圧倒的な走りを見せる鈴木圭一郎!
準決で強烈な上がりタイムを出した鈴木圭。優勝戦でも10線大外からカマシ気味に出て、一気に勝負をつけそうだ。金子大輔も素晴らしいタイムをマークした。優勝戦は鈴木圭の一つ内枠で、優勝を狙うとなると鈴木圭を突っ張って出るしかない。その状況になれば、先攻めで先着も考えられなくはない。
他の6車は地元勢。0ハン単騎の泉田は展開有利だが、タイム比較から押し切るのは厳しそう。準決で若井を逆転した池田が枠ナリのスタートを切れれば優勝争いに参加できる。佐藤励はとにかくスタートがカギ。外枠勢に行かれるようだと準決のように苦しい展開になるが、枠ナリか、もしくは内枠勢を何車か置いて出ればパワーを発揮できる。堅実な走りを見せているのは若井。レース序盤である程度の位置に付けられれば上位争いに加わってこれる。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 7 金子大輔
△ 3 池田政和
△ 4 佐藤励
▲ 6 若井友和
おすすめの買い目
8=37-3467
吉原恭佑が約4年半ぶりに優勝!
浜松オートのお正月開催は、試走29のパワーを駆った吉原恭佑が優勝した。0ハンから先行したのは平塚だったが、すぐさま辰巳が交わして逃げに入る。10線は枠ナリのスタートで、最内の吉原が先行。そこからは0ハン勢を落ち着いて捌いていき、最後には逃げる辰巳もしっかりと捕えた。吉原の攻めに続いていた笠木が準優勝。その同期の青島が3着に入った。
近年はS級に定着していた吉原だが、優勝からは遠ざかっていた。苦しい時期が長く続いていた。しかし、2024年最初の開催で久しぶりに栄冠を勝ち取った。新年の滑り出しとしては最高の形。この勢いのまま今年は再び飛躍の年になるか。
優勝戦は22期両者の争い!
準決11Rの試走後に降雨があり、11R以降は重走路になった浜松オート。準決12Rでは今節の主役であった木村武が走路に苦しみ4着敗退。優勝戦へは進めなかった。
0ハンから先行するのは平塚か。しかし、どこまでペースが上がるのかは疑問。同ハン勢も平塚を抜くのに時間がかかりそう。そうなると実力上位の10線勢の出番となる。スタート行きそうなのは笠木で、0ハン勢を攻略にかかるが、今節の動きが良いのは青島の方。こちらを重視する。このベテラン両者がインから攻め上げる。
展開面が良いのは先述のとおり平塚。トップスタートからペースが上がれば逃げ残りもある。その平塚のスタートに乗っていき、10線勢が来る前に先頭に立てれば面白いのが辰巳。吉田恵もスタート次第で悲願の初優勝が見えてくる。
◎ 7 青島正樹
○ 6 笠木美孝
△ 3 平塚雅樹
△ 4 辰巳裕樹
▲ 2 吉田恵輔
おすすめの買い目
7ー63=2346
雨中決戦 石本が2年連続で大みそか締めた!
時折強い雨が降る不安定なコンディションの優勝戦。3連単オッズの主役となったのは石本。続
いて岩見、松尾隆へ275が1番人気に。ほとんど差がなく257。スタートで藤川幸を叩いた石本が早く
も逃げ態勢入り、阿部仁を捲った松尾隆に岩見も好位置付けた。周回ごとに石本と松尾隆の差が拡
がり岩見は車が進まない。石本は安全圏へ突入し今年の初優勝を決めた。2着も松尾隆、3着は岩見
と順番も変わらなかった。雨で勝てたのは石本としても喜びひとしおだったようだ。苦しかった23年を
優勝という最高の形で締めくくり、上昇気流に乗って24年となる。