今日は門別競馬場にて、2歳重賞『栄冠賞』が行われます!
*28日門別 『栄冠賞』 1200m 20:35発走*
10頭中、7頭がキャリア1戦、3頭がキャリア2戦と、かなりフレッシュな戦いです。
現在、圧倒的な1番人気に支持されているのが、4番の【アウトジェネラル】。
6月6日のデビュー戦では、上手にスタートを切ってスッと外3番手へ。
3,4コーナー外々を回って、持ったままで先頭に並びかけると、直線は完全に独走でした。
ただ、コーナーは外に膨れるような恰好をしていたし、直線半ばで内に切れ込むなど、かなり荒削りな部分も見せていました。
能力は相当高そうですが、揉まれた時にどうかな、という印象を持ちました。
デビュー戦でレース上手なところを見せてくれたのが、今回大外枠に入った【コルチナ】です。
スタートは一息でしたが、ジワッと先行集団に取り付くと、道中は内々でじっと我慢。
他馬に囲まれていても怖がる素振りをみせなかったし、4コーナーでは間を割って2番手へ。
直線はきっちりと伸びて差し切り勝ちでした。
2度目ということで、スタートも出られるようになっているでしょうし、すんなりいい所につけられたら、今回もいい勝負をしてくれると思います。
【シーギリヤガール】は、スタートして2,3完歩目からすでにスピードに乗っていて、道中もかなりいい手応え。
直線で一頭になってもしっかりと走っていたし、前向きさと素直さを見せてくれました。
キャリアが浅い2歳馬にとって、スタートダッシュはかなり大きな武器です。
【ラブキンゾウ】はスタートこそ一息でしたが、すぐに流れに乗って2番手外へ。
道中もしっかり走っていたし、エンジンが掛かってからは集中しているように見えました。
今回は1枠に入ったので、スタートがポイント。
揉まれないで行ければ、前走のような競馬が出来ると思います。
◎10、コルチナ
〇7、シーギリヤガール
▲4、アウトジェネラル
△1、ラブキンゾウ
明日24日は全国で3つの重賞が行われます!
*24日水沢 第10R『みちのく大賞典』 2000m 16:25発送*
ここはなんといってもダービー馬に輝いた【アスペクト】に注目☆
『みちのく大賞典』に3歳馬が挑戦するのは初ということですが、ダービーという大一番を終えここに駒を進めて来たからには、好調キープと見ています。
前走の『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』では、【ロッソコルサ】との壮絶な一騎打ちを制して、改めてその力を証明しました。
気が小さいところがあり、慣れない南関東暮らしではあまり成績を上げられませんでしたが、岩手に戻って本来の姿を取り戻しましたね。
右回りでいきなりの古馬重賞、しかもなかなかの好メンバーが揃っている今回、どんな戦いを見せてくれるか楽しみです。
対抗は6連勝中の【オウシュウサンクス】。
久しぶりの重賞挑戦になりますが、勢いは一番でしょう。
前走『あすなろ賞』では自ら逃げて、最後まで本当によく粘りました。
メンバー的にも揃っていたので、あのレースで勝てたことは自信になったのでは。
◎6、アスペクト
〇11、オウシュウサンクス
▲12、トーホクキング
△4、カミノヌヴォー
*24日福山 第10R『福山チャンピオンシップ』 1800m 17:10発走*
ここは【アグリノキセキ】に注目☆
『福山ダービー』ではジワッと逃げて、3,4コーナーから突き離す強い内容でした。
前走の『東海ダービー』ではさすがにメンバーが強かったけれど、遠征して揉まれたことはこの馬にとってプラス。
さらに進化した姿を見せてくれるのではないでしょうか。
対抗は【クーヨシン】。
『福山ダービー』はスタート後ダッシュがつかずに中団からとなりましたが、最後はさすがの追い上げを見せてくれましたね。
ここ最近は勝ち切れませんが、実績、能力共に上位の存在です。
◎9、アグリノキセキ
〇1、クーヨシン
▲7、クロクモ
△6、フクノツール
*24日帯広 第11R『柏林賞』 20:00発走*
4歳世代の三冠初戦、ここはトップハンデでも【オイドン】から。
唯一のオープン馬ということで、牝馬とは50キロ差、他の牡馬とも30キロ差の荷物を曳きますが、2走前の『ライラック賞』でも同じ斤量差で勝っているように、ここでは力上位の存在。
2着争いが難しいところですが、牝馬【ブラックパール】に注目。
最軽量の670キロを生かして積極的な競馬を期待しています。
◎3、オイドン
〇2、ブラックパール
▲4、レットフジ
△8、アアモンドマツカゼ
昨日の『関東オークス』は、船橋の【アスカリーブル】が快勝でした☆
強敵を相手に、本当に強いレースを見せてくれましたね。
ゴール直後、今野忠成騎手は大きく右手を上げて喜びを表現!!
「どうだ、見たか!と思って手を上げました(照)
今日は思った通りのレースが出来ましたね。どんなレースでもこなせるところがこの馬の強みです。
短い距離だと忙しいけど、長いぶんには大丈夫。すごく乗りやすい馬です」
とパートナーを称えていました☆
川島正行調教師は、
「次走はまだ未定ですが、クラーベセクレタに匹敵するような馬になって欲しい」
と言っていましたから、今後のさならる活躍に期待したいです。
このレースには、話題の【マシュマロ】も出走しましたが、残念ながら4着という結果に。
パドックではナイターの光を背に、本当に白く輝いていました。
【ユキチャン】は鼻のあたりが少しピンクがかって見えましたが、【マシュマロ】はまさに真っ白。
レース後、上気した肌が少しピンクがかって、さらに神秘的な光を放っていました。
今回は残念だったけど、まだ3歳春シーズンですから、また成長した姿を見せて欲しいですね。
そして今日は、門別で『北海道スプリントカップ』が行われます!!
