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2010年7月 アーカイブ

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7/25はまなす賞予想 須田鷹雄

2010年7月24日(土)

近走の安定度でコマクイン

 3歳馬と4歳馬の対抗戦というのが本来の趣旨だが、今回はとかちダービーの1,2着馬がいなくなり、4歳馬優勢のムード。重量差がさほど大きくないことからも、4歳馬を中心に馬券は組みたてるしかない。

 人気は柏林賞の1,2着馬だろうか。ただ、ジャングルソングは人気通りに走るタイプではなく、人気の上昇する局面で軸馬にしたくはない。◎は近走非常に安定しているコマクインだ。脚質的にも、よほど障害で失敗しない限りは馬券に絡んでくるだろう。
 問題は流し方。「場合によってはコマクインを負かす馬」と、「絡んでくるかもしれないがコマクインの2着付けでいい馬」とを区別して馬複・馬単を使い分けたい。

 ○をジャングルソングとして、▲はテンマデトドケ。ドカ負け→取り消し後の一戦で、しかもいきなりの700キロ。プロフィールだけでなんというミーハーなチョイス......と思われそうだが、◎を逆転することまで視野に入れるなら、ベストパフォーマンスの高い馬を選ぶのは理にかなっているはずだ。

 ベストパフォーマンスの高さということでは△キタノタイショウもあてはまるが、こちらは◎との直接対戦歴が豊富で、しかも重量差に目新しい要素がない状況。◎→△の馬単だけでいい。△もう1頭はアアモンドヤマト。乗り替わりが不気味だが、3走連続で先着しているわけだから裏は返さなくてよいだろうと割り切る。

 馬複 6-7 2000円
 馬複 1-6 1000円
 馬単 6→3,5 各1000円

7/25はまなす賞予想 矢野吉彦

コマクインの先行力に期待

 先週の北斗賞も的中、ついこの間、単独最下位を脱出したと思ったら、一気に首位に立ってしまいました。これも、私の願い通りに走ってくれた馬と、うまく手綱をさばいてくれたジョッキー、そして、キッチリ仕上げていただいたきゅう舎関係者の方々のおかげです! 調子に乗って(?)はまなす賞も当てちゃいたいですね。

 このメンバーでこの重量だったら、コマクインの先行力を信用していいでしょう。柏林賞ではジャングルソングに敗れましたが、これは同馬の手綱を取った細川騎手がビックリするほどの末脚に屈したもの。その時から2頭の重量差がさらに10㎏広がったここは、逃げ切り濃厚と見ました。柏林賞の時の馬場水分は0.6%だったとはいえ、そんなに重くはなかったと思います。週末の帯広には雨予報が出ていて、馬場水分量は高くなりそう。他の馬がついてきても、コマクインのスピードがさらに生かされるでしょう。
 相手は、フツウに考えればジャングルソングなんでしょうが、藤本騎手に乗り替わるアアモンドヤマトがおもしろそうです。前走は第2障害までコマクインについていく形で先行したものの、ほんの一息入れただけで障害を仕掛けたら大苦戦を強いられ、天板でヒザを折って上位争いから脱落、10着に惨敗してしまいました。敗因はハッキリしています。障害に嫌気が差したという雰囲気ではないので、息の入れ方次第では変身を期待できると思います。柏林賞からの増量がなく、先行できる脚質を持っていることから、うまくすればコマクインを逆転することも可能でしょう。
 ということで、まずはコマクインとアアモンドヤマトとの馬複を3000円。あとは、この2頭を頭にジャングルソングへの馬単を700円ずつ。さらに、とかちダービーで僅差の3着という実績と、最近の勢いを買って、2頭からフェイへの馬単を300円ずつ。この5点にまとめてみます。

 あらためてお断りしておきますが、私が競馬に求めているのは、あくまで"刹那的な快楽"であります。トータルでトップに立ったからと言って、これを守る気は全くありません。時には堅い予想になることもあるでしょうが、これからも攻め続けようと思っています。では、今回はこのへんで。

 馬複 3-6 3000円
 馬単 3,6→7 各700円
 馬単 3,6→8 各300円

7/25はまなす賞予想 斎藤修

2010年7月23日(金)

