2024年最初の記念は32名の精鋭が決まった。今回スーパーハンデの青山周平は前を走る選手が速く展開的に苦しんでいる。高橋貢は上昇気配、早川清太郎は2勝2着1回と安定感では優ってる。
9R 三浦康平の逃げを捕まえるのは誰だ!
押田和也がハンデ引っ張られ三浦と0ハンに並んだ。九分通り三浦が先行するだろう。10mは3日目に青山周を破った大木光が最インと不気味。丹村飛竜と佐藤貴也の29期より黒川京介が外伸びて行けるかがポイントになりそう。
◎ 8 黒川 京介
○ 2 三浦 康平
△ 7 佐藤 貴也
▲ 6 丹村 飛竜
穴 3 大木 光
8-2-7 8-2-6
穴狙うなら
3-6-7 3-6-8
10R 早川清太郎と鈴木宏和のスタート争い
0ハン3車の比較は森村亮がハンデ重化し、栗原俊介が出て行きそう。10mはスタート巧者の鈴木宏和を早川清太郎が張り気味に出るか。中村雅人はじっくりと構えて追い上げる。怖いのは後半のアシ鋭い松尾啓史。
◎ 6 早川清太郎
○ 8 中村 雅人
△ 7 鈴木 宏和
▲ 5 松尾 啓史
穴 2 栗原 俊介
6-8-7 6-7-8
穴狙うなら
2-6=5 2-8=5
11R 高橋貢を中心にレジェンド勝った加賀谷建明にも熱視線
初日の不安を払拭した高橋貢が人気の中心になりそうだ。荒尾聡は準決で被害を受けてるが、練習の感じは良かったとのこと。一応、この両名を軸に破壊力ある加賀谷建明にも注目したい。0ハン勢は新井日和がトップ旋回でどこまで逃げるかだ。谷津圭治も負けじとスタートに集中。
◎ 7 高橋 貢
○ 8 荒尾 聡
△ 5 加賀谷建明
▲ 6 長田 稚也
穴 1 新井 日和
7-8=5 7-8=6
穴狙うなら
1-7-8 1-7-5
12R 苦しむ青山周平 永井大介がカマシ狙う
スーパーハンデからのレースでも準決なら青山周平がなんとかするか。0ハンどちらが逃げてもペースは上がらないとみた。10m最インから枠ナリにスタート切れば伊藤正真の目も出てくる。木村武之はもうひとつ上積みたい感じで、永井大介のカマシが決まりそう。
◎ 7 永井 大介
○ 8 青山 周平
△ 3 伊藤 正真
▲ 6 木村 武之
穴 4 青島 正樹
7-8=3 7-8=6
穴狙うなら
4-6-7 4-6-8
年をまたいで藤岡一樹が連続優勝!
山陽オートの新年一発目の開催、ミッドナイトレースは地元の藤岡一樹が優勝した。藤岡は昨年の下旬にも山陽ミッドナイトで優勝しており連続での栄冠となった。
レースは0ハン単騎の角が軽快に逃げていたが、4周1コーナーで福永が捕えた。しかし、後方から猛追していた藤岡がゴール前でチョイ差しを決め、見事に優勝を勝ち取った。
山陽オートが新走路になってから藤岡は地元で走り続けていた。最初の節からエンジンをある程度折り合わせていたが、途中からは完全にセッティングを掴みエンジンの底上げに成功。エンジンが良い時の藤岡はスピード豊富。6車立てでスピードレースになりやすいミッドナイトの状況にピタリとマッチしていた。次の出場は飯塚ナイターの予定だが、この勢いはしばらく続きそう。
金子大輔が新年初頭を見事に飾った!
