
*24日(日)佐賀 第6R『第2回鳥栖大賞』 2000m 18:15発走*
本命にしたのは兵庫からの遠征馬アラジンバローズ。
今回がJRAからの移籍初戦にして遠征ということで、なかなかに手探りな面があると思いますが、前走が8月のレースでしかも好内容だったので、いきなり勝負になるのではないかと期待しています。
前走の阿蘇ステークスを振り返ると、先行して直線伸びそうなところから止まって5着という内容。
結局JRAオープンは勝ち切れませんでしたが、何度も上位争いに食い込みました。
先行出来るスピードがあり、小回りも合いそうです。
新子厩舎も鞍上の下原騎手も佐賀遠征は慣れていますし、特に不安材料はないのではないでしょうか。
JRAでの実績で言ったらヒストリーメイカーの方が上なんですけどね。
佐賀移籍後はジンギ相手に白鷺賞を勝ち、無双するかと思っていたのですが...。
意外にも佐賀で勝ち切れません。
レースぶりを見ていると、先頭に立ちたくないのかな?という雰囲気で、今回も上位争いはしてくれるでしょうが、勝ち切るまではどうかなぁというところ。
山口勲騎手騎乗で、あと一歩のところをどう導くのか楽しみです。
ブレイブアモーレは長くいい脚を使える馬。2000mの距離はばっちりです。
2走前の古馬との戦いであっさり負けてしまいましたが、今回は54キロと2キロのアドバンテージ。
まだまだ成長していますから、ロングスパートが決まれば馬券圏内もありそうです。
先行して安定感のあるドゥラリュール、前走復活の勝利を果たしたミスカゴシマまで。
◎9、アラジンバローズ
〇11、ヒストリーメイカー
▲4、ブレイブアモーレ
△5、ドゥラリュール
△3、ミスカゴシマ
*18日(月)高知 第7R『第35回珊瑚冠賞』 1900m 18:15発走*
連勝していたアポロティアモが兵庫遠征のため不在、ここは混戦模様と考えます。
本命にしたのはスペルマロン。
以前は『高知の絶対王者』と呼ばれた存在でしたが、昨年は歯車が狂ったのか、なかなか以前のような競馬ができず、このまま終わってしまうのか?と淋しく感じていました。
ところどころで好走する時もありましたが、ここに来ていよいよ復活の兆し。
倉兼騎手が調教師転身前最後の騎乗となったレースで勝利すると、前走の建依別賞では3着に入りました!
距離1400mは短いと思ったんですが、内容も良かったですし、アポロティアモ相手に0.4差。
1900mに距離が延びる今回は、久しぶりの重賞制覇が期待できそうです。
対抗はガルボマンボ。
こちらも5月の福永洋一記念の負けからしばらく低迷気味でした。
ただ、1900mは重賞3勝している舞台。ここで復活の勝利が見られるかもしれません。
上位にあげた2頭ともに先行脚質ではないですし、メンバー的に単騎逃げが見込めそうなのがグッドヒューマー。
ここ2戦はアポロティアモに早めに来られる厳しい展開でも上位に粘り込みました。
距離延長がカギにはなりますが、流れ次第では十分粘れると思います。
この3頭が展開次第で上位争いを繰り広げると考えていて、他は1角崩しがあるかどうか。
高知移籍後すべて馬券圏内というジョウショーリードは、いよいよ初重賞挑戦で試金石になる一戦。
前が流れて展開が向けばジョウショーモードの追い込みにも注意です。
◎12、スペルマロン
〇6、ガルボマンボ
▲9、グッドヒューマー
△11、ジョウショーリード
△5、ジョウショーモード
*17日(日)盛岡 第9R『第25回ジュニアグランプリ』 芝1600m 17:10発走*
過去10年で北海道勢が7勝とかなり優勢。
今年も北海道から5頭の遠征馬が出走しますし、メンバー的にも優勢と見ています。
その中から本命はマコトロクサノホコにしました。
前走は札幌のコスモス賞に挑戦。後方から伸び切れず7着というレースでしたが、初めての遠征、初めての芝を経験したことは大きいでしょう。
2走前のターフチャレンジのレースぶりを見ていると、エンジンが掛かるまでにまだちょっと時間を要する雰囲気ですが、2戦目で初勝利を挙げた時のような末脚が決まれば、重賞にも手が届くのではないかと期待しています。
クローバー賞で7着だったオオイチョウ。
勝負所で外から上がって行って、最後は脚が上がってしまいましたが、見せ場十分の内容でした。
この馬もどちらかというと末脚勝負タイプ。
前がやり合うような展開になればさらに良しです。
トワイライトウェイは先行脚質。
枠もいいですし、スピードがあるのでハナを切っていくのではないかと見ています。
他の馬たちが競りかけてくるようだと厳しい展開になりますが、マイペースであれば逃げ残りもありそうです。
同じ舞台だった若鮎賞を勝ったユウユウププリエは、それまでいいところを見せていなかったのでシンガリ人気だったわけですが。
芝で動きが一変。展開も流れてハマったのかもしれませんが、再び芝で替わり身に注意です。
北海道勢は5頭ともに気になるので、ルーラーオブダートとマイべネラブルにも注目しています。
◎12、マコトロクサノホコ
〇9、オオイチョウ
▲4、トワイライトウェイ
△11、ユウユウププリエ
△10、ルーラーオブダート
△6、マイべネラブル
*15日(金)園田 第11R『第20回園田チャレンジカップ』 1400m 19:55発走*
8頭と少頭数にはなりましたが、兵庫のイグナイターVS高知のアポロティアモが実現してとても楽しみです!
