
*5日(木)園田 第11R『67回園田金盃』 1870m 15:50発走*
兵庫のグランプリレース、園田金盃。ここまで中距離路線をけん引してきたラッキードリームの移籍により、かなりの混戦模様と考えます。
本命にしたのはミステリーボックス。
JRA2勝クラスから長期休養を挟んで兵庫へ移籍。初の重賞挑戦だった摂津盃でいきなり初重賞制覇を飾ると、姫山菊花賞は内から抜け出してクビ差2着。
前走は名古屋に遠征しての競馬で7着と崩れましたが、早めに交わされる展開で気持ちが切れてしまった印象です。
今回は内目の枠に入りましたし、先行からの粘り込みを期待しています。
対抗はJBCクラシックで3着に頑張ったキリンジ。
どんなメンバーでもちょっと勝ち切れないという印象がありますが、力があるのは証明済。
そろそろタイトルが欲しいところです。
スマイルミーシャは昨年の勝ち馬。ラッキードリームを退け、ツムタイザンとの決め手勝負に勝ち切りました。
休み明けの兵庫クイーンカップを使って今回は叩き2戦目。前走以上に動きが良化しているのではないでしょうか。
兵庫優駿で覚醒したマルカイグアスは、秋初戦の園田オータムトロフィーも強い競馬で圧勝しました。
古馬に混じって豪快なマクリができるのか、試金石になる一戦でしょう。
実績馬ツムタイザンは休み明けということで印を抑えましたが、昨年の2着馬であり、休み明けでも動けるタイプ。軽視はできません。
展開一つで、サンビュートとベストオブラックにもチャンスがありそうです。
◎2、ミステリーボックス
〇12、キリンジ
▲6、スマイルミーシャ
△8、マルカイグアス
△9、ツムタイザン
△3、サンビュート
△5、ベストオブラック
岩手所属騎手による上位12名で争う、オッズパーク杯ゴールデンジョッキーズシリーズ。2戦ともに展望していきたいと思います!
*2日(月)水沢 第11R『オッズパーク杯ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦』1400m 16:30発走*
まずは第1戦。本命はソルエストレーラにしました。
前走は今回と同じ3枠3番から逃げて、勝負所から並ばれる展開で一度は相手に出られたようにも見えましたが、ゴール前で盛り返してハナ差で勝利。並んだら抜かせない勝負根性の強さを見せてくれました。
勝ち時計1:28:5は同日のB1よりも速いタイムですし、水沢1400mは3戦2勝と結果を出しているコース。
鞍上は鈴木祐騎手で、この馬とは初コンビですが思い切った逃げをしてくれるイメージのあるジョッキー。相性も良さそうです。
対抗は前走でノベンバーカップを勝ち切ったハシュマル。2番手から抜け出す競馬で大接戦を制しました。立ち回りの上手さは、特に水沢では大きな武器ですね。
ただ5着までがコンマ5秒差の接戦でしたし、展開一つで他のメンバーの逆転もありそう。
2着~4着だった、シャンブレー、ハリケーンメファ、ケイティキセキにも注目しています。
◎3、ソルエストレーラ
〇10、ハシュマル
▲11、シャンブレー
△12、ハリケーンメファ
△7、ケイティキセキ
3連単
3-10,11,12,7-10,11,12,7 12点
*2日(月)水沢 第12R『オッズパーク杯ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦』1600m 17:05発走*
ここはメンバー的に逃げたい馬が2頭。
1枠1番のコスモモカと7枠10番サンエイブレーヴです。
特に外のサンエイブレーヴは馬装の装具的にも絶対に逃げたいでしょうから、ある程度速いペースになるのではないか、と考えます。
前走クビ差でサンエイブレーヴを差し切れずの2着だったメイショウメイスイにとっては、もってこいの流れになるのではないかと思い、こちらを本命にします。
サンエイブレーヴは多少ハイペースになったとしても、逃げられればしぶとく粘る馬ですから、競り合いになりそうだとしても軽視は禁物。
末脚確かなシゲルヒカルダイヤ、休み明けを使いつつ良化している印象のサンエントジアスタ、地力のあるファルコンビーク、移籍初戦のライルアケカイまで。
◎5、メイショウメイスイ
〇10、サンエイブレーヴ
▲6、シゲルヒカルダイヤ
△2、サンエントジアスタ
△3、ファルコンビーク
△11、ライルアケカイ
3連単
5,10-5,10,6-5,10,6,2,3,11 16点
*1日(日)帯広 第11R『第49回ばんえいオークス』 直200m 19:25発走*
ここはスマイルカナ1強と見ています。
2歳時には黒ユリ賞を勝ち、イレネー記念でも2着と牡馬に混じっても世代トップレベルの力があることを証明しました。
今シーズンはなかなか勝ち切れませんでしたが、9月の秋桜賞を勝つと、ばんえい菊花賞も勝利。前走はA2で5着ですから、他の馬たちが普段B級で戦っていることを考えると、実績的にも抜けています。