好調持続コマクイン

 北斗賞は、人気が集中すると思われたカネサブラック-フクイズミの組み合わせを嫌って手広く流すという狙いはよかったものの、1→3番人気の決着でトリガミという、ありがちな結果。当らないよりはいいけど、当ってもなんだかなという結果だった。さすがにナリタボブサップ中心というのにも無理はあったが。
 今回は絞って3点で。例によって詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(6)コマクイン
 ○(7)ジャングルソング
 ▲(5)キタノタイショウ
 △(3)アアモンドヤマト

 馬複で
 6-7 2000円
 5-6 2000円
 3-6 1000円

今週の見どころ(7/24~7/26)

 来たる8月15日(日)には上半期で唯一の古馬BG1競走・ばんえいグランプリが行われます。現在、こちらで出走馬を決めるファン投票を実施しています。投票していただいた方から抽選で、『選べる温泉ペア宿泊券』や『ばんえいグランプリ騎乗騎手サイン入りポスター』など、豪華賞品が当たります。投票期間は7月31日(土)18時までとなっています。お急ぎください。

※今週の帯広競馬場でのイベントはこちら

 7月24日(土)のメイン第11レースはホロカ特別(A2級-1組・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、320万円未満3頭、250万円未満7頭です。
 タケタカラニシキは前開催のA2級-1・2組決勝特別で2着。離れた第2障害4番手から、必死に逃げ粘るコマクインを1秒5差まで追い詰めました。今回はそのコマクインが不在。早めに障害をまとめて押し切りを狙います。
 怖いのは5戦連続連対と波に乗るキョウワテンリュウ。骨っぽい相手が揃っていた前走B1級-1組特別でもトップハンデながらしぶとく2着に残しました。今回がA2級初挑戦ですが、タケタカラニシキを除けば、それほど相手強化した感もありません。連対を伸ばす可能性十分です。
 7月5日のA1・A2級決勝特別3着で障害巧者のキョウエイボーイや、A2級の上位安定勢力ブランドボーイ、唯一の4歳で軽量魅力のフクドリらも侮れません。

 7月25日(日)のメイン第11レースは3・4歳混合による重賞・第22回はまなす賞(20:05発走予定)です。08、09年は同条件の特別で、重賞としては04年以来の実施となります。
 経験で勝る4歳か、負担重量で有利な3歳か。激戦が予想されますが、ここは4歳勢を上位に取ります。
 なかでも4歳重賞・柏林賞(馬場水分0.6%)1、2着のジャングルソングコマクインが中心でしょう。その柏林賞は、決め手にかけるジャングルソング、逃げ脚強烈なコマクインという両馬の持ち味が十分に発揮された一戦で、2秒2差の接戦でした。今回は当時より馬場が軽くなりそうで、是が非でも行きたいコマクインにとっては流れがキツくなりそう。ここもジャングルソングの差し切り濃厚といえます。
 柏林賞で3着だったのがアアモンドヤマト。重賞では、ちょい足らずのレースが続いていますが、障害を早めに越えられればここも大崩れはなさそうです。
 特別戦だった昨年のはまなす賞を制したのがキタノタイショウ。今年はトップハンデを背負う立場となりますが、古馬オープンで揉まれてきた底力は侮れません。

  7月26日(月)のメイン第11レースはナイタイ高原特別(A1級-1組)。出走馬の重量区分は、400万円未満5頭、320万円未満4頭です。
 前開催のA1級-1・2組決勝特別を制したアオノレクサスの連勝機といえます。4走前の4歳重賞・柏林賞は1番人気を裏切り9着でしたが、その後しっかり立て直されたようです。その柏林賞での惨敗で、25日のはまなす賞へ出走できなかった無念をここで晴らしたいところでしょう。
 7月11日のA1級-1組ではアオノレクサスを破って勝利しているミノルタイソン、同じレースでは7着も昨季はオープンで連対の実績があるニシキセンプー、A1級では堅実に上位に入っているトカチタカラらも争覇圏です。

北斗賞 予想結果

2010年7月20日(火)

矢野:馬複5-6 2,000円的中!
   馬単6-5 500円的中! 収支+8,000円
斎藤:馬単6-5 500円的中! 収支-1,800円
須田:ハズレ 収支-5,000円
山崎:ハズレ 収支-5,000円

※矢野さんの集計に間違いがあったため、訂正しました。


【ここまでの集計】
矢野 吉彦 +9,100円
斎藤  修 +6,650円
須田 鷹雄 +1,600円
山崎エリカ -6,400円

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