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レース回顧(12/2~12/4)

 2日(土)は800万クラスによる一戦、石勝特別が行われました。これを制したのはナリタボブサップ。第2障害をひと腰でクリアすると、その後やや脚いろが鈍りながらもひたすら歩き続け、後続の追撃をしのぎきりました。脚いろが鈍ったとはいえ、それは他馬も同じこと。まずは完勝といえるでしょう。2着はライジングサン。障害を下りた直後からツルマキシンザンと併走状態でしたが、残り10メートルほどで前に出るとそのまま2着に流れ込みました。障害4番手から追い込んだホシマツリが3着。
 3日(日)はイオンカップ(3歳以上オープン)が行われ、断然人気に推されたフクイズミが快勝しました。第2障害下でじっくりタメて、これをひと腰、2番手でクリア。先に下りたヤマノミントを難なく交わすと、余裕の手ごたえのままゴールしました。途中から夏井功騎手の手もまったく動かず、着差以上の完勝。このメンバーではさすがに力が違いました。2着ヤマノミントは相手が悪すぎました。この馬なりに好レースを演じており、次回以降に期待が持てそうです。3着には最低人気のシンザンウィークが入線しています。
 その前に行われた釧路産駒特別(2歳産地限定)は、4番人気のアローファイターが優勝。第2障害を先頭で越えると、最後はやや脚いろが鈍ったものの、追ってくるシベチャタイガーを抑えてゴールしました。近走は5、6着と精彩を欠いていましたが、もともとトップクラスの実力を持っているだけに、今後の巻き返しが期待されます。2着シベチャタイガーは、障害2番手クリアもアローファイターに逃げ切られた格好。ただこの馬も前走4着からの巻き返しで、2歳ナンバー1の評価に恥じない走りを見せました。3着には人気薄のホッカイヒカルが入線しています。
 4日(月)のメインレースは十勝岳特別(3歳以上混合650万円未満)。キョクシンオーが取り消し8頭立てで行われたこのレースは5番人気のハマナカキングが優勝しました。人気の一角タカラボーイが先頭で第2障害を越えると、ハマナカキングは2番手でクリア。しかし、そこからハマナカキングが次元の違う脚を繰り出し、あっさり先頭へ。残り10メートル付近でいったんストップするも、リードを保ってゴールしました。しぶとく歩いたトミサトクイーンが2着に食い込み、僅差3着に1番人気のスーパーロイヤル。障害先頭クリアのタカラボーイは、痛恨の2回ストップで5着に敗れました。

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