
*16日(日)帯広 第12R『第57回ばんえい記念』 20:00発走*
シーズンファイナルを飾るばんえい記念。
年に一度、1トンの荷物を曳くばんばたちのひたむきな姿に、毎年感動するこのレース。
今年はもうメムロボブサップの1強ムードでしょう。
今シーズンは10戦9勝2着1回という驚異的な成績を残しています。
唯一負けた帯広記念は2.3%の馬場水分量で、先行したコウテイが止まらず捉え切れませんでした。
コウテイよりも30キロ重い重量を曳いて、2.2秒という僅差。負けて強しのレースでしたね。
今回は同じ1トンになりますから、力通りの決着になると考えます。
対抗はコウテイ。
今シーズン絶好調のメムロボブサップに唯一勝ち切っていることが大きいです。
メムロボブサップとは30キロ差あったとはいえ、900キロを曳いて重賞初制覇は立派です。
ばんえい記念では、一昨年の初挑戦は競走中止となってしまいましたが、昨年は5着。
着実に力を付けて来て、今や高重量戦のトップクラスにまで上り詰めました。
メムロボブサップは強いですが、この馬も侮れません。
なかなか勝ち切れないコマサンエースですが、常に上位争いに絡んでくる安定感のあるタイプ。
昨年のばんえい記念は3着、今年の帯広記念も3着と、高重量戦でも崩れない信頼感があります。
古豪インビクタの巻き返しまで。
◎4、メムロボブサップ
〇3、コウテイ
▲6、コマサンエース
△1、インビクタ
3連単1頭軸ながし
4-3,6,1 6点
*13日(木)名古屋 第11R『第23回若草賞土古記念』 1500m 19:50発走*
かなりの強豪馬たちが遠征してきましたが、地元・愛知のセブンカラーズに期待しています!
前走は早めに先頭に立つ形になり、目標にされて最後差されましたが、並ばれてからもう一度伸びて食い下がっていました。
今回は内枠に強力な先行馬であるローリエフレイバーがいるので、この馬を見ながら競馬がしやすいのではないかと考えます。
昨年12月に復帰してからとても順調で、今回の追い切りもいい動きだったようですから、地の利を活かして勝ち切って欲しいです。
対抗はローリエフレイバー。
これまでの実績を考えたらアッサリもあるかもしれません。
初の長距離輸送がカギですが、スピードのある馬で、小回りの名古屋コースは問題なくこなせるのではないでしょうか。
兵庫のラヴィアンは、デビューからほとんど連勝の形で勝ち上がって来ました。
初の重賞挑戦だったコウノトリ賞で、スマイルミーシャに4馬身差をつけて圧勝。
初の長距離遠征だったレジーナディンヴェルノ賞でも3着と力を見せました。
タフな名古屋の馬場も合いそうで、要注意の1頭でしょう。
兵庫のもう1頭、プリムロゼも怖い存在。
今年に入って2連勝と充実していて、逃げ差しと自在に競馬ができるところも心強いです。
休み明けでも力のあるシトラルテミニ、逃げるとしぶといアンティキティラまで。
◎7、セブンカラーズ
◯2、ローリエフレイバー
▲4、ラヴィアン
△8、プリムロゼ
△12、シトラルテミニ
△5、アンティキティラ
*9日(日)高知 第4R『第13回土佐春花賞』 1300m 17:40発走*
前走姫路遠征で惨敗したリケアマキアートをどう捉えるか、というところがポイントになるレースです。
高知では破竹の4連勝で、金の鞍賞も強い競馬で勝利。
姫路遠征では馬体重は維持していましたが、逃げてかなり競り込まれ、最後は失速してのしんがり負けと厳しい競馬になりました。
この時期の3歳馬にとっては大きな試練だったと思いますが、あの厳しい流れを経験したことが今後に活きてくるのではないかと思っています。
地元同士であれば、巻き返しは必至でしょう。
対抗はトサノマイヒメ。
佐賀遠征でのフォーマルハウト賞では、いい脚を使って見事に差し切り勝ち。
初重賞制覇とともに、改めて高知勢のレベルの高さを示した格好です。
ここ2戦は2着が続いていますが、前走は逃げて早めに並ばれる展開から、よく2着に粘り込みました。
ハナにこだわるタイプではないですし、外枠でもあるので、内にリケアマキアートを見ながら競馬がしやすいのではないでしょうか。
ミラクルドリームはここに来て3連勝と、軌道に乗ってきましたね。
初めての重賞でどこまで戦えるか、試金石の一戦です。
