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今週の見どころ(7/5~7/7)

 7月7日(月)のメインには、今年新設された3歳・4歳混合の特別戦・天の川賞が組まれています。オープンやA級格付馬には出走資格がなく、次開催(7月27日)に行われる重賞・はまなす賞へ向けて、出走馬たちは番組賞金の上積みを狙いたいところでしょう。

 7月5日(土)のメイン第10レースは、わし座特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 今季開幕から12戦連続連対(うち6勝)というトモエエーカンがB1昇級初戦です。今年の1月にはA1級混合特別を制している(当時この馬はA2級)実績は、ここに入ってもヒケを取りません。重量的には前走より20キロ増と厳しいですが、まだまだ連対を伸ばせそうです。
 前走の白鳳賞(5歳牝馬オープン)で1、2着のフレグランスキュートエンジェルにも注目。特にキュートエンジェルは持ち前の障害力を生かし、目下3戦連続連対と好調。前走は逃げ切り勝ちを収めたフレグランスより10キロ重い負担重量ながら、同馬に最後まで食らいつく好レースでした。今回はフレグランスとは同重量となるだけに、こちらを上に取る手もありそうです。
 5歳の牡馬サカノテツワンは前々回が出走取消、前回が競走除外と、このところ順調に使えていませんが、B1級であれば力量的に上位の存在といえます。
 ライトアームは4走前にはA2級混合特別を制している実力馬。その後は精彩を欠いていますが、ペースが落ち着く特別戦で変り身があるかもしれません。

 7月6日(日)のメイン第10レースは、こと座特別(オープン・A1級混合・20:10発走予定)
 アオノレクサスが2開催空けて、久々の出走です。開幕から4連勝し、賞金別定5キロ増となった前走大雪賞(オープン・A1級-1組混合)こそ2着と敗れましたが、ニュータカラコマと2秒差であれば悲観する必要はありません。今回はオープンに昇級しての一戦ですが、そのニュータカラコマが不在だけに、マイペースに運んで押し切れるでしょう。
 トレジャーハンターは今季7戦して2着2回、3着1回、4着3回、5着1回という成績。大雪賞が4着で、1番人気に推された前走の拓成湖特別(A1・A2級混合)でも3着と勝ち切れませんでしたが、障害の安定感は抜群です。ここも終いの踏ん張り次第ですが、まず大きくは崩れないでしょう。
 今季は牡馬相手でも善戦を続けているアアモンドマツカゼも、ハンデ差を生かしての好走が期待できそうです。

  7月7日(月)のメイン第10レースは、天の川賞(20:10発走予定)。B1級~C1級の3・4歳馬による特別戦(C級馬の出走はなし)で、3歳2頭と4歳8頭が争います。
 3歳のハクタイホウが4歳馬をまとめて面倒見る場面がありそうです。前走の渡島家畜商北斗大野支部杯(B1級-1・2組決勝混合)では、A1やA2級からの降級馬たちを一蹴。障害で抜群のカカリを見せての逃げ切りで、目下、絶好調といえます。格下ばかりの今回は負けられません。
 もう1頭の3歳で牝馬のアサヒメイゲツは近2走では障害への不安も見せておらず、3、1着の好成績。前走のB4級-2組では持ち前の決め手も発揮し、鮮やかな抜け出しを決めました。現状を考えれば、引き続き最軽量ハンデで出走できるここでも好勝負が期待できそうです。
 4歳ではフクミツに注目。B2昇級初戦の2走前が好内容の2着で早くもクラス通用のメドを立てると、決勝で相手強化となった前走も4着とはいえ、障害では崩れていませんでした。障害力を生かせる特別戦は歓迎といえます。
 同じく4歳のB2級馬マツリダワッショイはなかなか勝ちきれませんが、障害は安定しています。前々で競馬ができれば、この相手であれば侮れません。

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