*20日(日)金沢 第10R『第2回ネクストスター金沢』 1400m 18:15発走*
ここは門別から移籍してきて2連勝中のビバロジータが圧倒的でしょう。
移籍初戦の石川テレビ杯では、楽に先手を取って、直線突き放す圧勝劇。
前走も逃げて圧勝と、金沢ではまったく底を見せていません。
メンバー的にもこの馬を脅かすような存在は見当たりませんから、ここも連勝を重ねてくれると思います。
対抗は石川テレビ杯で2着だったエムティパル。
新馬戦はイイデマイヒメの4着、続く2戦目の未勝利戦をきっちり勝利して金沢へ移籍。
石川テレビ杯ではビバロジータに離されましたが、前走の2歳1組では3番手から差し切って2勝目を挙げました。
ビバロジータはさすがに強いですが、その他の馬との力関係は上位でしょう。
3番手はショウガマッタナシ。
なかなか勝ち切れないレースが続きますが、先行してしぶとい脚を使う馬。
安定感がありますから、ここも崩れず上位争いをしてくれるのではないでしょうか。
上位3頭は石川テレビ杯と同じ着順と考えていますが、2連勝中のミヤギロードも気になる存在。
ここに来て2連勝と力をつけていますから、初の重賞挑戦でどんな走りを見せてくれるか楽しみです。
◎7、ビバロジータ
〇2、エムティパル
▲10、ショウガマッタナシ
△5、ミヤギロード
*14日(月)盛岡 第12R『第37回マイルチャンピオンシップ南部杯』1600m 18:15発走*
昨年圧勝したレモンポップが再び参戦してきました。
もちろん今年も中心でしょう。ただ最終追い切りの反応がだらしなかった、という田中博康調教師のコメントを見て少々不安を抱いているのですが。
大目標は先ということで、めいっぱいの仕上げというわけにはいかないのでしょうが、仕上がり途上であっても昨年に近い競馬をしてくれるのではと考えます。
対抗はダイシンピスケス。
前走の白山大賞典は休み明けで2着。逃げて早めに交わされてからもしぶとく粘りました。
今回は叩き2戦目、先行力機動力のある馬ですし、マイルは合うと思っています。
先行して粘り込みを期待しています。
3番手はタガノビューティー。
必ずラストにいい脚を使ってくれる馬なので、道中のポジションがカギ。
昨年は前が止まらない馬場で4着でしたから、早めに追い上げて来られればでしょう。
ペプチドナイルはハイペースのフェブラリーステークスで先行して、直線半ばから先頭で押し切る強い競馬でした。
かしわ記念は3着でしたが、盛岡のマイルは府中と同じワンターン。コース相性が良さそうです。
肉体改造してさらにパワーアップしたミックファイア、サマーチャンピオンで素晴らしい決め手を見せたアラジンバローズ、初ものづくしの条件となるサヨノネイチヤまで。
◎1、レモンポップ
〇10、ダイシンピスケス
▲4、タガノビューティー
△14、ペプチドナイル
△2、ミックファイア
△8、アラジンバローズ
△7、サヨノネイチヤ
3連単フォーメーション
1-10,4,14-10,4,14,2,8,7 15点
*10日(木)園田 第11R『第7回園田オータムトロフィー』 1700m 16:15発走*
兵庫優駿を圧勝したマルカイグアスの秋始動戦。
約3か月の休養を経て一段とパワーアップした姿を見せてくれるのではないかと期待しています。
マルカイグアスは園田ジュニアカップで素晴らしい切れ味を見せた後、なかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、3番人気で迎えた兵庫優駿で覚醒。
早めに動いていく積極策で、楽勝して見せました。
鴨宮騎手の思い切りのいい騎乗も痺れましたし、ロングスパートで突き抜けたマルカイグアスのポテンシャルの高さにも驚かされました。
久しぶりにはなりますが、地元馬同士ということで、ここも強気の競馬を期待します。
対抗はファッシネイトパイ。
JRA未勝利から転入して2連勝中です。
特に前走のクリスタル賞では、序盤は中団にどっしり構えて、勝負所から加速すると先行集団をすんなり捉え、強いレースで勝ち切りました。
今回はさらに相手強化になりますが、このメンバーでどこまで戦えるか楽しみです。
3番手はオーシンロクゼロ。
