先週金曜日から開幕した、今年のダービーウイーク。
まず第一弾の佐賀『九州ダービー・栄城賞』は、4番人気【ダイリングローバル】が勝利する波乱の幕開けとなりました!
道中は最後方を進み、2周目の向正面から内を通ってジワッと動き出すと、勝負所では馬群を割って加速。
直線では早め先頭だった2番人気【ゴールドペンダント】を外から交わし、見事ダービー馬の称号を掴み取りました。
【ダイリングローバル】にとっては、『筑紫野賞』に続く2度目の重賞制覇!
ここ3戦は勝ち切れないレースが続いていただけに、4番人気という低評価となりましたが、ダービーという大舞台で実力を見せつけてくれましたね。
速いペースで流れる展開ながら、前半ジックリと脚をタメていた山口勲騎手の手綱さばきも光りました!さすが、Mr.ほとんどパーフェクトです☆
今日は第二弾、『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』が行われます。
*3日盛岡 第10R 『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』 17:05 2000m*
当初登録のあった、【ロックハンドパワー】の名前がないのが寂しいですが...
体調が戻りきらないということなので、ここでジックリと休養して、さらに成長した姿を見せてくれる日を楽しみに待ちたいですね。
ということで中心は、【ハカタドンタク】でしょう。
JRAからの再転入後は、転厩初戦の『スプリングカップ』で【ロックハンドパワー】の2着だったものの、その後は2連勝と勢いがあります。
前走『はまなす賞』は芝でしたが、その前の『やまびこ賞』では押してハナに行くと、そのままスピードが落ちることなく逃げ切り勝ち。【ロックハンドパワー】を退けての勝利で、レース内容的にもあと1ハロン伸びても十分戦える印象でした。
【ロックハンドパワー】が出て来ないここでは、負けられない一戦になりそうです。
対抗は【ヴェルシュナイダー】。
名古屋から再転入後の地元初戦では、好位から直線力強く抜け出して、4馬身差の勝利。
改めて、この世代トップクラスの実力を見せつけてくれましたね。
これまで、重賞2着2回と、あと一歩のところでタイトルに手が届きませんでした。
メンバー的にも、ここは大きなチャンスです。
◎3、ハカタドンタク
〇9、ヴェルシュナイダー
▲1、トーホクノホシ
△7、ハワイアンリゾート
今年もいよいよ、この季節がやって来ました!
一週間で6つのダービーが行われる、ダービーウイークです。
今年の開催日程は、
31日(金)佐賀 九州ダービー・栄城賞
3日(月)岩手 岩手ダービー・ダイヤモンドカップ
4日(火)門別 北海優駿
5日(水)大井 東京ダービー
6日(木)園田 兵庫ダービー
7日(金)名古屋 東海ダービー
毎年毎年、全国各地で色々なドラマが見られるダービーウイーク。
今年はどんなドラマを見せてくれるでしょうか♪
まず第1戦の九州ダービー・栄城賞は、四国・九州地区交流戦。
*31日佐賀 第11R『九州ダービー・栄城賞』 2000m 16:40発走*
本命は高知からの遠征馬【コパノエクスプレス】。
赤岡騎手にお話しを聞いたところ、最初に攻め馬で乗った時には3歳馬だと聞かされてなくて、乗った感触で古馬だと思ったそうなんです。
「跨った雰囲気がいいし、大人しいし、騎手に対してすごく従順で。いい馬が来たなって思いました。
その後3歳だって聞いて、さすがにいきなり古馬のA級で戦うのはキツイかなって思ってたけど、強いレースをしてくれましたからね。
佐賀の馬たちとの比較が難しいけど、前走くらい走ってくれたらいい勝負が出来ると思ってます」
とのこと。
赤岡騎手自身、栄城賞を勝ったことがないので、ぜひ勝ちたいと気合十分でした。
輸送に初コースに初距離と課題はありますが、ぜひクリアして高知馬の九州ダービー制覇を期待しています!
対抗は、現在3連勝中の【ゴールドペンダント】。
『大観峰賞』で初タイトルをゲットすると、3歳1組で2連勝。一気に世代のトップに躍り出ました。
折り合いがしっかり付くし、距離が延びていい印象なので、初めての2000mもむしろプラスに働きそう。
早めにマクッて押し切る長い末脚も魅力です。
【ビックナゲット】も長い末脚を持っている馬。
追い込みなので勝ち切れない時も多いけれど、前走は内からマクッて完勝でした。
渡辺騎手との息もピッタリだし、ここでダービー制覇となれば福山のファンも大いに盛り上がるんじゃないでしょうか。
◎5、コパノエクスプレス
〇9、ゴールドペンダント
▲4、ビックナゲット
△7、ダイリングローバル
明日は浦和競馬場で『さきたま杯』が開催されます!
*29日浦和 第11R 『さきたま杯』 1400m 16:40発走*
今回は中央・地方ともにかなりいいメンバーが揃いましたね。
その中でも、私が注目しているのは、『かきつばた記念』上位組。
まず本命は【ティアップワイルド】。
『兵庫ゴールドトロフィー』では、逃げて直線突き放すという強い競馬を見せてくれました。
そこから一皮剥けたかなと思ったのですが、なかなか勝ち星に繋がらず...
