
明日は盛岡競馬場で、マイルの頂上決戦 『南部杯』です!!
*14日盛岡 第11R 『マイルチャンピオンシップ南部杯』 1600m 16:40*
さすがGIの舞台ということで、好メンバーが揃いましたね。
本命にしたのはホッコータルマエ。
今年に入ってから、これまでの勝ち切れないレースぶりが嘘のように5連勝☆
しかもかなりの強敵相手に、違うコースで連勝を重ねているのには価値があります。
特に前走の『帝王賞』は、ひどい馬場状態の中、前半揉まれる場面もありながら、二ホンピロアワーズ相手に強い競馬を見せてくれました。
直線はワンダーアキュートも併せて3頭の勝負になりましたが、力でねじ伏せたという印象です。
今回唯一気になるのは休み明けという点。
連勝中は1か月に1回走るローテーションだったし、幸騎手も「使って使って良くなって来た」と言っていたので、久しぶりの休み明けがどうか。
ただ、他の有力どころも休み明けなので、大きな死角ではないと思います。
対抗はグレープブランデー。
リフレッシュ休養とは違い、ケガで休んでいた点はマイナス材料。
この馬も使いつつ調子を上げて来るタイプで、一回使った方が確実にプラスでしょう。
それでも、持っている能力は今のダート界でトップと言っても過言ではありません。
盛岡は地方の中でも広いコースだし、直線も長いので、フットワークの大きなこの馬には走りやすいでしょう。
最好調とまではいかなくても、力でカバーしてくれるのでは。
忘れちゃいけないのがエスポワールシチー。
今回は復帰したばかりの後藤騎手とのコンビ☆
栗東に行って調教を付けているように、後藤騎手の想い入れも強そうです。
今年8歳のエスポくんですが、『フェブラリーステークス』『かしわ記念』と連続2着で、改めて存在感を示しています。
このコースは3戦2勝2着1回とパーフェクト。
十分上位を狙える存在です。
昨年3着だったアドマイヤロイヤルは、今年は臨戦過程が違います。
昨年はオープン特別を勝てずだったのに、今年はOP特別を勝った上に、前走で初重賞タイトルも奪取☆
ここに来て、勝負強さが増した印象です。
昨年よりも進化している今、このメンバーでどんなレースをしてくれるか楽しみです♪
◎12、ホッコータルマエ
〇3、グレープブランデー
▲8、エスポワールシチー
△9、アドマイヤロイヤル
かくいうわたしは、明日は荒尾競馬場にお邪魔してイベントです!
BAOO荒尾イベント
南部杯はもちろん、JRAの府中牝馬ステークス、そしてばんえい競馬もたっぷりと展望しますので、お近くの方は遊びに来て下さいね。
今日は金沢で『白山大賞典』です!
今年のJBCの舞台ということで、例年以上に好メンバーが集まりました。
*8日金沢 第10R 『白山大賞典』 2100m 16:05発走*
本命にしたのはフリートストリート。
前走の『エルムステークス』では、持ったまま2番手に付けるとシッカリと折り合いもついていたし、3,4コーナーでエンジンが掛かると、最後は余裕の手応えでゴール。
3連勝で重賞初制覇を飾りました☆
もともとデビューから3連勝して大きな注目を集めていた馬で、ここに来ていよいよ本格化した印象です。
このレースはとにかく斤量が重い馬が多く、55キロで出走出来るのはかなりのアドバンテージになりそう。
初めての距離になりますが、前走のレースぶりを見ていると、エンジンが掛かるまで少し時間が掛かるので、長い距離も問題ないと思ってます。
対抗にはシビルウォー。
前走の『ブリーダーズゴールドカップ』ではハタノヴァンクールに完敗しましたが、力は示してくれました。
昔よりも前に行けるようになって、直線追い込み一辺倒ではなくなったことも、安定して走れる理由だと思います。
今回はハタノヴァンクールが脅威の60キロを背負うということで、ここは巻き返しも可能なのでは。
3番手評価はエーシンモアオバー。
前走の『エルムステークス』ではフリートストリートの2着に頑張りました。
前半、決して遅いペースではなかったのに、最後まで粘ったのはさすが!
年齢を感じさせない走りを見せてくれたし、今回もいい枠に入ったので、先手を取れれば粘り込みを見せてくれるでしょう。
ハタノヴァンクールは高い能力があることは重々承知していますが、60キロはさすがにキツイのでは...と思って評価を抑えました。
もともとコーナーでの加速はあまりつかない馬なので、小回りの金沢コースにどこまで対応出来るかも気になるところ。
ただし、この条件でも好走するようならば、本番はさらに楽しみになりますね!
地元金沢のサミットストーンにとっては、一気にメンバー強化。
ここ数年の中で一番強いメンバー構成だと思うので、この中でどこまで踏ん張れるか注目です。
◎5、フリートストリート
〇8、シビルウォー
▲4、エーシンモアオバー
△11、ハタノヴァンクール
△7、サミットストーン
今日はばんえい『岩見沢記念』です!
