
明日は名古屋競馬場で、お楽しみがいっぱいです!!!
まずは恒例のダートグレード戦『名古屋大賞典』。
*26日名古屋 第10R 『名古屋大賞典』 1900m 16:00発走*
JRAからも強敵が参戦しますが、ここはオオエライジンのダートグレード初制覇に期待しています!
前走の『佐賀記念』は4着に敗れ、さらに今回もその時の上位馬が参戦するのですが...
あのレースは、向正面でランフォルセが上がって来た時にエンジンがかかり、3,4コーナーでは思ったほどペースが上がらずにいったん抑える形に。
前々走の『報知オールスターカップ』でも、先頭に立ってからものすごくソラを使ったように、早め先頭は要注意。
直線に入り、他の馬たちが勢いづいて伸びて来た時にもう一度ゴーサインを出しましたが、すぐさま反応出来ず、しっかりとハミも噛んでいないように見えました。
なかなかに難しいところのある馬ですが、前走は力負けではないと思います。
今回は、その時よりも2キロ軽い54キロで挑めるのも魅力。
初のダートグレード制覇...達成して欲しいです!!
対抗は、なんといってもソリタリーキング。
ここまでの実績、実力ともにナンバー1だと思ってます。
ただ、前走もそうであったように、右回りが決して走れないわけではないけれど、より左回りの方が強さを発揮してくれる印象です。
上位争いは間違いないと思いますが、超小回りで日本一直線が短い名古屋の右回りを考慮して、対抗にしました。
地元名古屋のナンバー1ホース、サイモンロードにも期待しています。
昨年は4着でしたが、あの時は初のダートグレード挑戦の上、ホッコータルマエが敵は前にいるエーシンモアオバーと定めて早め早めのレースをしました。
3コーナーで交わされましたが、その後も渋太く粘って4着を確保。
地力の高さを見せてくれましたね。
あれから1年。
様々な競馬場で強いメンバーと戦って、スピード、粘り共にパワーアップしています。
ここのところ、同型のエーシンモアオバーが昨年ほどのインパクトを残していないのも事実で、展開的にも昨年より向きそうです。
◎1、オオエライジン
〇7、ソリタリーキング
▲2、サイモンロード
△3、ランフォルセ
△9、ダノンカモン
この日は、名古屋初の東西対抗ジョッキー名人戦が行われます!
全国の地方競馬、東西中央競馬から、超豪華メンバーが集結しますよ。
さらにさらに!
吉田稔元騎手と、宮下瞳元騎手による、名人ジョッキートークショーもあるんです!!
明日の名古屋競馬は、1日通して盛り上がりそうですね☆
続いては、残る4頭の関係者コメントをお届けします!
キタノタイショウ
服部義幸調教師
「このレースに向けて、1年頑張って来ました。
夏場に調子を落とした時も、ばんえい記念という大目標のために無理使いをしないで来たので、ここに来て調子は上がっていますよ。
この前のチャンピオンカップもいいレースをしてくれましたし、去年のばんえい記念(3着)のようなレースが出来れば、勝負になると思います。
馬の調子がいいので、調教も負荷を掛けることが出来るし、(鈴木)恵介が一生懸命やってくれてますよ。
1トンのレースですから、こればったりはやってみないとわからないですけど、馬主はじめ厩舎スタッフも、みんなこのレースを獲りたいと頑張って来ました。
出たいと思って出れるレースじゃないし、度々チャンスがあるわけでもないですから、精一杯いい状態に仕上げて、ファンのみなさんの期待に応えられるようなレースをしたいです」
インフィニティー
【2013年7月 北斗賞1着】
金田勇調教師
「今回は初挑戦になるんでね、今まで経験したことがない1トンという荷物を曳くわけだから、今までよりも調教で負荷を掛けていますよ。
これまでばんえい記念に出走させて来た馬たちと比べても見劣りしないし、状態はすこぶるいいです。
今までタイトルとは無縁の馬だったんですけど、去年は北斗賞を勝ってくれたし、1年間オープンで戦って来てメドが立ったので、ばんえい記念の出走を決めました。
ここまで色々な経験を積んで来たので、初めての1トンをどうさばいてくれるか楽しみですね」
ファーストスター
長部幸光調教師
「ちょっと調子が良くない時期が続いていたんですけど、ここに来て調子が上がっています。
この馬はスタートして出て行かないっていう癖があったんですけど、その辺りをどう矯正したらいいのか考えて、今は上手く修正出来たんです。それが大きいですね。
ばんえい記念は初めてなので、走ってみないことにはわからないですけど。
調教は、普段よりも重い重量でやっています。
わたし自身も、馬主さんも厩務員たちも、みんなここを目指して来たし、他の陣営も同じでしょう。
勝つのは簡単ではないけれど、胸を借りるつもりで頑張ります」
フクドリ
西謙一騎手
「前走は障害で止まってしまったけど、調子が悪いとかではないです。
ここ最近はずっと僕が調教をつけているんですけど、いい感じで来ていますね。
ばんえい記念に向けても、いつも通り、特に特別なことはしていないです。
この馬にとっては、本来は軽い斤量のレースの方がいいですけど、1トンを曳くのでゆっくり焦らず構えて、息を入れられれば問題ないです。
ジョッキーにとっても、このレースは大きな目標だし、時間も掛かって一番面白いレースです。
1頭でも上の着順目指して頑張ります!」
ということで、ここまで全10頭の関係者のコメントをご紹介しました。
やはりどの陣営からも、「ばんえい記念は特別」という熱い想いが伝わって来ました。
*23日帯広 第11R 『ばんえい記念』 17:15発走*
1年に一度、1トンを曳くレースということで、どう予想するかもなかなかに難しいのですが...