0ハン単騎の泉田は粘れず、10線最内の佐藤裕が交わして逃げに入った。その後ろで佐藤励がジカ付けしていたが攻略の糸口が見つからないでいた。そんな中、金子が5周3コーナーで渾身の突っ込みを見せ、前2車をまとめ差しした。一番人気の鈴木圭はゴール前で佐藤裕を交わして準優勝だった。
1度は鈴木圭に前を行かれた金子だが、前3車の競り合いに手間取っていた鈴木圭を道中で逆転できたことが優勝の要因の一つ。レースの中でチャンスどころを逃さない金子のクレバーな走りが光った優勝戦だった。勝負どころの5周3コーナーでも、強引な差しに見えたが、4コーナーで流れることなく回ってみせた。やはり金子はレース運びが巧い。あとは好スタートを安定して切れるようになると、再び大舞台でも存在感を示すことができるだろう。
SS王座Vの青山周平が地元へ凱旋
2023年の大みそか決戦「SGスーパースター王座決定戦」を制した青山周平が今年の緒戦を地元ファンの前で迎える。
伊勢崎勢では他に高橋貢も王座決定戦を戦った。トライアル4走のラスト4日目を快勝して決定戦8番目の椅子へ滑り込んだあたり、さすがの千両役者ぶりだ。西原智昭は決定戦へは進めなかったがトライアルで好タイムを出していた。
吉原恭佑は今月4日の浜松デイレースでV。2回乗りを含めて4日間5走4勝・2着1度と勢いバッチリ。
川口勢は黒川京介と中村雅人が王座決定戦へ進出した。永井大介はトライアル初日いきなりフライングしてしまい、その後の着順はふるわなかったが、今回は心機一転で臨む。
浜松勢は佐藤貴也と鈴木宏和が年末SSフェスタで好成績を挙げたのに対して、木村武之は先月伊勢崎、正月の浜松とも優勝できず、勢いの点でやや見劣る。
飯塚の荒尾聡も最近の数節は勢いに乗れていない。「SSシリーズ戦」を準優勝した中村杏亮の方がフレッシュな魅力がある。長田稚也は初参加のSSトライアルで切れなかったスタートの修正が当面の課題。
山陽勢は今回のSSフェスタでは目立った活躍をできず。とはいえ丹村飛竜と松尾啓史はレース場や昼夜に関わらず安定して動けるし、山本将之は最近の成長ぶりが秀逸。
ランキングA級から伏兵になりうる選手を挙げると、地元の三浦康平、佐久間健光、仲田恵一朗が昨秋から活躍中。野本佳章は直前の浜松でスタートの切れ味を大きく上げていた。辰巳裕樹と平塚雅樹もダッシュ力は高値安定。
緒方浩一、中野憲人、鈴木一馬、柴山信行が直近の開催でエンジン良かった。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-7(22期)〕
中村 雅人〔川口 S-5(28期)〕
黒川 京介〔川口 S-20(33期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-10(27期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-4(29期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-15(32期)〕
中村 杏亮〔飯塚 S-14(33期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-25(29期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 A-154(28期)〕
文/鈴木
角が後続を寄せ付けず逃走!
準決はどの選手も素晴らしいタイムを出した。優勝戦もかなりのスピード戦になりそうで、捌きの巧さよりもエンジンの仕上がりがモノを言いそう。
0ハン単騎の角は、10線両者のスタートを残せる。いきなりの独走展開になるので、序盤からペースを上げられる。10線両者はスタートに不安な面あるが、20線勢に叩かれるまではないか。逃げる角を福永と林が追う展開になりそう。福永と林の比較で言えば、準決のタイム、内枠の利を考えると福永を重視したい。
20線は枠ナリ発進になりそう。しかし、道中で競り合いになるとエンジン力で藤岡が勝ち上がってきそうだ。前田はスタート先行から迷いなく攻めていきたい。捌きある丸山は更なるエンジンの上積みがないとやや厳しいか。
◎ 1 角翔太郎
○ 2 福永貴史
△ 5 藤岡一樹
△ 4 前田淳
▲ 6 丸山智史
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