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4/30ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

カネサブラック実力を証明!

 30日(振・月)に行われた新設重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜)は、4番人気のカネサブラックが優勝。昨シーズン目をみはるような活躍を見せた同馬が、今季も幸先のいいスタートを切りました。
 道中はシンエイキンカイ、トモエパワーあたりが先行したものの、馬場水分0.7%と極端に乾いた馬場だけに、砂煙を巻き上げながら各馬ゆったりと進みました。真っ先に第2障害に挑んだのはシンエイキンカイ。しかし、これに続くように仕掛けたカネサブラックが、ひと腰であっさりとクリア。タケタカラニシキが続き、やや遅れてトモエパワー、ナリタボブサップといった人気馬が越えていきました。
 先頭クリアのカネサブラックはセーフティーリードを広げ、盤石のレースぶりを披露。さすがに重い馬場がこたえたかゴール寸前で脚が止まりましたが、後続の追撃を封じてそのまま先頭でゴールを果たしました。後続の争いは、タケタカラニシキが粘り込みを図るところへ、トモエパワーが必死の追い込みを見せ、結局ゴール寸前で交わしたトモエパワーが2着を確保。タケタカラニシキが3着という結果になりました。
 勝ったカネサブラックは、ばんえい大賞典、旭川記念に続く重賞3勝目。昨シーズン後半はハンデに悩まされましたが、700キロ台のレースで、加えて他馬と同重量となれば、ばんえい屈指の実力を披露できます。今後の課題は重い荷物への対応。まだ5歳と若いだけに、さらなる成長を期待したいと思います。
 貫禄を見せたのは、ばんえい記念馬トモエパワー。本来、高重量戦でジワジワ追い込むタイプだけに、700キロ台で行われた今回のレースは「向かない」印象がありました。しかし、乾燥して力を要する馬場になったことが、この馬に味方。ゴール寸前での逆転劇は、トモエパワーの実力を証明するものと言えるでしょう。

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