やはり、ここまでの実績から、キタノタイショウを本命にします!
カネサブラックが引退した今シーズンは、どの馬が次の王者になるのかなと注目していましたが、『ばんえい十勝オッズパーク杯』『旭川記念』『チャンピオンカップ』と3つの重賞を制覇。
夏場は体調を崩していたというお話でしたが、長いスパンでこのレースを目標に、今は絶好調とのこと。
ここを勝って、ばんえいの新王者を襲名して欲しいです。
対抗は、初めての『ばんえい記念』挑戦となるニュータカラコマ。
もともと能力の高かった馬が、障害越えを修正して、昨年は大きな飛躍を遂げました。
このレースに向けて、朝晩調教する攻めの調整を行っているとのこと。
初めての1トンを曳いて、どんなレースをしてくれるか楽しみです。
20キロのハンデがあったとはいえ、『帯広記念』のレースぶりが圧巻だったホリセンショウにも注目。
速い展開のレースよりも、高重量を曳く落ち着いた展開になるレースの方が得意ということで、初めての1トンでも頑張ってくれるのではないでしょうか。
◎キタノタイショウ
〇ニュータカラコマ
▲ホリセンショウ
△インフィニティー
△ホッカイヒカル
」
今日は船橋競馬場で、『ダイオライト記念』が行われます!
*19日船橋 第11R 『ダイオライト記念』 2400m 16:20発走*
豪華メンバーが顔を揃えましたが、その中でも本命はニホンピロアワーズ。
前走の『フェブラリーステークス』は8着と、この馬らしい強さを見せることが出来なかったけれど、マイルはやはりちょっと忙しいイメージです。
さらに、芝スタート、超スローペースとこの馬にとっては条件が厳しかった。
『東海ステークス』から-16キロの体も、堪えていたのかもしれません。
大型馬で、使って使って良くなって来る馬ですから、前走は参考外としても『東海ステークス』のようなレースが出来れば、ここは上位争いが出来ると思います。
対抗はムスカテール。
前走はデビュー当時以来のダート戦でしたが、ホッコータルマエに迫る強さを見せてくれました。
ホッコータルマエが早め先頭で多少ソラを使っていたとしても、馬体を併せて追い比べになるほど追いつめるとは...。
改めて、この馬の能力、そしてダート適性の高さを感じました。
川崎のキツイコーナーも上手に走っていたので、小回りも問題ないでしょう。
これから、ダートグレード戦線を盛り上げてくれる1頭ではないでしょうか。
トウショウフリークは、ハナに立って道中はけっこう引っ掛かって行くタイプ。
今回も後続を離しての逃げになりそうですが、敵は相手よりも自分自身。
気持ち良く行ければ渋太く粘ってくれる馬なので、今回もどこまで粘れるか楽しみです。
ナイスミーチューは実力的にも上位の存在ですが、どうしても小回り適性が気になるので薄めの印に。
『名古屋大賞典』では短い直線で豪快に追い込んでくれましたが、3,4コーナーでもう少しエンジンが掛からないと小回りで勝ち切るのは難しいかと...。
侮れない馬ですが、もう少し小回り適性を見極めたいです。
◎3、ニホンピロアワーズ
〇2、ムスカテール
▲6、トウショウフリーク
△11、ナイスミーチュー
今日は高知競馬場にて、『黒船賞』が行われます!