しかし、前走の『かきつばた記念』では2番手からの強い競馬。改めて、揉まれないでスムーズに運べれば力を発揮出来ると証明しました。
前走は1枠で、外枠だった【サイモンロード】を行かせての2番手でしたが、今回は自身が外枠になったことで、内を見ながら楽に2番手に行けると思います。
対抗は、同じく『かきつばた記念』に出走して3着に踏ん張った、愛知の【サイモンロード】。
前走は2度目のダートグレード挑戦で、外枠を物ともせずに、果敢に逃げてレースを引っ張りました。
4コーナーを回る時の手応えは、2番手から追い上げる【ティアップワイルド】を凌ぐものがあり、もしや逃げ切りか...という夢を見させてくれました。
現地で見ることは出来ませんでしたが、地元ファンの一際大きな歓声が中継を通しても聞こえて来たこと、今でも忘れません。
今回は内枠に入り、いつものロケットスタートですんなり逃げられるはず。
前走であれだけ主張したことで、他の馬たちに騎乗するジョッキーも、「この馬は何が何でも行くんだろう」というイメージが付いたと思います。
小回りの浦和、超先行有利ですから、【キングスゾーン】のような活躍を期待してます!!
昨年の覇者【セイクリムズン】は、今年も『黒船賞』を勝って1400mでの強さを見せつけました。
ただ、最近は前よりも道中落ち着いていて、マイルの『フェブラリーステークス』でも4着だったほど。
【サイモンロード】と【ティアップワイルド】の2頭がすんなりと前に行った時、捕え切れるのか...ということを考えてこの評価にしました。
能力的には断然だし、信頼もしてるんですけど。
前走1400m戦を使っている馬たちをより重視しました。
そして【ダイショウジェット】ですよ。
前走の『かきつばた記念』は追い上げて来て4着ですが、差はほとんどありません。
長くいい脚を使っていたけど追い込み切れなかったのは、いくら巨漢の【ダイショウジェット】といえど、570キロは重かったのでは...という印象です。
ここに来てさすがに絞りずらくなっているのかもしれませんが、気候も良くなって来たし、得意の浦和では無視出来ない存在です!
◎11、ティアップワイルド
〇2、サイモンロード
▲10、セイクリムズン
△12、ダイショウジェット
ゴールデンウィーク真っ只中。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
わたしはもちろん競馬な毎日を過ごしております。
本日は園田競馬場で『兵庫チャンピオンシップ』。
寒いです。
時折強い風が吹き、さっきゴミ箱をなぎ倒していきました。
雨もパラパラと降ったり止んだり。
これ以上はやめていただきたい。
現在の馬場状態は良となっています。
*2日園田 第10R 『兵庫チャンピオンシップ』 1870m 16:00発走*
今年も強力な中央馬たちがやって来ました!
その中でもひときわ目を引くのが【コパノリッキー】でしょう。
新馬戦は案外だったけど、未勝利からの500万連勝、さらに3着だった『ヒヤシンスS』も負けて強しの内容。
そして前走の『伏竜S』は自分の形にならなかったにもかかわらず、最後はキッチリ差し切るというレースぶりは圧巻でした。
前に行けるスピードがあるし、前走のような形になっても結果を出せるというのは相当な強みです。
ここは頭一つ抜けた存在でしょう。
対抗が迷うところですが...
【バッドボーイ】にしました。
初のダートというのはかなり気になるところではありますが、この馬のレースぶり、道中力んで引っ掛かり気味なんですよね。
なので、砂を被ることでそれを気にして、いつもの力みが抜けるんじゃないかなと。
そういう予想です。
1枠なのでもし出遅れちゃったらものすごく揉まれてしまうというリスクはあるものの。
血統的にもダートはこなせるので、これまでの実績から無視出来ない存在です。
【ベストウォーリア】はその後初芝の『毎日杯』で2着に好走した【ガイヤースヴェルト】を負かした馬。
その時のレースは中団外から持ったままで上がって来て、直線も【ガイヤースヴェルト】が並んで来たら抜かせない勝負根性を発揮。
センスの良さを見せつけてくれました。
距離はマイルまでの経験しかないですが、東京のマイルをこなしているので小回りの1870mでも大丈夫じゃないでしょうか。
◎9、コパノリッキー
〇1、バッドボーイ
▲5、ベストウォーリア
△8、ソロル
今日はいよいよ、第4回『福永洋一記念』です!
福永祐一騎手が、高知競馬に来場した時に提案したことがキッカケとなって実現したこのレース。
毎年、福永洋一&祐一親子の来場や、さまざまなイベントが盛りだくさん♪
今年は祐一騎手と武豊騎手が、高知名物アイスクリンをお振舞したり...
ゆるキャラが登場したりと、目まぐるしい一日になりそうです。
メインの『福永洋一記念』は、第7レースに組まれています。
*29日高知 第7R 『福永洋一記念』 1600m 18:15発走*
本命は、【マチカネニホンバレ】。
高知に移籍して、現在3連勝中!!!
【グランシュヴァリエ】【コスモワッチミー】という高知のトップホースたちを負かしての勝利で、大きな価値があります。
引き続き好調キープということで、ここは圧倒的な人気でも信頼してます。
対抗には【タンゴノセック】。
レース間隔は開いたけれど、重賞4勝の実力は伊達ではありません。
今回騎乗するのは、川崎から助っ人にやって来た佐藤博紀騎手。
高知は2度目の騎乗ですが、前半から何頭も乗っているので問題ないでしょう。
◎4、マチカネニホンバレ
〇10、タンゴノセック
▲9、ナムラハンター
△2、ブレーヴキャンター