今日は高知競馬場で、黒潮スプリンターズカップが行われます!
*3日高知 第7R『黒潮スプリンターズカップ』 1300m 18:10発走*
まず注目しているのは、1番の【ブレーブキャンター】。
明け7歳ですが、前走の『久松城賞』で初の重賞制覇とは思えない圧倒的なレースを見せてくれました。
タイムもかなり優秀で、昨年の『黒船賞』優勝時の【セイクリムズン】とコンマ3秒差、4着だった【スーニ】よりも速いタイムです。
逃げて一人旅で出した時計ですから、そのスピードの凄さが伺えますよね。
アーサーにとっても約2年ぶりの重賞制覇だったし、今年はこの馬とともに大きいところを勝ちまくるんじゃないでしょうか。
これまでの実績でいえば、2番【コスモワッチミー】でしょう。
昨年の『福永洋一記念』を勝って覚醒し、昨年は4つも重賞を勝ちました。
前走の『兵庫ゴールドトロフィー』では、最高の状態というわけではなかったのに、【オオエライジン】をクビまで追い詰める走りで沸かせてくれましたね。
赤岡騎手によると、追い切りの動きは良く状態もいいとのこと。
このメンバーに入ったら、頭ひとつ抜けた存在。
覚醒した【ブレーブキャンター】とどんな勝負が見られるか楽しみです。
6番【ダークインサニティ】は、7歳ながらまだ13戦とキャリアが浅い馬。
もともと南関東でデビューし、無傷の4連勝でJRAへ移籍。500万条件を勝つなど高い能力を示しました。
唯一の懸念材料はコンスタントに使えないことでしたが、高知に来て体質が強くなったのか、今はしっかり使えるようになりました。
ここに入ると格下になりますが、十分通用すると思います。
今回のレースは、【ブレーブキャンター】【コスモワッチミー】【ノーブルマン】【ダークインサニティ】と前に行きたい馬が4頭もいます。
有力馬が前に行くわけですから、差し馬にとっては展開がハマる可能性も。
ということで、【セトノジャーニー】の追い込みにも期待しています。
◎1、ブレーブキャンター
〇2、コスモワッチミー
▲6、ダークインサニティ
△4、セトノジャーニー
明日は今年最初のJpn1である、川崎記念が行われます!
*30日川崎 第11R『川崎記念』 2100m 16:10発走*
ここ5年は【フリオーソ】が連続で馬券に絡む活躍を見せてくれていたんですが、今年はその姿がないことが本当に淋しい...
さらに【フリオーソ】がいない分、前に行って引っ張る存在の馬がいないので、レースの展望はかなり難しいように思います。
川崎の2100mは若干内有利かな~程度でそんなに枠に左右されるコースではないですが、キツイコーナーを6回走る分、やっぱりある程度前に付けられる馬からいきたいですね。
ということで、本命は【ワンダーアキュート】。
昨年のJBCクラシックでは、全く同じ舞台で圧巻のレースを見せてくれました。
外枠に入ったけど、スタートがいいので内の行く馬を見ながらスンナリ2番手3番手に付けられるだろうし、ある程度前で競馬が出来るのも魅力。
これまでは長距離輸送だとかなり入れ込んだり、精神的な弱さを見せることがあったけれど、それも昨年のJBCで克服した印象。
『東京大賞典』は3着も、自分から動いて外を回る強い内容のもの。全く悲観する必要はないと思います。
対抗は思い切って【タカオノボル】。絶好の枠に入りましたね。
前走の『東海ステークス』では全く競馬をすることが出来なかったけれど、その前のレースでは『TCK女王盃』を完勝した【メーデイア】をきっちり差し切っています。
前に行けるスピード、そして最後までしっかりと走る末脚を持っている馬で、『佐賀記念』で2着しているように地方の小回り適性も高そう。
メンバー的に挑戦者の立場なのでマークもキツくないだろうし、内田博幸騎手の手綱に導かれて一発あってもおかしくないんじゃないでしょうか。
地方1番手は【カキツバタロイヤル】。
前走の『報知オールスターカップ』では前を捉えきれなかったけれど、折り合いもきちんと付いていたし、最後もしっかり伸びてこの馬らしい競馬でした。
川崎コースは適性も高いし、ここまでの実績を見てもJRA勢に一矢報いて欲しいです。
【ハタノヴァンクール】にとっては、初の左回りがコーナーのキツイ川崎というのが気になるところ。
