NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
近年は特別に格下げとなっていたが、04年以来、重賞に復活した3・4歳馬による、はまなす賞。
好調コマクインが最軽量で出られるのは有利。柏林賞は先頭で障害を越えて後続を突き放し、一気に追い込んできたジャングルソングに差されはしたものの、ゴール前は一杯になりながら2着に粘った。その後にA2-1組と、A2-1・2組決勝を連勝。これで5月10日から9戦連続で3着以内を確保と、実に安定したレースぶりだ。今回は柏林賞と同じ670キロ。対するジャングルソングが柏林賞より10キロ重い700キロとなれば、コマクインに重賞初制覇のチャンスだろう。
柏林賞以来となるジャングルソングも、10キロ増とはいえ、あのレースができればここでも十分にチャンスはある。
連覇のかかるキタノタイショウはトップハンデの720キロ。2番人気に推された柏林賞では見せ場なく7着に敗れたが、昨年の2冠馬として巻き返したいところ。
前走最下位に敗れたアアモンドヤマトだが、柏林賞では今回と同じ690キロでコマクインに僅差のところまで迫る3着。展開次第では、今回も上位に迫る場面は十分にありそう。
◎コマクイン
○ジャングルソング
▲キタノタイショウ
△アアモンドヤマト