オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。スタート伸びていく黒川京介
近1か月の黒川京介は今節を含めて4節に出場して12戦11勝、2着1回。山陽ミッドナイト決勝戦で佐藤励に敗れた1戦を除けば負けていない。この決勝戦は40線5車並びの大外枠とスタート出にくい位置・角度ではあるが、1周回1~2コーナーにかけて外めのコースをスピードに乗って駆け上がり同ハンのライバルたちを抜き去ろう。
中村雅人は外枠の佐藤摩弥にスタート伸びられそうだが、巧みな捌きで着実に番手を上げる。小林瑞季は40線の最内枠なら角度的に30線の早津康介をスタート叩いて出るケースが考えられる。準決勝戦で佐藤摩弥を捌きゴールでは大きな差を付けた平田雅崇も上位争い可能。
今節の初日、2日目と自己最高タイムを塗り替え続けている上原大輝が、本走3.3秒台までタイムを上げられるようだと一発逆転の目が出てくる。
◎ 7 黒川京介
○ 5 中村雅人
△ 3 小林瑞季
▲ 2 早津康介
穴 1 上原大輝
おすすめの買い目
7-5=321
穴なら
1=7-235
文/鈴木
阿部仁志が初優勝を決めるか!
0ハン単騎の藤井はかなりのペースで逃げそうだ。ハンデ差と今節の上がりタイムの関係から、追っていけるとしたら阿部仁、木山、佐々木となる。30線から先行しそうなのは阿部仁か古城。40線は枠ナリ発進になりそう。30線勢や40線勢が競り合う展開になれば、藤井にとって絶好の展開になり、楽に逃げ切れる。30線から阿部仁が飛び出すと、藤井との差を周回ごとに縮め、ゴールを迎えるまでには捕えることも可能。ここは阿部仁が初優勝を飾るとみた。
木山は枠ナリ発進するだけではなく中野政を叩いていくまでありそう。そうなると道中で抜く車が少なくなるので、前団を追い込みやすい。木山の仕掛けについていくのは同期の中村杏。道中で木山に隙が生まれればインに突っ込んでいくかも。佐々木は最後方からのレースになりそうだが、今節は上がりタイムが出ており強烈な追い上げを披露する。
◎ 3 阿部仁志
○ 1 藤井真弘
△ 5 木山優輝
△ 6 中村杏亮
▲ 7 佐々木啓
おすすめの買い目
3-1567-1567
別線 人気の売れ筋になりそうだが藤井の逃走
1-3567
川口勢が上位を占めるか
2日目の準決勝戦を走り終えて、「道中で進む感じがあるしエンジン良くなりました」と語った小林瑞季。前節の最終日にフライングを切っているが、勝利をめざして臆することなくスタート勝負だ。
伊藤正真は準決勝戦のあと「エンジン状態は申し分ない」、平田雅崇も「エンジン・タイヤなど2日目のまま決勝に乗るつもり」と語り、どちらも状態に手応えを得ている様子だ。伊藤正真は準決勝戦では山田達也に先制されたが、地元代表として川口勢を封じ込みたい。
発走直後の伸びが鋭さを増した桜井晴光は、得意の冬場で気合いが入りそう。角翔太郎は準決勝戦のレース後半にペース下がって見えたが、その点を改善できれば逃げ残る可能性も十分ある。
◎ 7 小林瑞季
○ 8 平田雅崇
△ 5 伊藤正真
▲ 3 桜井晴光
穴 2 角翔太郎
おすすめの買い目
7=8-532
穴なら
2=5-783
文/鈴木
荒尾が得意の速攻を決める!
3日間の短期決戦に加えて、準決は重走路で行われたので純粋なエンジン評価は難しいところ。実力から考えれば有吉と荒尾の一騎打ちになりそうだが、はたして...。
0ハンの桜木はスタートを残して出そうだ。10線3車のスタート争いは枠ナリ発進か。20線4車も枠ナリ発進か、もしくは岩見のスタートに外の2車が続いていく形か。
桜木のエンジンは悪くないが、このメンバーで6周回逃げ粘れるかどうかは疑問が残る。展開的には五所や田中正にチャンスあるが、桜木も簡単には抜かせないのでレース序盤で好展開に持ち込めるか。となると、総合力から荒尾と有吉が浮上してきそうだ。初日に良い上がりタイムを出した荒尾は、有吉より内枠なので先手の仕掛けができる。有吉にしてみれば、荒尾が道中で少しでも手間取るようなら差し場があるし、スタートで押さえ込んで出る可能性もなくはない。近況、力をつけている北原は、トップスタートを決めるようなら桜木を追って一気に展開が向いてくる。岩見は持ち前の速攻が決まれば。大木は最内からしっかり先行できれば優勝争いに参戦可能。
◎ 7 荒尾聡
○ 8 有吉辰也
△ 4 北原岳哲
△ 6 岩見貴史
▲ 5 大木光
おすすめの買い目
7-8=456
別線 早めに抜け出した時の北原
4-5678
鈴木圭一郎の出足が良化した
今節の初日は単独40線から発走して30線3車を叩くような出足が決まらず2着に敗れた鈴木圭一郎。前節浜松に本走タイム3.36秒台を2度計時したのに対して、このレースは3.382秒だった。それが翌2日目の準決勝戦は30線5車並びの大外枠から鋭くダッシュして速攻抜け出し、ゴールでは2着以下に大差をつける圧勝。本走タイム3.351秒と、この新走路での最高時計を更新した。決勝戦も20線の大外枠からスタート一気に好位置まで浮上して決着を付ける。
高橋貢が今節初日から好タイムを連発。そして決勝戦の枠は、準決勝戦の勝利で前人未到の通算1700勝へ到達した実績からみて非常に有利な枠であり、「最近の中でも良い動きです」と語ったエンジンパワーを活かして力走しよう。
注目を要するのは単騎0ハンの早津圭介だ。新走路1節目の4日目に計時した本走3.423秒を、今節2日目は大幅に塗り替えて3.390秒の自己最高タイムをマーク。金子大輔に捌かれたあと全く離されずに追走できた。走り終えて決勝戦に向けては「タイヤを交換するだけです」と語り、エンジンの出来に手応えを得ている様子だ。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 4 高橋貢
△ 7 金子大輔
▲ 5 鈴木宏和
穴 1 早津圭介
おすすめの買い目
8ー4=751
穴なら
1=8-475
文/鈴木