熱いレースの模様は③でお伝えしましたので...
ここからは、当日行われた女性競馬関係者による協賛レースの模様をお伝えします。
実は今年のLJS、例年に比べて宣伝が少ない気がする...と井上オークス氏に話したところ、同じような感想を持っていたので、自分たちで何か出来ることはないかと考えて、協賛レースをすることにしたんです。
これが金沢ラウンドでの会話ですから、バッタバタの日程の中、たくさんの方々が賛同してくれて、超豪華な顔ぶれとなりました!!
1Rは、『鈴木淑子記念』
競馬女性キャスターの草分け的存在の淑子さんの協賛レースで、1日の幕を開けました。
協賛メッセージ
「心は荒尾に飛んでいます。美しき女性騎手、そして荒尾の皆さん、頑張って下さいね!」
このレースを勝ったのは、村島俊策騎手☆
淑子さんのことはいつもグリーンチャンネルで見ているそうで、とっても喜んでましたよ!
2Rは、岩手けいばをこよなく愛する『岩手のアイドル・ふじポン賞』
協賛メッセージ
「女性騎手のみなさん、ラストの荒尾ラウンドがんばれーっ!
ふじポンは携帯をにぎりしめて、岩手代表の皆川マンナちゃんを特に応援しますっ☆」
ふじポンも当日来場は出来ませんでしたが...表彰式になると、なぞのふじポンが登場!
勝った田中純騎手がプッと笑いながら、プレゼントを受け取っていました。
3Rは、『赤見千尋杯ワイド中継賞』
協賛メッセージ
「私もシリーズで乗ってみたかったー!みんなの活躍が眩しくもあり、誇らしくもあります。今日もガンバッテ!!」
なんとこのレース、岩永千明騎手・宮下瞳騎手・皆川麻由美騎手の女性騎手3人がワンツースリーという、すごい結果になりました♪
岩永騎手はここで勝利を挙げ、LJS2勝と、この日3勝の大活躍でしたね☆
4Rは、『早川恵子杯優駿の門アスミ賞』
協賛メッセージ
「初めて荒尾競馬場に来ました!潮風の中の熱いレース、楽しみです」
当日に東京から荒尾入りした、漫画家の早川さん。表彰式は間に合わないのでやらない予定だったんですが...レースの5分前に到着!
ギリギリセーフで、勝った吉田隆二騎手を表彰することが出来ました。
しっかりと[アスミ]も渡して、PRしてました☆
吉田兄、読んでくれるかな。
5Rは、『秋田奈津子杯クリック賞』
南関東の中継キャスターを務めている秋田さん。
今年は[クリック地方競馬]のMCデビューも果たしたし、今回のLJSでは3場すべてのレポを[ウェブ・ハロン]に、素敵な文章で書いてくれています。
協賛メッセージ
「女性騎手を追いかけて来たら、荒尾に辿り着いちゃいました。LJS最終ラウンド、楽しみにしています!!」
勝ったのは、リーディングジョッキーの杉村一樹騎手。
2人でクリックのポーズです♪
6Rは、『井上オークス旅打ち賞』
協賛メッセージ
「LJSをめぐる旅は、一年で最も熱い旅。明日から、また新しい旅に出ます。女性騎手が咲かせるとびきりの笑顔は、旅打ちパワーの源です!」
ここはレース後に、LJS出場騎手の騎手紹介があったので、7Rと合同表彰式でした。
7R『西原玲奈記念』
協賛メッセージ
「騎手時代、色々な思い出をくれた荒尾競馬場。今年のLJSは、スタンドから声援を送ります。女性騎手のみなさん、悔いのないレースを!」
昨年までは、LJSで熱いレースを見せてくれていた、西原玲奈調教助手。
「みんなが乗っているのを見ると、また乗りたくなりますね」
と、笑顔を見せてくれました。
そして最終11Rは、『吉岡牧子記念』
伝説の女性ジョッキー・吉岡牧子さんです!
協賛メッセージ
「九州では、荒尾だけ騎乗経験がなくてとても残念でした。
でもいつか、みんなの応援に行きたいです。今年はお家からですが...みんなの活躍を楽しみにしてます!」
勝ったのは、林陽介騎手☆
牧子さんからのプレゼントを受け取って、ガッツポーズ!
