
青山周平が37期たちを捕える
0ハン佐藤智也の逃げペースと20線3車から誰が追撃するのかが大きなポイントだ。佐藤智也が本走タイム43秒台までペースを上げられると相当な粘りを見せられそう。だが20線から北渡瀬充にスタート伸び勝って岡谷美由紀が直撃してくると、佐藤智は軌道に乗る前にリズムを乱されるリスクがつきまとう。一方、北渡瀬充が懸命に粘って岡谷がなかなか突破できない展開になると、2級車の森下輝が捲って両者の前へ出るケースも考えられる。森下が逃げたら佐藤智よりも速い流れを作れそうだ。
◎ 8 青山周平
○ 3 岡谷美由紀
△ 4 森下輝
▲ 7 早川清太郎
穴 1 佐藤智也
おすすめの買い目
8-3=471
穴なら
1=8-347
文/鈴木
永島潤太郎の試走気配が上昇した
先月下旬の飯塚デイレースは4日間で最速の試走タイムが37秒だった永島潤太郎。今節も初日・2日目は38秒だった試走タイムが、3日目の準決勝戦は33秒へと急上昇し、レースもスピード豊かな走りでブッチ切り圧勝した。この決勝戦は同ハン石田啓貴と山浦博幸より先行することは十分に可能であり、外めのコースをグリップ開け開けで捲っていこう。
8月は11走して未勝利、2着と3着が1本ずつだった石田啓貴が、今月は8走中6走が3着以内と安定感が大幅アップ。決勝戦のハンデ位置からは捌きにくそうに見えるが、愛機を車群の外へ持ち出せれば、永島の通るコースをなぞってアウト戦で番手を上げられる。
山浦博幸と三宅真央は準決勝戦のレース終盤の足色に余力を感じられず、メンバーが一段と強化される決勝戦で上積みを望めるかどうか。
もっとタイムが出ているように準決勝戦で感じさせた満村陽司、今年2月の山陽ミッドナイトで初優勝して当地の水が合う早津圭介は、いずれも先頭へ立つとペースを上げられそうな予感。
◎ 6 永島潤太郎
○ 4 石田啓貴
△ 7 滝下隼平
▲ 3 満村陽司
穴 2 早津圭介
おすすめの買い目
6-4=732
穴なら
2=7-436
文/鈴木
伊藤信夫が総合力の違いを示す
先月下旬のG1ダイヤモンドレースから今節で連続3節目の飯塚になる伊藤信夫は、前節デイレースの決勝戦は追い上げての3着にとどまったが、その時に勝たれた篠原睦が不在でただひとりSGタイトルホルダーとして優出した今回は格上のレースメイクできっちり首位を獲りたい。
岩見貴史は準決勝戦のような鋭い飛び出しが続けて決まるかがポイント。かりに先行できたとしても、この10線2名を叩けるかどうかは微妙な情勢だ。
中村颯斗が先月下旬の飯塚デイレースから良い流れで今節まで推移しており、後続が競り合ったりして進めなくなるようなら、その間に車間を拡げて大きく逃げるシーンがあるかも。
◎ 6 伊藤信夫
○ 1 中村颯斗
△ 5 岩見貴史
▲ 3 平塚雅樹
穴 2 丹村司
おすすめの買い目
6=1-532
穴なら
2=1-536
文/鈴木
平田雅崇のアシが強力だ
今節2日目から進み方の良くなった青木治親が10線の2名、さらに吉田幸司までインを突き刺して素早く抜け出しそう。そこに付いていっても阿部剛士が前へ出ることは難しいか。若井友和も準決勝戦で青木治へ仕掛けきれなかったので、優勝争いするには機力の上積みが欲しいところ。
平田雅崇も若井と同様に準決勝戦2着に敗れたものの佐藤裕二を軽々と交わしていて、今シリーズ上向いた青木治に対しても射程内まで追いつけば一発で捌ける機力を備えていそうだ。
穴を探すなら、直線の真ん中から先で伸びていて後続は抜きづらくなりそうな吉田幸司だ。試走タイムが出ていなくても動けるし、他者との試走タイムの差が大きくなれば、それだけオッズは好配当を望めるだろう。
◎ 7 平田雅崇
○ 4 青木治親
△ 6 若井友和
▲ 3 福田裕二
穴 1 吉田幸司
おすすめの買い目
7-4=631
穴なら
1=7-346
文/鈴木
実力どおりに決まりそう
レース展開に左右されず素早く動けている篠原睦と伊藤信夫が順当に捌き上げる。この両者と異なり浦田信輔は今節、遅めの時間にレースを走っていないのでエンジン合うかどうかポイントとなるが、今節と同じ飯塚デイレースだった前節は準決勝戦9Rで1着のあと決勝戦12Rで2着と好走し、今回も再び準決勝戦9R勝利からの活躍を見せるか。
計時タイム以上のスピード感がある村瀬月乃丞と、今節2走とも滑らかに進んでいる和田健吾が、早めに好位置まで浮上して展開を作りそう。
◎ 7 篠原睦
○ 6 伊藤信夫
△ 3 村瀬月乃丞
▲ 5 浦田信輔
穴 4 和田健吾
おすすめの買い目
7-6=354
穴なら
4=3-567
文/鈴木