平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります! *30日(木)名古屋 第11R『第3回ネクストスター名古屋』 1500m 19:55発走*
10月2日の門別を皮切りに、全国各地で行われているネクストスター。ここ1週間のレースを振り返ると、23日の笠松は生え抜きのヨサリが勝利。26日の高知は新馬戦を勝ったばかりのキャリア2戦目エンドレステイルが圧勝、28日の金沢は3連勝でエムティジークが逃げ切り勝ち、そして昨日の園田はエイシンイワハシルが門別から移籍後2連勝を決めました。各地それぞれの傾向がありますが、なんとなく今年は1頭抜けた存在というよりも上位混戦模様、という印象があります。
本日の名古屋もそんな感じのメンバー構成。
中心は門別からの移籍初戦を勝ったミモザノキセツにします。
門別時代は新馬勝ちの1勝のみですが、オープンで強い馬たちと戦ってきました。
前走の移籍初戦は外枠から2番手につけ、直線抜け出して勝利。勝ちタイムも優秀でした。今回も外目の枠に入ったのは強調材料。前走のような競馬を期待します。
対抗はアルティメイタム。
新馬戦は2着に負けたものの、続く2戦目の前走は中団から外々を押し上げて直線突き抜けるという勝ちっぷり。一度使って走りが大きく変わった印象です。
あの末脚は強烈なので、前を行くミモザノキセツに差して来るアルティメイタムとの勝負が楽しみです。
しかも鞍上同士の対決にも注目していて、ミモザノキセツに騎乗する望月洵輝騎手とアルティメイタムに騎乗する塚本征吾騎手は激しい名古屋リーディング争いを展開中。
他場を入れた勝ち星は塚本征吾騎手の方が断然多いですが、名古屋では昨日までで143勝、そして望月騎手が140勝となっています。
今年もあと2か月となり、リーディング争いの行方も気になります。
さて、ネクストスター名古屋の話に戻って、3番手は門別からの移籍組であるマンデーロウリュウ。移籍2戦目の前走は、2歳1組で楽に3番手につけると、直線で粘る2着馬を競り落として勝利。初戦は序盤の行きっぷりが今一つでしたが、2戦目で変わり身を見せました。
前走ミモザノキセツの2着だったニドネ、決め手があるリトルリリイまで。
◎9、ミモザノキセツ
〇8、アルティメイタム
▲3、マンデーロウリュウ
△2、ニドネ
△10、リトルリリイ