上位争いが続くゾクゾクは、鞍上の岡遼太郎騎手の勢いもあって、注目の1頭でしょう。
高知移籍後パーフェクト連対中のリューノス、2走前の室戸盃で突き抜けたピクチャーカードまで。
◎6、リケアマキアート
〇10、トサノマイヒメ
▲8、ミラクルドリーム
△1、ゾクゾク
△3、リューノス
△7、ピクチャーカード
*9日(日)帯広 第11R『第56回イレネー記念』 200m 19:30発走*
2歳シーズンのチャンピオンを決める戦い、イレネー記念。
ここは定量戦になるので、これまで重い重量で戦ってきた馬たちが有利だと考えます。
本命はスーパーシン。
翔雲賞では660kgで3着。1着2着の馬たちとは20kgの差がありましたから、今回同重量になるのは大きなアドバンテージでしょう。
デビューからここまで12戦して、馬券圏内を外したのが3戦目の1度だけという堅実さも光ります。
馬体も順調に成長していて、初めての690kgもこなしてくれるのではないでしょうか。
対抗はキョウエイエース。
10月のナナカマド賞は1頭だけ580kgを曳いて勝ち、ヤングチャンピオンは4着に負けましたが1頭だけ610kg、翔雲賞は5着に負けましたが660kgと、常に一番重い重量を曳いて戦ってきました。
力のある馬なので、定量戦になれば巻き返しに期待です。
スターイチバンは上記に挙げた2頭よりも20kg軽い重量で翔雲賞を制覇しました。
ここに来て力をつけているので、同重量でどこまで戦えるか注目しています。
翔雲賞で2着だったココロノニダイメ、馬体重が戻ってくればアバシリタカラコマも怖いです。
◎4、スーパーシン
〇5、キョウエイエース
▲9、スターイチバン
△3、ココロノニダイメ
△1、アバシリタカラコマ
3連単フォーメーション
4,5-4,5-9,3,1 6点
本日佐賀競馬場で、レディスジョッキーズシリーズ2025が開幕します!!
[写真提供:地方競馬全国協会]
先日の帯広競馬場でのエキシビジョンレースは和気あいあいと楽しんでいる姿が印象的で、ほっこりする場面が多かったです。
[写真提供:地方競馬全国協会]
今度は真剣勝負の2レース。熱い戦いが見られそうですね。
*8日(土)佐賀 第3R『佐賀ラウンド第1戦』 1400m 16:30発走*
ここはC2-13組のメンバーで、近走で逃げた馬が1頭もいないという...。
展開を読むのが非常に難しいメンバー構成な上にジョッキー戦ですから、本当に難しいですね。
注目したのは1枠1番ピークカラー。
近走の成績が安定しているし、2走前は早めに動いて行っての勝利。
木之前葵騎手(愛知)が鞍上ですから、積極的なレースをしてくれるのではないでしょうか。
対抗は濱尚美騎手(高知)騎乗のエムズマン。
こちらは3戦2着が続いています。前走は先行しているので、今回も前に行きたいところです。
前走で差し切り勝ちした、神尾香澄騎手(川崎)騎乗のフラッシュダンス、前に行ってくれそうな宮下瞳騎手(愛知)と佐々木世麗騎手(兵庫)まで。
◎1、ピークカラー木之前葵騎手
〇3、エムズマン濱尚美騎手
▲9、フラッシュダンス神尾香澄騎手
△4、スターオブステップ宮下瞳騎手
△6、フェリマール佐々木世麗騎手
*8日(土)佐賀 第5R『佐賀ラウンド第2戦』 1400m 17:35発走*
ここはC1-6組で、転入初戦のショウナンハルカゼをどう捉えるかがカギになりそうです。
笠松のB5からの転入初戦で力の比較が難しいところですが、3走前に僅差2着だった時の勝ち馬はもともとA級にいた馬なので、今回のメンバーに入ればあっさりもあるのではないか、と考えました。
しかも鞍上は笠松所属の深澤杏花騎手。ショウナンハルカゼとは何度も同じレースで対戦していますから、馬を知っていることは大きなアドバンテージでしょう。
対抗は関本玲花騎手騎乗のバイコーン。
先行でも差しでもOKで、ここ3戦安定して上位争いをしています。
宮下瞳騎手騎乗のハクアイウィンザー、中島良美騎手(浦和)騎乗のインターロード、木之前葵騎手騎乗のグレイソニックまで。
◎6、ショウナンハルカゼ深澤杏花騎手
〇1、バイコーン関本玲花騎手
▲5、ハクアイウィンザー宮下瞳騎手
△8、インターロード中島良美騎手
△9、グレイソニック木之前葵騎手