乱戦模様・伊勢崎新春第一弾!
今年初めての開催となる伊勢崎オート。直後に飯塚でSGが控えている関係で、S級とA級上位の選手は不在。中堅以下による戦いとなるが、強烈な軸となる選手は見当たらず誰にでもチャンスがありそう。その中でも有力な選手を挙げていく。
今回出場する中の地元のランクトップは落合淳で、ランク次位の仲田恵一朗とともに前走は川口のSSシリーズ戦。初日からダッシュが付かず、イマイチな結果に終わってしまった。しかし、年も変わり心機一転。今回のランク上位者として、整備で立て直し、相応の走りを披露してくるだろう。3番手、4番手は青木勝美と清水卓。2者とも19期で、すでにベテランの域に達しているが走りのアグレッシブさは衰えていない。どちらも好スタートからの速攻を武器にしている。
同じく速攻派としては渋沢憲司も挙げたい。こちらは最重ハンに置かれていた時も、数車並んでいても先行するケースが目立つほどスタートは巧者。前走の地元GIでも初日から連勝を決めており、エンジン的にもマズマズと言える。伊藤正司、中村浩章の両者は速攻というより、後半追い込みタイプ。インコースをしっかりと走れるので、前団が混戦になっていても浮上できる。荒川哲也は前走の山陽遠征では不発だったが、地元では安定した走りができている。
外来では浜松勢が動き活発か。今回来場するランクトップは鈴木一馬。コンスタントに成績を残せるタイプではないが、ここ一番の大駆けがあるので常に注意したい一車。平塚雅樹は前走の地元4日間開催の準決は3着だったが、それ以外は全て2着と安定。スタートの切れも冴え渡っており、素早い仕掛けに期待できる。同じ開催に出ていた筒井健太は、準決で7着だったがそれ以外は1着1本、2着2本と上々の結果を残している。今は最重ハンの20M前に置かれている。今節もハンデ変動がなければ、車券に絡める走りを連発してくるだろう。西川頼臣もスタートに死角があるとはいえ、伸びに関しては良好と言える。
B級では地元勢に好調な選手が多い。川口遠征で好成績をまとめていた生方将人は、地元でもずっと良い状態が続いている。特に、レース道中で軌道に乗るとペースが上がってくるタイプ。序盤で自分の展開に持ち込めるかがカギ。同様にエンジンが良いのは猪熊龍太。こちらもスタートさえ後ろの選手に叩かれなければ、ハイペースの逃げに持ち込める。北爪勝義もエンジンは高位で推移。スタートの切れが良く、レース序盤で大きなリードを作れそうだ。
新人33期は伊藤正真が着実な成長を示している。前走の川口遠征でも2回白星を挙げている。田崎萌も川口では1勝を挙げてきた。高橋絵莉子は、まだまだ走り込みが必要な段階。
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主な出場予定選手
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落合 淳〔伊勢崎 A-45(29期)〕
仲田 恵一朗〔伊勢崎 A-61(29期)〕
青木 勝美〔伊勢崎 A-72(19期)〕
清水 卓〔伊勢崎 A-82(19期)〕
鈴木 一馬〔浜松 A-35(30期)〕
平塚 雅樹〔浜松 A-66(31期)〕
桜木 公和〔飯塚 A-81(24期)〕
石橋 大〔山陽 A-177(28期)〕