ただ、前走の『東京大賞典』では道中で【ワンダーアキュート】よりも前にいたし、あのくらいの位置取りで競馬が出来るのならやはり怖い存在です。
もともとの能力も高い上に、まだまだ成長が見られる明け4歳。
ここでどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
◎11、ワンダーアキュート
〇2、タカオノボル
▲5、カキツバタロイヤル
△3、ハタノヴァンクール
今週末の佐賀は2日連続重賞開催です☆
まず今日行われたのが、新設重賞『筑紫野賞』。3歳限定重賞です。
第1回の勝利を飾ったのは、1番人気【ダイリングローバル】。
持ったまま3番手に付けると、道中も行きっぷりが良く、山口騎手がなだめながら追走。
4コーナーで内から一気に前を交わすと、そのまま後続を突き離して快勝しました☆
門別から移籍して来て、佐賀では4戦3勝2着1回。
唯一負けた前走でも、勝った【ビックナゲット】と共に後続を8馬身も離しての叩き合いを演じて、2着でも強い内容のレースでした。
これからクラシック戦線に向けて、さらに目が離せませんね。
そして明日20日には、3歳牝馬の『花吹雪賞』が行われます。
*20日佐賀 11R『花吹雪賞』 1800m 17:10発走*
高知から1頭、地元佐賀は9頭の出走で、10頭の3歳牝馬たちで争います。
ここはやはり【ロマンチック】でしょう。
新馬戦、2戦目ともに2着と涙を飲みましたが、3戦目で初勝利を果たすとそこから驚異的な強さを見せています。
特に印象的だったのが、未来優駿『九州ジュニアグランプリ』の勝ちっぷり☆
道中は下げての3番手から、向正面ではスピードの違いで持ったまま先頭に並びかけると、3コーナーからは独走態勢。
中島アナの「もうロマンチックが止まらない」という実況もとても印象的で♪
終わってみれば大差を付けての勝利でした。
前走は初の古馬相手でしたが、ここも問題にせず逃げ切り勝ち。
同世代との戦いに戻ったら、ジュニアグランプリの再現もあるかも...というくらい信頼しています。
相手筆頭は、前走で【ダイリングローバル】を退けた【ビックナゲット】。
佐賀では3戦2勝の成績です。
唯一負けた『カペラ特別』は、後方から追い込むも5着まで...
でもゴール前は大接戦で、ほとんど差はありませんでした。
先行有利の佐賀競馬場で、追い込みで結果を出しているのはさすが!
【ロマンチック】との初対決が楽しみです。
◎8、ロマンチック
〇10、ビックナゲット
▲5、スターオブブルース
△4、カシノアルテミス
佐賀競馬&小倉競輪観戦ツアーご招待キャンペーンの対象日は明日までです。
ぜひ馬券を当てて、さらにツアーもゲットしてくださいね☆
今日は楽しみにしていたNARグランプリ2012の発表がありました!
年度代表馬に輝いたのは...笠松の【ラブミーチャン】。
強豪が揃った『東京盃』でのレースぶり、本当に印象に残っています。
2歳の時に受賞して以来、2度目の栄誉☆
さらに、『4歳以上最優秀牝馬』『最優秀短距離馬』というトリプル受賞ですから、まさに地方競馬の顔として活躍してくれた年でした。
2月7日に行われる表彰式には、今年ももちろん取材に行って来ます!
関係者のみなさんの、喜びのコメントが楽しみです♪
毎年関係者やマスコミだけでなく、ファンのみなさんも招待している表彰式。
追加募集のお知らせが出ていたので、お時間のある方はぜひ応募してみて下さいね。
2012年を彩った関係者たちがそろい踏みする場ですから、いろんなレースや感動のシーンを思い出したりして、とても素敵な時間になると思います。
詳しくは地方競馬全国協会のHPをご覧ください→ 地方競馬全国協会
さてさて。
昨日は爆弾低気圧のため大荒れの天気となってしまいました...。
あまりの雪の降り方にかなりびっくりしましたが、交通機関にも大きな影響が出たりと本当に大変な一日でしたね。
競馬界でも、水沢が8レース以降中止、中山が5レース以降中止、さらに今日15日は浦和が中止になったりと、本当に大きな大きな影響が...
楽しみにしていたファンのみなさんはもちろん、この日のために調教して来た馬たちや関係者にとっても、珍しいほどの大雪に泣かされる結果になってしまいました。。
それでもこの3連休は、たくさんのレースが行われ、さらに注目のレースもありました!!