*14日門別 第11R『北海道スプリントカップ』 1200m 20:00発走*
注目しているのは【タイセイレジェンド】。
まだタイトルがありませんが、重賞でもあと一歩のところまで来ている馬。
今回は初の地方遠征になりますが、門別は広めのコースなので上手にこなしてくれるでしょう。
内枠に入ったので、積極的な競馬を期待してます。
【セレスハント】は脚の使い所が難しい馬で、勝つ時は強いんだけど脆い面も持っています。
今回は前に行く馬がけっこういるので速い流れになると見て、楽に追走出来るようなら昨年の『東京スプリント』の再現もあるのではないでしょうか。
【サマーウインド】は久しぶりだった『東京スプリント』が7着ながら最後いい脚で追い上げて来て、次は...と期待させる内容でした。
だからこそ、前走は案外なレースでガッカリでしたが、体調さえ戻れば格が違う能力を持っています。
トップハンデでも侮れないでしょう。
◎2、タイセイレジェンド
〇10、セレスハント
▲13、サマーウインド
△9、トウショウカズン
怒涛のダービーウイークが終了して中1日、今日は高知で『黒潮ダービー』です!!
*10日高知 第10R『黒潮ダービー・高知優駿』 1900m 20:20発走*
読みが難しいのは、一気に距離が1900mになること。
出走馬11頭中、1900mを越えるレースを経験している馬は1頭もいません。
『黒潮皐月賞』を勝っている【ドンスキマー】と、高知移籍後2連勝中の【クロクモ】が経験している芝1800mが一番長い距離で、
『黒潮皐月賞』2着の【マンボフィーリング】が経験している1700mと続きます。
これまでの実績、そして経験から見ても、この3頭を中心にしたいと思います!
特に気になるのは【クロクモ】。
中央未勝利から転厩して来たばかりですが、高知での初戦を大差で勝利すると、続く2戦目は福山に遠征して7馬身差の楽勝でした。
今回のメンバーに入ってどこまでやれるかの不安はありますが、大外枠に入ったし、内を見ながら競馬しやすいのでいきなりでも通用すると思っています。
【ドンスキマー】は2走前の負けが気になりますが、前走の『黒潮皐月賞』ではきっちり勝ってきました。
スタートしてすぐに折り合いがついたし、スパートしてからは後続を突き離す強い内容。
初めての距離も好位から流れに乗れるのはプラスだし、唯一三冠の権利を持っている馬。
どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
あと注目しているのが【ハナニナレ】。
1枠に入ったことはかなり大きいのでは。
宮川実騎手はとにかく逃げるのが上手いし、初距離で後ろがけん制し合うようならこの馬に向く展開になると思います。
◎11、クロクモ
〇9、ドンスキマー
▲1、ハナニナレ
△2、マンボフィーリング
☆4、マルサンザクラ
全国各地で連日ダービーが行われる特別な一週間『ダービーウイーク』。
昨日は大井競馬場にて、『東京ダービー』が行われました!!
直線豪快に追い込んで、6番人気の【プレティオラス】が勝利☆
管理する森下淳平調教師、コンビを組んだ本橋孝太騎手という若い世代の、力強いパワーを感じました。
さらに、2着も同じ森下厩舎の【プーラヴィータ】が頑張って、2頭一緒に口取り撮影。
とても微笑ましい光景を見せてくれました♪
そして今日は、園田で『兵庫ダービー』が行われました。
ロケットスタートを決めた【メイレディ】が逃げ切り勝ちを収めましたが、圧倒的1番人気に支持された【ポワゾンブラック】との戦い、かなり見ごたえがありました!
向正面で【ポワゾンブラック】に並びかけられたと思ったら、3,4コーナーでは【メイレディ】の手応えがよく直線で突き放す形に。
しかしゴール前はもう一度【ポワゾンブラック】が盛り返して差を詰めましたが、結局は【メイレディ】が3/4馬身先にゴール板を駆け抜けました。
ハラハラドキドキの、熱いレースを見せてくれました♪
【メイレディ】は、現在グランダムジャパン3歳シーズンで暫定首位の活躍を見せているし、さらにダービー馬の称号を手にして、地方競馬を代表する牝馬に育ってくれそうですね。
明日はいよいよ、ダービーウイーク最終戦の名古屋『東海ダービー』です。
*8日名古屋 12R『東海ダービー』 1900m 16:45発走*
注目しているのは、笠松所属【アウヤンテプイ】。
有り余るスピードと、かなりの前向きさを持った馬で、ちょっと心配なのがテンションの高さ。
ここに来て体重が減っているので、当日の馬体重が気になります。
でも、これまでの戦いぶりを見ると実力上位は確実だし、前走で同じ舞台の1900m戦をきっちりと勝ったことも大きいですね。
連勝でダービー馬になることを期待しています!
対抗は、牝馬【マーメイドジャンプ】。
『東海クイーンカップ』『のじぎく賞』とグランダムジャパン3歳シーズンを連勝してここに挑んできました。
今日『兵庫ダービー』を勝った【メイレディ】を前走で負かしているだけに、男馬相手でも侮れない存在です。
◎2、アウヤンテプイ
〇11、マーメイドジャンプ
▲9、マイネルセグメント
△12、オーリーライアン