今日は名古屋競馬場にて、牝馬の戦い『秋桜賞』が行われます!
昨日は豪雨のために後半2レースが中止、今日は雨による機械故障で馬体重が計れないというトラブルが発生...
全国的にも荒れた天気が続いていますから、まずは無事に開催が終了することを願います。
『秋桜賞』は、グランダム・ジャパン古馬シーズンの第6戦。
ここまでの5戦はすべて違う馬が勝ち、かなりの接戦模様となっている今年の古馬シーズン。
女王の座へ近づくためにも、大切な一戦と言えます。
*5日名古屋 第10R 『秋桜賞』 1400m 16:25発走*
昨年まで1800mで行われていましたが、今年からは1400mで実施します。
地方全国交流戦ということで、各地から遠征馬が5頭がやって来て、迎え撃つ東海地区勢は6頭という態勢。
その中で注目しているのは、名古屋のピッチシフターです。
前走の金沢『MRO金賞』では、大外からトップスタートで好位につけると、4コーナー先頭でそのまま押し切って勝利☆
着差は半馬身でしたが、それ以上に強い内容でした!
3月の『チューリップ賞』で、芝・道悪・強力なメンバーという過酷な条件で戦った後、反動が出てなかなかこの馬の走りが出来なかったということですが。
ここに来て本来の状態を取り戻し、さらにもう一段階パワーアップした印象です。
今回は古馬相手なので、前走より相手強化になりますが、2歳の頃から古馬と戦って蹴散らしてきた馬だし、名古屋1400mも勝っている舞台。
ここで力を発揮して、名古屋の新女傑への道を歩んで行って欲しいです。
対抗は、兵庫のマンボビーン。
前走の『兵庫サマークイーン賞』では、好スタートから控えて番手につき、しっかりと折り合って、向正面から積極的に動いて先頭へ。
強敵アスカリーブルに迫られるも、そのまま押し切って見事勝利!
約2年ぶりの重賞勝利を飾りました☆
これまでは、後方から折り合いに専念しながら進むのがパターンで、追い込みのためにどうしても展開に左右される面がありましたが、今年に入って脚質転向。
逃げてもいいし、番手でもよし。
前に行けるようになり、レースの幅が広がったことは大きな収穫です。
自分でレースが作れるようになった今、昨年の参戦時とは全く違う馬になったと言っていいでしょう。
大井のメビュースラブは、前々走の金沢『読売レディス杯』で2着に頑張った馬。
道中の手応え抜群で、直線では勝ったセンゲンコスモとの叩き合いに少し後れを取ったものの、渋太く粘って2着を確保。
牝馬の全国レベルで十分戦えることを見せてくれました。
前走の『兵庫サマークイーン賞』は、前半馬群の中で揉まれ、顔を横に向けて嫌がるそぶりを見せていました。
向正面外に出してからはスムーズだったものの、いつもより早く脚がなくなってしまったのは、前半の力みが大きかったのでは。
前半スムーズに運べれば、この馬も差はないと思ってます。
◎11、ピッチシフター
〇10、マンボビーン
▲5、メビュースラブ
△4、ギオンゴールド
☆3、トウホクビジン
今日は真夏のダートグレード第3弾の、門別 『ブリーダーズゴールドカップ』です!