14日名古屋で行われた3歳重賞『新春ペガサスカップ』は、未来優駿『ゴールドウィング賞』を制した【ウォータープライド】が、重賞2勝目を飾りました☆
レースは【アイビスティ】が逃げ、内枠から【コスモカリヨン】が2番手、1番人気に支持された【ホウライジェントル】が3番手という流れの中、【ウォータープライド】は中団外の位置取り。
一気にペースが落ち着いた1,2コーナーでは、持ったまま先団に取り付く手応えを見せ、向正面に入った時には4番手を追走。
勝負所では前4頭の争いになり、先に脱落したのが【ホウライジェントル】。
直線では【ウォータープライド】が外から豪快に伸びて、重賞2勝目を挙げました。
2着は逃げた【アイビスティ】、3着も2番手から粘った【コスモカリヨン】でしたから、中団から差してきた【ウォータープライド】の末脚が光るレースでした。
不良馬場の中、あれだけの脚が使えるのはさすが☆
ここまで3着以内を外したことがない堅実派であり、距離伸びても良さそうとくれば、クラシックシーズンがさらに楽しみになりましたね。
岩手のシーズンを締め括る『トウケイニセイ記念』は、8番人気【ティムガッド】が逃げ切り勝ち☆
快速を生かして飛び出すと、3コーナーではクビ辺りまで詰め寄られる場面もありましたが、最後までスピードが落ちず初のタイトルをゲット☆
この後は北海道に戻って休養、芝向きの走りということで、チャンスを見て盛岡の芝で走らせたいという、桜田康二調教師のお話。
中央時代は特に1200mで活躍した馬ですから、今後もスピードを生かしたレースで魅せてくれそうですね。
盛岡はシーズンの通常開催が終了、3月の特別開催までお預けです。
春が来るのが待ち遠しいですね♪
7日に京都・上賀茂神社で行われた、白馬奏覧神事に行って来ました!
白馬奏覧神事とは...年の始めに白馬(青馬)を見ると、一年の邪気が祓われる...ということで行われる行事です。
こちらは神馬の神山号。
たくさんの人の前でも、しばらくジッと待たされても、大人しくしているのはさすがでした。
さらに上賀茂神社は、競馬(くらべうま)発祥の地と言われる場所。
絵馬やお守りなど、いたるところに馬との繋がりが見れて、わたしのような馬好き人間にはたまらない場所です。
神聖な場所で、馬と人の儀式を見て、年初めからなんだか清々しい気持ち!
この勢いで、明日11日に行われる『白銀争覇』を検討したいと思います。
*11日笠松 第11R『白銀争覇』 1400m 15:55発走*
北陸・東海・近畿・中国地方交流戦のこのレース。
今年は兵庫から【エーシンエフダンズ】、金沢から【トウショウクエスト】【ケージーアメリカン】が参戦。
迎え撃つ東海勢は7頭で、総勢10頭で争います。
笠松のコースは、1周1100mでゴールまでの直線が201mという小回りコース。
1400m戦は枠は特に意識していませんが、やはり先行出来るスピードのある馬を中心にしたいところ。
気になる馬が何頭かいますが、本命は金沢からの刺客【ケージーアメリカン】。
現在、地元のオープン特別3連勝中で勢いがあります。
距離がちょっと短いかな...という気もしますが、早め早めに立ち回れる器用な脚があるのでこなしてくれるんじゃないでしょうか。
笠松は初遠征ですが、右回りの小回りは金沢と近いので問題ないでしょう。
このメンバーに入ってどこまで通用するか楽しみです。
対抗は【サトノサミット】。
JRAで2勝を挙げ、前走から名古屋に移籍。
その前走は、いきなりの重賞『名古屋記念』、さらに一気の距離短縮で初の1400m戦だったせいか、スタート後に岡部誠騎手が押してもイマイチダッシュつかず...。
向正面に入ってすぐに、岡部騎手が激しいアクションで追い出し、ゴール板までギッチリと追われました。
結果的には5着でしたが、走りの印象がちょっと重めに感じたし、速い流れを経験してしっかりと追われたことで、今回の方がレースはしやすそう。
楽に追走出来るような展開なら、前走とは全く違うレースが出来ると思います。
続いては中央から笠松にやって来た【アプローチミー】。
ここ2回の笠松戦では、好ダッシュを決めて逃げ先行で結果を出しています。
特に前走は、2番手から持ったまま早め先頭でそのまま押し切るという強い内容でした。
初の重賞挑戦になりますが、チャンスは十分あると思います。
◎8、ケージーアメリカン
〇10、サトノサミット
▲4、アプローチミー
△7、ラヴァリーボヌス