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10/13ナナカマド賞回顧

ホクショウメジャーが重賞勝ち一番乗り!

 13日(日)は重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝7番人気のホクショウメジャーが勝利。今年初となる2歳重賞を見事に制しました。

 馬場水分は3.0%でしたが、基礎重量570キロだけに各馬勢いよくスタート。オオゾラシンスケが軽快に先行し、ホクショウメジャー、ゴールデンフジ、ヒカルセンショウ、ハクタイホウが横一線で続く展開。中間点過ぎで各馬いったん脚を止めますが、先行勢は息を合わすかのように横一線で第2障害を迎えました。
 じっくりためたのちに動いたのはオオゾラシンスケ。やや遅れて、他馬も一斉に仕掛けます。なかでも抜群の登坂を見せたのはゴールデンフジで、オオゾラシンスケも2番手で続きます。さらにハクタイホウ、ヒカルセンショウ、ホクショウマサル、ホクショウメジャーも勝負圏内で第2障害を突破しました。
 しかし、ここから未知の負担重量が各馬に襲いかかります。残り30メートルを切ったあたりから各馬の脚が鈍りはじめ、先頭を行くゴールデンフジも残り10メートル付近で失速。ハクタイホウが先頭に躍り出ますが、残り5メートルで痛恨のストップ。ゴールデンフジが先頭を奪い返しますが、さらにジワジワと延びてきたのがホクショウメジャー。ゴール寸前でゴールデンフジを交わすと、そのまま先頭でゴールを果たしました。ゴールデンフジが2秒2差の2着で、立て直したハクタイホウがさらに0秒6差の3着。

 ホクショウメジャーはこれまでA-1戦を1勝、幕別町産駒記念も制しているように世代では上位の力を示していましたが、特別の青雲賞が18秒9差の4着、前走で8着に敗れていたことからも伏兵視されていました。ただ、ある程度の重量を積まれたなかで、しぶとく歩き続けた点は、今後に向けて大きな収穫となったことでしょう。さらなる活躍が期待できそうです。

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松田道明騎手「実にうまくいきましたね。この馬は、隣に馬がいると気にする面があるので、本走路を開放した練習などで念入りに馬に慣れさせる練習を繰り返しました。障害を降りてからの脚は自信がありましたが、ただその障害をうまく越すことに一番気をつけなくてはならず、他の馬が先に仕掛けても、自分はしっかりためて、呼吸を整えさせて、最後の脚にかけました。馬主さん、生産者さんも見に来ていたので、結果を出せて良かったです」

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