プリンセスモモ中心で
1月30日に帯広駅前のとかちプラザで行われた「ばんえい競馬の未来を考えるシンポジウム」に、矢野さん、旋丸さんと一緒にぼくも参加させていただいた。古林先生は当初所用で参加できないとのことだったが、無理やりに時間をつくったようで会場には来ておられ、シンポジウムのあとの懇親会では壇上から熱い想いを語っておられた。
帯広単独で存続が決まったばんえい競馬だが、決めていかなければならないことも多く、4月末の新体制での開幕に向け、これからが勝負の時となりそうだ。
馬主も含めた厩舎関係者の褒賞費4割減ということで予算が組まれているが、少しでも馬券の売上げを上げ、その減額が3割にでも2割にでも軽減できるようでなければ、さらに先へと続けていくことは難しいように思う。
これからもできる限りの協力はしていくつもりなので、みなさんのご協力もよろしくお願いします。100円でもいいのでオッズパークなどで馬券を買って、ばんえい競馬を見続けてください。
さて、明け3歳牝馬による黒ユリ賞。
白菊賞、いちい賞、北見産駒特別を勝った賞金で、ニシキガールのみがプラス10キロを課されることになり、それ以外は全馬610キロとなった。
ここはニシキガールを含め、オープン実績のある4頭、ヤマトナデシコ、プリンセスモモ、ダイヤローズ、4頭の争いと見る。
で、中心はプリンセスモモ。2走前のガーネット特別では、重量に恵まれたこともあるが、この世代の牡馬一線級を相手に勝った経験を評価する。
実績ナンバー1のニシキガールはさすがにプラス10キロはいかにも厳しく、ヤマトナデシコを2番手評価。ここ3走は惨敗続きだが、北見開催から快進撃で、12月のクリスマス特別ではプリンセスモモを2着に退けて勝った実績がある。
いちおう印をつけたダイヤローズだが、帯広開催は3着が最高という成績で、馬券にからませるかどうかは迷うところ。
条件クラスではサカノアイチャンが好調だが、これまで重量は540キロまでしか経験がなく、一気の70キロ増は厳しそうで、今回は見送る
◎プリンセスモモ
○ヤマトナデシコ
▲ニシキガール
△ダイヤローズ
馬券はプリンセスモモから馬単の流しで、押さえとして馬連複、もしくはプリンセスモモ2着づけの馬単流し。