競馬新聞のみならず馬券にもレース名が印刷されるので、とても素敵な想いでになりましたよ♪
個人協賛は現金ではなく、騎手へのプレゼントで気軽に行うことが出来ます。
詳しい内容はこちら→ 荒尾けいば 冠競走募集
自分の名前やメッセージが場内に響き渡ると、ちょっとテレちゃいますね。
たくさんの方の協力のおかげで、1日盛り上がることが出来ました!!
協力してくれた皆さん、
寒い中来場してくれたファンの方、
いつも温かく迎えてくれる荒尾競馬関係者、
熱い熱いレースを見せてくれたレディースたち,、
ファンプレゼントのTシャツを28枚も用意してくれたオッズパークさん...
そして、ネットやテレビで中継をご覧になっていた皆さん、
本当に、ありがとうございました。
昨日の荒尾は、めちゃめちゃ寒かったけれど...めちゃめちゃ熱かったですっ!!!
今年のLJSも、劇的なドラマがありましたよ~
第5戦『アフロディテ賞』は、岩永千明騎手騎乗の【ヤマイチハジメ】が、単勝1,3倍の断然人気。
地元であり、圧倒的人気馬に騎乗するとあって、岩永騎手は前日行われた前夜祭の時から、
「プレッシャーに負けないように、頑張ります」
と話していました。
でも、そこはやはりジョッキー。
いざ騎乗して、入念に返し馬をしている姿からは、固さは感じませんでした。
レースでも、好スタートを切ってハナを奪うと、後は全く危なげない走りで、8馬身差の大楽勝☆
見事にプレッシャーを跳ね除けて、勝利を掴みました。
「馬がもう、本当に強かったです。
最後まで必死に追ってしまったけど...8馬身も離していたんですね(苦笑)」
2着は、池本徳子騎手【スターペスゲンスイ】
3着は、皆川麻由美騎手【タイオトシ】
第5戦を終えて、総合ポイントは...
1位:別府真衣騎手 63点
1位:池本徳子騎手 63点
3位:皆川麻由美騎手 60点
4位:岩永千明騎手 57点
5位:山本茜騎手 55点
6位:平山真希騎手 51点
7位:笹木美典騎手 44点
8位:宮下瞳騎手 31点
9位:増沢由貴子騎手 26点
と、1位は同ポイントで2人が並び、上位は僅差の大激戦!
最終戦の結果次第で、順位が大きく入れ替わる可能性がありました。
第6戦『ニケ賞』では、2,0倍で平山真希騎手【トキメキセイコー】が1番人気。
2番人気は4,9倍の別府真衣騎手【シルクフォンテン】で、5頭が10倍を切る混戦模様となりました。
レースは平山騎手が逃げて、増沢騎手が2番手。この2人は今回のシリーズ通して本当に積極的なレース運びで魅せてくれていますね。
前はそれほど離れた逃げにはなりませんでしたが、なかなかのいいペース。
そんな中、後方につけていた岩永騎手【サンデイルック】がグングンとポジションを上げて、4コーナーを回った時には平山真希騎手との一騎打ちに。
岩永騎手が外から豪快に差し切って勝利し、荒尾ラウンド完全制覇を果たしました!
馬から降りた時には、涙を見せていた岩永騎手。
最後の直線では、ファンからの大きな声援が耳に届いて、パワーをもらったそうです。
「シリーズになってから、なかなか結果が出せなくて...。
悔しい想いをして来たので、本当に嬉しいです。ファンの皆さんの応援が大きかったですね」
2着は、平山真希騎手【トキメキセイコー】
3着は、増沢由貴子騎手【フェスティヴコナン】が粘りました!
そして、総合結果は...
1位:岩永千明騎手 77点
2位:池本徳子騎手 70点
3位:皆川麻由美騎手 69点
4位:別府真衣騎手 67点
5位:平山真希騎手 66点
6位:山本茜騎手 60点
7位:笹木美典騎手 50点
8位:宮下瞳騎手 42点
9位:増沢由貴子騎手 39点
シリーズになってからの、初優勝を果たした岩永千明騎手は、最終戦後、しばらく自分が総合優勝していることに気づかなかったそうです。
総合優勝よりも、地元荒尾で結果を出せたこと、それが1番大きかったようですね。
岩永千明騎手
「とにかく嬉しいです!
