
本日は高知競馬場にて、『黒船賞』の選考競走である『黒潮スプリンターズカップ』が行われます!
*2日高知 第7R 『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:15発走*
全国交流戦ということで、名古屋から1頭、笠松から6頭、金沢から1頭の遠征馬を迎えての戦いです。
まず本命は、高知所属のファイアーフロート。
2010年の『京成杯オータムハンデ』を制した実績馬。
高知での戦いは、すべて2着以内と堅実にまとめています。
特に、『京成杯』以来の重賞制覇となった、昨年夏の『建依別賞』では、2番手追走から3,4コーナーで持ったまま先頭に上がり、圧巻の強さを見せつけてくれました。
ここ2戦は8着が続いていますが、強豪がそろった『JBCスプリント』と『兵庫ゴールドトロフィー』でのもの。
『兵庫ゴールドトロフィー』では、強いメンバーの中でもキッチリ先行しているし、自分の競馬は出来たと思います。
メンバーが一気に手薄になり、さらに結果を出している地元コースに戻ったら、後半の踏ん張りももっと利いてくるのでは。
対抗は、名古屋からやって来るクリスタルボーイ。
JRA5勝の活躍後、南関東へ移籍。さらに昨年秋に名古屋に移籍しました。
前走の『名古屋記念』では、名古屋のトップホースであるサイモンロードの2番手に付け、さすがにサイモンロードを捉えることは出来なかったけれど、他の馬たちを引き離して2着。
力は見せてくれました。
今回は初めての高知になりますが、これまで数々の競馬場へ遠征に行っているので特に問題はないでしょう。
高知の重い砂に関しても、パワフルで一歩一歩が力強いこの馬の走法ならば、上手にこなしてくれると思います。
3番手評価は、地元高知のマウンテンダイヤ。
JRA未勝利から高知に移籍して来ましたが、そこから破竹の9連勝するなど一気に素質が開花。
高知では23戦20勝2着2回3着1回と、パーフェクトな成績を残しています。
前走の『高知県知事賞』は、3着に敗れてはいるのですが、ここは初めての2400m戦。
距離が1300mになる今回は、十分巻き返し可能です。
同じく高知所属のタンティヴィーは、JRAで1勝を挙げて高知に移籍した明け4歳馬。
移籍当初は体が減ったり、レースぶりが安定しないところもありましたが、ここへ来て体も成長しているし、4連勝と結果を出しています。
今回は初めての重賞挑戦になりますが、まだまだ成長を続けている馬。
ここでどれだけ戦えるか、楽しみな一頭です。
◎4、ファイアーフロート
〇2、クリスタルボーイ
▲3、マウンテンダイヤ
△9、タンティヴィー
今日は2014年初のJpn1競走『川崎記念』です!!!!
