)、ソウクンボーイ(2着)が迫ってきて、ほぼ3頭横並びでのゴール。3頭の差はコンマ3秒+コンマ6秒という大接戦でした。1番人気で3着と敗れたトレジャーハンターに再度注目します。近6走では、端コースに入った2走前の神無月特別(オープン・A1級混合)こそ4着でしたが、3勝、2、3着1回と崩れがありません。
 神無月特別、A1級混合予選とも2着のソウクンボーイは障害巧者。こちらも上位争い必至です。
 A2級-1組予選勢は上位3頭が回避。5着トモエエーカンは、収得賞金の関係で予選より別定重量面で不利になりますが、底力があるので侮れません。

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