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2008年5月31日 アーカイブ

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5/11柏林賞予想 山崎エリカ

2008年5月31日(土)

近走好調のコーネルフジ

 明日は4歳3冠の初戦・柏林賞! 柏林賞は昨年新設されたBG3で、昨年は牡680キロ、牝660キロの定量戦で施行されましたが、今年からはクラス別定戦で行われるようです(詳しくは下の矢野吉彦さんのところに掲載されています)。定量の方が予想しやすいけど、配当妙味を考えるとクラス別定戦の方がいいですよね。最大50キロのハンデです(*^^)b

 昨シーズンのクリスタル特別と今シーズンのすずらん賞の再戦という顔ぶれの今年。ほとんどの馬がすずらん賞から斤量20キロ増に対し、圧勝した(8)コーネルフジだけが斤量30キロ増での出走となります。ここで一見、(8)コーネルフジは「危ないんじゃないか?」って考える人もいるかもしれませんが、私はそれが罠のような気がしてなりません。

 コーネルフジは昨シーズンのクリスタル特別で(5)ミサキスペシャルに先着を許しました。しかし、クリスタル特別は1着〜3着までがそれほど着差のないレースで、展開ひとつで着順が入れ替わっていたように思うからです。次走のすずらん賞でコーネルフジが圧勝したから、ミサキスペシャルとの勝負付けはすんだとまでは言いませんが、少なくともミサキスペシャルと同じくらいの力を持っていることは確かです。

 今回はそのミサキスペシャルは右後脚跛行での取消明け。いくら症状が軽かったとはいえ、順調さを欠いてしまったのは大きなマイナスです。前走で全く走っていないのならともかく、同馬は前走のすずらん賞でシッカリ走って跛行を起こしているわけですから、約1カ月馬を休ませてすずらん賞で走らせたダメージが強く残ったと考える方が順当でしょう。このパターンは、今回の出走メンバーにおいて一枚上の力がなければ浮上できないので、ここはクリスタル特別&すずらん賞上位のコーネルフジを◎とし、おそらく2番人気のミサキスペシャルは消しちゃいます(来てしまったらごめんなさい!)。

 ○には前走の500万円未満は着順ほど負けておらず、2歳チャンピオンの復活に期待の(3)カネサリュウ(ここへ来てレースぶりが良化しているので、一発に期待してみたいです)。▲には前々走のすずらん賞でコーネルフジ、ミサキスペシャルに次いで3着の実績があり、5走前のウイナーズカップの時のように主導権が握れるここは有力の(4)プリンセスモモ。あとは△に前走の500万円未満が復調気配を感じさせる内容だった(6)シベチャタイガー(ばんえい菊花賞の勝ち馬)。他では3走前のクリスタル特別のように時計が掛かるようならば、プリンセスモモよりも力が上の(5)エリザベスライデン(重賞で斤量が加算されるのは有利)。

 ◎ (8)コーネルフジ
 ○ (3)カネサリュウ
 ▲ (4)プリンセスモモ
 △ (6)シベチャタイガー
 △ (5)エリザベスライデン

6/1柏林賞予想 矢野吉彦

プリンセスモモでなんとか…

 6月1日(日)、正しい競馬ファンの過ごし方は「昼は日本ダービーと目黒記念、夜はばんえい十勝で遊ぶ」です。ばんえいでも、4歳限定の重賞・柏林賞が行われますからね。みなさん、なるべく早めにばんえいに参戦してください!
 さて、その柏林賞ですが、昨年行われた1回目のレースは定量戦だったこともあって、1番人気のマルミシュンキが優勝、2着にも2番人気のホクショウダイヤが入り、堅い決着となりました。しかし今年は別定戦。オープン馬710キロ、500万条件馬700キロ、400万条件馬690キロ、300万条件馬680キロ、牝馬各20キロ減とハンデがつきました。これは荒れるかも。昨年のことは忘れて予想しましょう。
 今回とほぼ同じ顔ぶれで行われたのが、3月23日のクリスタル特別と5月3日のすずらん賞。クリスタル特別は0.6%、すずらん賞は1.2%の重馬場でした。ところが、1日の帯広は雨予報。馬場水分は4〜5%、優勝タイムは2分ちょっとくらいと見ました。コーネルフジが人気になりそうですが、4走前、馬場水分4.8%のレースで1番人気を裏切っています。すずらん賞は楽勝だったとはいえ、その時からはこの馬だけが重量30キロ増(他馬は20キロ増)。スピード馬場で息が入りにくい展開になったら不安あり、です。
 ここは、プリンセスモモで何とかなりませんかねぇ? 前走のカーネーションCでは、最軽量ながらバリバリのオープン牝馬相手で先行できず6着に終わりましたが、大きくは負けていません。今回は同世代の馬相手。すずらん賞の第2障害までの行き脚を見ると、このメンバーなら先行できそうです。ハンデ差と軽馬場を味方にすれば、イイ線行くと思うんですけど。クリスタル特別の時の重量を基準にすると、この馬だけが減量の恩恵を受けていることですし、思い切って狙ってみます。
 馬券はプリンセスモモから馬複流し。コーネルフジ、ミサキスペシャル、アローファイター、エリザベスライデン、エビスオニワカへ。オッズ次第では総流し(ニシキガールの復活だって、いつかはあるでしょうから)もいいでしょう。
 プリンセスモモの安部憲二騎手は、ガツンと行ってダメならダメという、実にサッパリとしたレースをするジョッキーだと思います。今回もそういうレースを見せてほしいですね。つまり、私の馬券もダメなときはサッパリという結果になる、ってこと。それは覚悟の上です。では、今回はこのへんで。

6/1柏林賞予想 斎藤修

軽量のミサキ&モモ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎ミサキスペシャル
 ○プリンセスモモ
 ▲コーネルフジ
 △エリザベスライデン

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