オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。栗原佳祐の出足が強烈だ
準決勝戦の栗原佳祐は40線3車並びの大外枠から30線3車をまとめてスタート叩き、さらに20線の西翔子まで1周回1コーナーで抜き去った。この先行力なら隣の外枠の鈴木宏和より先行することが十分に可能だ。そして新走路で迎えた今節の本走タイムは初日が一番時計。3日目のタイムは、2日目に鈴木圭一郎が計時したものと同じ3.369秒で今節2度目の一番時計。となれば同ハン勢をスタートで引き離してそのまま振り切れる公算が成り立つ。
鈴木宏和は準決勝戦で落合巧に逆転の差しを許してしまった点が気がかりだが、ここは栗原佳のダッシュに乗って出て追走できる展開だ。中村友和は準決勝戦で絶好の展開に持ち込みながら鈴木圭に捕まったが、スタートは鈴木圭より先行しており、再び他車と互角以上の出足を見せられれば一発激走があるかも。
◎ 5 栗原佳祐
○ 6 鈴木宏和
△ 8 鈴木圭一郎
▲ 4 落合巧
穴 3 中村友和
おすすめの買い目
5-6=843
穴なら
3=5-468
文/鈴木
長田稚也が人気の藤川竜を捕えた
藤川竜と長田稚也の34期2名がオッズの上位人気を占めて、わずかに藤川竜が1番人気。
その藤川竜が単騎0ハン竹尾竜星の逃げを3周で捕まえて先頭へ立ったが、30線からトップスタート決めた長田稚が5周回3コーナーで内へ切り込んで首位。藤川竜は6周回2コーナーからの立ち上がりで切り返しを狙ったが長田稚は抑え込んで1着ゴール。今年10月5日以来、通算16度目の優勝で、その前回に続いて飯塚ナイターでのVであった。
過去の実績では長田稚を上回る佐藤摩弥と松尾啓史は上位争いに参加できず、竹尾竜星は早めに抜かれたが4着に踏ん張った。
文/鈴木
藤川竜がスタートで好展開を作りそう!
0ハン単騎の竹尾は自分のリズムで走れるので断然有利だが、準決の上がりタイムを見ると、ハンデ差を考慮しても逃げ切れるかどうかは疑問。後続が競り合うような展開になれば残り目はあるが...。
20線のスタート争いは大外の藤川竜がカマシを決めそう。元々、スタート巧者だし、今節も切れは良い。竹尾の逃げを追撃する一番手になりそう。30線は最内の川口が先行するか、大外の佐藤摩がカマシ気味に出て行くか。
藤川竜は準決の上がりタイムが良かったので、竹尾の逃げを捕えそうだ。先頭に立ってからはぐんぐんとペースを上げ、30線勢の追いを振り切るとみた。追ってくるのは長田稚と佐藤摩。外枠でもスタート行きそうなのは佐藤摩だが、道中の動きは長田稚の方が良い。予想印も長田稚を重視したい。川口は最内からしっかりと先行し、前団をすんなり交わせればチャンス十分。竹尾は20線勢や30線勢の動向次第で残れる。
◎ 4 藤川竜
○ 7 長田稚也
△ 8 佐藤摩弥
△ 5 川口裕司
▲ 1 竹尾竜星
おすすめの買い目
4-78-1578
別線 竹尾の逃げ切り
1-4578
黒川京介が今年16度目の優勝
最終12レースの発走1時間ほど前までは陽射しが走路を照らしていたのに第10レース発売中に降雨があり、濡れ走路での決勝戦が発走すると0ハンの鈴木清と10線の大木光はスタート遅れてしまい、1周回3コーナーで木村武之の外を伸びて前へ出た丹村飛竜が浅田真吾の逃げを追う展開。
3周回4コーナーで丹村飛が浅田を捲って先頭へ立ったのも束の間、それまで丹村飛のアウトに併走し続けていた金子大輔が4周回1コーナーで内へ飛び込むも2コーナー立ち上がりは回りきれず、丹村飛が差し返す形となったが、ずっと両者の背後に付けていた黒川京介が捲り攻めでねじ伏せて先頭へ躍り出た。その後は、競り合う金子大と丹村飛の2番手争いを尻目に独走ゴール。
2025年27度目の優出で16度目のVとなった黒川は、スーパースター王座トライアルを含めて今年あと3節に出場する予定となっており、『スーパースター王座決定戦』まで全ての節に優勝すれば年間20Vの大記録を打ち立てられる。
圧倒的なVで締めた青山周平
スーパーハンデでアフター5に参戦の青山周平。今回は4日間だったが、無キズで勝ち進んだ優勝戦。38期・鈴木景斗の逃げにも期待したいが、いかんせん試走38と大きい数字で30m後ろの渋沢憲司が対抗人気となり、吉原恭佑が続く。3連単は7-2=5、7-2-4が10倍を切るオッズ。2連単7-2は190円で2点買ったらガミの配当に。
発走。マズマズのスタート切った鈴木景。30mは新井淳が行きかけたが、渋沢が張り込んで先行して鈴木景がペース掴む前に先頭へ立つ。この時、青山周は4~5番手。ところが、新井淳と吉原を捌くと間髪入れずに渋沢のインに切り込む。ここで勝負あった! 吉原は3番手のまま進まず3連単、2連単含めて一番人気で決着。
青山周の上がりタイムは3.356。これでは前の選手はひとたまりもなかった。1011勝目で125Vとなり、このあと一路浜松の新走路へ赴く。年末に控えしスーパースタートライアルへ徐々に気持ちも機力も上がってくるというものだが、くれぐれもケガだけには注意を。