しかも定量戦で他の馬たちと同じ670キロを曳きますから、死角はないのではないでしょうか。
問題は相手探し。
今シーズン一度も大崩れしていないカフカを推したいです。
黒ユリ賞では5着でしたが、そこからかなり力を付けました。ここ最近は4戦続けての2着。あと少しで勝ち切れないものの、安定して力を発揮しています。
久しぶりの重賞挑戦で、どのくらい成長しているか試金石になる一戦になりそうです。
ヨシノヒメの成長ぶりも目立ちますね。
馬体重は夏に1トンに乗り、順調に成長を続けています。
前走は6着とはいえ大きく負けていないですし、牝馬同士の重賞ならばチャンスはあると思います。
夏辺りから成長を感じるカツエアリー、馬体重が順調に増えているヤマノヒメまで。
◎7、スマイルカナ
〇8、カフカ
▲4、ヨシノヒメ
△2、カツエアリー
△6、ヤマノヒメ
3連単
7-8,4-8,4,2,6 6点
*29日(金)笠松 第11R『第42回ウインター争覇』 1900m 15:40発走*
ここは3歳馬同士の対決、フークピグマリオンVSキャッシュブリッツに注目しています。
フークピグマリオンは前走園田へ遠征し、全国の強豪が集まった楠賞で5着。負けはしたものの、早めに押し上げて行く競馬で見せ場はありました。1400mは忙しい印象なので、距離が1900mになるのは好材料。古馬との対戦になりますが、キャッシュブリッツがオータムカップで圧勝しているところを見ると、3歳勢のレベルは高いと考えます。
キャッシュブリッツは、駿蹄賞でフークピグマリオンに2秒差をつけられていたものの、東海優駿ではコンマ2、秋の鞍ではコンマ3と、僅差に迫れるようになりました。
特に前走のオータムカップの強さは圧巻で、古馬を相手にしませんでしたね。
成長著しい今、フークピグマリオンとの再戦でどんな戦いを見せてくれるでしょうか。
3番手はジュビリーヘッドにしました。
JRAでは芝の短距離戦を中心に成績を挙げて来た馬で、移籍初戦の前走が初ダートでしたが、追い上げて行ってタイム差なしの2着。
最後差し切れず勝ち切れませんでしたが、今回は2戦目で、さらなる前進が見込めるのでは。
1900mへの対応がカギですが、地力のある馬なので重賞でも楽しみです。
ここのところ凡走が続くブリーザフレスカですが、本来の走りができればここでも上位争いでしょう。
安定感抜群のイイネイイネイイネ、9月に復帰してから好調が続くハディアまで。
◎10、フークピグマリオン
〇2、キャッシュブリッツ
▲7、ジュビリーヘッド
△9、ブリーザフレスカ
△3、イイネイイネイイネ
△1、ハディア
*21日(木)園田 第11R『第26回兵庫ジュニアグランプリ』 1400m 15:50発走*
JRA勢が強いレースですが、今年は2勝馬がコスモストームのみということで、地方馬にもチャンスはあると思っています。
本命にしたのは北海道のべラジオドリーム。
新馬戦を勝ってその後は2着つづきですが、サッポロクラシックカップは逃げて見せ場十分、ネクストスター門別は2番手から直線よく伸びての2着と、濃い内容。
初めての1400mになりますが、ゴールドドリーム産駒ですからむしろ歓迎でしょう。
先行脚質が揃った中での外枠で、揉まれない位置で競馬ができそうなのも強調材料です。
対抗はJRAのコパノヴィンセント。
中山の新馬戦を勝ち、2戦目は東京1600mで2着。最後は逃げ馬に離されましたが、しぶとく粘り通して2着を確保しました。
ダッシュ力もありますし、前走のレースぶりを見ると1400mに距離が短縮になるのはプラス材料。
鞍上は地元トップジョッキーの吉村騎手ですから、初の園田コースも気になりません。
ヤマニンシュラは新馬戦3着からつづく2戦目で未勝利戦を勝利。
好ダッシュで逃げてそのまま押し切りました。
この馬も先行力がありますから、スタートを決めて先手が取れれば怖い存在です。
地元勢からはラピドフィオーレに注目しています。
兵庫ジュベナイルカップは3、4コーナーひとまくりでしたね。
前走のネクストスター園田は逃げる形になり、勝ったかと思ったところを外から差し切られました。
ただ、後続が迫っても抜かせない勝負根性を見せましたし、負けて強しの内容。
相手強化にはなりますが、地元の利を活かして頑張って欲しいです。
JRA勢の中で唯一の2勝馬コスモストーム、休み明けのヤマボウシ賞で4着だったハッピーマン、距離に対応できればヴィグラスデイズも侮れません。
◎11、べラジオドリーム
〇6、コパノヴィンセント
▲2、ヤマニンシュラ
△4、ラピドフィオーレ
△12、コスモストーム
△7、ハッピーマン
△8、ヴィグラスデイズ
3連単フォーメーション
11,6-11,6,2-11,6,2,4,12,7,8 20点