今年も6月1日からダービーウイークが開幕して、ここまで2つのダービーが終わりました。
第1戦の佐賀『九州ダービー・栄城賞』は、圧倒的な人気を背負った【エスワンプリンス】が、これまた圧倒的な強さを見せつけて勝利☆
地元ではすでに敵なしの強さだし、この後は『JDD』に遠征予定ということですから、どんな競馬を見せてくれるか楽しみですね♪
第2戦の盛岡『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』は、2番人気【アスペクト】が勝利☆
スタートしてハナを奪うと、1番人気【ロッソコルサ】と共に3番手以下を大きく引き離す展開に。
直線も息を飲むような2頭の叩き合いでしたが、ゴール前もう一度【アスペクト】が伸びてダービー制覇を果たしました。
2歳時には『全日本2歳優駿』で差のない5着に頑張った馬。
その後、なかなか思うようなレースが出来ませんでしたが、ここに来てさらに一皮むけた印象です。
さぁ、明日は第3戦の門別『北海優駿』です!!!
*5日門別 第12R『北海優駿』 2000m 20:35*
注目しているのは【ニシノファイター】。
昨年、川崎の『鎌倉記念』を制した実力は伊達ではなく、休養明けの前走『マイネルラヴ賞』でも、持ったまま4コーナー先頭に立つと、そのまま押し切る強い内容でした。
休み明けだったせいかずいぶん前向きな面が出ていましたが、一度使ったことでガス抜きにもなっただろうし、体調面もさらに良化が見込めます。
ここは連勝でダービー制覇を期待しています。
対抗は【ゴードンバージ】。
まだ1勝馬ですが、昨秋は南関東に移籍して揉まれて来ました。
前走『東京ダービーTR』に出走し、勝ち馬には離されたものの2着とは差のない5着に頑張り、大きな成長を感じさせました。
このメンバーに入ってどこまで戦えるかですが、2000mの距離を経験していることは大きなアドバンテージだと思います。
◎3、ニシノファイター
〇8、ゴードンバージ
▲7、ハイタッチ
△4、アベニンプレジャー
いよいよ明日から、ダービーウイークが開幕します☆
今年の日程は以下の通り↓
・1日(金) 佐賀 『九州ダービー・栄城賞』
・4日(月) 盛岡 『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』
・5日(火) 門別 『北海優駿』
・6日(水) 大井 『東京ダービー』
・7日(木) 園田 『兵庫ダービー』
・8日(金) 名古屋 『東海ダービー』
全国各地で連日行われるダービー、この一週間は目が離せませんね!!
*6月1日佐賀 12R『九州ダービー・栄城賞』 2000m 16:40発走*
本命は【エスワンプリンス】です!
前走『新緑賞』はロケットスタートを決めてハナに行くかと思いきや、外から行く馬がいたので2番手の位置取り。
外から抜かれてもすぐに落ち着く辺り、強い精神力を持っているし、クビをぐいぐい使ってダイナミックに脚を掻き込む走法から、かなりの迫力を感じます。
ここまで7戦6勝、2着1回とパーフェクト。
圧倒的な強さでダービー馬に輝き、ぜひ他地区遠征をして欲しい器です。
対抗は【レコパン】。
唯一【エスワンプリンス】に土をつけた馬です。
前走名古屋に遠征して『東海クインカップ』に挑戦しましたが、前半は外を回り、道中はずっと砂を被りっぱなしで最後はズルズル後退...という結果に。
体重も減っていたし、長距離輸送で試練の一戦となりましたね。
ただ、この時期の若馬は厳しいレースを経験してパワーアップしていくもの。
体重さえ戻って来ていれば、さらなるパフォーマンスを見せてくれると思います。
【ダイリンウィーク】もこの世代の上位馬で、中央挑戦以外は全く崩れていません。
好位で競馬が出来るスピードとセンスがあるし、安定感も信頼出来ます。
◎4、エスワンプリンス
〇9、レコパン
▲10、ダイリンウィーク
△1、アマクサボーイ
『さきたま杯』は、【セイクリムズン】の圧勝劇でした。
好スタートからすんなり先手を奪うと、自分でレースを引っ張って直線突き放すという、かなり強い内容。
人馬共に、自信に満ち溢れているように見えました。
これで交流重賞4連勝☆
ちょっと敵は見当たりませんね。
2着には船橋の【ナイキマドリード】が頑張りました。
好位につけて、早い段階から【セイクリムズン】を追いかけに行きましたが、最後までよく粘りましたね。
連覇は出来ませんでしたが、強豪が揃った中での好走で、改めてこの馬の力を見せてもらいました。
さて、明日は門別競馬場で『星雲賞』です!!