*29日川崎 第11R 『川崎記念』 2100m 16:10発走*
ここはもう何てったって、ホッコータルマエでしょう。
『ジャパンカップダート』では、押し出される形で早め先頭から、最後はソラを使っての3着...。
力負けではなかっただけに、幸騎手の悔しそうな表情が印象的でした。
その悔しさを踏まえて挑んだ『東京大賞典』では、
好スタートからかなり抑えて抑えてニホンピロアワーズを行かせる戦法に。
最初は少し頭を上げて嫌がっていましたが、すぐに折り合いが付く辺りはさすが。
幸騎手の、「絶対に下げる」というブレない気持ちと、ホッコータルマエの賢さが一つになって、本当に素晴らしい競馬を見せてくれましたね。
今回は、あの時食い下がって来たワンダーアキュートとニホンピロアワーズという強敵がいません。
メンバー的にも手薄な印象だし、ここは王者として負けられない一戦です。
対抗は、トウショウフリークを推します。
前走初の地方挑戦でしたが、前半ちょっと掛かった割には最後までよく粘り込みました。
『平安ステークス』で7着になった時も、直線半ばまで粘っていて、小回りになったら良さそうだなと感じていました。
自分のペースで行ければ渋太いので、今回も注目です。
さらに、新潟など左回り実績は抜群で、右回りでももちろん力を出せるけれど、より左回りの方が良さそう。
ただし、ホッコータルマエにとってこの馬の脚質は、脅威というよりもむしろ歓迎なのではないかと推測されます。
早め先頭になるとソラを使うタルマエにとって、前に行って渋太く粘る馬というのは有難い存在。
今回の印はあくまでも本命が抜けていて、対抗からは2着争いというイメージです。
3番手評価はランフォルセ。
前走の『名古屋グランプリ』は、トウショウフリークの作り出したよどみのない流れによって、この馬の持ち味であるマクッて行く脚が使えませんでした。
『浦和記念』のように、3,4コーナーで先頭を捉えるような展開が一番向いていると思います。
今回もホッコータルマエとトウショウフリークの2頭がいるのでペースはけっこう流れそう。
能力の高い馬なので、どこまで食らいつて行けるでしょうか。
ムスカテールは超久しぶりにダートに挑戦して来ました。
ベルシャザールやドリームバレンチノなど、最近のダートグレードでは芝で活躍していた馬たちの健闘ぶりが光ります。
ダートは2戦2勝の実績があるので、あとはキツイ川崎のコーナーを6回回るところがポイントになりそうです。
◎5、ホッコータルマエ
〇3、トウショウフリーク
▲7、ランフォルセ
△4、ムスカテール
明日は大井競馬場にて、牝馬の戦い『TCK女王盃』が行われます!!
*22日大井 第11R 『TCK女王盃』 1800m 16:05*
今年最初の地方ダートグレード競走に相応しい、豪華な面々が顔を揃えましたね☆
まずは、やはりというか、女王メーデイアを本命にします!!
衝撃の地方デビューからちょうど一年。
ここまで地方のダートグレードでは負けなしの強さを誇っています。
レースも上手だし、前向きだし、どんなコースどんな馬場でもこなしてくれる、オールマイティーな女王です。
今回唯一気になるのは、唯一にして初めての57キロ。
牝馬にとっての57キロはけっこう酷。。
それでも、ここは勝って連覇を果たして欲しいです。
強敵になりそうなのが、今回初めて地方に挑戦するワイルドフラッパー。
牝馬同士のダートグレードは、中央準OPの力で十分通用するのは、これまでの成績が物語っている所。
この馬は前走でOP2着という素晴らしいレースをしていますから、力が即通用することは確実です。
特に印象的だったのは、前々走の準OP戦の勝ちっぷり。
持ったままハナへ行き、直線突き放す圧巻のレースを見せてくれました。
時計も優秀だし、今季で引退を表明しているメーデイアを超える逸材なのでは...とワクワクしています。
あの前向きなレースぶりなら、小回りも上手にこなしてくれそうだし、今回は大井の外回りですから、初地方はそれほどマイナスにはならないと思います。
常に安定したレースを見せてくれるアクティビューティは、メーデイアのいなかった前走『クイーン賞』を快勝。
常にメーデイアの陰に隠れている印象ですが、この馬もどのコースでもどんな展開でも上位に食い込む実力はさすが。
初めての56キロが少し気になりますが、今回もこの馬らしい安定感を期待しています。
現在3連勝中のビタースウィートにも注目。
前走の『東京シンデレラマイル』では、中団内からジワッと上がって来て、直線では最内を伸びる勝負根性を見せてくれました。
ここ2戦はマイルを走っていますが、前走のゴール前の手応えを見ても、1ハロンの延長は問題なし。
JRA勢相手に、どこまで戦えるか楽しみです。
◎8、メーデイア
〇3、ワイルドフラッパー
▲4、アクティビューティ
△6、ビタースウィート
△1、オメガインベガス
水沢競馬場に来ています!
