オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。黒川京介が昨秋に続いて大会連覇
1度目の発走で福岡鷹、2度目の発走では伊藤信夫がフライング。3度目の発走は正常に決まり黒川京介が最内枠から先手を取ると、8周戦の前半周回は佐藤励と競り合いを繰り広げて、4周目ようやく一騎打ちに決着を付けるとリードを拡げて独走。昨年9月の前回大会に続くプレミアム連覇を成し遂げた。
佐藤励は黒川に対して仕掛けた差しを抑え込まれた直後に佐藤貴也にイン攻められて、反撃するチャンスを掴めないまま3着ゴール。4・5番手では荒尾聡と金子大輔も最終盤まで競り合い、この両者に1周で捌かれた福岡鷹は今節2日目のような猛反撃は見せられなかった。
黒川はSG全日本選抜の準優勝に続いて、暮れのスーパースター王座トライアル出場権に必要なポイントを獲得した。今後は地元川口や山陽G1への出場を経て春の大一番・SGオールスターに挑む。
文/鈴木
高橋義弘がグランプリ2連覇
試走タイム3.2秒台を計時した外枠3名と内山高秀に車券の人気が集まり、高橋義弘は3連単オッズの上位20傑に入っていなかった。だがしかし例年この時期に開催される開設記念グランプリを過去3度も制している高橋義弘は、今年も車の調整をしっかり合わせてきた。
10メートルオープン戦の発走は山田達也が少し遅れて、小椋華恋と内山高秀が枠ナリに出たが、その外を高橋義弘と岩見貴史が伸びて1周回2コーナー早くも先頭・2番手を形成。彼らと同期29期の丹村飛竜も続こうとしたが、1周回3コーナー小椋が突っ張って3番手を確保。
高橋義弘は1~2車身差で岩見にマークされ続けて、何度もイン差しを狙われたが、小さく回って粘るのではなく少し大きめのコース取りを選択し、インを抑えてのガードでなく直線のスピードでライバルの攻撃を突き放す走り。この作戦が大当たりで8周回を見事に押し切り、昨年の第73回大会に続く2連覇を果たした。
永井大介はレース中盤、鈴木圭一郎は終盤に岩見の背後まで番手を上げてきたが、先頭争いには加われないままのゴールとなった。
文/鈴木
青山周平がライバルたちを打ち破った
黒川京介と鈴木圭一郎が無敗の5連勝で優出し、枠番選択で1枠を手に入れた黒川が1番人気。試走の3~4コーナーから直線にかけて鈴木圭一郎へ詰め寄る動きを見せた青山周平が2番人気に支持された。
さすがスター選手が揃った大一番、0mオープンから8車が美しく横一線で発進し、スタートライン過ぎでは青山周と鈴木宏和が先頭へ出かけたが、1周回1コーナーでは黒川が最内枠の利を生かして先回り。8周回の準決勝戦を本走タイム3.322秒でブッチ切ったスピードを再び発揮して、このまま独走に入るか、と思われたのだが...
1周回3コーナーでの長田稚也のイン差しを封じて2番手をキープした青山周が、2周回2コーナーで黒川への切り返しを敢行。これが全国ランキング3期連続S1の底力。一発で勝負を決めた。そして今回はコースを抑え込んで粘るスタイルではなく、スピードを上げて黒川に近寄らせない、捌く態勢を作らせない走りで、まさに完勝。前回大会に続く全日本選抜2連覇、通算3度目のVを飾り、ウイニングランを経ての表彰式では、浜松名物のシャンパンファイトで文字どおり勝利の美酒を、詰め掛けたファンとともに味わった。
青山周のSG制覇はこれで20度目。もうひとつ制覇すれば高橋貢と並ぶ史上最多21度目のSGタイトル獲得となる。
文/鈴木
長田稚也が山陽スピード王を初制覇!
10メートルオープンのスタート争いは最内の森下が先行。そこに、4枠の小林瑞、5枠の長田稚が続いていった。長田稚は1周バックストレッチで小林瑞を差すと、2周3コーナーで森下を交わし先頭に立った。そこからは森下を徐々に引き離し、一人旅状態に持ち込んだ。後方の動きはあまりなかったが、唯一、黒川が周回ごとに番手を上げ、最終周回のホームストレッチで森下を交わし準優勝。
長田稚は前節の地元G2で不本意な結果に終わったが、今回は見事に挽回してみせた。今年は記念レースを3節走って2回の優勝。早くも快進撃を見せている。本人のさばきは冴えているし、エンジンも良い状態にある。次の出番は浜松のSG全日本選抜オートレース。まさに機は熟した。悲願のSG初優勝へ、最高の状態で臨めそうだ。
木山優輝が記念レース初優勝!
10メートルオープンのスタート争いは最内の木山がしっかり先行。長田稚も2番手をキープし、4枠の鈴木宏が平田を押さえて出た。他は8枠の黒川がややカマシ気味に出ていった。
レースは序盤で波乱があった。1周バックストレッチで長田稚が急減速し、鈴木宏が外から交わしにかかった。その後の3コーナーで長田稚がインから抵抗したが、鈴木宏を落車させてしまう。その後ろでは金子大が平田に突進し、共に落車。さらに、すぐ後ろにいた荒尾も巻き込まれる形で落車。
競走していたのは先頭を走る木山、それを追う長田稚と有吉、そして事故を見事に回避した黒川の4車のみとなった。木山は先頭を走っていたが3周3コーナーで長田稚に交わされてしまう。後ろでは3番手を走っていた有吉を黒川が交わしていた。ゴール入線は長田稚、木山、黒川、有吉の順だったが、長田稚が審議の結果、失格になり、繰り上がりで木山が優勝となった。
レースではアクシデントこそあったが、木山にとっては嬉しい記念初優勝。それができるだけの技量は身に付いているし、最終的に勝利を手繰り寄せる何かを持っている。今回はG2開催だったが、今後はG1やSGでも同様の活躍が見られるものと思われる。