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9/28岩見沢記念予想 山崎エリカ

ニュータカラコマの連覇に期待

 前回の銀河賞はハンデ差や勢いが評価されて牝馬勢が注目されていました。しかし、終わってみれば、1~4着までが牡馬。勝ったのはトップハンデのダービー馬オレノココロでした。いくら実績があっても、障害が得意ではない馬のトップハンデを本命にするのはどうかなぁ...と狙い下げたら、その考えは杞憂に終わり、オレノココロはスムーズにクリアして障害を降りた時点で先頭。そのまま押し切って勝ってしまいました。

 さて、今回の岩見沢記念。トップハンデを背負うのは今シーズンの重賞2勝のフジダイビクトリーですが、次に重いハンデ840㎏を背負うのは、北斗賞圧勝のニュータカラコマです。このニュータカラコマはもともと障害が苦手で、オレノココロとよく似たタイプです。おそらく今回もハンデが嫌われてそれほど人気にはならないでしょう。しかし、最近は本当に障害が上手くなってきています。あれこれ考えすぎて、実績不足の穴馬を狙うよりは、今のニュータカラコマならば、スムーズに障害を越えられることを信じて同馬を◎とします。

 ○は昨年の北斗賞、ばんえい記念の勝ち馬インフィニティー。今シーズンはばんえい十勝オッズパーク杯2着のあとスランプに陥り、重賞勝ちがないために、今回は重量820㎏で出走できます。この馬はもともと高重量戦に強いタイプであり、これまでよりも重量が重くなるのは明らかにプラス。また、前走3着の成績からもわかるように、調子は上向き加減で今回で最大の穴馬です。

 ▲は非凡なスピードの持ち主オイドン。これまででもっとも高重量810㎏を背負ったばんえいグランプリでは障害で苦戦し、直線で盛り返すも5着止まりでした。今回は重量830㎏と更に重量が重くなり、確かに障害に対しての不安はあります。しかし、高重量にもそのうち慣れるだろうし、障害さえ上がってしまえば決め手はナンバー1クラスの馬なので、上位の印としました。

 △に今シーズンから古馬重賞路線に参戦し、旭川記念1着、北斗賞2着、ばんえいグランプリ1着とほぼ完璧の成績を残しているフジダイビクトリー。当然、今後の活躍が期待される馬ですが、今回は休養明け2戦目で本当に良くなるのはこの先と見て狙い下げました。

 他ではばんえいグランプリの2着馬キタノタイショウ。昨年はトップハンデ840㎏での出走でしたが、今年は830㎏で出走できます。しかし、昨年このレースでシンガリ負けしたように、あてにならない面がある上に、毎度、過剰人気になるので狙い下げました。年齢を重ねてスピード喪失の傾向があり、障害で勝負しなければならなくなった特に最近は、全幅の信頼がおけません。

 あとは旭川記念2着、北斗賞4着と今シーズンは世代ナンバー1と言われたホクショウユウキを凌ぐ強さを見せているニシキエーカン。5歳馬で800㎏以上を背負うのは酷ですが、昨年そのパターンでニュータカラコマが勝ったように、絶対王者不在で世代交代が活発な最近ならばチャンスがあるでしょう。有力馬から離れた枠順で、自分の競馬に徹しやすいのも好ましいです。

 ◎ (9)ニュータカラコマ
 ○ (7)インフィニティー
 ▲ (6)オイドン
 △ (4)フジダイビクトリー
 △ (5)キタノタイショウ
 △ (2)ニシキエーカン

 馬複 9-7,6,4,5,2 各1200円 計6000円

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