本命はイグナイター。地元戦に出走するのは珍しいというか、久しぶりになります。
遠征で体が絞れてちょうどいいというイメージがあるので、休み明けの地元戦で馬体重の面は気になるところですが。
ダートグレードを3勝している実績馬ですから、ここは秋の戦いに向けても強い競馬を見せて欲しいですね。
前走のさきたま杯は勝負根性溢れる競馬でしたし、前にいるであろうアポロティアモを目標にできるので、2頭のマッチレースが見られるのではないかとワクワクしています。
アポロティアモは今年に入って本格化しました。
前に行って長くいい脚を使えるので、安定感も抜群です。
1月の黒潮スプリンターズカップではイグナイターに完敗していますが、そこからさらにパワーアップしている今、どこまで差を縮められるか注目です。
この2頭が強すぎて...3番手評価がかなり難しいところ。。
ダノンジャスティスは昨年のこのレースの勝ち馬で、園田コースと相性がいいんですよね。
前走だいぶ負けましたが、園田替わりで一変もありそうです。
白銀争覇で3着に追い込んで来たプレイヤーズハイは、前が速くなったら面白そう。
新子厩舎のもう1頭、モズファヴォリートまで。
◎6、イグナイター
〇2、アポロティアモ
▲5、ダノンジャスティス
△8、プレイヤーズハイ
△3、モズファヴォリート
*10日(日)佐賀 第6R『第8回西日本ダービー』 2000m 18:05発走*
生え抜き馬同士の戦い、西日本ダービー。
参戦したメンバーの中では唯一のダービー馬、ショウガタップリが中心でしょう。
地元金沢では無敗で石川ダービーを制覇。
前走は初めての遠征で大井の黒潮盃に挑戦し負けはしましたが、3コーナー辺りで内外から揉まれて厳しい競馬を経験。
それでも気持ちが途切れず6着に入ったことは、この馬の能力と気性面の強さだと感じます。
遠征でもしっかりと競馬ができたことは収穫で、2度目の遠征の今回、メンバー的にも負けてほしくない存在です。
対抗はけっこう迷いましたが、笠松のツミキヒトツに注目しました。
東海ダービーでは我らがセブンカラーズの2着。
他の馬たちがセブンカラーズを追いかけた分、展開が向いた面もありますが、内を選択した渡邊竜也騎手、最後まで頑張って伸びたツミキヒトツともに、いい競馬を見せてくれました。
前走は地元の笠松プリンシパルカップを快勝。
どんどん力を付けていると思うので、このメンバーでどこまで戦えるか楽しみです。
地元筆頭はミヤノウッドリー。
力はある馬ですが、だいぶムラっぽいですよね。
前走のロータスクラウンでは積極的に2番手に行って2着。
こういうスムーズなレースができたら強い馬なので、揉まれない外枠というのはプラス材料でしょう。
末脚確かな兵庫のグロリアドーロは2000mが向きそうです。
◎10、ショウガタップリ
〇2、ツミキヒトツ
▲12、ミヤノウッドリー
△8、グロリアドーロ