まさか総合優勝しているとは思いませんでした。
所属の幣旗吉治調教師のおかげです。馬主さんに頭を下げて、未熟な私を乗せ続けてくれましたから。本当に感謝しています」
2位は、シリーズになって初めて総合の表彰台に立った、池本徳子騎手。
「自分としてはまだ満足いく結果ではなかったけど、今までで1番いいですね。
今回は、LJS参加が最後になるかもしれない...という気持ちで挑みました。母も見に来ていたので、表彰台に立ててよかったです。
また来年参加出来たら、さらに上を目指して頑張ります!」
そして、恒例の3位になった皆川麻由美騎手。
「もう、本当に3位はいらないんですよ...もう...。
でも、もっと下の成績になるのは嫌ですからね。3位は悔しくもあり、嬉しくもるというか。次は、優勝狙います!!」
大逆転で幕を閉じた、今年のLJS。
これまで何年も、このシリーズ、特に荒尾ラウンドで悔しい想いをして来た岩永騎手の完全勝利で、たくさんのファンや関係者が熱狂しました。
暫定1位で荒尾に乗り込んで来た別府真衣騎手にとっては、残念な結果となってしまいましたが...
「また、来年頑張ります!」
清々しい表情で、競馬場を後にしました。
そして、今回は残念ながら怪我により出場出来なかった、森井美香騎手。
松葉杖をつきながら、3場すべてに応援に駆けつけました。
「出られなかったのはすごく悔しいけど、こうやって外からみんなを見てるのも楽しかったです。
騎手デビューしてから、こんなに長くかかった怪我は初めてだったけど、もうだいぶ良くなったので、年内に復帰出来ればいいなと思ってます」
いつも輝くような笑顔の森井騎手。復帰が待ち遠しいですね!
いよいよ当日を迎えました、LJS2010最終戦の荒尾ラウンド!!
雪が降るかも?!という予報でしたが、今のところ寒いながらも持ちこたえています。
前夜祭の模様は帰ってからゆっくりとお伝えすることにして...
LJS第5戦、6戦の展望をお送りします。
調教師やトラックマンに聞いた情報を総合して、私なりにまとめてみました。
第9R『アフロディテ賞』
ここは5番の【ヤマイチハジメ】が中心です。
管理する平山先生のお話では、前走後はこのレースを目指して調整して来たとのこと。
荒尾に移籍して2戦、2着1着という成績で、まだまだ底を見せていません。
前に行けるスピードもあるので、トラックマンさんたちも、この馬中心で揺るぎなしという結論でした。
そして外枠に入った【スターペスゲンスイ】にも注目。
この馬は外枠がいいそうです。
穴めで注目が、【タイオトシ】。
今回皆川麻由美騎手騎乗ですが、前に騎乗経験があるそうです。
名古屋ラウンドで勝利をおさめて絶好調ですし、人馬ともに期待してます。
◎5、ヤマイチハジメ
〇8、スターペスゲンスイ
▲7、エイブルマリヒサ
△2、タイオトシ
△9、リバーカクテル
そして10R『ニケ賞』
ここは混戦模様ということですが、外枠2頭の平山厩舎勢に注目。
差し馬ということで、前が早くなればこの2頭の差し脚が決まる展開になりそう。
その展開のカギを握るのが、【フェスティヴコナン】。
前走は暴走気味に逃げてバテてしまったそうです。
もう1頭前に行くのが【トキメキセイコー】。
スピードはあるので、距離延長がどうかというところです。
◎8、ファストカントリー
〇2、トキメキセイコー
▲9、サンデイルック
△6、フェスティヴコナン
さぁどんなレースが見られるでしょうか♪
昨日は船橋競馬場で、牝馬重賞『クイーン賞』が行われました!