兵庫優駿は2番人気でしたがスタートで出遅れてしまい、自分の競馬ができませんでした。
菊水賞までは無敗、西日本クラシックではシンメデージーに食らいついていった馬ですから、スタートが五分に決まれば巻き返しでしょう。
兵庫優駿1番人気だったウインディーパレスも休養を挟んでリフレッシュ。
オオエライジンメモリアルではマルカイグアスをちぎっているので、自分の競馬ができるかだと思います。
古馬に混じって2連勝中のプリムロゼまで。
◎5、マルカイグアス
〇1ファッシネイトパイ
▲12、オーシンロクゼロ
△10、ウインディーパレス
△4、プリムロゼ
*6日(日)盛岡 第11R『第2回ネクストスター盛岡』 1400m 18:15発走*
昨年のフジユージーンのような存在がなく、混戦模様のメンバー。
中心に考えたのはサウザンドマイルです。
前走のジュニアグランプリでは、北海道勢に食い下がって3着。
勝負所のペースアップまではついていけましたが、最後は少し離されてしまいました。
ただ、こういう強い馬たちと戦った経験は、若馬をさらに強くする要素。
今回は地元馬同士だし、大外枠で内の馬たちを見ながら進めることもプラス材料ではないでしょうか。
若鮎賞に続く重賞制覇を期待します。
対抗はサンカリプソ。
移籍初戦のビギナーズカップは1番人気に支持されましたが、中団から4着。
初めての環境に加えて初めての1400mというところにも戸惑ったのかもしれません。
2戦目の前走は2番手から早め先頭で強い競馬を見せ、この馬本来の力を発揮してくれました。
初めての盛岡をクリアできれば、チャンスはあると思います。
3番手はラポジート。
ビギナーズカップは途中からハナに立つ展開で粘り込みました。
ここまで4戦3勝、唯一崩れたのが超不良馬場で先行争いが激しくなった時ですから、自分のリズムで先手が取れればしぶとい脚を使えるのでは。
今回は最内枠、自分の競馬に徹しやすい枠順です。
ポマイカイはまだ1勝馬ですが2着が3回。
水沢でも盛岡でも、先行して粘るレースができる馬です。
門別からの移籍2戦目となるラヴェイまで。
◎12、サウザンドマイル
〇4、サンカリプソ
▲1、ラポジート
△10、ポマイカイ
△11、ラヴェイ
*29日(日)佐賀 第5R『第21回ロータスクラウン賞』 1860m 18:05発走*
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの一員であるプリフロオールインは、当初このレースを選択肢の一つとしていましたが、もう少し高知三冠の疲れを取ってから始動ということになりました。
打越調教師のお話では、当面の目標は11月7日園田の楠賞で、その前にどこを使うかはまだ未定とのこと。
いよいよ遠征が視野に入っていますから、楽しみが広がりますね!
さて、ロータスクラウン賞。
地元の大将であるウルトラノホシが不在ということで、ここは高知のグラインドアウトを中心に考えます。
佐賀では花吹雪賞、ル・プランタン賞と強い内容で重賞を連勝。
ここで一気に存在感を増し、前走の関東オークスでは地方最先着の3着と全国区の活躍を見せました。
一戦ごとにどんどん強くなっていますし、牝馬重賞で戦ってきたとはいえ、牡馬に混じってもまったくヒケを取らない力があると思います。
夏を越えてさらにパワーアップした姿を期待しています。
対抗は佐賀のデッドフレイ。
佐賀皐月賞2着、栄城賞2着と、佐賀3歳三冠では悔しいレースが続きました。
ウルトラノホシを意識したレースをしてきましたから、今回は自分のリズムで運べるのではないでしょうか。
長くいい脚を使える馬で、1860mの距離も合いそうです。
3番手は連勝中のラインフォルテ。
JRA未勝利から佐賀に移籍して破竹の6連勝と、一気に才能が開花した印象です。
相手はかなり強くなりますが、ここでどんな競馬ができるか試金石の一戦です。
安定感のあるカシノルーカスは展開一つで上位争いも可能でしょう。
末脚に定評のあるトレベルオール、先行してしぶとい脚を使うトゥールリーまで。
◎9、グラインドアウト
〇5、デッドフレイ
▲12、ラインフォルテ
△11、カシノルーカス
△10、トレベルオール
△8、トゥールリー