
高石光将が速攻を決めてV!
20線から先行したのは外枠の高石だった。0ハン単騎の菅原を直撃できる形を作ると、早い段階で捕えてみせた。その後は後続を寄せ付けず悠々の一人旅。上がりタイムは3・417で、走路温度が高くなるこの時期にしては素晴らしい数字だった。2番手には谷島が離れて粘っていたが、高橋義弘が交わして準優勝。人気に押された佐藤励は必死に追い上げたが3着止まりだった。
高石は2023年6月に自身初優勝を遂げたが、その時以来となる2度目の優勝。調整力には定評があり、現時点でもエンジンは高いレベルで保てている。スタート力や独走力もそれなりにあるので、これからも活躍できるだろう。ただ、ハンデが重くなって、抜いていく相手が多くなった時が一つの課題にはなりそう。