*15日門別 第11R 『ブリーダーズゴールドカップ』 2000m 20:05発走*
本命にしたのは、3連覇がかかる【シビルウォー】。
前走の『マーキュリーカップ』は約7か月ぶりの休み明け、さらに自身初の58キロと厳しい条件が揃いました。
道中の行きっぷりも本物じゃなかった中、最後の直線で一気に詰めて2着を確保したのはさすが。
あの内田博幸騎手がレース後肩で息をしていたのが印象的でしたが、ここで叩かれた効果は大きいでしょう。
昨年は【テスタマッタ】が途中から逃げる形になり、早め早めに動いて直線で前を捉えて突き放すという強い競馬を見せてくれました。
エンジンが掛かるまで少し時間は掛かりますが、エンジンが掛かったら長くいい脚を使える馬。
内田騎手も「最後まで止まらない」と絶大な信頼を寄せているので、今回も早めに動く競馬を期待しています。
対抗は【グランドシチー】。
前走は左側だけブリンカーをつけて、もたれる癖が解消。
ただ、手応えが良かったのに、直線でなかなか前を割ろうとしなかったのは、ちょっと怯んだということでした。
『マーチステークス』のように、この馬の末脚は外から豪快に差してくるのが持ち味。
必ず伸びて来る末脚は強力な武器ですから、後は外から差せるような展開になることを望みます。
【ハタノヴァンクール】は、これまでの実績からトップハンデの58キロを背負っての出走。
前走の『帝王賞』では最後良く追い込んで来ましたが、ちょっとコーナーでおいて行かれた印象です。
ただ、雨で道悪だったので、前に行ける器用な馬に有利の馬場でした。
それであれだけ詰めて来たんだから、さすがの一言です。
門別は地方の中でもコーナーがゆったりしていて広いコース。
追い込みも利く馬場ですから、この馬の持ち味が生きそうです。
【ランフォルセ】は今年に入ってからのレースぶりが不甲斐なかったのですが、前走の『マーキュリーカップ』では見せ場十分のレースを見せてくれました。
もともと能力の高い馬で、心身ともに順調ならば上位争いは必至。
前走はプラス9キロと少し立派な体に見えましたから、叩いた今回はプラスでしょう。
『ダイオライト記念』を勝った時のように、自分でレースを作れる馬。
復活を期待しています。
◎8、シビルウォー
〇3、グランドシチー
▲2、ハタノヴァンクール
△5、ランフォルセ
真夏のダートグレード第2弾は、盛岡『クラスターカップ』です!
*14日盛岡 第9R 『クラスターカップ』 1200m 16:35発走*
ここは何といっても、女王【ラブミーチャン】でしょう。
前走の『習志野きらっとスプリント』は、圧倒的な力を見せつけて3連覇達成☆
これまで、毎年このレースで成長した姿を見せてくれていますが、今年はもう一段階パワーアップ。
もともとムッチリと柔らかい筋肉をまとっていましたが、今は内側から盛り上がるほど身が詰まっているようで、牝馬とは思えないパワフルな体つき。
ハナにこだわることもないし、他の馬のペースに合わせて走れるようにもなったし。
レースが自在で体調も良さそうなので、ここはJBCに向けても強いレースを期待しています。
対抗は【セレスハント】。
前走の『北海道スプリントカップ』で久しぶりの勝利を挙げましたが、内容がすごかった!
これまでは脚をタメて、さらに内を上手く捌いて勝つというイメージだったのに。
前走は外を回ってキッチリと差す強い内容。
ここに来て、一時と比べてレースの幅が広がったと思います。
このレースは昨年【タイセイレジェンド】の2着だった舞台。
昨年以上のパフォーマンスもあるのではないでしょうか。
地方挑戦初となる【ノーザンリバー】は、前走芝からのダート替わり。
芝の重賞も勝っているし、このメンバーに入ったら、ある程度いい位置で先行してレースを進められるのでは。
ダート重賞は初挑戦ですが、ここまでの実績からもいきなり勝負になりそう。
昨年の覇者【タイセイレジェンド】は、ドバイ帰りの長期休養明け。
舞台はバッチリだし、持っている能力も上位争いの存在ですが、今回は様子見で△評価にしました。
◎13、ラブミーチャン
〇2、セレスハント
▲10、ノーザンリバー
△5、タイセイレジェンド
当日は、荘司典子さん、井上オークスさん、ふじポンによる、「海の家」ならぬ「馬の家」が限定オープン☆
どんなイベントになるのか...注目です!!
今週はダートグレード3連発です!!!
