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レース回顧(2/24~2/27)

 24日(金)に行われた開陽台特別(4歳以上470万円未満)は、3番人気のアローコマンダーが快勝。道中は後方を進み、第2障害もじっくりためると、最後は末脚が爆発。障害は4番手通過ながら、みるみる差を詰めて、ゴール手前5メートルで先頭を奪い取る見事なレースを見せました。2着は先頭で障害を越えたナリタボブサップ。つねに上位に食い込む堅実さは、さすがといえましょう。
 その前、第9レースに行われた勝入混合別定800万円未満は、9番人気の伏兵ユウセイマーチが優勝。近走は勝ちきれないレースが続いていましたが、今回はオープンクラスも含めたメンバーでの勝利だけに、きっかけをつかんでほしいところ。
 25日(土)のメイン花咲岬特別(4歳以上550万円未満)は、3番人気のイケダガッツが圧勝。第2障害では、各馬が動かないうちにクリアしてしまう離れ業を披露。問答無用のワンサイドレースを演じました。フクイズミは大きく離れた4番手で障害を越えましたが、各馬が重い馬場に苦戦するなか、止まることなく歩き続けて2着を確保しました。
 なお、この日の第9レース勝入別定470万円未満は、近走好調のバンゼンが優勝。手綱を取った大河原和雄騎手が、通算2000勝を達成しました。
 26日(日)のメインレースはウイナーズカップ(4歳以上、重賞特別競走優勝馬)。スピードカザンが出走を取り消して、9頭立てで争われました。優勝はヨコハマボーイ。前走は8着と大きく敗れましたが、ここですかさず立て直してきました。第2障害は2、3番手でクリアも、そこからギャロップで先頭に立つ豪快さ。トップハンデもものともせず、2分に満たない高速決戦を制しました。2着は先行策が定着してきたシンエイキンカイですが、今回ばかりは相手が悪かったとしか言いようがないでしょう。3着は、前走で連勝が止まったカネサブラック。重量面の優遇があるとはいえ、このメンバーを相手に上位で入着するのは実力の証明。今後に期待が持てそうです。
 第10レースに行われたダイヤモンドダスト特別(4歳以上オープン)は、ミサキスーパーが1番人気にこたえて優勝。3頭横並びの大接戦を、わずかに制しました。障害下で仕掛けを一呼吸遅らせたのが、最後の踏ん張りにつながったように思われます。本来なら来週のチャンピオンカップに名前を連ねているはずの馬ですが、堅実な走りはさすが実績馬というべきでしょう。きわどい2着となったトモエパワーは、どうにも勝ちきれない印象。ただ今回はトップハンデということもあり、実力があるところを見せたと評価するべきです。
 27日(月)に行われたのはスターダスト特別(4歳以上800万円未満)。近2走1、2着と好調のダイヤサンデーが優勝しました。第2障害を3、4番手で越えると、ギャロップで先頭のプリンセスサクラコを射程圏に。一騎打ちは最後まで続きましたが、わずかにダイヤサンデーの馬体が前に出たところがゴールでした。先週のスピードカザンの項でも触れましたが、ダイヤサンデーも11歳だけに競走生活のラストスパート。陣営も目一杯の仕上げを施していると思われます。次走も期待したいところ。

25日以降の映像はこちら

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