「ばんえい十勝」となって新設された柏林賞は、4歳3冠の初戦。
今年はクラス別定戦となり、昨年ばんえいダービーを制したのをはじめ、3歳3冠でいずれも3着以内に入ったアローファイターが4歳のこの時期にしてオープン格付けでトップハンデの710キロ。300万クラスで牝馬のプリンセスモモ、エリザベスライデンが660キロで、最大50キロのハンデ差がついた。難解、というか、予想しがいのある一戦となった。
昨シーズン3月23日のクリスタル特別の出走馬が8頭、今シーズン5月3日のすずらん賞の出走馬が9頭で、その再戦という顔触れ。
クリスタル特別は、1着ミサキスペシャル、2着コーネルフジ、3着ホッカイヒカルがほとんど差のないゴール。そしてすずらん賞は、ひと腰で第2障害をクリアしたコーネルフジが後続を突き放して完勝。9.9秒差の2着にミサキスペシャルが入ったというレース。
今回、すずらん賞からはほとんどの馬の負担重量が20キロ増となっているが、そのすずらん賞を制したコーネルフジのみが30キロ増となった。
今回はその10キロ差で、ミサキスペシャルが9.9秒差を逆転できるかどうかがカギとなるが、クリスタル特別では今回と同じくコーネルフジより10キロ軽いミサキスペシャルが先着しているだけに、この10キロはコーネルフジにとって厳しいと見る。
というわけでミサキスペシャルから。
プリンセスモモは、前走カーネーションカップで着順こそ6着とはいえ、牝馬の一線級を相手にそれほど差のない競馬をしていただけに、最軽量ならここでも通用すると見る。
好調コーネルフジも当然争覇圏。エリザベスライデンもこの重量なら見せ場をつくれそう。
一応印ではミサキスペシャルが本命だが、馬単はプリンセスモモからも流す。
◎ミサキスペシャル
○プリンセスモモ
▲コーネルフジ
△エリザベスライデン
ところで先週末、ようやく今シーズン最初の帯広行きを果たした。
で、今さら何をと言われそうだが、日曜日にようやくプレミアムラウンジを初体験させていただいた。
「いただいた」といっても招待とかされたわけでなく、ちゃんと普通に1000円を払っての利用なので、念のため。
すでに言われているように、1000円で缶ビール2本と烏龍茶(この日は缶コーヒーだった)2本もらえるというだけでもかなりお得感満載なのだが、その快適さは想像以上のものだった。
なんといっても窓側のカウンター席には、パソコン用の電源とLANのジャックがあるのだ(LANケーブルは持参する必要あり)。ちなみにインターネットは8Mそこそこのスピードが出ていたので、オッズパークのサイトで他場の映像も快適に見ることができたし、もちろん投票することもできた。
予約も、取材だからと特別にしてもらったわけではない。電話をすれば席予約は誰でも可能とのこと。いずれはネットでの予約もできるようにする計画があるそうだ。
今回はオープンしたばかりのカフェ・ド・ペルシュロンのパンとか、海おでんとか、たくさん食べたいものがあったので、プレミアムラウンジ限定、要予約のお弁当までは食べられなかったのだが、次回はぜひとも特製のお弁当も食べてみようと思う。