まず初日の明日は、佐賀 『サマーチャンピオン』。
*13日佐賀 第9R 『サマーチャンピオン』 1400m 16:40発走*
本命にしたのは、3歳牝馬の【サマリーズ】。
先行超有利な佐賀競馬場で、この馬のスタートダッシュ力、スピード力は相当な武器。
前走の『スパーキングレディカップ』で初めて古馬牝馬と対戦したわけですが、【メーデイア】に抜かれてからもしっかりと粘って2着を確保。
歴戦の先輩たちを撃破して、改めて能力の高さを示しました。
今回は初の古馬牡馬たちとの戦い。
それでも、52キロで戦えるのは大きなアドバンテージです。
大外枠ですが、佐賀は外の方が砂が軽いし、この馬の持ち味である溢れるスピードで押し切って欲しいです。
対抗は、地方挑戦が初となる【ガンジス】。
『根岸ステークス』では、交流重賞で大活躍の【セイクリムズン】や【タイセイレジェンド】に先着。
単純に比較は出来ませんが、持っている能力は十二分に通用する範疇。
先行出来る脚があるので地方小回りもこなせるだろうし、絶対的な存在がいないここは、上位の存在でしょう。
高知の【コスモワッチミー】にも注目です。
地元『黒船賞』では差のない4着に健闘しましたが、その時は2着【ダイショウジェット】と同斤量の56キロ。
今回52キロで戦うということは、トップハンデの【ダイショウジェット】と5,5キロもの差があることになります。
【ダイショウジェット】は57,5キロも問題ないですが、52キロで出られる【コスモワッチミー】にとってはかなりのプラス材料。
ぜひともこの好機に、馬券に絡む活躍を期待しています!
◎12、サマリーズ
〇10、ガンジス
▲3、コスモワッチミー
△5、ダイショウジェット
当日はなんと!安藤勝己元騎手&井上オークス氏の豪華トークショーもありますよ☆
どんなぶっちゃけ話がさく裂するのか...レース共々、注目です♪
佐賀競馬:サマーチャンピオンイベント
今日は門別競馬場にて、2歳重賞 『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』です。
昨年はその後南関東で重賞勝ちする【カイカヨソウ】が逃げ切ったレース。
今年はどんな新星が生まれるか、楽しみな一戦です。
*7日門別 第12R 『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』 1800m 20:40発走*
本命にしたのは【ポップレーベル】。
カンパニー産駒として、初勝利を挙げた馬です。
新馬戦は、直線よく追い込んだけど惜しい3着。
2戦目も後方からのレースでしたが、直線しっかりと伸びて初勝利☆
そして3戦目の『ルビー特別』は、中団から運んで直線追い上げて快勝。
砂を被っても大丈夫だし、1700mに距離が延びて2連勝しているように、じっくりと進める距離はプラス。
3戦ともに完成度の高い末脚を披露してくれていますが、やはりこの辺りは父親譲りかな。
今後まだまだ上を目指せる器だと思います!
対抗は、新馬戦を勝ったばかりの【ジュリエットレター】。
その新馬戦がとにかくすごかった!!!
2着だった【ニシケンモノノフ】と共に、3着以下を4秒以上も離しての大差勝ち。
時計が抜群に優秀だし、510キロで少し重いかなという印象の体つきだったので、一度使った効果は大きいでしょう。
【ニシケンモノノフ】の次走も、2着に大差をつけての圧勝で、この2頭のレベルは相当高いと見ています。
ただ、今回内枠に入ったので、揉まれた時にどうか...と考えて対抗評価にしました。
【フレンドシップ】の全弟【フレンドファミリア】にも注目。
前走の『ルビー特別』では、直線で追い上げたものの、不利があって手綱を押さえる場面がありました。
あれがなかったら、【ポップレーベル】にもう少し食らい付けたんじゃないかなと思ってしまいます。
◎7、ポップレーベル
〇2、ジュリエットレター
▲1、フレンドファミリア
△8、グライス