*29日帯広 第10R 『岩見沢記念』 20:10発走*
カネサブラック、ナリタボブサップという2大スターが引退してから、群雄割拠の戦国時代に突入したばんえい競馬。
今シーズンの成績では、『ばんえい十勝オッズパーク杯』と『旭川記念』を制しているキタノタイショウが一歩リードといったところ。
しかしここに来てちょっと体調が上がって来ないというお話で、成績も伴っていません。
今回も最も重い840キロを曳くし、もう少し様子を見たいところ。
キタノタイショウに次ぐ成績を収めているのは、『ばんえいグランプリ』を制したホクショウダイヤでしょうか。
すでに10歳ということで、全盛期は越えているのかもしれませんが、長い期間ずっと活躍し続けているのはさすが。
カネサブラック、ナリタボブサップ、フクイズミ、ニシキダイジンという実力者たちと戦ってきた馬で、地力と底力を持っています。
どの馬が王者になるのかわからない今のばんえい界では、軽視出来ない存在。
ただ、気になるのは8枠10番に入ったこと。
メインレース前は、2Rと9Rしか10番コースを使うレースはなく、ずっと使用しているコースと比べてどうなのかと。
ということで、本命にしたのはギンガリュウセイ。
今シーズンまだ勝ってはいませんが、『ばんえい十勝オッズパーク杯』、『旭川記念』、『ばんえいグランプリ』と重賞で3回2着に来ている安定株。
昨シーズンは、『ばんえいグランプリ』と『北見記念』を制している実力者で、今年も無冠のまま終わるとは思えません。
キタノタイショウは状態、ホクショウダイヤは10番コースというマイナス要素がある今回は、大きなチャンスです。
◎1、ギンガリュウセイ
〇10、ホクショウダイヤ
▲7、キタノタイショウ
△4、ホッカイヒカル
明日は盛岡競馬場で、芝での全国交流戦 『OROカップ』が行われます!
*29日盛岡 第11R 『岩手県知事杯OROカップ』 芝1700m 17:00発走*
昨年のこのレースは、南関東の白いお姫様ナターレが逃げ切り勝ちしました☆
好ダッシュを決めてハナを奪うと、吉原騎手の落ち着いた騎乗に促されてペースダウン。
向正面では外から抜かれて一度は2番手になる厳しい展開でしたが、慌てず騒がず自分のペースを守って、直線グイッともうひと伸び。
2着は中団から直線すごい脚で追い込んで来たハテンコウで、今年もこの上位2頭は要注意。
さらに今年は、中央の重賞タイトルを持つファイアーフロートが高知から乗り込んで来ました!
中央時代は、『京成杯オータムハンデ』勝ちを含めて7勝と活躍。
高知に移籍してからも、エプソムアーロンには及ばないものの、その実力を見せつけています。
今回は久しぶりの芝。そして、盛岡競馬場。
末脚がしっかりしているこの馬にとっては、自分の力を発揮出来る最高の舞台では。
GIマイルチャンピオンシップで2着の経験があるマイネルファルケ。
南関東転入後はパッとしない成績でしたが、前走の芝替わりでレースぶりが一変。
さすがの貫録を披露してくれましたね!
ポンとスタートして2番手を取ると、道中は抜群の手応えで抑えたまま。
さらに勝負所の3,4コーナーも持ったままで先頭に並びかけ、直線はハカタドンタクとの叩き合いを制しました。
岩手のトップホース相手にいきなりこの競馬が出来るのは、やはり地力が高いことと芝適正。
さらにメンバーが強くなる今回、どんなレースを見せてくれるでしょうか。
◎10、ファイアーフロート
〇5、マイネルファルケ
▲6、ナターレ
△12、ハテンコウ
先日ご紹介した、オーストラリアでジョッキーになって、岩手に短期免許で来日中の太田陽子さんは、次の開催からレースに騎乗予定とのこと。
14日(月)には『南部杯』もあるし!楽しみがいっぱいです♪
今日は園田競馬場で、2歳牝馬の全国交流戦 『園田プリンセスカップ』が行われます!
*19日園田 第10R 『園田プリンセスカップ』 1400m 15:55発走*
まず注目しているのは、笠松のパドドゥ。
ここまで5戦全勝という素晴らしい成績を誇ります。
前走の『秋風ジュニア』では、好スタートから馬なりで好位の後ろに付けると、3,4コーナーで余裕の手応えのまま先頭へ。
直線追い出すと素直に伸びましたが、最後はソラを使って遊ぶような仕草を見せました。
ゴール前で2着馬に詰め寄られたものの、着差以上に余裕があって強い印象。
今回は初の遠征になりますが、園田は近いので初遠征を経験するには持って来い。
このメンバー相手でも、連勝を期待しています。
対抗には北海道からやって来るカクシアジ。
前走の『リリーカップ』では、スタートしてあまりダッシュが付きませんでしたが、道中も追われて追われて、ジリジリと伸びて3着を確保。
これまで1000mのレースしか経験をしていないけれど、レースぶりを見るともう少し距離があった方がさらにレースをしやすいのでは。
地元の大ベテラン・川原正一騎手が、どんな手綱さばきを見せてくれるかも注目です。
もう1頭の北海道遠征組はグランドファシナ。
新馬戦は5馬身差の快勝だったものの、この2戦はクラスが上がって自分の競馬が出来ずにいる印象。
とはいえ、道営は2歳馬のレベルが高いですから侮るのは禁物。
このメンバーでどんなレースをしてくれるでしょうか。
◎8、パドドゥ
〇1、カクシアジ
▲2、グランドファシナ
△5、オープンベルト
このレースは、グランダムジャパン2013の2歳シーズン開幕戦です!
昨年はこのレースを制した笠松のカツゲキドラマが2歳女王に輝いていますから、パドドゥにもぜひ女王を目指して欲しいです☆