*31日門別 12R『星雲賞』 2000m 20:35*
本命は【ショウリダバンザイ】。
前走『コスモバルク記念』では、後方から馬群を縫って進出し、最後は素晴らしい末脚を見せてくれましたが、外から伸びた【ジョーモルデュー】の決め手に屈し2着。
それでも、やはり強敵と戦って来た実績は健在。
今回も上位争い必至と見ます。
対抗は【ジョーモルデュー】。
移籍初戦の前走で、目の覚めるような末脚を繰り出して重賞制覇。
今回は1ハロン距離が伸びますが、脚質的にも全く問題ないでしょう。
ただ、前走強かったことで、今回は各ジョッキーが警戒して乗るでしょうから、展開的には厳しくなりそう。
そういう意味で対抗にしました。
注目は、昨年の覇者【クラキンコ】。
近走一息の内容ですが、『コスモバルク記念』の上位馬が後方からの馬たちのため、後ろでけん制し合うようだと好位につけられるこの馬にとっては向く展開になりそう。
実力はある馬なので、ぜひとも復活して欲しいです。
◎4、ショウリダバンザイ
〇7、ジョーモルデュー
▲1、クラキンコ
△8、ウェザーサイド
日曜日に行われた『第79回日本ダービー』、本当に感動的でしたね。
ゴール後、岩田ジョッキーの涙を見て、改めて競馬の素晴らしさを実感しました。
当日は朝から一日検量室前でレポートを担当したのですが、岩田騎手は新人騎手に次ぐ2番乗りで検量室にやって来て、体をほぐしたり過去のダービー映像を見たりしていました。
1Rには騎乗がなく2Rからでしたから、かなり早めに検量室に来たことになります。
その辺りからも、ダービーに賭ける熱い想いを感じました。
『さつき賞』から大きな成長を見せてくれた【ディープブリランテ】。
パドックに登場した姿は、筋肉が内側から張り出していて、タテガミもびっくりするくらいサラサラ。
鋭い目つきで周りを見渡していましたが、感情が高ぶることなく、落ち着いて歩いていました。
管理する矢作芳人調教師は大井出身。
安藤貴英調教助手は、名古屋の元ジョッキー。
そして園田が生んだ天才、岩田康誠騎手。
地方競馬に縁の深い方たちが、日本の最高峰のレースを勝ったこと、とても嬉しく想いました。
この後は特にレースを決めずに、馬の成長に合わせて様子を見るということですから、順調に夏を過ごしてまたパワフルな走りを見せて欲しいですね。
さて、明日は浦和競馬場で『さきたま杯』が行われます!!
ここはダービージョッキーとなった岩田騎手騎乗の【セイクリムズン】の4連勝に期待しています。
*浦和11R 『さきたま杯』 1400m 17:45発走*
ここ3戦は本当に強い内容だし、岩田騎手が自信を持って騎乗していますね。
斤量も56キロだし、今回も強いレースを期待しています。
◎6、セイクリムズン
〇4、トウショウカズン
▲10、スターボード
△12、ダイショウジェット
☆5、ナイキマドリード
今年のGWも園田競馬場にお邪魔します!
まずは明日、『兵庫チャンピオンシップ』。
どの馬が勝ってもおかしくないメンバー構成で、かなりの混戦が予想されます。
*3日園田 10R『兵庫チャンピオンシップ』1870m 15:55発走*
しかも今日はすごい雨ですから、道悪になるのは確実。
どんな展開になるのか、ちょっと読みが難しいところです。
本命にしたのは初ダートの【エイシンキンチェム】。
血統的にダートは問題ないでしょうし、スタートも速くダッシュ力もあるので砂を被らないで前に行けそうなところがいいですね。
外枠に入ったのがちょっと気になりますが、すんなり先手を取れれば昨年の岩田騎手&【エーシンブラン】の再現になるのでは。
距離も伸びますが、小回りの園田ならばごまかしも利きそう。
馬場的にも速くなりそうだし、この馬向きの展開になるんじゃないでしょうか。
対抗は【オースミイチバン】。
初勝利まで時間がかかりましたが、ここに来ての2連勝が圧巻の強さです。
初勝利をかなり強い勝ち方で圧勝すると、続く500万も余裕のレースぶり。
体が絞れて走れる体つきになったし、圧勝したことで精神的にも自信を持ってレース出来そう。
勢いがあるし、前走のように好位でレース出来れば小回りも問題ないでしょう。
◎12、エイシンキンチェム
〇8、オースミイチバン
▲6、タイセイシュバリエ
△3、エクサイティング
この日は、5R終了後にお笑い芸人の浅越ゴエさんと、7R終了後に競馬キンキの中司トラックマンとトークショーさせていただきます。
もちろん司会は竹之上アナで☆
『兵庫チャンピオンシップ』の誘導馬騎乗も務めますので、園田にいらっしゃる方、どうぞよろしくお願いします!!
園田競馬場HP → 園田競馬GW場内イベントのお知らせ
4日の『兵庫大賞典』には、すでに全国区となった【オオエライジン】が登場します!
*4日園田 10R『兵庫大賞典』1870m 15:55発走*
8頭立てと頭数的には少し淋しいですが、【オオエライジン】VS【パーフェクトラン】という強豪2頭の初対決。
どんなレースが見れるのか楽しみです!!
【オオエライジン】は2月の『佐賀記念』以来の実戦。
前走は道中すんなり流れたように見えましたが、向正面で一度外から来られたものの、もう一度落ち着いた辺りから、しっかりとハミを噛んでいなかった印象です。
ああいうレースをしたのは初めてだし、コースも初めてだし、少し戸惑ったのではないでしょうか。
力負けとは思っていないので、ここは地元で巻き返して欲しいです。
対する【パーフェクトラン】は、中央から移籍して来て3連勝☆
特に前走の『六甲盃』では、【マルヨフェニックス】との一騎打ちを制して重賞制覇しました。
勝負所の3,4コーナーでは、【マルヨフェニックス】の方が手応えがいいように見えましたが、直線に入ってからも渋太く伸びての勝利。
道中もぴったりと折り合っていたし、大型馬の割に器用でレース上手。
【オオエライジン】との初対決で、どんなレースを見せてくれるでしょうか。
【オオエライジン】は後ろから来る【パーフェクトラン】を意識して乗ると考えて、前に行く脚がある【サマーパレス】と【エリモアラルマ】の残り目に注意です。
◎8、オオエライジン
〇2、パーフェクトラン
▲3、サマーパレス
△7、エリモアラルマ
4日は高知の別府真衣騎手が登場します!
5R後、8R後に一緒にトークイベントをして、『兵庫大賞典】は真衣ちゃんが誘導馬に騎乗します。
お近くの方は、ぜひ園田競馬場へ遊びに来て下さいね♪