オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 福岡鷹が自身8度目の優勝を決めた!
逃げる藤井はペースが上がらず、同期の竹尾が交わしていった。しかし、40線の福岡が50線のスタートを残し捲りで進撃。道智と早津圭を交わすと今度は同じ2級車をインから交わした。その道中では荒尾がインから攻め立てていたが、それに動じることもなく福岡は前団を抜いていけた。準優勝は荒尾で、3着には竹尾が粘り込んだ。
冬場に入るこの時期のミッドナイトレースとはいえ、福岡の試走タイムは3・27。荒尾よりも数字で上回っていた。上がりタイムも3・366と驚異的な数字。こちらも荒尾より勝っていた。2級車ながらとんでもない走りを披露している福岡。来年1月からは待望の1級車乗りが待っているが、今から本当に楽しみだ。
永井大介が大会初制覇
3連単のオッズは青山周平の首位から佐藤摩弥や篠原睦を相手に採った車券が上位人気で、永井大介の3番からの車券も高く支持された。
レースが発走すると、その上位人気だった佐藤摩弥が10線からトップスタート。永井大介は全体の3番手に出ると、1周回3コーナーで佐藤貴也の突進を封じ込めた。青山周平はスタート決まらず最後方8番手からの展開。
試走で2号車の辻大樹を引き離した0ハン1号車の祐定響が軽快に逃げて、佐藤摩は3周回3コーナーでようやく仕掛けられそうな距離まで接近したが突っ込み届かず。4コーナー立ち上がりでコースがふくらんだところを永井がインに入り2番手へ。そして5周回1~2コーナーついに祐定を捌いて先頭へ立った。
そのとき4番手まで追い上げてきていた青山周がレース終盤は永井に対して何度かイン攻めを狙ったが、永井はスピードを保ちながらインコースを外さない走りで完璧に防御。そのまま8周回を走り抜けて、グレード56度目、通算112度目の優勝を地元川口ファンの前で決めた。
文/鈴木
荒尾聡が新鋭たちの挑戦を退ける
2日目の荒尾聡は1日2回乗りだったが、2走目の第8レース準決勝戦は他レースでのオイル漏れによって競走不成立に。それでも試走は走れて2日目は1・2走目とも29秒。特に2走目の感触はハネがなくて乗りやすかったとのことで、初日の状態を維持できている、もしくは上向いた様子だ。30線に足止めされそうな福岡鷹へ追いついて捌き、軽ハン38期2名の逃げ態勢を捕えにいこう。
その軽ハン2車、特に竹尾は先頭に立つとペースが速くなりそうで逃げ切るケースも十分。福岡も先に30線を突破できれば逆転勝利の目が出る。
◎ 7 荒尾聡
○ 2 竹尾竜星
△ 5 福岡鷹
▲ 3 早津圭介
穴 4 道智亮介
おすすめの買い目
7ー2=534
穴なら
4=7-253
文/鈴木
永井大介に久々に記念Vのチャンス到来!
準決では大きな波乱が二つあった。まず第10Rでは、初日からオール1着だった黒川が3番手から車を押し上げられず、優出を逃してしまった。さらに第12Rでは佐藤励がまさかのフライング。レースではしっかりと1着を取ったが、勝ち上がり権利を喪失しているため優出はできなかった。ちなみに、そのレースでは2着の篠原と3着の祐定が優出となった。
祐定が優出したこともあり、優勝戦は0、10メートルのハンデ戦となった。10線にはそうそうたるメンバーが控えているが、0ハンの祐定はスタートを残して出そう。記念レースは初優出、更に8周戦は初体験となる祐定にとって、そのハードルは高そうで、準決でも後続に捕まってしまったように逃げ切るまでは考えづらい。
10線はいずれもスタート巧者。各選手、枠ナリ以上にスタートで出ていくのは至難の技。となると内枠勢に有利となるが、辻は準決からハンデが重くなっているように元々は最重ハンの10メートル前の選手。8周戦になることも考えると厳しい戦いになる。その一つ外の永井は絶好の枠。スタートで外枠勢を張って出れば、速攻を炸裂させる大チャンス。先頭に立ってからはペースを上げそうで、そのまま押し切るとみた。
スタートで続く佐藤摩、佐藤貴はエンジン的にもう一つといったところで、番手をキープするのが一杯か。レース中盤から後半で上位に進出してくるのは鈴木圭や青山周。現状の攻撃力は青山周の方が上なので、青山周を重視したい。篠原睦もエンジンは上々で、レース序盤の位置取り次第では上位争いが可能。
◎ 3 永井大介
○ 8 青山周平
△ 7 鈴木圭一郎
△ 6 篠原睦
▲ 1 祐定響
おすすめの買い目
3-678-1678
穴なら 10線勢が激しく競り合った場合の祐定の逃げ残り
1-3678

記念レースの準決ということで例によって最重ハン以外の選手はハンデが重化した。これにより最重ハンの選手にとってはだいぶレース展開が楽になる。
9R...鈴木圭はカマシ切るまでのスタートを切れなくても、レース道中で冷静に車を進めて優出圏内にまでは入ってくる。有吉は鈴木圭より先行して、先手の攻めが決まれば逆転も可能。佐藤摩は外の2車よりも前でレースをしたい。0ハン単騎の浅倉はとにかくスタートがポイント。10線勢を残して出て、序盤でペースを掴めば大逃げもある。地元の若井が意地見せる。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 有吉辰也
△ 6 佐藤摩弥
△ 1 浅倉樹良
▲ 5 若井友和
おすすめの買い目
8=7-156
別線 浅倉の大逃げ
1-5678
10R...10線にはスタート巧者が並んだが、大外からでも黒川が猛ダッシュを決めて好位置に付ける。0ハン両者は予選中の動きこそ良かったが、ハンデ重化で最重ハン勢の直撃にあうことになるのでペースを上げる前に交わされてしまうか。永井は外の2車に行かれないスタートが決まれば楽しみ。追い込み力ある佐藤貴と、好スタートの可能性ある岩田裕が連下候補。
◎ 8 黒川京介
○ 6 永井大介
△ 7 佐藤貴也
△ 3 岩田裕臣
▲ 2 谷島俊行
おすすめの買い目
8-367-2367
別線 最内の岩田裕の速攻
3-2678
11R...初日の選抜予選は凡走に終わった青山周だが、しっかりと軌道修正ができている。ここはカマシ気味に出てイン強攻する。その青山周よりスタート行きそうなのは岩見と山本将で、レース前半で有利な位置に付けそう。中村雅はエンジン上々で、レース後半には強烈な追い足を披露する。筒井の逃げ粘りにも注意必要。
◎ 8 青山周平
○ 5 岩見貴史
△ 3 山本将之
△ 7 中村雅人
▲ 1 筒井健太
おすすめの買い目
8-357-1357
別線 大穴なら筒井の逃げ切り
1-3578
12R...3日目の上がり一番時計を出した佐藤励のエンジンが仕上がっている。スタートでは内枠勢の抵抗もありそうだが、レース中盤から後半にかけて前団をじっくりと捌き上げていくだろう。初日から3連勝を決めている篠原は動き軽快。佐藤励に先手の攻めもありそうだ。同期の丹村飛も機力面では引けを取らず、スタート次第では連絡みも十分。平田はスタートで枠ナリ発進を死守したい。ハンデ重化した祐定だが、若さ溢れるフレッシュな走りに期待。
◎ 8 佐藤励
○ 7 篠原睦
△ 6 丹村飛竜
△ 5 平田雅崇
▲ 1 祐定響
おすすめの買い目
8-1567-1567
別線 丹村飛が先行から一気攻め
6-1578