寒いです!!!
今日はシーズンを締めくくる一戦、『トウケイニセイ記念』があります。
*13日水沢 第10R 『トウケイニセイ記念』 1600m 15:15発走*
本命にしたのは、ランドオウジです!
昨年岩手に移籍して、まだ重賞勝ちこそないものの、安定した走りであと一歩のところまで来ています。
特に、前々走『白嶺賞』では、最後の直線でドリームクラフトと叩き合いを演じ、クビ差2着と魅せてくれました。
今回の推しポイントは、展開的がこの馬の味方をしそう、というところです。
ドリームクラフトはじめ、人気を集めそうな馬たちは中団から差して来るタイプ。
先行出来るこの馬にとっては、メンバー的にも馬場的にも、向く展開になりそうです。
ベストの1600mで、初のタイトル奪取を期待しています!
対抗はドリームクラフト。
今季岩手に移籍して、重賞3勝。現在2連勝中と、勢い一番です。
前走の『白嶺賞』では、中団からじわっと上がって、直線はランドオウジと馬体をぶつけ合いながらの激しい叩き合いを制しました。
改めて、その能力と共に高い勝負根性を見せてくれた形。
小回りの不良馬場で、あの末脚はさすがです。
一昨年のこのレースの勝ち馬ヒカルジョディ―にも注目。
今季の勝利は『絆カップ』のみと、昨シーズンの成績から比べるとちょっと物足りない感じもするのですが、これまでの実績を考えると軽視は禁物です。
一昨年の『トウケイニセイ記念』では、後方からジワジワと進出して、直線で突き抜ける強い競馬を見せてくれました。
あの競馬が出来れば、今回も十分勝負になると思ってます。
◎8、ランドオウジ
〇7、ドリームクラフト
▲5、ヒカルジョディ―
△1、エバーオンワード
今日は笠松競馬場で、北陸・東海・近畿地方交流戦の 『第19回 白銀争覇』が行われます!
*10日笠松 第11R 『白銀争覇』 1400m 15:45発走*
今回は昨年のこのレース2着に頑張ったケージーアメリカンにチャンス有りと見ます。
昨年は1番人気のサイモンロードが逃げましたが、金沢のトウショウクエストががっちりマークして直線手前で競り潰すという波乱の展開に。
勝ったトウショウクエストはとにかく強かったですが、ケージーアメリカンも渋太く伸びて、激戦の2着争いを制しました。
今年はメンバー的に昨年よりも手薄な印象だし、昨年7月から10戦して4勝2着6回というパーフェクトな安定感も魅力です。
ただし。
気になるのは2着が多いこと。
ジャングルスマイルやサミットストーンの2着だったレースはさて置き、前走はホワイトランナーに追い負けてのハナ差2着。
長くいい脚を使うので安定感はあるけれど、勝ち味に遅い印象もぬぐえません。
対抗には、笠松のエーシンハダルを推します。
今回はJRAからの転厩戦で比較が難しいのですが、中央4勝で準オープンからの転厩となれば、ここでも力は十分通用するはずです。
問題は、初の超小回り対応。
500キロを超える大型馬で、その辺りが少し気になります。
ただ、準オープンでも好位に行けるスピードがあるので、先行有利な笠松競馬のレースも上手にこなしてくれるのではないでしょうか。
大外に入ったのも今回はプラスで、内の馬の様子を見ながらゆったりと走れるんじゃないでしょうか。
今回のメンバーなら、初戦でいきなり重賞制覇もあると思います。
前走でケージーアメリカンに競り勝ったホワイトランナーですが、やはり短い距離では確実に脚を使ってくれますね。
差して来るタイプなので、展開の助けも必要になってくると思いますが、前走のような勝負根性を見ると、混戦になりそうな今回はチャンスがありそうです。
◎6、ケージーアメリカン
〇10、エーシンハダル
▲3、ホワイトランナー
△5、タッチデュール