30日(土)は「道新十勝川花火大会」(19:00〜19:50)が行われるため、30日、31日(日)の両日とも、第1レースの発走予定時刻が14:10に繰り上がり、以降のレースの発走時刻も変更となります。詳しいレース発走時刻につきましては、ばんえい十勝ホームページでご確認ください。
帯広競馬場でも大パノラマで花火をご覧いただけますので、ぜひお出かけください。なお雨天の場合、花火大会は31日に順延となります。
8月29日(金)のメイン第11レースは、らわんぶき特別(300万円未満)。出走9頭中、前開催の夕焼特別(300万円未満)のメンバーが6頭を占めます。そのレースは、残り30メートルから一騎打ちを繰り広げたライデンロック、アアモンドヤワラが1、2着。障害3番手に続いたコブラダイオーが勝ち馬から8秒9差の3着に入り、4着ニシキタカラ(3着と9秒差)以下はさらに離されました。
今回は、アアモンドヤワラが同日の世代限定戦に出走で不在、ライデンロックが回避で、コブラダイオーにチャンスがめぐってきました。安定した障害力で今季300万円未満特別2勝目を狙います。
強力な同型馬不在で今回は楽に先行できそうなニシキタカラが相手として有力。早めに障害をクリアできれば末脚切れるキヨマサ、軽い馬場は向きそうなヤマトチカラも侮れません。
8月30日(土)のメイン第10レースは道新十勝川花火大会開催記念(400万円未満・18:55発走予定)。
オレワスゴイはこのクラス初戦だった入道雲特別(7月25日)で、1番人気を裏切り10着に敗退。初経験となる680キロ、古馬中堅クラスの厳しい流れなどが影響したかもしれません。前々走の3歳重賞・ばんえい大賞典は再び680キロのトップハンデハンデで惨敗しましたが、前走の3・4歳オープンでは、唯一の3歳馬ながら670キロで障害先頭から2着に健闘しています。今回は680キロを曳くのが3回目、400万円未満特別も2回目で、大きな変わり身が期待できそうです。
前開催の十勝川特別(400万円未満)を制したイッスンボウシは近5走の同条件特別で3着以内4回、十勝川特別2着のキングシャープも近5走の同条件特別で4連対と堅実な走りをみせており、今回は、この3頭による上位争いとなりそうです。
力上位のグレートサンデー、障害次第では決め手あるタケノホウシュウの食い込みもありそうです。
この日の最終第11レース(20:00発走予定)に、3歳以上オープン混合が組まれています。
オープンから6頭、500万円条件から4頭が出走しますが、このメンバーなら、実績上位のミサイルテンリュウが圧倒しそう。底力あるトモエパワーは不向きな軽量690キロですが、上位進出も期待できるでしょう。
500万円条件からはアローコマンダーに注目します。このところ大敗続きですが、障害さえまともなら差のない競馬ができるはずです。
8月31日(日)のメイン第11レースは第1回とかちえぞまつ特別(オープン・20:00発走予定)。前々走シーサイド特別(オープン・馬場水分5.8%)、前走ばんえいグランプリ(馬場水分2.9%)と連戦している馬が5頭いる組み合わせ。今回は、負担重量、馬場状態とも前々走に近い条件となりそうです。
ホシマツリは、その前々走は障害を先頭でクリアしたものの、フクイズミに差されて2着でした。しかし今回は、フクイズミがそのレースから5キロ加増、ハナ争いのライバル・ニシキダイジンも同じくプラス5キロとなっており、勝利のチャンスでしょう。
相手筆頭はフクイズミ。軽い馬場で先行勢が止まらない流れになると厳しいですが、今季1度も4着を外していないように、ここも大崩れはなさそうです。
しぶといタケタカラニシキ、軽馬場得意の追い込み馬ホクショウダイヤや、別路線組では最軽量タイ700キロを生かしたいトカチプリティーも争覇圏です。