ニシキ・ニシキで錦を飾る
過去3年をみると、ひとこと、荒れる重賞。昨年は勝ったのが4番人気スターエンジェル、2着8番人気のホクショウドラゴンで馬連複は万馬券。04年はキングシャープ、ユミタロウで3、4番人気の決着。03年は6番人気のミドリショウリが勝って2着に1番人気のヨコハマボーイという結果だった。
例によってまずクラスと重量差を一覧にしてみる。
エンジュオウカン オープン牝790
タケタカラニシキ オープン 800
カネタマル 800万 790
キングファラオ 800万 790
ホクトキング 800万 790
プリンセスサクラコ 800万 牝770
アオノキセキ 650万 780
ニシキダイジン 650万 780
ホクショウファイト 650万 780
ギャンブラークイン 650万 牝760
オープン=800kg、800万=790kg、650万=780kgで、牝馬は20kg減。エンジュオウカンだけは賞金での10kg加算があるという重量の関係。メンバーを見渡してみると1月3日の銀河賞とはカネタマル、ギャンブラークイン以外は同じメンバー。
帯広に来て5戦4勝2着1回と絶好調で今回も人気になりそうなエンジュオウカンだが、銀河賞の相手関係から今回プラス10kgは明らかにマイナス材料で評価を下げる。
まず、銀河賞を勝ったホクトキングと、4着ニシキダイジン、5着ホクショウファイトらとのその後の成績を比較してみる。銀河賞で同重量だったのが、ホクショウファイトは10kg軽くなった1月14日の800万ではホクトキングに先着。さらにニシキダイジンは、銀河賞後の3戦ともホクショウファイトに先着している。
というわけでホクトキングより10kg軽い今回、ニシキダイジンを本命に推す。
そして銀河賞上位3頭の力関係では、20kgだった差が今回10kg差になるタケタカラニシキがやや有利で対抗にする。
◎ニシキダイジン
○タケタカラニシキ
▲ホクショウファイト
△ホクトキング
△ギャンブラークイン
×エンジュオウカン
手広くニシキダイジンとタケタカラニシキを1着にした馬単流し。エンジュオウカンを切ってかなりつくようなら上位5頭の馬連複ボックスというのもアリかも。仮に20点買いしてもこの買い方なら損はしないと思うのだが。