このレースは、2年連続で白毛の【ユキチャン】が制していますが...今年は残念ながら休養中。
芝&ダートで活躍する、あし毛の【ブラボーデイジー】が、単勝1,7倍と支持を集めました。
レースは、スタートでいきなり【ブラボーデイジー】が立ち遅れて後方から。1番人気の出遅れに、場内がざわつきました。
逆に好スタートを切ってハナを奪ったのが【ザッハーマイン】。その後ろに手応えよく【メイショウバトラー】、内に【ミラクルレジェンド】外【テイエムヨカド-】が続きます。
1コーナーに入る前には、【ブラボーデイジー】が盛り返して先団の後ろへ。
向正面では先団の隊列は変わらず、後方の【トウホクビジン】がグーンとポジションを上げました。
直線を向いた所では、逃げた【ザッハーマイン】と内でジッとしていた【ミラクルレジェンド】2頭の叩きあいに。
外の【ミラクルレジェンド】が直線半ばで突き抜けて勝利☆
2着は粘った【ザッハーマイン】、3着はよく追い上げた【トウホクビジン】でした。
1着:【ミラクルレジェンド】
岩田康誠騎手
「スタートがいつも以上に良くて、スッと前につけられて、楽な競馬が出来ました。
ある程度前にとは思っていたけど、ここまで前に行けるとは思ってなかったです。
前を見ながら、理想的なレースが出来ましたね。
【ザッハーマイン】も強い馬ですが、直線で並んだ時には余裕もあったし、抜けてからはちょっと遊んでいましたね。
とても賢い馬で、レースがしやすいです。
ちょっと頑固なところがあるけど、小さいながら一生懸命走ってくれる。まだまだ上を目指せる馬ですよ」
藤原英昭調教師
「馬がよく頑張ってくれましたね。
前走で、もう少しゲートの出が良ければ、と思ったので練習していたんですけど、今日はいい位置で競馬が出来ました。
人気馬が出遅れて、1頭前に強い馬がいた中で、来年に向けていいレースが出来たと思います。
これまで、3歳限定の『ジャパンダートダービー』や『レパードステークス』で激走してくれていたけど、古馬相手によく頑張ってくれました。
前は、桜花賞へ向けて芝を試したこともあったけど、やっぱりダートの方が力を出してくれますね。
次走は馬の様子を見て、大井の『TCK女王盃』を目指す予定です」
【ミラクルレジェンド】の、この日の馬体重は429キロ。
小柄ながら、とてもコンパクトにまとまっている馬体です。
『レパードステークス』の時のように、長い直線を追い込むことも出来るし、今回のように小回りで上手に立ち回ることも出来る、とても器用な馬ですね。
向正面では、外からジワッと上がって行こうとする他の先行馬に対して、岩田騎手は【ザッハーマイン】の後ろでジッと構えていました。
馬を信じて、周りに惑わされない素晴らしい騎乗だったと思います。
2着の【ザッハーマイン】も、よく頑張りました!
さすが、的場文男騎手!と思える絶妙の逃げを見せ、直線で交わされてからもよく粘ってくれましたね。
パドックでも一際目を引く馬体で、毛艶もピカピカでした。
今回は、勝った馬が強すぎたという印象です。
そして3着は【トウホクビジン】。
本当にこの馬は、頑張り屋さんで泣けてきます...
後方から追い上げて、最後までいい脚を見せてくれました。
冬毛が伸びてフサフサしていたけど、どんな相手と戦っても、自分の力は出してくれる、本当に素晴らしい馬です。
1番人気の【ブラボーデイジー】は、やはりスタートでのロスが大きかったですね。
それに、1コーナーまでに脚を使ってしまったことも、早めに失速してしまった要因と感じました。
力のある馬ですから、今後の巻き返しに期待しています。
『クイーン賞』の後には...
地方全国交流の『総の国オープン』がありました!
ここは2番人気の名古屋【キングスゾーン】が先手を取り、楽なレースぶりで快勝!
騎乗した安部騎手は、「こんなに楽に勝ったのは初めて」と笑顔を見せてくれました。
残念ながら...カメラの電池切れで写真が撮れなかったのがものすごく悔しいんですが...
2着には高知の【ジョインアゲン】、3着は笠松の【エーシンエヴァン】が頑張って、地方好きにはたまらない結果となりました。
そしてこの日、23歳の誕生日を迎えた高知の別府真衣騎手が来場。
16日に荒尾で行われる、『LJS』最終戦のPRをしてくれました♪
荒尾ラウンド当日は、たくさんの方々の協力により、色々なイベントが進行中ですので、楽しみにしてて下さいね!!!
