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2005年6月10日 アーカイブ

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今週(6/11~6/13)のみどころ

2005年6月10日(金)

 4月から盛り上がった旭川開催も、とうとう開催最終週。旭王冠賞など楽しみなレースが目白押しですが、イベントも充実しています。特に注目は、第1回オーナーズカップ。ばん馬オーナー(の関係者)が所有馬に騎乗体験する模擬レースで、コスモカップやニシキダイジンなどの実績馬も出走予定です。もちろん日曜日恒例の競馬場ミニツアーなど、各イベントも充実しています。ぜひ今年度最後の旭川開催に足を運んでください。なお一部イベントは雨天の場合中止となります。
 12日(日)はメインレースに旭王冠賞(3歳以上)が行われます。このレースの展望については別掲の旭王冠賞プレビューをご覧ください。
 同12日の第6レースは2歳戦。カップオー(残念ながら登録のみで出走しませんでした)とマルミシュンキの、3戦無敗同士の対決となります。4月4日に行われた能力検査では、1番時計(1分58秒5)を出したのがマルミシュンキ、2番時計(2分1秒5)がカップオーでした。因縁の対決に注目したいところ。ウィナーハリケンは前走で土が付いたものの、3戦連続1番人気に推された評判馬。4戦1勝2着3回の安定株メダマあたりが争覇圏でしょう。
 13日(月)のメインレースはクリスタル特別(3歳)。スーパークリントンとナリタボブサップの2頭が出走を予定しています。これら実績馬に対し、カネサブラックやマシュウキング、トウリュウなどが勢いを武器に挑みます。負担重量がカギとなるでしょう。

6/12旭王冠賞プレビュー

 12日(日)は、施行4市冠重賞のひとつ、旭王冠賞(3歳以上)が行われます(出馬表はこちら)。以前は秋に行われていましたが、03年から日程が変更され、春の大一番的な存在となりました。かつてはタカラフジ(87、88、90年)やカゲイサム(91、92年)、近年では旭川の鬼と呼ばれたアキバオーショウ(97、98、00年)らが、このレースを制しています。
 今回の注目は、やはりスーパーペガサス。01、03年に続く3度目の制覇に挑みます。別定戦となりますが、今年度の収得賞金は重量増加ラインまで達していないため、他馬と同重量の770キロ。極端なスピード馬場にならない限り、死角は見あたりません。先行勢を見据えてジワジワと脚を伸ばす姿を、今回も見られるのではないでしょうか。
 軽馬場になった場合に浮上するのが、快速サダエリコ。持ち前のスピードと牝馬20キロ減を生かして、どこまで踏ん張れるかがカギ。5月15日のポテト特別の再現なるか注目です。
 同じく軽馬場になれば、ミサキスーパーのスピードと障害力もあなどれません。「スーパーペガサスの唯一の弱点は、障害で必ず詰まるところ」とは鈴木勝堤騎手の言葉。障害をひと腰でクリアし、その時点でスーパーペガサスに対してどこまで差をつけられるかが、この馬の勝敗を左右します。
 昨年のこのレースを制したシンエイキンカイは、近走4戦連続4着と善戦が続いています。女傑アンローズは、前走で今季初勝利を挙げて上向き気配と見ていいのではないでしょうか。

【参考レース】
5/15 ポテト特別(勝ち馬:サダエリコ)
5/22 レーシングカップ(勝ち馬:アンローズ)
5/29 スプリングカップ(勝ち馬:スーパーペガサス)

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