*18日高知 第4R 『黒船賞』 1400m 16:45発走*
本命にしたのはドリームバレンチノ。
初のダート挑戦だった昨年の『JBCスプリント』はエスポワールシチーの2着。
続く『兵庫ゴールドトロフィー』は4馬身差の完勝と、ダート&小回りに高い適性を見せてくれました。
ここ2戦はJRA場所で負けが続いていますが、『フェブラリーステークス』は強豪相手に初めてのマイルだったし、『根岸ステークス』はゴール板直前まで踏ん張っていて、8着という着順から受ける印象ほど負けていません。
今回のメンバーは『兵庫ゴールドトロフィー』で負かしている馬がほとんど。
地方小回りなら、この馬の力が発揮できるのでは。
対抗は、地元高知のエプソムアーロンを推します。
『兵庫ゴールドトロフィー』では、ドリームバレンチノの2着に頑張りました。
3着以降4馬身離しての2着で、この馬の強さが証明された形。
今年10歳になりましたが、前走の『オッズパークグランプリ』のレースぶりを見ても、全く衰えを感じません。
現在、地方の短距離ナンバー1と言っても過言ではないと思ってます。
同じく高知のファイアーフロートにも注目。
もともとは中央で重賞を勝った実力の持ち主。
『兵庫ゴールドトロフィー』のレースぶりを見ると、前とはちょっと差があるのかな...という感じもしますが。
『園田FCスプリント』では、出遅れながらゴール前強襲でエプソムアーロンに迫る脚を見せてくれたし、地元開催の今回は、チャンスも大きいと思います。
◎7、ドリームバレンチノ
〇10、エプソムアーロン
▲6、ファイアーフロート
△5、セイクリムズン
△3、ダイショウジェット
本日は川崎競馬場にて、牝馬たちの戦い『エンプレス杯』が行われます!
*5日川崎 第11R 『エンプレス杯』 2100m 16:30発走*
メーデイアの引退により、新たな女王探しとなるこのレース。
前走で地方初挑戦ながら2着と健闘した、ワイルドフラッパーを本命にします。
前走『TCK女王盃』では、好スタートからハナを奪い、後半はメーデイアとの一騎打ちに。
メーデイアと直線に入って体を併せて叩き合ったのは、牝馬交流重賞において初めて。
最後は力尽きて2着に負けたとはいえ、次世代の女王になれる能力を見せつけてくれました。
前に行くスピードがあるし、レースが上手な馬。
不良馬場でも勝ち鞍があるように、道悪もこなす器用さがあります。
今後はこの馬が牝馬路線を引っ張って行くのではないでしょうか。
ただし、唯一気になるのが左回り。
左回りは一度だけ走ったことがありますが、その時は中京競馬場の1000万条件で、1番人気12着と惨敗...
レースぶりを見ていると、向正面の時点ですでにハミを取っておらず、左回りが苦手というよりは、砂を被って嫌がっている...という印象です。
今回は前に行って競馬が出来るだろうし、新女王襲名に向けて頑張って欲しいです。
ワイルドフラッパーにとって強力なライバルになりそうなのが、今回初の地方挑戦となるサンビスタ。
前走準オープン戦を好位から王道の競馬で勝利しました。
初めて地方交流重賞に挑戦して来る馬の能力比較として、現在の牝馬路線では、2つのポイントがあります。
まず一つ目は、準オープンで勝負になること。
メーデイアが準オープン2着から参戦していきなり勝利、ワイルドフラッパーが準オープン勝利後にオープン2着から参戦して2着と、きっちり結果を出しています。
そしてもう一つ大切なのが、先行出来ること。
いくら準オープンで勝負になる能力を持っていても、初めての地方小回りで差しの競馬になれば、力を出し切ることは難しい。
ということで、今回のサンビスタも、メーデイアやワイルドフラッパーのようにいきなり勝負になると考えてます。
こちらは初の左回り。
川崎のキツイコーナーを器用にこなせるかがポイントになりそうです。
アクティビューティは、常に安定して上位争いを演じてくれる馬。
メーデイアには敵いませんでしたが、小回りでも必ず伸びて来る末脚は素晴らしいものを持っています。
不良馬場は、『JBCレディスクラシック』で2着に頑張っているように、こなせない馬場ではありません。
ただ今回相手関係を考えると、前走『TCK女王盃』でワイルドフラッパーには差を付けられてしまいました。
ということでここは三番手評価にとどめました。
◎7、ワイルドフラッパー
〇5、サンビスタ
▲10、アクティビューティ
△2、エミーズパラダイス
△13、ビタースウィート