東京競馬場で行われた、初の『ワールドスーパージョッキーズシリーズ』。
地方からは、荒尾の杉村一樹騎手が参戦しました!
たくさんの横断幕も出ていましたよ。
まずはエキストラ騎乗で、1レースから登場。
好位につけていましたが、勝負所から後退して15着でした。
残念ながら結果を出すことが出来ませんでしたが、その後のレースに乗るために、すごく貴重な経験が出来たと話していました。
続いては8レース。
ここは後方待機からそのまま14着でした。
そしていよいよWSJS本番の9レース。
中団から、直線入り口では少し詰まりながらも外に出してから伸びて5着という結果。
「仕方ないですね。4コーナーで少し詰まりました...外出したらよく伸びてくれましたね。
最初の1レースに乗せてもらったことが利いてます。尾形先生に感謝してます」
続く10レースはエキストラ騎乗。
荒尾にいたこともある【ヌーサ】に騎乗。
乗り難しいところのある馬ですが、中団から粘って8着となりました。
WSJS2戦目の11レースは、【ケイアイライジン】に騎乗。
道中はかなりかかってしまい、力んで走っていたため13着に。
最終戦の12レースは【ナシュワンヒーロー】に騎乗。
好スタートを決めると、2,3間歩目のダッシュも速く、思い切った逃げ戦法。
直線半ばで1番人気【ケニアブラック】に捉えられますが、最後までよく粘って2着を確保しました。
総合成績は、
1位 R.ムーア(イギリス) 33点
2位 C.ウィリアムズ(オーストラリア) 32点
3位 J.ムルタ(アイルランド) 30点
4位 藤岡佑介(関西) 29点
5位 福永祐一(関西) 27点
6位 杉村一樹(荒尾) 26点
7位 内田博幸(関東) 24点
8位 C.スミヨン(フランス) 20点
8位 松岡正海(関東) 20点
10位 M.チャドウィック(香港) 15点
11位 M.ギュイヨン(フランス) 9点
12位 藤田伸二(関西) 6点
13位 M.スミス(アメリカ) 5点
13位 C.ルメール(フランス) 5点
15位 蛯名正義(関東) 4点
パドックで行われた表彰式には、レースが終わってしばらく時間があったにもかかわらず、たくさんのファンが残っていましたよ。
上位3名の騎手が表彰台へ。
そしてラストは、出場騎手全員でのシャンパンファイトがありました!
私はかなりシャンパンがかかってしまい、上手く写真が撮れませんでした...
終わった後、タオルで拭いている図です。
シャンパンでベトベトになったけど、普段とはまた違った、華やかな表彰式でした☆
すべて終了した後の杉村騎手は、リラックスした笑顔を見せてくれました。
「1レースから乗せてもらえたので、考え込む時間がなかったのがよかったですね。
8レースからは連続でバタバタだったし。
やはり世界のトップジョッキーのレースは甘くない。なかなか開かないです。
最後のレースで、なんとか仕事は出来たかなという感じです。
横断幕は目に入りましたよ。
みんな来てくれて、とても嬉しかったです。
今日は父も招待していたんですけど...親孝行になったかな(照)。
レースが終わってホッとしている気持ちもあるけど、また来たいって思いました。
赤岡騎手には、「修次さんには負けました」って言います(笑)。
いい経験をさせてもらったので、また地元で頑張ります!」
そして、師匠の工藤榮一調教師も応援に来ていました。
「自分はあまり感動しない方なんだけど、さすがに最終レースは声が出たね。「頑張れ~」って、久しぶりに興奮した。
彼なりに頑張って乗っていたよ。勉強する能力があったということで、1位に選ばれただけのことはあるね。
3年前、惜しいところで出場を逃して、私も悔しかった。
今年は第1戦が盛岡だったから、左回りはあまり乗ったことがないから地元の調教師に頼んでエキストラで乗せてもらったんですよ。
1度乗れば、コースの雰囲気がわかるから。
今回出場が決まって、私も嬉しかったですよ。
よく頑張ってくれて、誇らしいです。
これを機に、さらに謙虚になって成長して欲しいです」。
杉村騎手のWSJS出場で、たくさんの人たちが熱く燃えた1日でした。
大舞台を経験して、パワーアップした杉村騎手の、今後の活躍にも期待したいですね。